長らく乗ってきた大切な相棒・MERIDA RIDE4000ですが、7/3㈮をもって引退することとなりました。
金曜日に通勤という最後の役目を果たしたあと、家でバラバラになっています。
引退に至った理由はフレーム劣化が著しいため。
一番の決め手は今年3月のカモシカ落車です。
あの落車で実はリアのシートステーにヒビが入りました。
ヒビが入っているものの完全には割れておらず、一応乗ることはできています。
ただ、このヒビの影響なのか、落車以降やたらとハンドリングが安定せず、なぜかふらつくことが多くなり、挙動が不安定になってしまいました。
初めはトップキャップが緩んできている?と疑い、何度も増し締めをしたり、ステムやプレッシャーアンカープラグ、クイックリリースの緩みを疑ったりしました。
しかし、一向にハンドリングが不安定になる事象が解決することはありませんでした。
色々な方にも相談を持ちかけてみましたが、誰に聞いても理論上はこれで合っている、緩むことはないはずという回答が返ってきており、最終的にはホイールもしくはフレームに原因があるだろうという結論に至りました。
そして、シートステーのヒビも少なからずこの事象に影響している事は間違いないでしょうし、このまま乗り続けてもいずれはシートステーがポッキリ折れる可能性もあったため、本当に苦渋の決断でしたがフレーム交換を決めました。
ちなみにカーボンドライジャパンでの補修も考えましたが、そこにお金を出すなら新しいフレームを買った方がいいという個人的見解により却下されました。
思い返せば、2015年7月にこのMERIDA RIDE4000に乗り始め、約5年も乗り続ける事ができました。
↑懐かしい記事です(笑)
走行距離にしてみれば、約50000km前後は乗ったことになると思います。
好みのフレームカラーですし、正直まだまだ乗り続けていたいところですが、いかんせん劣化が著しいため、このまま乗るのは少し厳しいところがあります。
通常の劣化に加えて何度も落車しているので、当然の結果といえばそうなのかもしれませんが、別の言い方をすれば最後まで使い倒したとも言えると思います。
なお、このフレームはとにかく気に入ってて思い入れがあるため、引退するからといって捨てるなどは今のところ一切考えておらず、家のインテリアとして部屋にずっと飾っておくつもりでいます(^_^;)
その高い振動吸収性能で幾度となく私を支えてきてくれたRIDE4000。
年末に吹雪の中、奈良まで走るという無謀なライドの時も、大雨のブルベの時も私の声に応えてくれた。
雨沢峠で初めて20分を切ったのもこのRIDE4000だ。
過去最高のパフォーマンスを発揮したシーンといえば、昨年の600km・400kmブルベなど、挙げ出せばキリがないが、やはり今年の中部200での圧倒的な走りが個人的には最も素晴らしいパフォーマンスを発揮したシーンだと思っています。
その1週間後にカモシカ落車をしてしまったのも、本当は何かの運命だったのかもしれない。
今まで、本当にありがとう。
MERIDA RIDE4000。
ゆっくりおやすみなさい。
次回は新車紹介です!つづく!