(当日編1/2からの続きです。)
5/1㈰
目覚ましを5:00にセットしたので、5:00に起床・・・・・・・
するも、まさかの二度寝!!!!
そんなわけで6:00に起床!!
しまった!!余裕ぶっこきすぎた!!(笑)
おはよう御座います!?
— ikaruga@Iさんという名前で動画投稿者やってます (@ikaruga_1735853) 2022年4月30日
やべえ!!
6時間寝るつもりが7時間も寝てしまった😅
まあ、全然ゴールには間に合う予定だから、たぶん大丈夫だろうけど・・・・
ゴールは次の日の11:00くらいになりそうです。
今日は7:30くらいにすたーとするかな!残り380km!
まあでも全然間に合うつもりでいるので、そこまで心配はしてませんけどね(^_^;)
むしろここで大量に睡眠時間を稼いでおいたほうが、ラストにある超山岳区間(深夜通過予定)の下りで眠くなる心配がなくなるので、メッチャ安全に下れるようになるというものです。
(ついでに書くと初の1000km挑戦だった2020年の中部1000や2021年の岡山1200kmでは重要な位置付けのブルベだったので強い意志で朝起きることができていたが、今回のは3回目の1000km超えチャレンジということもあり、慣れて余裕ができていたというか、油断していたというか…要はそんな感じです(^_^;))
そういうわけで朝ごはんを軽く食べて宇和島市を出発!!(7:26)
いきなり登りが始まって鬼北町突入。(7:49)
ここから寒くなると思い、持参してきたモンベルの暖かい長袖インナーをホテルで着て走ってます。
・・・・が、全然寒くなく、むしろいきなり登りが始まったことでクソ暑いです(^_^;)
さすがに発汗量もすごいことになってきたので、草の茂みに隠れて長袖インナーを脱ぐことに(^_^;)
あぁ、無駄なタイムロス・・・辛い・・・
でも自分の判断ミスが招いたことなので、どうしようもありません・・。
着替えしていたら、なんと霊夢さんが通過していく!?
ツイートでワークマンで防寒着を買っていたと言っていたから(時間帯も割と前)、もう先へ行ってしまっていたものかと思ってましたが・・・
とりあえずせっかくなのですぐに追いかける。
そして追いついて、昨日ぶりに再会して軽く会話😄
その後、私がすぐにコンビニへ止まる予定だったので霊夢さんには先行していただくことに。
ということで宇和島のホテルから15kmのところにあるコンビニへ到着。(8:19)
なんでこんな短い区間なのにコンビニへ寄るのか?
その理由は、ここからのコースにあります。
ここから先140km(1600mアップくらい?)はコンビニが一切ありません。
なので、ここで補給食を買い込んで一気に走り切ります!!
こっから140kmほどコンビニがありませんので次のコンビニまで一気に走り切ります。
— ikaruga@Iさんという名前で動画投稿者やってます (@ikaruga_1735853) 2022年4月30日
無駄な装備を持たないようにして軽量特化させたバイクが一番進化を発揮する区間が始まりますねー!楽しみ! pic.twitter.com/yixbaWDXhj
一応ここから20kmくらい先のところにヤマザキショップがあったり(営業時間に制限あり)、四国カルストの頂上でソフトクリームとかが食べられたりはするのですが、営業してる時間に通れる確証がなかったり、ソフトクリーム類でカロリーを補充できたとしてもそれだけで次のコンビニまでカロリーが持たないと判断し、ここのコンビニで補給食を買い込み一気に走り切る作戦でいくことにしました。
この量ヤバイですよね(^_^;)
高代謝につき非常に燃費の悪い体なのでこれも仕方のないことなんです。
この体質でブルベを制するにはこれしか方法がないんですから😂
コンビニでアメリカンドッグ、ファミチキで脂質・たんぱく質を十分に摂取。
脂質は走りながら食べる補給食では摂れる量があまり多くない印象(合ってるかは不明)だから、コンビニで止まった都度摂取したほうがいいような気が、最近しています。(まだ色々と検証中ですけどね…)
補給を終えたら再スタート!
