6/20㈯は往復自走麦草峠に挑戦しましたが、失敗に終わってしまいました。
何があったのかというと、途中でいつもの胃もたれを引き起こしてしまいました。
なんとか2日間かけて自走で帰ってきましたが、今回はその失敗談をまとめます。
いずれは必ずリベンジする予定なので、今回の記事はそれに対するメモという意味合いもあります。
先に書きますが、何を血迷ったのか今回は超絶なまりきった身体で挑みました。(それも今回走るコースはあおばスーパー400麦草のブルベよりもキツい超超超難易度。たぶんアオビヒドイよりもヒドイです)
今回土曜日に出走しましたが、前週の土日は雨でロングに行かずローラーもやらず一日中家で引きこもり生活。
月曜は休みだったので雨沢TT1本するだけの家から往復50kmのライド。
火曜も休みでしたが午前中病院へ行ってあとは家で一切運動せず過ごした。
水曜は在宅勤務で一日中家で過ごし、ローラーを夕方に20分程度高負荷で回して終了。
木曜も在宅勤務で一日中家で過ごしたものの、一切運動はしない引きこもり生活。
金曜は休みでしたが2日前のローラーのダメージを回復させるというこじつけの理由で(ホントはほとんど筋肉再生してるんだけど…(笑))一日中家で過ごし一切運動しない引きこもり生活。
※やたら休みが多いですが色々あって本当にたまたま休みがこの週に集中していただけです。
これらをやった次の日の土曜日に出走したわけです。
簡単に言ってみれば、木金の2日間ろくに歩きもせず外出もせず一日中家で引きこもっていた状態から土曜に走ったといえば分かりやすいかと思います。
そんな状態で挑んだらどうなるか……。
答えは分かりきっていますが、あえて言います。
軽く死ねます(^_^;)
筋力は弱体化していて出力が出ない、そもそも最近調子が良くないせいでペダリングの連動動作ができておらず、効率の悪い走りしかできない。。。そこに加えて内臓もずっと負荷をかけていなかったことで弱体化しており、いつもならしないタイミングで胃もたれが発生。
さらに言うと負荷耐性のついていない筋肉は一度破壊されるとそう簡単には再生せず(俗に言う足が完全に死んだ状態)、筋肉を再生するための栄養素を取り込む胃袋も完全に死亡しているせいで足や体力を回復するのも困難な状態。
とにかく弱体化し過ぎた状態で挑んでしまったがために、大変痛い目に遭いました。マジで(-_-;)
これを機に、本当にトレーニングは大事なんだなと、身にしみて感じました。
ちなみになぜこんなヘボヘボの状態で挑んでしまったのかというと、昨年400・600kmのブルベを胃もたれ無しで完走しており、あの時いけたんだから今回も大丈夫だろう!という過信が一番の原因です…本当に今回は甘く見すぎていました(-_-;)
あの時胃もたれ無しに良いコンディションで走れていたのは、日々のトレーニングがあっての話。
今回はトレーニングをほとんどしておらず、完全になまりきった状態で挑んでしまったせいで、頭の中ではイケイケなのに体がそれについてこれず、無事死亡したのだと思われます。
今回の失敗談から、今後は400km以上を走る際にはしっかり練習してから挑もうと強く思いました。
そして、(私の中の)最近の研究で胃袋もある程度鍛えて胃もたれしにくくできる事が分かってきたので、400km以上走る時は絶対に胃袋を鍛えた上で挑むようにしようと思います。
ちなみに私なりの胃袋の鍛え方ですが、高強度すると胃袋に自然とダメージがいって、一時的に胃袋が疲労した状態になります。(この時点で既に軽い胃もたれした状態となる)
その後、数日経てば超回復により胃袋が強化され、なぜか胃もたれしにくくなるみたいです。
この強化されたタイミングに合わせて400km以上に挑むというわけです。
詳しいメカニズムは分かりませんが、胃もたれすればするほど翌々日あたりに胃もたれしにくくなる胃へパワーアップして帰ってくるという経験が今までに何回かあったので、たぶん間違いではないと思います。※もちろん感じ方には個人差があります。
また、当然ですがせっかく胃袋がパワーアップしても負荷をかけていないとどんどん弱体化していき、結局もとの状態に戻っていきます。
今までの経験でいうと一週間くらいはパワーアップされた状態が維持される?ような気がします。
