MERIDA RIDE4000引退の記事で書いた話ですが、ハンドリングが不安定となり、おかしな挙動になってた謎の現象・・・
あれの原因が手組ホイールの斑鳩3号の前輪にある事が判明し、組み直したら直りました。
この現象が発生し始めたのはおそらく3月のカモシカ落車以降。
あの落車のあと前輪が少し振れていたので、ホイールの振れ取りを行い、全体のスポークテンションのチェック・センターチェック(前輪と後輪併せて)を行って不具合は解消された……とばかりに今まで完全に思い込んでいたようです。
斑鳩3号に原因があると突き止めたのは新車のキャノンデールCAAD12でホイール履き比べをやったことで判明しました。
最初はCAAD12に今まで履いていた斑鳩3号を履かせて乗っていたのですが、なぜか新車でもRIDE4000の時と全く同じ事象が起き、これはフレームが原因ではなく(ヒビやら経年劣化やらは間違いないのでフレームによる影響も少なからずあったと思われる)ホイールにあるとすぐに分かりました。
そこで試しにフレームはCAAD12のままで、ホイールだけをフルクラム レーシング3に履き替えて乗ってみました。
すると・・・ハンドリングが不安定になる事象が一切起きず、普通に安定して走れました。
こうして原因が斑鳩3号にあることが確定し、ホイールを組み直すことにしました。
一番怪しかったのは前輪なので、前輪をまずは点検しました。
テンションをすべて落とし、イチから組み直します。
併せて外観点検も実施しましたが、特に異常は見当たりませんでした。(初めはどっか割れてるんじゃないか?とか疑ってたけど全くそんなことなかった)
振れも取ってセンターも出して組み終え、いざ履いて乗ってみます。
※この時、前輪か後輪どっちに原因があるか突き止めるため、前輪だけ斑鳩3号、後輪だけレーシング3という形でホイールを履いています。
結果、不安定になる事象は解消されていました。
その後、斑鳩3号の後輪も履き、前後が斑鳩3号ホイールとなった状態で乗ってみましたがやはり不安定になる事象は完全に解消されていました。
原因は不明ですが、考えられるものとしては衝突の衝撃でテンションバランスがおかしくなった?とかでしょうか…
落車のあとテンションとセンターをチェックしていたので、問題無いとばかり思っていたのですが・・・こういう事象もあるという事が今回分かったので、また一つ勉強になりました。
この斑鳩3号ホイールは性能面で特にお気に入りのホイールなので、まだまだ使い倒していきたいと思います。(全然関係ないですがこのフレームバッグ別のものに取り替えることにしました(^_^;) いま現在家に届くのを待ってるトコです。)
おしまい。