ずーーーっと走りやすい道を走っていきます。
いよいよ四国カルストへ突入!!(11:27)
ここから一気に標高1400mまで登ります。(現在標高100m)
さっきのコンビニからこの登りが始まる地点まで約40km近くあり、コンビニで食べた分だけではカロリーが持たないので補給食を食べながら来ています。
また、登りながら補給すると胃もたれするため(内臓が最強レベルに弱いのがその理由)、本格的な登りに入る前に十分なカロリーをあらかじめ摂取しておきます。
ちなみに、ここの登りは頂上の1400m地点まで36kmくらいあります(^_^;)
勾配が全体的にキツくないのが唯一の救いか・・・
いいペースでゴリゴリ登っていきます。
途中で霊夢さんに追いつきました。
足を少し痛めていたんだとか・・・大丈夫でしょうか・・・。
どんどん登って通過チェック⑤の男水自然公園へ到着。(11:37)
登りが開始してからブルベ魂に火がついてしまったので、写真だけ撮ったら高速で再スタートしていきます。
さぁサクサク進んでいきましょう!!
こんな感じの道を進んでいったり。
途中で700km突破!!!!
こういうキリのいい数字好きですわー。
もうちょいか!?
ルートナビと心拍とパワーだけが表示されている画面を見て無心で登り続ける。
すると、ようやく景色が開けてきた!!!
腹が減ってきたのでコンビニで買っておいた焼きそばパンをむさぼり食う。
いやー四国カルストで食べる焼きそばパンはうまい!!!!!あ、正面の右奥に見える山の上が次のチェックポイント「源氏ヶ駄場」です(^_^;)
源氏ヶ駄場へ向かう分岐が見えてきた!あれ・・・?誰かいるぞ・・?
よく見たら・・・チーム20代のリーダー、じーにょさんだーーー!!!!
ツイート見てて私のすぐ前を先行していたことは知っていたが、ここで追いつけるとは!!
ソフトクリーム?か何か食べてたそうです。
そんなわけでここから一緒に標高1400mの源氏ヶ駄場へ!!!
盛り上がって参りました!!!!!
すげえ絶景です!!
通過チェック⑥ 源氏ヶ駄場に到着ー!!(13:14)
すんげええええ!?!?
魚肉ソーセージを大量に食べて下ります。
サイコーすぎる写真が撮れた✌️
じーにょさんがインスタ360を持ってきており、いい景色のとこで撮ろう!となったのでちょっと下ったところのいい場所で撮影!!
ちょうど霊夢さんもナイスタイミングで登ってきていたので、3人でウェーーイ⤴⤴⤴最高!!ありがとうございました!!
その後は道なりに進んでいく。
まずは地芳峠に向かって進むが、全部下りかと思ったらちょっと登りだった。
でも景色がもうサイコーだったから文句がひとつもない!!
気持ちいい下りを経て地芳峠到着!しかしバイク乗りの人がいて看板は撮れなかった!
そのまま次のチェックの天狗高原まで勢いよく突き進んでいく!
ここから300mほど登る。
しかも思ったより勾配がキツめ。
しかしずっとブルベ魂に火がついているので、ゴリゴリに登っていける!!!!
結構登ったらなんか景色が開けてきたぞ・・・?
お・・・・・・・・!!!!
おおおおおおお!!!!!
これが四国カルスト!!!!!
ハンパねーーーー!!!!!!!
そんな感じでボルテージがマックスの状態で通過チェック⑦の天狗高原へと到着!(14:27)
726km地点、天狗高原到着!
— ikaruga@Iさんという名前で動画投稿者やってます (@ikaruga_1735853) 2022年5月1日
ブルベくそ楽しい。
12時間後、ブルベくそ辛いに変わります(笑) pic.twitter.com/ZBkV5PDuZk
ここから標高100mちょいのところまで一気に下ります!(現在1400mちょい)
長い長いダウンヒルをこなし・・・
下界へと降り立ち・・・
しばらく平坦を進んでいって・・・
772km地点にあるコンビニへと到着!(16:14)
やった!なんとか無事140kmをノーコンビニで走り切ることができました!!(ノーコンビニ自己最長記録更新なので地味に嬉しいです(笑))
ここから66km走り、次のファミリーマート大豊店で補給したらいよいよ徳島1000GFの最終決戦、超級山岳三連戦が始まるな・・・・
そしてそれを乗り越え、ゴールへたどり着いた瞬間、私は生ける伝説となる・・・!
いやならないけど・・・
・・・
とりあえず補給を終え再スタート!!
ここから次の区間まではラスボス前の道中ステージという感じがプンプンします。
しっかりとここでコンディションを整えていきましょう!
・・・・ってあれ???
なんか右ポケットに入ってる補給食少なくね・・・?
しまったーー!!
さっきのコンビニで買い忘れたーーー!!