実際に200km・4000mアップだとか320kmくらいのいかにも胃もたれしやすいコースを走ってやっぱり胃もたれを引き起こし、翌週も同じようなコースを走ってみたところ、翌週の方は全然胃もたれしなかったという経験が今までに何度もありました。(走る強度はどちらも同じです)
そんな訳で、当日のレポートに入っていきます。
ハッキリ言って、今回は久々にガチの絶望感を味わいました(^_^;)
なので、読んでいて気分を悪くされないようご注意ください。(※グロテスクな表現とかそういうのは無いです。あるのはただ絶望感のみ)
ということで6/20㈯・・・ではなく前日の6/19㈮の23:44に起床。(起きた瞬間ちゃんとカメラも撮った)
目覚ましは6/20の0:50に設定していたけど、さっさと起きてさっさと出発し、さっさと帰って来たかったため、自然と目が覚めたタイミングで行動開始すると事前に決めていました。なのでたまたま起きた23:44。
ちなみに寝たのは多分20:40〜21:10のあたり。
19:30くらいに消灯して布団に寝転ぶも全く寝れず、あー時間がもったいないと思いつつゴロゴロし、寝れる時間帯になるまではどうせ絶対に寝れないと分かっているのだから、いっそのこと他ごとをやって時間を潰そうと思い、途中まで作っていた動画を作りあげて20:40に再び消灯し今度はすぐに寝付けたという感じです。
またそのうち記事にもあげようと思うのですが、睡眠についても色々勉強していて、普段よりも早く寝ようと思っても寝れない現象があると思いますが、あれは科学的に証明されているらしく、毎日の生活リズムで寝る時間帯の1〜2時間前では脳が寝付かない状態となっていて(これをフォビドゾーンと言うそうです)いつもより早く寝ようとしても寝れないのは当然らしいです。
この事から、いつも寝てる21時くらいまでは絶対に寝れないと思い、早く寝るのは諦めて他ごとをやっていました。
で、準備を済ませて6/20の0:58に家を出発。
当日は晴れ予報なものの、前日の夕方まで雨が降っていたせいで路面がところどころまだ濡れてます。
こういう時はすごく悩みますが、跳ね水でケツが濡れて不快指数MAXになるのがとにかく嫌なのでリアフェンダーを付けて走るようにしてます。
重くなるけどしょうがないです。
けど前後のフェンダー付けて走った今年の中部200以降、重りはあまり走りに関係なく、結局は足次第だということに気づき始めたため、最近は多少重くなっても正直気にしていません(^_^;)
深夜1:53に雨沢峠スタート。
県境の気温。14℃ですが寒くないです。ちなみにこの日の格好は夏ジャージに温かいアーム&レッグウォーマーです。
雨沢峠終了(2:25)ちょうど逢魔が時(丑三つ時)に雨沢を登りました。
これを丑三つ雨沢と命名したら流行るかな…(良い子はまねしないでね)
明智のファミマにつきました。ちょうど50km地点。(3:40)
補給終えて出発。空が群青色になってきた。(3:55)
らんらんの横に続く道。
らんらんまで出てR419で平谷へ。(4:55)
R419の途中にあるトンネル。12℃。(5:26)なぜここで止まったかについては察してください。
太陽が〜昇り始めました〜♪(5:59)
平谷の交差点を左折して飯田方面へ!(6:06)
アクションカムを回しながら、治部坂峠クリア。(6:33)
スノーシェルターの内部。なんかこれだけ見ると宇宙的です。
寒原峠もクリア。(6:51)毎回思うのですが、治部坂峠から寒原峠までの間の下り…マジで怖いです(泣)
飯田突入!(7:11)
ここらへんからすごく景色が良くて好きです♪
昨年秋に長野秋之旅をやった時も通ってて同じ場所で同じ写真を撮ってます。(7:31)
しかし今回は未開拓の道を走る目的もあるので、前に走ったルートには行かず、途中で南アルプス側(というか天竜川の右側)へ移動します。正面(正確には右奥?)がしらびそ峠とかがある方角です。といってもしらびそ峠は手前の山に隠れて見えませんが。
今回は県道18号線という道で麦草峠を目指してみます。
初めて通る道ですが、もし走りやすそうなら今後のルート作成時にも採用していこうかなと。
ちなみにフレッシュでも確かこの道をルートに入れた気がする…(^_^;)
