山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

膝痛との戦いに終止符を打つ(1/2)

前回ブログの冒頭に書いたように、しばらくの間膝痛を患っていました。

が、色々と試行錯誤してようやくなんとか完治させることができたので、今回はその話について書いていきます。

 

ちなみに今回の記事・・・・

昔から当ブログを読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、私は過去に自転車で腸脛靭帯炎になったことがあり、その時は治ったり治ってなかったりとコロコロ状態が変わっていて(要は治ってないにも関わらず治ったと言ってしまってた)、正しく自分の状態を伝えることができていませんでした。(私の中ではコレけっこう黒歴史なんですけどね・・・😂)

で、今回はその教訓を踏まえ、完全に膝痛が治ってから記事を書き、書くときも一回の記事で完結させよう!!と決めておりました。

なので、それでブログをしばらく更新していなかったというのもあります。。。待っていた方には申し訳なかったですm(_ _)m

 

 

さてさて、さっそく本題に入っていきます!

 

まず痛みだしたのは去年の2022年11月頃。

走るたびに毎回右膝に痛みが出るものの、それほど激痛ではなく安静にしていれば痛みは消えて次もまた走れていたので、大して気にはなりませんでした。(とはいえ毎回走ると確定で痛みは出ていたので、違和感があるなぁ程度でした)

 

限界がきたのは翌月の2022年12月下旬。

この頃はコンディションが上々だったこともあり、かなり走り込んでいたため膝への負担もかなり大きかったと思います。

一回のランで31km走をやったり、(12/17のラン)f:id:ikarugasan:20230405122357j:image(これが自分の中で過去最高に良いパフォーマンスだったランでした)

ハーフの距離を走ったりしていたのですが・・・

ある時から走ると右膝に激痛が出るようになりました。

そしてついには走れなくなるまで痛みが出てしまい、ランの途中で歩く始末でした。

 

とりあえず安静にして炎症を抑えないと・・・と思い、年末年始がちょうど休みだったこともあって、それをうまく利用して少しの間安静にすることにしました。

↓は安静にする直前くらいに走ってたログ(12/25)f:id:ikarugasan:20230405123138j:image

↓そしてついに限界を迎えたログ(12/27)f:id:ikarugasan:20230405123404j:image

 

安静にするとはいっても、実は年明けの1/8に20kmのクロスカントリーを走る大会(信太山クロスカントリー)にエントリーしていたので、少しでも走っておかなきゃ・・・という、若干の焦りはありました。

そういうわけで、なんだかんだ言って1/2からランを再開。(しかも10km)

1/4、1/6にも、結局それぞれ10kmを走りました。

ランを再開したら、前より痛みは少し引いていて、良くなったかも・・・?と思い、1/8の信太山クロスカントリーもそのまま出走しました。

そうして無事完走!f:id:ikarugasan:20230406123842j:image

ところが!!!!

20km走ったら、やっぱりいつもと同じ膝の部位が痛くなり、曲げると激痛が走ってました。

おそらくこの1/8のクロスカントリー20kmがトドメをさしてしまったようで・・・

どうもそこを境に、走ると右膝がすっごい痛むようになっちゃいました😂

場所でいうと膝のお皿(膝蓋骨)の下で、脛骨粗面の上あたり。

まさに膝蓋腱という部位ピンポイントで痛かったです。

 

類似の症状をネットで調べると、ジャンパー膝(膝蓋腱炎)という自分の症状にとてもよく似た病名があることがわかりました。

これは筋肉の使いすぎで大腿四頭筋ハムストリングスなどが固くなり、クッションの役割が失われて腱に負担がかかって炎症が起こるというような症状のようです。

それ以外にも脛骨粗面の疲労骨折(使いすぎにより骨にヒビが入ったり)、オスグッド病(ジャンパー膝と似ているがこちらは脛骨粗面から膝蓋腱が剥がれて腫れるらしい。なお、ほとんど成長期の子供にしか発症しない)なども自分の症状によく似ていたので、これらも自分が患っている病の可能性があるだろう・・・と考えていました。

 

ここでさらに泣きっ面に蜂🐝な話なのですが、右膝が痛みだした同時期において、左足の甲にも痛みを生じていました😱

特に痛いのが親指の付け根部分・・・

どうやらシューズの面が当たってこすれて、骨に炎症が起きている感じがします。

多分、腱鞘炎なのかなー・・・

この痛みもすごくタチが悪く、あまりの痛みで走れなくなるほどでした。

しかし靴のサイズの問題だからか、トレランシューズでは痛みが全く出ず、ランニングシューズを履いて走るときにだけ痛みが出るようなのです。

なので1/8のクロスカントリー20kmもトレランシューズで走っていました。

となるとトレランシューズでフルマラソン本番も走ればいいという話になりますが・・・サイズがやや大きいせいか、20kmも走ると今度は拇指球で100%水ぶくれが起こり、ヒリヒリと痛みが起きるんです・・・

つまるところ、今後もフルマラソンに向けて走るならば、トレランシューズで水ぶくれをなんとかするか、ランニングシューズで足の甲をなんとかするか・・・みたいな話になってきてしまったんですよね😂

個人的にはランニングシューズのほうが靴底の反発力が強く、早く走れるのでランニングシューズでいきたいところです・・・。

 

 

 

いずれにせよ右膝と左足に痛みを抱えたまま適切な対処をせずランニングを続けていたらいつまで経っても治らないだろうし、4/16のフルマラソンも最悪の場合出走できないことが考えられます・・・・・。

それだけはどうしても避けたかったので、1/15に14kmランしたのを最後に、ランニングを一時中断することにしました。

 

一時中断の間は一切運動をせず、安静に過ごして炎症が収まるよう心がけます。

そして、根本の原因であろう柔軟性低下を改善するために、今まで一切手を出さなかった(正式には足を出さなかった)ストレッチにも真面目に取り組むことにしました。

また、整体にも行って体をほぐしてもらい、体の状態を一旦整えることにしました。

 

休んでいる間、痛みの原因をはっきりとさせるべくレントゲンMRIを撮りました。

もちろん最初は手軽に判定が行えるレントゲンから。

もし脛骨疲労骨折だった場合、レントゲンで判断可能な場合があるからです。

しかし結果は異常なし・・・デスヨネー🙄

 

より精密に検査するため、MRIも撮影しましたが・・・なんと結果はどこも異常なし!

しかし痛みがあるのは明らかだったので、ジャンパー膝とかオスグッドとかどうなんでしょう!?と問い詰めたところ「あー確かに少し膝蓋腱で炎症が起きてるように見えますね」とようやく判定がなされるレベルでした・・つまり軽度のジャンパー膝だったと。

ちなみにオスグッドはやはり成長期の10代前半、後半の人にしか起きないと一蹴されました。(ほんとかはわからん)

 

膝痛などで病院に行っても異常なしで終わるんじゃないかという不安があり、今まで病院に対しあまりいいイメージがなかったのですが、こうして症状が診断されると原因や対処方法がはっきりして改善に向かって一直線に向かっていけるのでいいですね。

疲労骨折などの疑いもあったけどそれの可能性がないと診断されたのも大きい気がします。(なぜなら仮に疲労骨折の可能性を引きずっていた場合、負担の大きい運動は制限する必要などありましたから・・・)

 

 

 

なんか長くなりそうなのでここで一旦終わります。

次に続きます・・・!