次のコンビニまでの66kmを走る補給食を買い忘れてしまいました。
え、なんでこのタイミングで!?
自分でも信じられない。このタイミングでこんなミスをしでかすとは(笑)
どうする?
このまま予定していたファミリーマート大豊町までたどり着くのはおそらく困難・・・
幸いにもそこから11km手前にファミリーマート長岡本山町店があるので、そこにさえたどり着ければなんとでもなるっちゃなる。
(というかブルベのルート上に出てくるコンビニとしてはこっちが正規なので、普通の参加者は多分こっちを選ぶ。私があえてファミリーマート大豊町の方を選んでいた理由は、ラストのノーコンビニ区間の距離を少しでも短くして走りたかったから。)
しょうがないので11km手前にあるファミリーマート長岡本山町店を目指して走ることにする。
残された補給食を食べながら走っていると、やはり途中で補給食が底を付いてしまった。
なんとかぎりぎりの状態で走り、ようやくファミリーマート長岡本山町店へ到着。(19:21)ここまでで826km。(RWGだと829km地点)
次にコンビニが出てくるのは、さっき書いた840km地点(RWG)のファミリーマート大豊町(ただしコースから1km外れた位置にあるため普通はロスになる事から使われることは少ない)、そして982km地点(RWG)にあるファミリーマート徳島神山町店。
普通にいけば982km地点のコンビニで休むのがセオリーかもしれないが、そこから25km走った1003km地点にあるローソン徳島上八万町店がゴールPCとなっているため、そこまでぶっ通しで行きたい気持ちもある。(たった25km、カロリーが持てばの話だが…)
ただ、現在いるファミリーマートからゴールまでの約170kmはおよそ4000mくらい登る超山岳区間。
補給食も平坦170kmだった場合より多く持っていかないといけない。
結構悩ましいですが、とりあえずカロリーが持ったらゴールPCまで行き、持たなかったら982km地点にあるコンビニで休むことにする。
そんなわけで、とりあえず補給だー・・・・ってあれ?
バイクが一台、誰かいるぞ????
!!!!!
カモシカさんがいるーーー!!!!
初日のスタート以来一切会ってませんでしたが、まさかこんなところで遭遇するなんて!!!
どうも話を聞くと、ここからの梶ヶ森に備えて長時間休憩していたらしく、あわよくば誰か来たら誰かと登るつもりでいたとのこと!!
その誰かがまさかの私になるとは・・・これは中部1000の麦草峠の再来か(^_^;)?
当然その話が出てちょっと盛り上がりますが、もちろんお互いそんなことはするつもりはないと分かっているのでちゃあんと平和協定が結ばれました(笑)
まあそんなわけでこれから二人で梶ヶ森へ挑むことになりました。
あでも、そう言えば私のすぐ後ろにじーにょさんと霊夢さんも来てるんですよねー、とかなんとかつぶやきつつ店内で補給をします。
超重量で大量の補給食(笑)ここの最後の区間が一番補給食を必要とするので、過去最強レベルで補給食を購入。
コンビニ補給食で4300円くらい使ったの今回が初めてだぞ(笑)(^_^;)
補給をしていたらじーにょさん、霊夢さんもコンビニへ到着!!!
えっ!?!?!?
ここにきてまさかの!!!!
大会前日に海鮮料理を一緒に食べたチーム20代が再集結!!!!!
なんと胸熱な展開なんだ!!!!!🤣
・・・がしかし、じーにょさんはこの先にある宿泊施設で予約を入れており、カモシカさんは梶ヶ森を超えたあたりで一旦仮眠する予定とのこと。
霊夢さんは自分と同じくこのまま深夜に特攻するとのことだが・・・
ここでチーム20代が再集結したからには、せっかくの機会なんだしみんなでゴールを目指すのもいいかもしれない…
だがじーにょさんは宿をキャンセルしなきゃいけなくなる。
しかしじーにょさんはそれについては大丈夫と仰っていた。
カモシカさんも、みんなが行くならそのままみんなで行くということで良さげな感じ。
ちょびっと議論を交わすことにはなったが、なんやかんやで4人の意思は一つとなり・・・
チーム20代の4人でここからゴールを目指すことに!!!
(4800mって書いたけどたぶんこれ4000mだな…いやそれよりも少ないくらいかも?)826km走ってウォーミングアップ終了!
— ikaruga@Iさんという名前で動画投稿者やってます (@ikaruga_1735853) 2022年5月1日
徳島1000kmもようやくここからが本番!ちなみにここから4800mくらい登るそうです。
ゴール前最後のコンビニにて大会前日に海鮮料理一緒に食べた20代組が再集結!