青と白と緑しかないこういう写真、めちゃくちゃ好きです!^_^見てるだけで癒やされます。
途中。
県道18号線の途中にある火山峠へと向かいます。
火山峠ヒルクライム途中。
下って高遠町を東へ進んでる最中。(10:57)
R152へ合流してそのまま北上し、杖突峠を目指します。
ちなみにR152に出てから杖突峠頂上までは25kmくらい?ありますが、残りの3kmくらい?だけが杖突峠の急勾配区間で、他の区間はほぼ平坦か超緩い登り坂しか出てきません。
杖突峠登坂中。
ここまでは足も胃袋も全然大丈夫だった。
杖突峠の急勾配も登っててすごく楽しかったくらいだ。
(しかしそれが取り返しのつかない事になろうとはこの時まだ思いもよらなかった…)
杖突峠をルンルンでクリアし、下って少し行ったところにある茶屋。(12:27)記念に諏訪湖を拝んでいきます。ちなみに今回のライドで諏訪湖を拝んだのはこれが最初で最後だったかも(^_^;)
杖突峠のグネグネな急勾配の坂を下り、茅野市の市街地へ!蓼科山だけぽっかりと大きくそびえ立っているので、これを見るたびにいつも蓼科へ来た〜!!となります。
完全に下りきってセブンイレブン諏訪上社前店で補給。(12:37)影のカメラは気にしないでね(笑)
ここまでで約198km・約3800mアップです。
ここから麦草峠の頂上までは約30km、約1400mアップあります。
仮に麦草峠を登り終えたとしたら走行距離約220km・累積標高約5200mとなり、同じコースでそのまま帰ったとすれば440km・8000〜8500mアップくらいはいきそうです。やばい。
座って補給するが、この辺りから胃に違和感を覚え始める。
け、けど・・・きっと大丈夫だろう(^_^;)
気のせいだ、うん、きっとそうに違いない(^_^;)(^_^;)
ということでコンビニ出発。(13:10)
事前に引いたルート通り、麦草峠を目指して走ります。
ここまで来たら麦草峠はもう目と鼻の先です。
峠のゴールへと続いているR299(例のメルヘン街道)へ出て走りますが、市街地区間では車の数が半端ないです。軽く渋滞になっててビビります。
まさかこの車全部麦草峠に行くのか!?というアホな考えをしながら(絶対にそれはないだろうけど)R299を進んでいく。
しかし、胃袋がなかなかにヤバイ。
長期戦になると思い、コンビニでななチキとかバナナとかをガッツリ食べたけど、全然消化が進まない。
この先はずーっと登りになってて、胃袋を休める区間が一切無いことから、まだ勾配の緩やかな市街地区間で負荷を最大限落として消化に徹する走りをしていたが、一向に消化が進む気配が無い…。
そのままどんどんR299を進んでいき、登りも少しずつ始まってきた。
この辺からこのまま麦草峠を登るべきか素直に引き返すべきか本気で悩み始める。
せっかくここまで来たんだからなんとかして登りたい…。
でもこのまま登ると、過去の経験からすれば絶対に取り返しのつかないことになるというのは頭の中でわかっている。
うーんうーん、どうしよう・・・。
だがこの胃もたれ状態では、麦草峠を登るのはさすがに厳しいぞ・・・・。
・・・仕方ない、ここは撤退することにしよう(-_-;)
こうして勇気ある撤退を決断。
一応万が一に備えて輪行袋を持ってきているので、このまま岡谷駅あたりから輪行で帰ることもできたが、どうしても輪行袋は使いたくない(メカトラ等、完全に走行不能となった時にだけ使うと決めている)、そして自走で帰りたいという強いこだわりから、このまま自走で帰ることにしました。
そういうわけで来た道をそのまま帰ります(^_^;)
さっき寄ったセブンイレブンも通り越して、杖突峠を登り返す。(14:33)
しかし時既にお寿司。
必死に食べ物を消化しようと体中の血液が胃袋に集中していて全然足に力が入らなくて踏めません……。
ちょっとこれは本気でヤバイです…。
胃をいたわりながら超低速で登る。
しかもこういうときに限ってずっと8〜10%くらいの急勾配(-_-;)
足と胃袋がピンチなせいで全然登れない……まだまだグネグネの急坂は続いているし……(x_x)
そうだ!こういう時はゼリーを飲もう!
実はさっき麦草峠に備えてセブンイレブンにて即攻元気を買っておいたのだ!
ゼリーならばすぐに吸収されて足が復活するはず!
