7/21(土)は往復自走でしらびそ峠へ行ってきました!
峠自体のコースプロフィールとしては、距離21.1km・獲得標高1397mアップ・平均勾配6.5%という割とヤバめの峠です。
実は往復自走しらびそ峠への計画は去年からあったのですが、途中の補給場所があまりにも少ないこと(道の駅とかはあるけどコンビニはほとんど無い)と、ルートを引いた時に明らかにやばいコースデータだったこと(ルート引いたら往復走行距離300km以上、合計上昇高度7000m超え)から行くのは無謀だということで計画を見送りにしていました。
しかし、どうしても自走で行くしらびそ峠への夢が諦めきれず、今回実行に移しました。
(実際に走り終えて走行距離は300kmを超えましたが合計上昇高度は7000mに達しませんでした。それでも、普通のライドじゃ絶対出ないような合計上昇高度になりましたが(^_^;))
補給場所が少ないということで、今回こんなものを用意しました。
トピークの大容量サドルバッグ「バックローダー(6L)」です!
これに大量の食料を詰め込み、長い距離を走りきってしまおうという作戦です。
また、こんなものも一緒に買いました。
買った目的としては、ガーミンのサイコンはバッテリーが弱いから、モバイルバッテリーで給電しながら走る必要があり、そのモバイルバッテリーを入れておくための場所として買いました。
これは本来トップチューブの上に付けて使用するものですが、私はあえてこんな風にトップチューブの下に取り付けて使いました。
ここからモバイルバッテリーの線を伸ばし、ガーミンとつなぐというわけです。
あえてこうした理由は本来取り付ける場所(トップチューブ上)に取り付けて使用すると顔から滴った汗がモバイルバッテリー本体にかかるおそれがあり、あまりよろしくないという理由から。そして、単純にトップチューブ上だと邪魔というのも理由の一つです。(停車時によくトップチューブの上に足を乗せることが多く、バッグがあると邪魔になるのです)
さっそく当日のライドの様子をレポートしていきます。
朝は深夜2:00に起床。睡眠不足感はなく、気持ちよく起きれた。
準備して3:25、スタート!!
4:11、瀬戸しなのを通過。もう夜明けです。
今回のルートは雨沢峠~R363~明智~R418~平谷峠~売木~阿南町~天龍村~上村~しらびそ峠~往復(帰りは矢作ダムから)という泣く子も黙る?山モリモリの鬼コースです。
明智からしらびそ峠までの間は最短コースで行った場合コンビニが無いため、阿南町にあるファミリーマート信州阿南店に少し寄り道し、そこを起点にしてしらびそ峠を目指します。
コンビニから次のコンビニまでの間が60km以上もあるため、大容量サドルバッグによる食料大量確保は必須です。(なんといってもファミリーマート信州阿南店からしらびそ峠までの片道50kmの間はコンビニ無し。つまり往復100kmを一つのコンビニで済まさなければならない。ただし、途中で食事できる場所は幾つかある。)
地図で説明するとこんな感じです。
というわけでさっそく雨沢峠を登る。
32tも惜しみなく使って9%をこなしていきます。
「ここでインナーローを使ったらもう後がない!」という考え方ではなく「32tを積極的に使いケイデンスを上げて心拍を下げ、体や足へのダメージを最小限に抑える」という考えで使っていきます。
9%までくると正直28t使って低いケイデンスで登るよりも32tでクルクル回して登った方が心拍を抑えられるし何より速いと個人的に思ってます。
そんなこんなで県境。22℃なのでなかなか涼しい。
いつものR363のアップダウンをこなして、狛犬のとこにあるファミマで補給食購入。(5:19)
あくまでも「補給」ではなく「補給食購入」のために立ち寄ってます。
今回は最速完走タイムを目指しているわけではないため、「走りながら補給」と「コンビニで止まって補給」を使い分けることにしました。
コンビニから次のコンビニまでの区間が短い場合は「走りながら補給」で効率的に走行、コンビニから次のコンビニまでの区間が長い場合は「コンビニで止まって補給」+「走りながら補給」をします。