せっなくなのでここから4人でゴールいきましょうということに!!なんという胸熱展開!!! pic.twitter.com/LochaAWsES
これホントに奇跡なんだよな・・・
そもそもカモシカさんがこの時間までここで待ってたとは限らないし・・・
私も補給食購入をミスって無かったらここのコンビニは通り過ぎる予定だった。
じーにょさんと霊夢さんも、同じタイミングでここに集結する確証なんて無かったのだから。
すごすぎる・・・徳島1000kmGF・・・
最後の最後でこんな展開になろうとは!!!
これはなんとしてでもゴールに間に合わせたいところ!!!
時間的にもかなり余裕がありそうだ。
現在時刻は20:00過ぎ。
コンビニを21:00に出発したとしても、明日の13:00が関門。
つまり16時間も猶予があり、16時間以内に170km・約4000mアップを完走できれば我々の勝利である。
えっ、全然ラクショーじゃね?
寝ててもいけるっしょ……
みんな余裕ぶっこいていた。
私もその中の一人だった。
そう・・・・
梶ヶ森を登るまでは・・・
21:00にコンビニをスタートと決めていたので、みんなそれに合わせて準備を済ませる。
私も大量の補給食を平らげ、お腹がほぼ満腹でなおかつ大量の補給食を積載し、完全に準備完了の状態となった。(あとモンベルの長袖インナーもここで着ておいた)
ということで、21:21にコンビニを出発!
みんなでめっちゃワイワイしながら進みます。
いよいよ超級山岳三連戦最初のボス、梶ヶ森の登り口に到着!(22:36)
まあ正確にはここまで来るのにそこそこ登ってきているので、登り自体はもう始まっているのだけれど・・・。
ここから12km・1092mアップ。平均勾配は9%だが・・・実際の勾配はおそらくもっとあるだろう。
多分13%は余裕で、キツイとこで15〜20%とかだろうか?
コースプロフィール的にも、頂上まで2時間はかかるだろうな。
仮に23時に登り始めたとしたら、登頂はおそらく深夜1時頃になるだろう・・・。
また、ここは頂上まで行って帰ってくるだけの往復コースなので、みなさん大容量サドルバッグを降ろして軽装で登るようです。
私は外しても大して変わらないので特に荷物は降ろさずそのまま行くことにします。
ということでみんな準備ができたところで梶ヶ森がスタート!!
事前に聞いてる情報によれば死ぬほど勾配がキツイところだという。
きっとしらびそ峠の前半10kmと同じくらいキツイだろうと勝手に予想してます。
とりあえずみんなで登っていくが、序盤からいきなり道が狭く、かなり路面が悪い。
おまけに道の端はガケになっており・・・素直に危ない。
っていうか完全に真っ暗でガケなんだろうけどガケなのかがよくわからない。
「サイドがダークなのでダークサイド・・・」
「・・・」
「なんか言った?」
みんなでアホなこと言いながら登ってく。
途中、霊夢さんのチェーンオイルがずっと切れててヤバそうだったので止まって注油。
その間、私は美しい夜空を見上げて星を見てました。
「満天の星空・・・・」
「マウンテンメスゴリラ?」
「www」
「・・・メスゴリ?」
夜中なのでアホなこと言いまくっててみんなテンションがおかしい(笑)
いや、おかしいのは一部(私とカモシカさん)だけか・・・
そんな感じで登っていく。
最初はまあ普通にキツめで、登っていくと突然勾配が緩くなり、緩い下りになるくらいにまで登らなくなっていった。
「んんん〜??おかしいぞ〜?」
「下ってるせいでゴールまでの平均勾配がどんどん上がってってる(笑)」
「ヤバいヤバいヤバいヤバい!!!」
まあそんな感じで13〜15%くらいの坂が始まったわけで・・・・
さっきのコンビニからここまでで30km近くあり、燃費が悪いせいでカロリーが尽きてきて踏めなくなってきてしまった・・・(当方満腹まで食べても走れるのは30〜40kmまでが限界という日本でも類を見ないほどの燃費の悪さ(高代謝)が自慢です✌️)
なんとか補給を試みるも、勾配がキツ過ぎなのと上体を支える腕が既に疲労で限界(激痛)なので、もはや走りながら補給できない。
そのため何度も止まってあんぱんを口に入れる。
無慈悲にも常に急勾配なので、カロリーがない状態ではとてもじゃないけど踏むことができない・・・
途中から勾配がキツすぎて完全に足が動かなくなり、降りて押し歩くことに。
じーにょさんとカモシカさんは元気だったのでとっくの昔に先行していってもらってます(^_^;)
霊夢さんも結構しんどそうで、二人で急勾配の道を押し歩いていきます。(5/2 0:29)
ちなみに押し歩き始めたところから頂上まではまだあと1.3kmくらいあるという・・・
登れるのなら乗って登りたいけど・・・急勾配を登る力がない以上、今は押し歩いた方が早い。
無理に乗ったって遅いだけだし効率が悪いからな!!