ということで即攻元気を速攻で飲み干すが……しばらく経っても一向に回復してくる気配が無い。
それどころか、セブンイレブンで食べたものが未だに胃袋に残っていて、モヤモヤ感がさらに増したような気がする……(-_-;)
これはもしや、消化されやすいゼリーを食べたとしても、そもそも胃が弱っているせいで消化吸収されないのでは…??
つまるところ、足と胃袋が死んだ状態で杖突峠を登るのは避けられないということか……。
あーキツイ……本当にキツイ………。
でもなんとか杖…というか足だけは突かずにいけそうです。
やっと茶屋が見えてきました。
これが見えたらゴールはあと少し!
と(さっき下った時に)思っていたけど、ゴールまでは意外と距離があって精神的にやられました…。
そして……なんとか杖突峠をクリア!(15:23)
杖突峠さえ登りきれればひとまず下りのみ!
ここで胃袋を休めて食べ物の消化吸収を行い、足と体を一気に回復させる作戦に出る。
下りオンリーのため足を止めて思いっきり心拍を下げて進むことができるので、これを有効活用して胃袋内の食べ物消化に全力を注ぐ。
途中で足のストレッチもしながらダウンヒル。
そして勾配が緩み始め、ほぼ平坦に近い場所までやってくるが・・・なんと胃袋内の消化がさっきから全然進んでいない。
ずっと食べ物が残っていて胃がモヤモヤし続けたまま。
しかもずっと血液が集中しているせいで平坦なのに全然力が入らなくて踏めない。
これだけ心拍を落として回復に徹してきたというのにダメなのか・・・(白目)
13時くらいにセブンで食べたものが16時になった今でも胃袋の中に残ってるってホントなんなの・・・(-_-;)
このままではマジでヤバイ。
家まではまだあと200km・3000mアップくらい残ってる。
完全に胃も足も死んだ状態でこれを走るのは……無理だ×_×
輪行で帰るという案も再び頭の中に浮かび始めるが、杖突峠を登ると決めた時点でこの案はほぼ実行不可能となっている。
なぜなら・・・終電に間に合わないから(^_^;)
杖突峠を登らずにそのまま岡谷駅へ行っていれば、おそらく時間的に間に合っていたが、今から駅を目指すとなると、既に走れない体になっているこの状態では何時になるか分からない。
まあつまり・・・すごく簡単に言えば、自走以外に帰る手段は無い!ということである。(^_^;)
こうして自走で帰る覚悟を決める。
もともと翌日の朝に帰ってくるつもりだったので、正直いくら時間がかかろうとも個人的には何ら問題ありません。(つまり制限時間は青天井…)
しかし、今の状態では自走で帰ろうにも帰れない。
食べ物が消化できないまま走っていても、そのうちカロリーが尽きて終わるだけだ。
よし、ここはひとまず胃袋をなんとかすることにしよう。
今までは胃もたれしたらゲームオーバーと考えていたが、いつまでもそんな考えでいては超長距離なんか走れないしな・・・。
一人前のランドヌールは全て一人で自己完結するという。
胃もたれだって、自分一人でなんとかしなければ、いつまで経っても一人前のランドヌールにはなれやしない!!
そう思い、最短のコンビニを目指すことにした。
全く力が出ない中、超低速で走り、なんとかセブンイレブン高遠小原店へ着いた。(16:16)
一目散に店内にある胃薬を買って飲む。(胃薬実は生まれて初めて買ったし生まれて初めて飲む(笑))
リンさんから消化促進作用と書かれたヤツを買うといいと聞いていたけど、店内の商品にはどれも書いていなかった…コンビニには売ってないのかな?(^_^;)
なので直感で上の写真のを選んでみた。
とりあえずすぐに錠剤を流し込む。
そしてどれだけ時間をかけてでもいいから、胃袋回復を最優先とするため、大量の時間を休憩にあてます(^_^;)足ももみほぐしてマッサージ。復活の儀式ともいう。
こうして約40分くらい休んだところで、いよいよ走り出します。
あー、天から迎えが来たようだ・・・いかんいかん、そうなっては本当に取り返しのつかないことになってしまう(^_^;)
ここからは坂多めの予定していたルートは走らず、少しでも胃へのダメージを抑えるためになるべく平坦で坂の少ない国道の道を通って帰ることにします。
R153を走るが・・・・長過ぎる!!!
