前後フェンダー(泥除け)を買いました。
Dixna(ディズナ)のクラウドリフトという商品です。
前後取り付けた時の写真です。
購入はワールドサイクルで。
2020年1月20日に家に来ました。
買った目的は、フロントフェンダーが欲しかったから。
リアフェンダーの方は既にゼファールの超簡単に脱着できるアレを持っていて、今回別に欲しかった訳ではありませんが、前後セットでしか買えなさそうだったのでおまけでついてきちゃいました。
値段は前後セットで4500円くらいでした。
フロントフェンダーって、別になくても走れますが……雨上がりの路面を走る際、これがあるのとないのとでは快適度に大きな違いが出るようです。
フロントフェンダー無しで路面がベタベタな道を走ると、前輪の跳ね水がダウンチューブに当たり、そこで水しぶきとなってシューズに命中します。
それがずっと繰り返されると…あっという間にシューズがベタベタになり、簡単に浸水してしまうことになります。
しかし、フロントフェンダーさえあれば、そんな心配は要らなくなり、路面がいくらウェットな状態であっても、強気で走りに行けます。
つまるところ、フロントフェンダーさえ付けておけばシューズが浸水する原因を雨のみに限定でき、快適なライドが実現できるようになるというわけです。
ただし、このフロントフェンダーには致命的な問題があり………^^;
そちらについては記事の後半で(笑)
さっそく封を開けて見ていきましょう。
説明書。一応撮ったもののあまり見てません。
このフロントフェンダーは専用の固定バンドでフォークに固定する方式をとっています。
これが中に入っている専用の固定バンド。フロントフェンダー用に4個、リアフェンダー用に4個入ってます。(写真はフロントの分のみ)
これをツメに引っ掛ければ簡単に取り付けできるみたいです。(写ってるヘルメットは初期に買った通勤専用のヤツです…)
どの角度のフォークでも取り付けできるよう、ある程度調整が可能な構造になっており、自分のフォークに合うベストな位置が決まったらボルト4点を締めて固定します。
取り付けて真正面から見てみました。横幅はかなり狭く、今履いている23Cでも隙間にあまり余裕はありません。
あまりにも隙間が広いと空気抵抗増や重量増となるため、個人的にはこれがベストな削りしろだと思います。
固定バンドはそのまま使うと長すぎるため、長さを合わせたら余計な部分を切り落としました。
そして、その切り落とした部分はフォークとフェンダー固定部の間にはめ込み、位置調整用オプションとして有効活用しました(笑)
こうしてセッティングが完了し、しばらくの間テストも兼ねて乗ってみました。リアフェンダーの方は付け外しと付けたあとの位置調整がまあまあ面倒くさいため、今回買ったディズナよりも簡単に脱着できるゼファールを結局使ってます(^_^;)
およそ40日ほど使ってみた感想です。
事前に調べていた他の方のインプレだと、頻繁に位置がずれて不満だとか、そういった声が挙がっていたため不安でしたが、使ってみればそんなことはなく普通に使えました。
ただ、位置が決まるまでは振動でタイヤによく擦れて音が鳴ることがあり、最適な位置が出るまでの間はまあまあ面倒くさいと感じます。
最適な位置さえ決まれば、振動でタイヤに擦れて変な音が出ることもなく、さらに取付位置がずれることもなく、良い感じに使えました。
肝心な跳ね水防止効果については・・・・
さすがフロントフェンダー!!完璧な仕事をしてくれるぜ!!
・・・・・・
と思っていた時期が私にもありました(-.-;)
なんとこのフロントフェンダー、確かに上半分はしっかりガードできているものの、下半分からの跳ね水に対してはガバガバで、思いっきり足にかかってきます(^_^;)防衛ラインの位置が高すぎる故に、簡単に突破されてしまうようです。
いや確かにフロントフェンダーを付けて間もない頃は「なかなかイイじゃん!」という感じで好印象だったのですが、使っているうちに「あれ…コレ全然防げてなくね…??」と思うようになり、ウェット路面を走っている最中、明らかにダウンチューブにかかった水がそのままシューズに直撃している光景を目の当たりにして、フロントフェンダーとしてこのままでは半分の効果しかないという確信へと変わりました(-_-;)
そこで考えました。
上半分は防げても、今のままでは下半分は防げない。
ならば私が改造して下半分用のアタッチメントを付けてやろうではないか!!
ということで3月14日。
フロントフェンダーを改造することにしました。
内容としては下半分を覆えるアタッチメントを取り付けるというもの。
具体的にはフロントフェンダーとアタッチメントになる物に穴あけ加工し、ボルトとナットで固定してやる。
アタッチメントとなる物は、薄くて軽くて平ペったくて長細くて簡単に手に入る物がいいなあ。
今回は倉庫にあった不要品を再利用することにしました。
さっそくフロントフェンダーに穴をあけます。
ガリガリガリガリドーンガツンポリッゴロゴロニャー・・・・・・・・
あきました。
今回用意したアタッチメントにも穴をあけました。
そして・・・
融合!!
ジャジャーンできました〜^_^
バイクに取り付けたら、こんな感じになりました。
上から見るとこんな風。少しボルトが長いせいで、若干飛び出ているのが気になりますが……まあ気をつけていれば問題ないでしょう。
これにより、防衛ラインの位置を少し下げることができ、アタッチメントを取り付ける前の状態では防げなかった下半分からの水も、完全にシャットアウトできるようになりました!!
ちなみに初めて実践投入されたのは3月15日。そう、中部200を走った時です(^_^;)
上の写真もよく見るとこのアタッチメントが付いています。
アタッチメントを付けて走ってみた結果、心配していた振動によるタイヤとの接触は全く問題ありませんでした。
というかサイズが本当にピッタリと合っていて、自分でも驚きです。
ボルト1点だけで止まっていたため、ずれたり緩んでくるのではないかという心配もありましたが、固定部分が直接振動の伝わる部位ではなく、フェンダーがしなった先に付いているため、全然そんなことはありませんでした。
出っ張ったボルトも、よほどハンドルを切った状態でペダルを踏みおろさなければ、当たることはなく問題とはなりませんでした。個人的に気になっていたダンシングとの干渉も全くなくバッチグー。
肝心な跳ね水防止効果についても、アタッチメントの部分で完全にガードしておりダウンチューブやシューズへは水が来ない事を確認できました。
改造成功です!今のところは…(^_^;)
今後長く使っていくことで、新たな問題が出てくる可能性も否定はできません。
まあ、そのときはそのときで考えようと思います。
というわけで、フロントフェンダーを買って改造したお話でした。
おわり。