ずっと急勾配を押し歩きしていると、周りに木がない開けた場所に出た模様。
標高も1000mを超えてて、物凄く寒い風が我々を襲う!!
「さっっっっむ!?!?!?」
「ヤバいー!!!!」
すぐに危険な寒さということが分かったので、防寒着としていつでも着れるよう準備していたレインウェア・レインパンツをダッシュで装備する。
ついでにグローブの上から防寒テムレスも装備。
完全フル装備の状態となり、多少は寒さを凌げるようになった。
それでもまだまだ普通に寒いけども・・・。
なんとか登っていると、じーにょさんとカモシカさんは先に登頂完了して写真を撮影できたようで、下って来るのが見えた。
「あと少し〜〜〜!!!」
「頑張って〜〜〜!!!」
・・・あれ?
今カモシカさん下の防寒着無しで足出したまま下ってたような・・・??
マジか・・・どんだけ寒さ耐性強いんだ・・・
(※あとから聞いたところやはりかなり無理をされてたとのことでした😅)
自分らもあと少し・・・頑張らねば・・・
勾配の緩いところは乗ったほうが早いので乗って登坂。
でもそんなところは一瞬しかないので、すぐに急勾配になったら押し歩きに移行する。
山荘の場所も超えて・・・あと少し・・・!!!!
気温はおそらく0℃で極寒の風の中。
霊夢さんと二人で暗闇の標高1300m超えの山の上を突き進む!
そしてついに通過チェック⑧の梶ヶ森、登頂!!!(1:18)
真っ暗でホントに頂上なのかよくわからないので、霊夢さんと交互にライトで照らしながら写真撮影!
本当に危険な寒さなので急いで退散ーー!!!
あっ、遠くに夜景が見えた・・・どこだろう??
写真など撮る余裕は一切無かったので、ダッシュで目に焼き付けるだけにしておいて速攻でダウンヒル!!
下ってる途中、ウサギとリスと……なんか小動物1体と遭遇。
どれも速度を落として華麗に対処できました。
っていうかとにかく急勾配過ぎて下りも本当にやばい!!
手の握力も体を支える腕も疲れに疲れ果てて激痛!!
それでも諦めず安全に下りきらなければならない!!
その先のゴールへたどり着くために!!
帰るべき家へ帰るために!!!
下ハンとブラケットを交互に使い、結構しんどい状態でなんとかさきほどの登り口まで戻ってこれました・・・(^_^;)
急勾配もですが、寒すぎて梶ヶ森は本当に危険なところだった・・・
坂のキツさ的にもしらびそ峠の前半10kmとほとんど同じくらいのように感じた。
しらびそ峠に行ったことがある人は、ぜひともこの梶ヶ森を登ってみてほしいな・・・
そして梶ヶ森を登ったことがあってしらびそ峠へ行ったことのない人は、ぜひともしらびそ峠を訪れてみてほしいな・・・😌
1:18に梶ヶ森 登頂!
— ikaruga@Iさんという名前で動画投稿者やってます (@ikaruga_1735853) 2022年5月1日
しらびそ峠並みにキツいと予想してたらしらびそ峠並みにキツかったです。しらびそと肩を並べてもいいレベル。
そこに山頂は0℃の超極寒、さらにずっと急勾配のロングダウンヒル・・徳島1000もようやく本気を出してきた感じです(笑)
ここからまだあと超級山岳2個登ります。 pic.twitter.com/KVgSN9F9s9
あと、今のところ眠気は一切無い模様!!!
やはり7時間睡眠はかなり強いな。全然眠くならない!
この調子でガンガン行くぜー!