走っても走っても全然着かない。
飯田まで30km、20km・・・今の自分にとって青い看板による精神攻撃は全てクリティカルヒットし致命傷となりえる(-_-;)
あー、もう走りたくない・・・。
こんな事するんじゃなかった・・・。
お家帰りたい・・・・・。
走っててガチでそんな事思ってました(笑)(^_^;)
しかし、ここから帰るためには大きな峠を越えなければならない。
ルートは3つ、大平峠から行くか、清内路峠から行くか、寒原峠から行くか・・・。
どれも長いキツい辛いの三拍子が揃ったヤバイ峠。
今の状態ではマジで登れる気がしない・・・。
こんな時どうすればいいんだ・・・。
誰かの家に泊めてもらうか?誰かに迎えに来てもらうか?
いやいやそんな事はできない!
自分の失敗でこうなったというのに、誰かに迷惑をかけるなんて絶対に嫌だ。
しかし・・・自分の足で走らなければいつまで経っても家に帰れない。
そう、自走で帰ると決めた時点で、本当は頭では分かっていたんだ。
こうなったら覚悟を決めるしかない!!!
走らなければ、帰れないんだから!!!
と、胃薬を飲んでから約1時間ほど経過したタイミングで胃袋が少し楽になってきた!!
おおすごい!!胃が復活してきたぞ!!
食べ物もようやく消化吸収され、モヤモヤ感がやっとなくなってきた。(消化まで実に4時間近くかかった事になる、これはヤバい(笑))
走りながらおにぎりも食べてみたが、胃はちゃんと機能していることも確認できた!
よし!!いけるぞ!!!
こうしてようやく飯田市に突入し夕暮れの中走る。(19:17)
市街地区間を走っている最中、ここなら街でホテルもあるし、飯田で一泊してから帰るのもアリかも!?というアイデアを突然ひらめく。
仮にそうした場合を考える。
この精神的にも肉体的にも完全に参った状態からホテルで泊まって一気に体力を回復させ、一度仕切り直して明日頑張って帰ればどれだけ楽な事だろう・・・。
もしこのまま真夜中の清内路峠、馬籠峠を登ったとしても(色々考えた結果3ルートのうち清内路峠を行くことにした)中津川へ突入する過程で眠気に襲われて仮眠することになったり、カロリーが切れて補給して、再び胃もたれする可能性だってある…
なんてことを考えていたら、もう既に歩道へ入ってホテルの場所を調べている自分がいました(笑)
ということで飯田のスーパーホテルを電話し、無事部屋を確保することに成功!
この瞬間、凄まじい安堵感が湧き出てきました(^_^;)
もう今日はこれ以上走らなくていいんだ・・・やっと休める・・・。
気が楽になったことで、気分もどんどん良くなってきます。
ルンルンで夜の町を走ります。(19:42)
ホテルに着く前にコンビニへ寄ってこの日の晩ごはんと翌朝食べるものを買いました。
買ったのは4個入り唐揚げ・シーフードヌードル・しらすおにぎり・大きなデニッシュドーナツ・たまごサンド・メロンパン・5個入りミニつぶあんぱん。
食べたのはシーフードヌードルと唐揚げ・・・だった気がする、すみませんもうあんまり記憶にないです(-_-;)
ミニつぶあんぱんは翌日出発したあと背中に入れる用で、それ以外は翌日の朝食べたような気がします。
ということで飯田のスーパーホテルに無事到着し、ホッと一息ついたのでした。
風呂入って足をもみほぐして、21時ちょうどくらい?のタイミングで寝ました。
翌日6/21㈰。
窓からの明るい光で自然に目が覚める。これも予定通り^_^
さっきコンビニで買ったと書いた食べ物を食べ、支度をして6:00にスタート!
胃は昨日に比べたらだいぶ良くなったが、ちょっと朝ご飯を食べすぎて逆に胃が苦しい(-_-;)
涼しくて気持ちいい朝の時間帯、清内路峠目指して走る。
R153を走って、平谷に続く道と分岐している場所に出ます。ここは左端のレーンを行きます。
そうすればR256に出て清内路峠へ進むことができます。
青い看板も出てきて、清内路峠スタート!(7:02)
馬籠峠の方から下ってきた事は1回だけありますが、こっちから登るのは今回が初めてです。その時はひたすら長い下りだった記憶が・・・(^_^;)
登ってると・・・なぜか楽しくなってきました。
休むダンシングも時々やって、昨日の自分とは一転して走るのをめちゃめちゃ楽しめています!!