こうすることでなるべく効率よく走行し、コンビニが無い場所では1回のコンビニ休憩のあと長い距離・時間を走り続けられるようにするというのを狙っています。
そういう訳でここでは補給食を買うだけ買い、次の明智のファミマまでは「走りながら補給」をしました。
ここで突然ですがサドルバッグの中身について紹介。
今回持参してきたものとしては・・・
・アミノバイタル パーフェクトエネルギー×2
・アミノバイタル ゴールド×1
・アイウェアの交換用レンズ
・・・以上です。
たったそれだけ?感がすごいですが、もちろん理由があります。
まずアミノバイタル パーフェクトエネルギーはライド中の補助補給食として持参。
アミノバイタル ゴールドは万が一体が不調になった時などに飲んで回復するためのもの。呼吸が苦しくなる症状も発症しないとは言えないため、保険で持ってきました。(これ飲むとスゴく回復します(実証済み))
アイウェアのレンズはクリアレンズと日中使っている黒っぽいレンズの2種類あるため、夜間走行時との使い分けで持ってきてます。
容量的にはまだまだサドルバッグの中に何か入れることができますが、他に必要なものが思いつかなかったので入れてきてません。(無駄に入れても重量増になるだけだし…)
例えば輪行袋なんかも途中で駅が全く無く、無駄としか思えないため今回お留守番させました。雨対策のグッズとかも、今回は完全晴天予報で来ているので一切持ってきてません。
まあ、この空きスペースに入れるものがあるとすればコンビニで買う補給食ぐらいかなーと思っています。
日が出てきたのでさっそくクリアレンズからいつもの暗いレンズに交換します。
そして走り出し、まずは明智を目指します。
6:06、明智のファミマ到着。日本大正村のすぐ近くにあるコンビニです。
ここから次のコンビニ(ファミリーマート信州阿南店)までは60kmくらいあるため、ここでなるべくたくさん食べていき、走りながら補給する分の食料をたくさん買っていきます。
たくさん食べてたくさん買い込んだら出発。
途中の名も無き峠を越え、県道33号線を抜けてらんらんの横に出てR248に合流。
7:10の時点でサイコンのバッテリーがヤバイ(笑)
スタートが3:25だったから、約3時間30分経過でゲージが半分を下回ったということになる(^_^;)
設定としてはBluetoothはオフ、バックライトは夜間の約1時間くらいだけ常時点灯させてあとは消灯、GPSはオン、ナビはオフの状態で使ってコレです。
普通ならモバイルバッテリーでそろそろ充電したいところですが、ここはあえてこのまま使ってみて、どれくらいバッテリーが持つのか検証してみることにします。(危なくなったらいつでもモバイルバッテリーで充電できるのでバッテリー持ちを試すいい機会です!)
R248を少し北上してR418へ。
ここからは補給食を食べながらひたすら一本道を走り続けるだけ。
長野県突入。(8:06)
平谷に着きました。(8:20)
山が開けて新しい町に出るこの感じ、何度味わってもいいものです♪
道の駅などには寄らず、ノンストップで平谷峠を登ります。
32tでらくらくクリア。(8:46)
いつもの絶景ポイントではもちろん止まって記念撮影していきます。
ここまでの記録としてはこんな感じ。
走り始めてからそろそろ5時間30分になりますが、バッテリーは意外と持っています。
ゲージ通りの残量ではなく、半分を下回ってからが長いタイプのバッテリーなのかもしれません。
平谷峠を下り、青い看板のところを左折して県道46号線・阿南方面へ進みます。
ここからは完全に未知の世界。どんな道があるのか、どんな景色が待っているのかということを考えるととてもワクワクしてきます!
車1台がようやく通れるくらいの狭さの道を下り続け、阿南町突入。(9:09)
道が狭い上に路面も最悪なので慎重に降ります…
そうして勾配の緩い下り坂をダラダラ下っていると、ようやくR151に合流!(9:50)
ここから少し北上してファミリーマートを目指します。
橋をずっと登っていきますが、右手はこんな景色。
周りに山しかなくて最高に気持ちいいです。
しばらく登り続けて、やっと予定していたファミリーマートが見えてきた(^_^;)(長かった……)
そして10:00、ファミリーマート信州阿南店に到着!