・・といきたいところだけど、みんなと行くわけだから自分だけの勢いで進むことはできない。
みんなにペースを合わせてかんとねー。。。
みんな下り終えてサドルバッグも付けたら再スタート。
お次は超級山岳三連戦2番目のボス、京柱峠。
大体17km・800mアップの峠。
見ての通り勾配は緩めで無駄に距離が長い感じ。
勾配が緩いのなら、正直楽勝だと個人的に思う。
さっそく進んでいく。
梶ヶ森を下ってすぐで寒かったためレインウェア類を着たまま登っていたが、やっぱり暑くなってきたので脱ぐ。
そしてちょっと行ったとこで自販機休憩しようということで休憩。
個人的な思いとしては、止まらずにもうガンガン行きたい!という感じなのだが、グループで走行するとなるとそうもいかない。
最初に一緒に行くって行っちゃったしね、、、ただ、時間内認定を大前提としているので、本当に時間がヤバくなってきたらすぐにでも単独でゴールを目指すつもりでいました。
余裕のある今は、とりあえずみんなと行動を共にしていきます。(思い出作りの意味も込めて)
休憩したら再スタート。
この辺からさすがにちょっと眠気が出始めていたので、まさにこの「ラストの山岳区間の登りで眠くなった時」用に持ってきた骨伝導イヤホンを装着し、音楽を聴きながら登っていく!!
好きな音楽を流すとテンションが上がるので、眠気が一瞬で吹き飛ぶ!!イエーイ!!
またとばしていきたい気持ちが芽生えてしまうが、我慢してペースを合わせて峠を登っていく。
早朝4:00も過ぎ、空も少しずつ明るくなってきた!
そしてようやく標高1123m、京柱峠へ到着!!(4:50)
ここから12kmほど下る。
ここも眠くなりやすい危険なポイントなので、当然対策でグミを買ってきている。
下りながらグミを食べることで眠気をなくし、カロリーも摂取できるというまさに一石二鳥の技。
みんなには先に下ってもらって、防寒着のレインウェアを着てグミを口に入れたら私も下ります。
ここの下りは路面がかなり悪く、道幅もそこまで広くないからまあまあ危ない。
こんなところで眠気を誘発しながら下ってたらとんでもなく危険だ・・・
グミをモグモグしながら下りきって、お次は数百m登って通過チェック⑨の落合展望所を目指す。
・・・とその前に自販機休憩。
ここから落合展望所の小さい登りをこなして、そのあと超級山岳三連戦最後のボス、見ノ越峠(剣山)が待っている。
ここは距離20km、800mアップの峠道。
こちらも京柱峠と同じく勾配が緩く無駄に距離が長いのが特徴。
キツくないのはかなりありがたいが、今持ってる補給食だけでコレ最後まで持つのか・・・・・?
ちょっとカロリーに不安があったので、補給食が余ってるというじーにょさんのおにぎり1個を念の為買い取ることにしました(^_^;)
すみません、ありがとうございます…m(_ _)m
休憩を終えて再スタート。
朝日が昇ってもまだ気温が異様に低く寒い中、坂を登っていく。
とりあえず通過チェック⑨の落合峠展望所へ到着。(6:01)
ここからはまた暑くなりそうな気がしたので、防寒着として着ていたレインウェアを脱いでいくことにする。
そして再スタート。
ここまで登った分を下り、20km・800mアップの見ノ越峠(剣山)が始まった。
さっそく登っていくが・・・・・みんなペースが上がらない。
というか、みんな眠気だったり足の痛みだったりで、調子が優れずペースが上げられないようだった。
マジかー・・・みんな大丈夫?
しかも、なんとなくだがこのままいくと制限時間も危うくなってきている気がするので、なんとかしてペースを上げたい気持ちがある。
うむむ……これがチーム崩壊の危機というやつか?
途中でかかしの里を通り、無駄にリアルなかかしの群れを見てみんなちょっと元気になる(笑)
とりあえず全体の士気が上がれば少しはペースも取り戻せるはずなので、ここのカカシたちには助かった(笑)あとでお礼言っとかないとな・・・
ちょっと行ったところで久しぶりの自販機&トイレ休憩。
止まってある程度休んだら再出発。
この辺から、そろそろ本当に制限時間に余裕がなくなってきていることを全員が認識し始め、さっきのゆっくりペースはやめて時間を意識したペース配分にすることを決意。
誰かがトラブったら、内容にもよるけどとりあえずみんなで対処して(パンク修理とかね)基本はみんなで行くという作戦に。
ヤバそうなトラブルなら、残念ながら置いていくということに。
(まあ、結果的には最後までノートラブルでしたけどね!)