心も体も回復したということでしょうか。
飯田で一泊していって本当に正解だったと思いました。
ひたすら登り続け、終盤は10%のキツい区間も出てきましたがなんとか応戦しているとトンネルが見えてきた!!
清内路峠ゴーーーール!!(7:56)
標高1000m超え、汗で冷えるのでウインドブレーカーを着て走り出します。
トンネルはこちらからだと完全に下りでした。
グネグネを下り、9%の下りと登りしか出てこない激しいR256(ここいつも本当に怖い)を安全に進み、馬籠峠へ!(8:22)
ペダリングの事を考えながらずっと登っていると、途中でカロリーが尽き始める。
あれだけ食べてもここまでの40kmくらいで全てエネルギーとして儚く消えてしまう燃費の悪さ(^_^;)
そして馬籠峠クリアーーー!!!(8:49)
やっと岐阜県だァーーー!!!
地元(といっても自分は愛知県民)に帰ってきて、すごい安心感があります。
ミニつぶあんぱん5個を平らげつつ、恵那山の景色を楽しみながら下る。
馬籠峠は途中で横断歩道を歩く歩行者が多いのでいつも細心の注意を払って走ってます。
途中でいい景色の場所があったので寄っていく♪
恵那山方面。
よく見たら牧場みたいなのがあるなぁ・・。
グーグルマップで調べてみると、中津川市ふれあい牧場というところでした。
山の斜面にあって、絶対景色いいだろうな〜今度行ってみよう。
そんな事を考えながらまったり過ごす。水面に映る景色とかホント癒やされます。
峠を下りきって落合のファミマ。(9:20)
ここからは県道413の根の上高原まで続くキツい登り。
いつもはここで食べすぎて消化不良のまま登り、死にかけの状態となってひどい目にあってばかりいますが、今回はそれの対策でバナナとゼリーしか食べないようにしてみました。
これならなんとか登り始める前に消化が間に合うはず!
・・・しかし残念ながら消化は間に合わず、胃に食べ物が残ったまま急勾配を登る羽目となり、結局大変な目に遭ったのでした…(-_-;)
足は馬籠峠まで登った時のダメージがまだ残っていて、胃袋は必死に消化を進めようと血液が集中し、モヤモヤしている・・・。
そこに10%ちょいの急勾配、昨日の帰りの杖突峠と全く同じ状況です(^_^;)
もう本当にキツ過ぎてキツ過ぎて・・・
これ以上表現のしようがありません(汗)
こうしてギリギリの状態で根の上高原をなんとか登り切る!(11:05)R363はまた12月まで完全通行止めです。
ここからは一気に直線の坂を下り、あとは見慣れた道を走るだけ!!
アップダウンを走りますが、いつもの見慣れた道だからといって今の自分はいつものコンディションではないため、全然思い通りに進むことができません…(とにかく足が終わってて全然ペースが上がらない)
そんな事を思いながら、瑞浪の狛犬も越えて裏雨沢に突入し、「やっと帰ってきた」をたっぷり味わいながらいつもの雨沢峠。(13:19)
雨沢を下り、ここまでの自分へのご褒美タイムです!疲れ切った体に染み渡り、もうサイコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに美味いです^_^
ちなみに今まで飲んでたエナジージムはストロング化されてしまい、炭酸が苦手(飲めない訳ではないが)な自分にとっては飲みにくくなってしまったので、上の写真のタイプのエナジージムに最近ハマっています。
内容量もビンの時よりも断然多いし、クスリっぽい感じの味も本当にクセになります(笑)
こうして帰路を走り無事帰宅。
帰宅後は真っ先にこれを飲みました。飲んだ瞬間、ありえない速度で体が回復していく……気がします^_^
以上でレポート終了。
今回のはホントに色んな意味でいい経験になりました…(-_-;)
しかし、ライド中に胃もたれを回復させる事ができたのは今回が初めてなので、これは自分の中では快挙といっても過言ではありません(笑)
そしてこれから長距離を走る時は、ちゃんとトレーニングしてから走りますorz
おしまい。
【今回のコースと記録】
1日目
2日目
動画(※ブログの内容と全然違っています。動画撮影に失敗したりでオチ的なものも何もなかったので今回は適当に映像を流すだけにしましたorz ネタも今回全然少なくてごめんなさいm(_ _)m)
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm37112840?ref=my_video