ここからしらびそ峠まで片道約50km、途中にコンビニは一切無いのでたくさん補給し、たっぷり補給食を買ってから出発します。
食べたのはいなりおにぎり、バナナ、みかんゼリー、アミノバイタル パーフェクトエネルギーの4つ。
2個持ってきたパーフェクトエネルギーのうち1個目をここで使います。
パーフェクトエネルギーは何か食べた時に一緒に摂ると効果絶大だそうで、しらびそ峠を登る上では欠かせないアイテムと思っていました。
しっかり準備を整えたら出発…の前に、そろそろガーミンを充電することにします。
トップチューブバッグから線を伸ばし、充電形態へと変身です。
もちろんハンドルを切っても線がピンピンになって曲がれなくなる・・・なんてことにはならないよう、ある程度のたるみを持たせています。
あんまりたるませすぎると前輪と接触して危険なのでトップチューブを巻く回数などをうまく調整していい長さに合わせています。
準備したら今度こそ出発!(10:38)
R418とR152の平坦路(たまにアップダウンあり)を走って、いよいよしらびそ峠のスタート地点へ到着!(12:00)
今の記録はこんな感じ。ここから21.1km・獲得標高1397mアップ・平均勾配6.5%の峠を登ります。
それでは早速スタート!
平均勾配は6.5%だが、いきなり10%超えの坂が襲いかかる。
しかし、32tで応戦してしばらく10%の攻撃に耐え続ける。
走っていると急に景色が開け始めた。
そしてここから、地獄の激坂が始まるのであった…。
ちょうど写真中央のつづら折りがこれから登るところ。
意を決してつづら折りを登り始めるが、予想通り10~14%がしばらく続く。マジキツイ…
つづら折りが終わり、7%くらいにまで一瞬緩むが、すぐに勾配は元に戻って13%~14%がずーーーっと続いた。
多分7kmくらいはずっとこの急勾配だった。
さすがの32tでもこれはヤバイ。本気で逃げ出したくなるキツさだった……。・゚・(ノ∀`)・゚・。
急勾配を死にものぐるいで登っていると、突然勾配が2~3%くらいにまで緩み、しばらく優しい道が続いた。
距離はひたすら長かったが、これ以降急勾配が出てくることは無かった。
どうやらしらびそ峠は最初にガツンと急上昇し、あとは緩やかな坂がずーっと続くタイプの峠みたいです。(似たような峠に、峠ではないけど三ヶ根山を思い出した)
そして、ようやくゴールが見えてきた!!
ついにしらびそ峠、制覇!!(14:13)
しっかり制覇した写真も撮っておきます。
目的としていたしらびそ峠はここからほんの少し激坂を下った先にあるみたいです。
そこが本来の目的地なので、もちろんそちらへこの後行きました。
ちょっと休憩して少し下ったら、ようやくお目当ての場所・しらびそ峠に到着!
南アルプスが拝めるそうですが・・・雲が多くてよく分かりませんでした(^_^;)
案内看板。
とりあえず今現在の記録。やっと合計上昇高度が4000mを超えようかというところまできました。
もちろん帰りも峠がたくさん待ち受けているため、まだまだ登ることになります。
さて、そろそろ下山を開始。
来た道をそのまま下っていきます。
急勾配区間では下りもキツかったですが、R8000のブレーキが頼もしい働きをしてくれました。
つづら折り付近ではお店(食事・軽食)や自販機があり、ここでちょっと寄り道してクレープを食べていきました。
店主と色々話をして、しっかり休んだらダウンヒル再開。
下りきってスタート地点に帰ってきました。
左のトンネルを進み、ようやく帰路を走り始めます。(15:44)
途中で本日3回目となるエナジータイム。
水を買ったらアタリが出てもう1本出てきた。嬉しい。
日が傾く中走る…
ようやくコンビニまで続く坂のところまで戻ってきた。(16:52)
ここを左折し、10%くらいの坂を登れば再びファミリーマートに戻ってこれます!