チーム20代の勇姿。
どんどん登っていくが、今度は私がカロリー切れで若干ペースが落ち始める・・・
峠のゴールはもうすぐそこなのに!
水不足で喉も渇いた状態で結構キツイ・・・
でもなんとか標高1410mのゴール、見ノ越峠(剣山)へ到着!(8:36)
とりあえず水・・・水をくれ・・・
お店で水を買う。
食事もできたらしたいが、すぐには料理は出てこないとのことなので諦める。
ということでそのままルート通り21kmの超長い下りへ。
下り始めは剣山の素晴らしい絶景が見れました。
この時かなり疲れ果てていっぱいいっぱいだったので、写真は撮ってません(^_^;)
下ってたらまさかの途中で登りが。
こんな不意打ちの登りがあるとは・・・
しかもそこを抜けたあと下りになるものの、道がギザギザに掘られていて凄まじい振動が常に体に襲いかかる(笑)
既に手とか腕がヤバいのでかなり応えました・・・
あとガタガタ過ぎてスピードも出ない・・・
…まあ、どっちかというとこういうのグランフォンドっぽくて嫌いじゃないんですけどネ(笑)
ガタガタでギザギザな道を越えたらきれいな道になって凄まじく長い下り!!!
何度もグネグネした道を下り、ここもまさしくグランフォンドしてるって感じでした(笑)
ただ、ひたすら長いブレーキで手先が激痛でかなり辛い…😂
最後の方の下りの途中でまさかのFETさんに追いつきました!!
実は梶ヶ森登ってる時に下ってきたところをすれ違っていたのですが、まさかここで追いつくことになるとは・・・
そして峠を下りきったあたりではsudouさんもいました!どうやらパンクだったようです…😭
ようやく長い峠道を下りきって、あとは最後の川井峠(7km・400mアップくらい)を登れば、ゴールまではほぼ下り。
川井峠は超級山岳三連戦のあとに出てくる小さい峠で、これさえクリアすれば徳島1000kmGFも終わったも同然。(ただし川井峠からゴールPCまでは下りといえどまだ36kmくらいある。)
気持ちのいい快走路を経て、いよいよ川井峠の登りがスタート。
ここで、カモシカさんにある相談を持ちかける。
「中部1000の麦草峠の時のリベンジがしたいのですが・・・川井峠でバトルしませんか?」
2020年9月に走った初めての1000km、中部1000では700km地点あたりにある麦草峠でカモシカさんとまさかのガチバトルを繰り広げている。
そこでは何度も何度も前半でアタックを繰り返し、引きちぎるために全力で麦草峠を登っていたのだが、私よりもカモシカさんのパワーの方が上だったようで、後半は返り討ちにあい敗北していたのです。
今日はその時のリベンジなのだッッ!!!!!(燃)
幸いにも剣山を下り始めるタイミングでスイートポテトを食べていたおかげで、下る前よりも足が軽くなっておりかなり復活している。
カモシカさんは快く(?)勝負を引き受けて下さったので、既に950kmを走りボロボロになっているはずのこの体で全力バトル開始!!!!!
400W(6.3倍)とかMAX656W(10.4倍)とか出してゴリゴリに登っていく!!!
結果は・・・まあこんな感じで😅
そんなわけで最後のPC4 川井峠の川井トンネルへ到着!!(10:09)
みんな生き生きとして楽しそうでした。
全開出さないと、普段生きてるっ感じしませんもんね(^_^;)
その後川井峠を下り・・・
とりあえずお腹がペコペコでヤバいのでゴールPCの手前の982km地点にあるファミリーマート徳島神山町店で軽く補給。(11:06)
ここからゴールまではあと21km。
今が11時過ぎってことは・・・
制限が13時までなわけだから、案外余裕なくない!?!?
やっぱりあんまり余裕がありませんでした!
まぁ、ゴールには間に合うでしょうけど・・・
みんななるべく早めに補給し、とりあえずダッシュで再スタート!
最後の区間も、ゴリゴリに踏んでいく!!!
カモシカさんも復活したみたいで、第2ラウンドみたいな感じで爆走が再び始まる・・・🤣
ゴールPCに向けてみんな本気で走る。
そして・・・・
ついに・・・・・
ゴールPCのローソン上八万町店へ到着し、
徳島1000kmGF完走!!!!(12:10)積算距離1000km突破!お疲れさまでした!
