山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

しらびそ峠攻略用メモ

往復自走しらびそ峠の動画をアップしました。

YouTubehttps://youtu.be/pruUYxJ5z8I

ニコニコ動画https://sp.nicovideo.jp/watch/sm37037596?ref=my_video

アップしたついでに、しらびそ峠をうまく登り切るための自分用攻略メモを残しておきます。

 

前回の記事には書きませんでしたが、しらびそ峠は今まで登った山とか峠の中で史上最高にキツい峠だと感じました(-_-;)

 

もう一度コースプロフィールをおさらいします。

全長:約21km

獲得標高:約1400mアップ

平均勾配:6.5%

これだけ見れば、距離の長い峠に見えますが、恐ろしいのは言わずもがな前半でして……

よくよく調べてみたところ、前半の約11kmは約1000mアップするみたいです。

(スタート地点の標高が約500mで、「しらびそ高原まで残り10km」の看板がある地点の標高が約1500mあることから、その標高差より約1000mアップと推定)

約11kmで約1000mアップということは、平均勾配約9%ということになり、しらびそ峠の前半11kmが異常なキツさだったというのはどうやら間違いではなかったようです(^_^;)

残り10kmは4〜9%といった勾配で、その途中では一部下り区間もあり、前半さえクリアすればほぼ登り切ったも同然といえると思われます。(最後の最後で13%ちょいの激坂が出てきますが、とりあえずもう最後だし気合でなんとかしましょう)

 

では自分なりの攻略法ですが……

まあ普通にいけば完走目的のゆっくりペースで登ることですよね。当然ですけど…。

 

そしてここで一番重要になってくるのが、長すぎてカロリーが最後まで多分持たないこと(-_-;)

ストラバのセグメントを見る限り、KOMの方でも1時間16分ほどかかっています。(し…しかもその方は2019年4月に笠置山までを一緒に走った神様😂)

今回はTTの走りではなかったにしろ、途中でカロリーが尽きて17分間完全に停止していたのも含めて、登り切るだけでなんと2時間24分もかかっていたことから、普通に考えて2時間近くはずっと登り続ける事が想定されます(^_^;)

 

なので、登り切るには途中で止まって休憩・補給を入れたり(つづら折りを登りきったところに下栗の里という場所があり、お店で補給が可能)、補給しながら登るのが攻略のカギになると思われます。

 

個人的には早く登り切るべきという思いもあり、ゼリー系の補給食を持って挑み、カロリーが切れてきたらそれを補給してエネルギーをチャージしつつ、ひたすら登り続けるのが良いのかなと。

カロリーが入っているゼリー系補給食なら何でもいいと思います。

私はアミノバイタル信者なので使うならパーフェクトエネルギーを使うと思います…。

おにぎりとかパンを補給してもいいですが、固形物なので消化に時間がかかり、ただでさえ急勾配で心拍上がりまくりのところに食べ物を投下するわけですから、胃へのダメージも大きくなるのでおすすめはしません…。

その点、ゼリー系補給食なら既に消化されやすいゼリーの状態なので胃への負担もなく、すぐにエネルギーに変換されるので負荷の高い登坂中には特におすすめだと思います。

今年の中部200でもその恩恵は大いに感じたので、間違いないと思います。

本当は今回もパーフェクトエネルギーを使おうと前々から思っていたのですが、家に忘れてきちゃいました(-_-;)

アミノバイタルを持ってない時は、コンビニで買える即効元気とかあの辺でも良いと思います。

 

とりあえずこれで前半の約11kmさえクリアすれば、あとはダラダラと続くだけなのでなんとかなると思います。

ちなみにダラダラと登ってる最中は負荷が少ないので補給のチャンスと思い、おにぎりを食いまくってました。

 

カロリー面だけでなく、ボトルの水も峠の距離が長すぎるので途中で尽きると思います。

今回は水ほぼMAX入ったワンボトルで挑みましたが、途中カロリーが尽きてクリームパンを食べてるところですべての水を飲み干してしまいました(^_^;)

そのため後半約10kmは一切水を飲んでません(笑)

喉がカラカラになり、そのまま走り続けると熱中症の危険も高まりますが、とりあえず何も食べないよりかはマシだろうということで、後半では水無しでおにぎりをとにかく食べまくりました。(おにぎりから少しでも水分を摂取できたらなーと…。おにぎりを食いまくってたのはそういう理由もある(^_^;))

なので可能ならばダブルボトルで挑んだ方がいいと思われます。

自分も次に挑む時はダブルボトルでいこうかと考えています。

 

 

 

以上でメモは終了。

ほとんど補給に関する話ですけど・・・。

というかゼリー系補給食は基本的に1時間以上登り続ける峠ではすべてに当てはまると個人的に思います。

今までの経験からしても、1時間級の峠での「途中でカロリー尽きて痛い目に遭った率」は半端じゃないです(-_-;)

単に燃費悪いだけかもしれませんが×_×

 

 

そんなわけで、また近々しらびそ峠へ行ってこようと思います。

おしまい。