しっかり補給しているので坂を登れないことはないが、この辺からオーバーヒート気味で少しクラクラしてきた・・・。
何度もボトルの水を手足・頭にぶっかけるけど既にぬるくなっててあまり効果が無い。そして気温もかなり高く暑いのですぐに乾いてしまう。
西日がジリジリと照りつけ、ちょっとピンチの状態に・・・。
それでもなんとか坂を登りきり、100kmぶりのファミリーマートへ到着。(17:31)
今の記録です。
補給はとにかく冷たいものが食べたかったのでアクエリアスとかサクレのレモンアイスとか塩レモンゼリーとか・・・
しかしクエン酸は摂取すると胃を盛大に疲れさせてしまうため、食べたあと後悔することに・・・(^_^;)
次のコンビニ(ファミリーマート稲武町店)まではまた60kmくらいあるのでしっかり補給し、たっぷり補給食を買っていく。
そして出発。
R151をずっと南下し、R418に出るまで5~7%くらいの坂をずっと登り続けます。
この道はてっきり下りなのかと勘違いしていて、ずっと登りが続いたことに精神的にヤラれました・・・。
道の駅 信州新野千石平の看板が見えたということは、あと少しでR418!
目的地がどんどん近づくにつれて元気が出てきます。
道の駅を通過して、R418の売木峠バイパスへ。(18:45)
この辺は全くと言っていいほど車が通っていなかった。
土曜日のこんな時間にこの辺を走る人なんて、そりゃあいませんよね・・・(^_^;)
トンネルを越えて売木村に入り、朝走った場所まで戻ってきました。
さて、ここからは平谷峠です。
反対側から登るのは初めて。
下っている時に感じていた加速具合からして、多分勾配はキツいんだろうなー…と覚悟した上で登ります。
登り始めてすぐのところで自販機を発見。
こんなところに自販機!?しかもエナジージムが置いてある・・・
通り過ぎようかとも思ったが、エナジージムを見つけた瞬間なぜか目が離せなくなってしまったので、すぐに自販機まで戻ってきて購入(^O^)
しかしよく分からない虫たちの襲撃に遭い、危険を感じたため急いでエナジージムを飲み干して再スタート。
うーむ、やっぱり飲むとなんとなく足が軽くなる。
やはりエナジージムは素晴らしい…(※感じ方には個人差があります)
登っていると予想通り10%が続く激坂だった。
相変わらずキッツいけど耐えて耐えて耐えまくる。
ようやくゴールだ!!
ついにいつもの絶景ポイントまで戻ってきました。(19:23)
もうすっかり日が落ちてしまいました。
それでも19時の時点でまだこの明るさがあるため、日照時間が長いのは本当にありがたいことです♪
ちなみに平谷峠を登りきった時点での記録。
合計上昇高度がついにピークスの5000mを突破。
さらにいうと、もう既にこの時点で過去の合計上昇高度の最高記録を更新しています(^_^;)(過去の最高記録はピークス熱海の5205mだったかな?)
ここでアイウェアのレンズをクリアレンズに交換しました。
ここからはR153を豊田方面へ下り、矢作ダム~矢作川沿いの道~戸越峠のルートで帰る予定です。
さっそくR153を進みますが、ここら辺は何度か走ったことのある道なので安心感がありました。
夜のR153は交通量が少なく、意外と走りやすかったですね(笑)
道の駅 どんぐりの里 いなぶを通過し・・・
既に270km走ったというのに、体は割と元気だった。
いつもならそろそろ眠気がやってくる頃だが、それも無かった。
今日は調子いい・・・かも?