つぶやくのめんどくさくてつぶやいてませんでしたが、徳島1000kmGF、完走しました。 pic.twitter.com/3qxp259eFx
— ikaruga@Iさんという名前で動画投稿者やってます (@ikaruga_1735853) 2022年5月2日
レシートの時間がそのまま完走タイムになります。
今回は12:10にレシートを取得したので完走タイムは74時間10分ということに。
制限時間は75時間だから、あんまり余裕がないって感じだ(笑)
ゴールPCについたあとは、6kmほど先にある徳島市内のマクドナルド佐古大橋店でゴール受付を行いますので、そこへ向けて移動を開始します。
みんなさっきまでと打って変わって凄まじくゆっくりペース(笑)
そりゃあ当然そうなるけど・・・とにかくみなさんお疲れでした!!
マクドナルドに到着し、かたやまさんにスマホで撮った写真やらコンビニレシートやらを見せ、無事74時間10分で認定されましたー!
↑はオダックス近畿さんオリジナルメダル。
距離ごとに違うデザインなので、各距離のメダルを集めたくなるという。
写真は撮ってませんが、一般の1000kmメダルも購入しました。
中部1000で既に同じメダルを持っていましたが、まあせっかくの1000kmだったので購入しておきました(笑)
74時間10分で徳島1000GF認定されました。
— ikaruga@Iさんという名前で動画投稿者やってます (@ikaruga_1735853) 2022年5月2日
3回目の1000km超えチャレンジも無事終えられて何よりです。
とりあえず、
つかれた・・・
そして
最高の思い出になったいいブルベでした。 pic.twitter.com/UP6U9IEmSy
受付後は会場をあとにし、ラーメン食べよう!!ということで中華そば いのたにへ・・・・行きたかったけど臨時休業😢していたので代わりに東大ラーメンへ。
霊夢さんは先に帰られたので、カモシカさん、じーにょさんと3人で食べました。
その後は私もレンタカーのあるコインパーキングへ戻るということで、これにて解散。
徳島1000kmGF、みんなと走れてサイコーの思い出になりましたっ!!!!
ありがとうございました!!!
解散後はレンタカーが停めてあるコインパーキングを目指して移動をしていましたが、あまりの眠気に同じところをぐるぐる回ったり、全然違う方向へ行ったり通り過ぎたりで、コインパーキングにたどり着くのにかなり時間がかかりました😅
そりゃあ前日の6:00に宇和島市で起床してから、ここまで32時間くらい一睡もしておりませんからね😂
クソネム状態では思考回路もまともじゃあありません・・・
とりあえず眠すぎたので、その日は徳島市で宿に泊まり、翌日名古屋へ帰りました。
名古屋へ帰った日は、なぜか高速がくっそ渋滞していて(1km進むのに30分😇😇😇)仕方なく下道で帰ったところ、帰宅が19時くらいになっちゃいました……
でも無事帰宅できたからヨシ!!!🤘
高速道路と主要国道が超級レベルに渋滞してるので(1km走るのに約30分かかった)
— ikaruga@Iさんという名前で動画投稿者やってます (@ikaruga_1735853) 2022年5月3日
下道で帰ってます
自転車で通る旧道や峠道を車で通るのは狭いし大変(^_^;)
三重の東員町のオガワサイクルさんとこにベロプラグ黄が置いてあるとフォロワー様に教えてもらったので帰りに買っていきました。めちゃレアだー pic.twitter.com/rYjfUmH93q
やっと帰宅しました
— ikaruga@Iさんという名前で動画投稿者やってます (@ikaruga_1735853) 2022年5月3日
昼には帰ってるつもりがGW補正でとんでもなく時間かかった・・・
徳島1000kmGFのログも無事アップされ、大満足でした。
ブログも書きたいこと多すぎて今回もヤバいな…
ちなみに写真は昨日、剣山の見ノ越峠を登ってる時の写真(通称チーム20代)
ほんといいブルベだった pic.twitter.com/d9pwYdLdWF
ログもきれいに最後まで取れて、大満足です。1000km以上のログは、何度見ても圧巻ですよね😄👍
今回のリザルトとしては、
エントリー19名
出走17名
完走14名
完走率82%
という結果になったようです!(公式HPより)
初日がクレイジーな暴風雨だったにもかかわらず、それが原因でDNFした人は一人もいないんだとか・・・
そしてこの完走率・・・
本当に猛者しかいないのが伝わってきます(笑)
私もこれでまた一つ強くなれたので、一ヶ月後の岡山1000km中国山地も頑張りたいなぁ😌
ということで、長い長いブログを読んでくださりありがとうございました。
またどこかで、会いましょーーー!!!✋