山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

岡山1200完走計画 改

1年ほど前にも全く同じ完走計画の記事を書きましたが、当時と色々変更点があるので今回「改」ということで再び完走計画をまとめることにしました。

↓1年前に書いたやつ

 

コースのおさらい。

岡山1200km コロナで延期となり1年越しでの開催です。

約1208km・約16549mアップ。f:id:ikarugasan:20210324123224j:image

RWGでの16549mなので、実際は4000mくらい減ることを考えたらおそらく11000〜12000mアップくらいになる見込み。

スタートは岡山県倉敷市早島町

スタート時刻は4:15。(その他に4:00の部、4:30の部がある)

制限時間は90時間。

つまり開催日の4/24㈯ 4:15にスタートして、4/27㈫ 22:15までにゴールできれば完走認定扱いとなる。

 

こないだの中部1000や過去の実際から、スケジュールを書いてみました。f:id:ikarugasan:20210324123536j:image

2019年静岡600の時に約370km・約4600mアップをおよそ18時間で走破しているという実績(さらに中部1000でも初日の370kmを全く同じ時間で走破している実績まである)を元に、初日は350kmを18時間で走破して鳥取県倉吉市というところで宿を取ることにした。

ホントは駒を進められるだけ進めておきたいが、この倉吉市を超えると鳥取県の有名な大山(山岳区間)へ突入してしまい、宿がなくなってしまうのでここに宿泊することにした。

 

中部1000の反省で、2日目以降は疲労により大幅に走破するタイムが悪くなることを考慮し、かなり余裕のあるスケジュールを組みました。

寝る前と起きたあとの飯の時間もちゃんと確保したし(中部1000の時は完全に無視してスケジュール組んでしまっていた…)、今の私の実力ではおそらくこのスケジュールが一番現実味を帯びていると思われる。

これで83時間45分での完走の見込み。

もっと頑張りたい気持ちはありますが、これまでの経験からすると、おそらく今のレベルで80時間切りするにはまだまだ無理だろうな…と思い、無難な(?)約84時間での完走を目標としました。

いかんせん睡眠時間を確保してないとすぐに眠くなってしまうのが私の弱点でして……。

睡眠時間さえ削れば完走タイムは簡単に早くなりますが、そうすると走行中の眠気が半端なくなり、頭がずーっとぼーっとしててまともに走れなくなるのが嫌なんですよね〜…(^_^;)

 

中部1000と大きく違うのは、標高の高い山が無いことと、あまりにも過酷な山岳地帯が無いということ。

MAXでも740mくらいまでの標高しかない。これは寒さ対策の観点から見ると、大変ありがたい。

西日本に麦草峠のような標高2000mを超える頭のおかしな峠がないというのは、ほんとにありがたい(?)ことです…(^_^;)

 

コース的にも山と平坦がバランスよく配置されているおかげで、たぶん飽きることなく走れる…ような気がする。

海もそれなりにあるし、つまらない景色をひたすら走り続けるみたいなことはないと思うので、そこはすごくありがたい。

さらに後半の800〜1000km地点にはしまなみ海道の往復までコースに入っている。

当然初めて走る場所だからもう既にこの時点でワクワクしているし、どんな景色が待っているか楽しみで仕方ない。

これはもう、走るためのモチベーションがどんどん上がっていくばかりです。

 

また、中部1000と違うのはそれだけでなく、スタート時刻が4時間ほど早いというのもある。

中部1000は8時スタートだったのに対し、岡山1200は4時スタート。

個人的には夜が明ける前に走り出して日付が変わるあたりに就寝して、また翌日夜が明ける前に走り出すという生活リズムが好き(というか得意)なので、生活リズムを作れる今回の時間帯でのスタートはかなり恩恵を感じる。

中部1000の時はスタート時刻がやや遅かったこともあり、夜通し走らないといけない場面が非常に多く、本当に辛かった。

特に深夜の峠越えは本当に精神的にきていた。ここだけの話、中部1000が終わってからの数週間はガチで夜が怖くてトラウマになったくらいです(-_-;)

その点、岡山1200では深夜の厳しい時間帯はホテルで寝て過ごし、厳しい時間帯を回避することができるので、今回は割とマジで中部1000よりも頑張って走れそうな気がしています。

 

この岡山1200、もともとは仮眠所および仮眠所での軽食が提供される予定でしたが、コロナ対策で廃止となり、各自でホテルを確保する(もしくはどっかそのへんで寝る)やり方に変わりました。

個人的には仮眠所では寝れない気がしていたので、そっちの方がありがたかったりします。

 

キューシートについて、すべての箇所の読み取りとグーグルマップへの印付けは今回も行いますが(絶賛読取中)、中部1000と違い、岡山1200では最初からRWGでコースが公開されている(分割もあり)ので、自分でキューシートからコースを読み取ってRWGでルートを引いていくという作業をする必要がないので大変ありがたいです。

最悪サイコンにルートだけ入れてそれを頼りにゴリ押しで走ることも可能ですが、当日はスムーズに走っていけるよう、一応キューシートは事前に全部読み取っておくつもりです。

 

 

 

そして今回はなんと・・・・

走行管理用のGPSチップおよびそれ用のモバイルバッテリー(10000mAh)が受付時に渡され、大会中はそれを持って走るみたいです。

GPSチップはバッテリーが1日程度しか持たないとのことなので、モバイルバッテリーも今回持たされる訳ですが、これらの重量的にはチップ重量76gとモバイルバッテリー重量190gで計266gあるとのこと。(参加案内状に重量の記載あり。)

つまり、参加者全員+266g重量が増した状態で走らなければならないのです。(一応ホテルで充電すればモバイルバッテリー無しでも多分OK)

266gって結構重いです。なんせ10000mAhってだけでもかなりの重さですし…(^_^;)

しかしこれは悪い事ばかりではありません。

確かに運営スタッフの方々が参加者の走行管理をするためのGPSではありますが、なんと一般の方でも大会中は参加者がどこを走っているのか知ることができるのです!!(これも参加案内状に記載あり。)

これはかなり画期的なのではないでしょうか。

参加者だけでなくその参加者の知り合いならば今どのへんを走ってるか分かるのであれば、一緒に大会を楽しむことができるというものです。

もし時間があれば、ぜひみなさん大会中の参加者の走行位置を調べてみてはいかがでしょうか。

・・・・ちなみにGPSチップはレンタル品だそうで、紛失・破損させたら弁償15000円だそうです(^_^;)

大切に扱いましょう。。。

あっ、10000mAhのモバイルバッテリーの方は参加者へそのままプレゼントだそうです。ありがたや〜

 

 

 

なんかずらずらと色々書いたけど、とりあえず今回は中部1000での反省を生かして効率よく走りたい。

中部1000ではモバイルバッテリーが全然足りてなくて(甘く見すぎて充電器すら持っていかなかった…)サイコンはおろか、最後にはスマホのバッテリーまで完全にゼロになってしまった。

そのせいでログも散々な事になってしまったのだが、今回はしっかりログを最後まで残したいと思います。

充電器もモバイルバッテリーもしっかり持っていって、バッテリー切れを起こさないよう走るのが最低限の目標。

ログは約1208kmすべてつなげられると最高に気持ちいいけど、いっぺんには絶対無理なので1日目の353kmのログ+2日目の354kmのログ+3日目の327kmのログ+4日目の173kmのログというように、4分割くらいに分けてログを取る予定。

パソコン上でログをつなげることもできるので、あわよくば合体させて1208kmのログに完成させたい思いもあったり…。

 

 

そんな感じでとりあえず岡山1200、気楽に頑張ります。