しかし、若干胃がヤバそうな感覚があったので、ここでの補給は胃に優しそうなプリンとゼリーにしておいた。
あとアミノバイタル パーフェクトエネルギー2個目もここで使用。
ここでエネルギーを蓄え、一気に矢作川沿いの道まで走り抜ける作戦です。
・・・しかし、胃が弱っているせいか、食べても戻したくなる感覚に襲われる。
が、なんとか耐えて食べ物を体の中に封じ込める。
300kmくらい走るといつもこんな感じになってますが、毎回辛いことには変わりないけれどこういうのは慣れてます(^_^;)
とりあえず頑張って出発。
R153の緩い坂をダラダラ登って下りに差し掛かるあたりで矢作ダムへの分岐点があり、そこ(県道490号線)を進んでダムを目指す。
真夜中の10時。ダムの上の道を走ります。
こんな時間でも意外と人がいました。
下って小度K・・・ではなく小度ファミ?に到着。(22:24)
ここら辺でさっき食べた分のエネルギーが使い果たされ、空腹状態に。
空腹状態だけど、胃は弱りきっていて何か食べたとしても多分戻したくなる感覚に襲われるだろう。
しかし、食べないと走るためのエネルギーを生み出すことが出来ない。
かなりピンチの状況ですが・・・何も食べず走り続けるよりかは胃に食べ物を投下して辛くてもエネルギーを生み出す方が絶対に良いと判断し、補給食を少しずつ食べる。
そしてどれだけゆっくりでもいいから、とにかく走ることにした。
川沿いの道を走り、アップダウンをこなしてファミリーマート藤岡飯野店近くまで来た。
もう胃が限界だ!固形物は絶対に食べられない。
眠気はあまりなく、意識はハッキリとしているが、食べ物を消化する器官が限界を迎えた中で、これからどうやって戸越峠を越え、帰路を走ろうか悩み始める。
自販機を見つめ、策を練る・・・・・・
・・・・・・・・・
そうだ、コーラだ!!
コーラなら、胃が弱っていてもすぐにエネルギーを生み出すことができるし、カフェイン効果で眠気を強制的に吹き飛ばして走ることができる。
ということでコーラをゴクゴク飲み干し、戸越峠を越える。
帰路の道も、2本目のコーラを飲んでゴリ押し。
そして無事帰宅!(1:22)
最終的な記録としては走行距離340km、合計上昇高度6300mとなりました。
走行距離は記録更新にはならなかったものの、合計上昇高度は5205mから1000m以上も更新することができました!
帰宅してからはすぐにアミノバイタル ゴールドを飲んで体を修復させます。
そしてカフェインによる興奮作用がまだ続いていて眠くならなかったため、効果が切れるまで少し待ちました。(そのまま寝たら多分睡眠の質が落ちるかなーと思って)
効果が切れ、お腹が空いた状態となったところで何も食べずに即座に寝ました。(空腹だったとしても何も食べることができないため、まずは寝て胃を回復させます)
翌日の昼頃、ようやく胃が回復して普通に食事ができるようになりました。(午前中はひたすら回復のため寝続けました)
とても長く辛く楽しい旅でした。
またこういうのやりたいと思います。(というか近々もっと長いのをやる予定でして、それの予行練習で今回走った…というのもあります)
それでは!
【記録】
走行距離・・・340.60
走行時間・・・16:55:09
平均速度・・・20.13
最高速度・・・69.36
平均ケイデンス・・・76
最大ケイデンス・・・253(オカシイ)
平均心拍・・・130
最大心拍・・・166
累積標高・・・6302
キツさレベル・・・10
【振り返り】
無謀といえるようなコースを完走することができて本当に良かった。
これからもっと距離を伸ばしていく上で、やはり胃の問題を解決しなければ、次のステップには進めないと感じた。
確かに胃が死んだとしてもコーラでゴリ押ししてある程度走ることはできるが、それだけに頼って走り続けるというのは体にあまりよろしくないからなるべく避けたいところ。(そのためコーラは本当に最後の手段として取っておく。)
こういったブルベのようなスーパーロングを走る際は、心拍を70%以下にして走るというのが基本とよく聞くが、調べてみるとこれには足の温存以外にももう一つ目的があり、それは何かというと胃の負担を減らすという事だった。
走っていると常に筋肉に血液が必要となる。強度が高い=心拍が高いと、筋肉に血液が巡る分胃に血液が足りなくなり、どんどん胃が弱っていってしまうんだとか。
そこで強度(心拍)を落として走ることで、胃の機能を維持させることができるという。
また300km級のライドを行って胃が弱らない確認をしたいと思います。