山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

BRM315 中部200 準備編

3/15㈰は今年のブルベ1戦目、BRM315 中部200に参加して無事完走してきました〜^_^f:id:ikarugasan:20200316090807j:image

今回はその準備編です。

普通なら200km程度では準備編は書かないのですが(200km程度なんて言ってすみません…)今回はある目的のため、綿密な計画を立てて200kmブルベに挑みました。

せっかくなのでその記録を今回残すことにします。

 

もともと今回はリンさんと一緒に楽しくブルベを走る予定だったのですが、急遽リンさんが参加できなくなり、ストラバで他の方に聞いてみても3/15の参加者はいない感じだったため(3/14の参加者はいましたが…)、ソロで走る事になりました。

ソロで走るにしても普通に走るだけではあまり面白くないため、せっかくなので5月に控えている熱海のピークス(これもコロナで中止になる可能性もありますが…(^_^;))の練習も兼ねて、10時間くらいを目標に200kmを走ることにしました。(そしてあわよくば1着でのゴールも…レースジャナイケド)

熱海のピークスはド変態増しで参加のため、180km・5468mアップを10時間以内に走りきれれば完走となるため、今回の中部200のコース(205km・約3600mアップ)をだいたい10時間くらいで完走できればピークスも大丈夫かなと考えた次第です。

 

そういうわけで10時間くらいを目標に中部200を走ることにしましたが、ブルベを好タイムで走るには、タイムを狙う走りをしないといけません。

タイムを狙う走りとは、簡単に言うと止まる時間は最小限に抑え、とにかくひたすら走り続けるというものです。

コンビニ休憩やチェックは一瞬で済ませ、すぐに再スタートするのが理想ですね。

そしてもう一つ、一定の高強度を維持して走ることです。

単純に巡航速度・登坂速度が早い方がタイムを稼げるので、こちらも重要な要素だと思います。

特に今回は(というか今回も)キツい山岳コースで有名なAR中部のブルベなので、登坂能力が高ければ高いほどタイムが稼げると考えます。

 

 

次に、今回のコースとチェックポイントを確認していきます。f:id:ikarugasan:20200316102136j:imagef:id:ikarugasan:20200316102144j:image
チェックポイントは4箇所。コンビニはレシート、道の駅はレシートかスタンプ、駐車場はそこで撮影した写真がチェックの証となります。

コースは普段からよく走ってる場所ばかりだったので、キューシートを見ながらRWGでコースを引くだけにしました。

 

チェックポイントの箇所を踏まえつつ、補給タイミングについても検討していきます。

まず朝は家でいつものセット(食パン1斤+300kcalくらいのパン(今回はいちごジャムパン))を食べ、スタート地点の道の駅瀬戸しなのに着く前にコンビニへ寄り、おにぎり2つを購入。

ここでは補給はせず買うだけ。ちなみになぜ瀬戸しなのにあるデイリーで買わないのかというと、参加者が皆同じことを考え、補給食が売り切れておにぎりが置いてないという事態を避けるため。

道の駅へ着いたら受付を済ませ、先ほど買ったおにぎりをスタート前に一つ補給。(これで自走の15kmをチャラにする)

そしてスタートし、最初のPC1 ファミリーマート小渡店でスタート前に買ったおにぎり一つを補給し、みかんゼリーかバナナあたりを買って補給。

 

ここからが問題で、次のチェックの道の駅 南信州うるぎまで52kmもある。

そこを超えたら次のチェック(深萱追分駐車場)までは、さらに長い64kmもある…(-_-;)

道の駅 南信州うるぎでは補給場所はあるものの補給なんてするつもりないし(標高が高く冷えるので休憩には適さない)平谷峠さえ越えてしまえばらんらんの横から登る峠だけとなり、そこもなんとかクリアできればコンビニ休憩にありつける。(さらにはらんらんの近くには自販機があり、カロリーが尽きてもなんとかなる)

深萱追分駐車場では写真撮影のチェックだけなので補給場所は無いと想定されるため、この駐車場チェックの手前でひとつコンビニ休憩を挟むのが良いと考え、上のマップにも記載した約133km地点のファミリーマート恵那やまおか店へ寄ることにした。

 

ということでファミリーマート小渡店からファミリーマート恵那やまおか店までの約100kmはコンビニで買った補給食のみで走り切ることに決めました。

ただし、これだけでは絶対にカロリーが持たないことは容易に想像できるため、家からアミノバイタル パーフェクトエネルギー2本を持参していくことにしました。

ヒルクライム中での補給は心拍が高い状態ということもあり胃へのダメージが増大し、胃もたれの原因となりますが、パーフェクトエネルギーならばゼリー状の補給食なので胃への負担は少なく、なおかつすぐにエネルギーへと変わるため、かなり優秀な補給食だと考えています。

おそらく今回もカロリーが切れ始めるのは売木峠、平谷峠、らんらんの横の登りあたりだと思われるため、山岳コースでのパーフェクトエネルギーは個人的に必須と思います。

ファミリーマート恵那やまおか店までたどり着くことさえできれば、あとはなんとでもなるため、その後の補給の事は特に考えませんでした。

 

 

次は山岳コースの走り方です。

山岳コースで好タイムを狙うには…たぶん山を早く登るしかありません(^_^;)

なので今回はすべての山を中〜高強度で登ることにしました。

心拍でいうと160〜170bpm(最大の80〜85%)くらいで登り、下りでは足と心拍をしっかり休めて補給食による補給も行います。

下りは踏んでも踏まなくても速度が出るのであまりタイムには影響しないと考え、ひたすら回復にあてるという考え方です。

ここで問題となってくるのが「胃もたれ問題」です。

私は胃が非常に弱いため、高強度で登ると胃もたれしやすくなります。

特に高強度で登りながら固形物の補給を行うと、すぐに胃もたれして力が出なくなります。

今回も絶対そんな状況に陥ることが想定されるため、対策として先ほどにも述べたアミノバイタル パーフェクトエネルギーで補給を行うことにしました。

ちなみに山岳コースの走り方は好タイムを狙わなかったとしても基本的に登りをこなして下りで回復というのは共通…のような気もします(^_^;)

 

 

次は装備紹介です。f:id:ikarugasan:20200316113514j:image基本的に日中は晴れ、夕方から雨予報なので雨対策に重きを置いてRIDE4000の前後フェンダー取り付けの状態で挑みました。

今回タイムを狙う走り方をするのも、夕方からの雨を回避するという意味もあります(^_^;)

 

 

あと、今回挑むにあたって比較的好調な状態で挑めました。

2日前の金曜日は仕事が早く終わったので雨沢TTを一本走り、自己ベストから2番目の記録の17:40でかなり好調。

前日の土曜日は雨だったこともあり自転車に乗らず休養にあてました。(中部200の土曜日組は零下の雪の中本当にお疲れ様でした…)

そして当日の日曜日はちょうど超回復が重なり、一時的に筋持久力が向上していて良い状態で臨めたと思っています。

 

 

こんな感じで早いタイムで完走するための計画を立てましたが、あとは当日パンクしないことを祈るばかり……。

一番の不安です。

ちなみに二番目の不安要素は前日に降った雪で売木峠、平谷峠の道が凍結してないかどうか……。

 

 

果たして、結末やいかに……(ストラバフォロワーの皆さんはもう既に結果を知っています(^_^;))

次回 当日編につづく。