山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

膝痛との戦いに終止符を打つ(2/2)

前回からの続き。

 

ランニングを休止してからは、膝痛になった一番の原因、筋肉の柔軟性低下を改善するために、ストレッチをメインに取り組むことにしました。(その間、少しでも早く体を良くするために整体にも行きました!)

 

ストレッチに取り組むことにしたはいいものの、恥ずかしながら実はストレッチは今まで一切やってきませんでした・・・。

理由はストレッチによる効果を今まで一度も感じられたことがないからです・・・。

やり方が悪いのか、やる期間がよくないのかは分かりません・・

効果が得られてないということは、おそらくどちらかなんだとは思いますが。

 

しかしそんな理由でストレッチから逃れていては、いつまで経っても根本の原因であろう柔軟性低下は改善されず、痛みも良くならない!!!!

なので、真面目にストレッチと向き合うことにしました!!!

 

ストレッチのコツは、気持ちいいくらいの痛くない範囲で筋肉を伸ばし、呼吸を忘れずに行う……とよく言われます。

呼吸を忘れずにというのも、昔から意識してしっかりやってます…が、気持ちいいくらいの伸ばし具合というのが、いつもよくわからないんです😂

だがそんなこと言ってたらいつまで経っても治らない!!

整体でもストレッチのポイントを聞いたりして、とにかくまずは実践あるのみ!!

ストレッチの効果や適正な方法というのは、まずはやってみて自ら感覚を掴むことにしました。

 

最初のうちは、ほんとに、わからんすぎて・・・・・

主にハムストリングスを伸ばしていたのですが、伸ばしすぎて翌日以降痛みが出る始末・・・

筋肉を伸ばしすぎると痛みが出て逆に固くなる現象が起きるようなのですが、まさにこれが起きてました。

 

ストレッチ全然わからんすぎる・・・😂😂😂

たがしかし!!!!

そんなことを言ってたらいつまで経っても治らない!!!!

 

いつかストレッチの正しいやり方を掴めるよう、今は毎日実践あるのみ!!

自分の道を信じて、ストレッチに励んでいました。

毎日継続することも大事らしいし、ストレッチの効果も長く継続してようやく効果が出てくるらしいから、その言葉だけを信じて毎日続けてやってきました。

ちなみに主に伸ばしていた部位は大腿四頭筋ハムストリングス腓腹筋(ふくらはぎ)です。

 

ストレッチを継続して2週間くらい経っても・・・効果の程は正直よくわかりませんでした。

膝の炎症については運動してないことにより、自然治癒力で既に痛みがほとんど引いています。

 

ここでふとある疑問に気づく・・・

 

膝痛が治ったというのは、どういう状態のことを言うんだ・・・??

 

運動をやめて安静にしていれば、さっき書いたように痛みは自然となくなる。

しかしそれは運動をしていないからであって・・・

もし膝痛が治ってたら運動しても痛みは出ない。治ってなかったら、当然また痛みは出るであろう・・・。

つまり、膝痛が治ったかどうかは、運動しないと確認できないのでは…?

 

ラソン大会がどんどん迫ってきていたこともあり、そろそろランニングも再開し始めないともう間に合わなくなる。

ということで3月の初めの頃、膝痛が治ったかどうかの確認も兼ねて、ついにランニングを再開しました!(再開したのは正確には2/30㈪)

 

こうしてランニングを約45日ぶりに再開したわけですが・・(なお前回最後に走ったのは1月中旬頃…)

大した負荷もかけてないのに、走ると徐々に痛みがぶり返してきて、炎症が起こってる感じがありました😵

 

全然距離も走ってないのにすぐ痛みが出るなんて・・

これは明らかにおかしい・・・

 

それで今度は走り方に問題があると疑いました。

実は走り方については、膝痛が出始めた頃からずっと疑っていて・・・

かかと(足首)の角度をひねった状態で着地しているせいで、膝に負担がかかる動き(オーバープロネーション)になってるんじゃないかと、走るたびに意識したり日常生活でも歩行を意識して改善を試みていました。

が、一向に良くならず、それは原因ではないのではないかと…そういう結論にその時はなりました。

しかし、こうして長期間休んでおいて久しぶりにランを再開してみたらすぐさま痛みが出始めるというのは明らかにおかしく、走り方に問題があると疑わざるを得なかったのです。

 

で、ふと整体で言われた言葉を思い出しました。

「少し扁平足気味ですねー!」と・・・

 

扁平足は、土踏まずの部位が土についてしまい、足首の角度が正常ではなくなってしまっている状態のことをいうそうです。

で、自分の右足が扁平足気味だと以前言われたことを思い出し・・・

もしやこれが原因か・・・?と、原因と思わしき部位を今更ながら発見したのです!!

 

確かに自分はロードの頃から、内転筋を使いやすくするために、いつしか土踏まずのほうに荷重をかけて歩いたり走ったりするようになってました。

おかげで、無意識のうちに土踏まずの部位で土を踏んでしまうという、扁平足になっていたのだと思われます・・・

 

ということで今度は扁平足を治すために、正しい足の荷重を調べて1から学び直すことにしました。

この時調べて初めて知ったのですが・・・

本来足の裏って、右足だと右側の部分しか地面には接触しないんですね😂

よく足あとのマーク→👣があると思うんですが、これもよく見ると土踏まずは土を踏まないことになっています。

なんでそんな基本的で原始的なことに気づかなかったんだ・・・・

 

こうして扁平足を治すために日常生活から歩行時の荷重を意識しはじめることに。

そしたら、案外扁平足は簡単に治り、ランニングでも正しい荷重(右足は右側荷重、左足は左側荷重)で走ったところ・・・

 

ちょっとの距離で起きてた炎症が起きず・・・

痛みがなくなった!!!!!!

 

さらに同時期、YouTubeハムストリングスピンポイントで徹底的に伸ばすストレッチを解説する動画を見てそれを実践し、強烈に筋肉が伸びて柔らかくなる効果を感じることができました。

 

この状態で10km近く走り、ついに走っても痛みが出ない状態となりました。

つまり、膝痛を完治させることができたのですー!!😂

 

こうしてようやく前々回に書いた関シティマラソン(ハーフ)の記事につながるわけです。

もちろんハーフを走っても、もう痛みは出ることはなくなりました。

当然走り終えたあとも、ストレッチは継続してやるようにしています。

 

 

 

今回の膝痛の原因をまとめると、おそらくこんな感じでした。

大腿四頭筋ハムストリングス付近が固くなって膝蓋腱に負担がかかり、痛みを誘発していた。

・扁平足により走り方が悪く、着地のたびに膝に負担がかかっていた。

推測ではありますが、おそらくこんなところだと思います。

 

 

これで目標にしていたフルマラソンは走れそうです!(※この記事を書いてる時点では、実はもう走ったのですが……そしてその結果は・・・orz)

 

 

ということで膝痛を乗り越え、ランニング再開を果たし、フルマラソンの話へとつながります。

つづく!