山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

総アクセス数が100万を突破しました

2015/2/16に初めてブログ記事を投下してから約6年が経過し、2021/3/16㈫本日、ついにブログの総アクセス数が100万を突破しました。

 

3/16 7:30時点でのカウントは1000012。

 

最近は特に記事もあまり書けていませんが、これまで記事をいつも読んでくださってありがとうございます。

こんなでもよければ、これからもよろしくお願いします。

 

 

 

また、2020/4/20から初めたYouTubeですが、こちらも2021/3/13㈯の時点でついにチャンネル登録者数が100人を突破しました。

(ニコニコ動画のフォロワー数としては同じく2021/3/13の時点で157人でした)

ようやく3桁ですが、有名な方々とは全然比べ物になりませんので、まだまだかわいい数字です(笑)

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで今後ともよろしくお願いします。m(_ _)m

2020年8月に往復自走ビーナスライン走った話【3日目】

2日目からの続きです。f:id:ikarugasan:20210302122303j:image

朝は・・・たぶん5:00くらいに起きて、支度を済ませて6:00にホテルを出発!!

3日目は諏訪から名古屋まで自走で帰って、ついに2泊3日の旅は終わりを迎えます。

市街地を走って、山へ!(6:12)f:id:ikarugasan:20210302122050j:image

帰りは有賀峠から帰ります。

ここは距離はそんな長くないけど常に9〜10%が続く激坂。

しかもいきなり13%くらいから始まる、朝の準備体操にはもってこいの素敵な坂です\(^o^)/

諏訪湖よ、さようなら!!f:id:ikarugasan:20210302122544j:imagef:id:ikarugasan:20210302122713j:image

3日目だとやはり疲れも溜まっててキッツイ。

キッツイけど、登れない事は無い。

しかも登ってるとテンションや調子が上がってきて、どんどん楽しくスイスイ登れるようになる。

そんな感じで有賀峠クリアー!!(6:39)f:id:ikarugasan:20210302122915j:image

塩さんも無事登りきって、ここからはまだ通ったことのない県道442のルートから帰ることにします。

有賀峠を登りきった直後だというのに、いきなり急坂が始まってまたまたキツい状態が再開される。でも楽しい!

ある程度登ったら下りになって、ずっと道なりに走っていって坂がまた始まってヒルクライム再開。

峠のゴールみたいなところに到着して、塩さんと少し差が付きすぎたと思い、道を戻る。

……しかし、いくら道を戻っても塩さんの姿が無い。

こういう時、いつも塩さんは大丈夫なんだろうか……と、超不安になる。

とりあえずLINEで連絡を入れてみると、どうやら道を間違えて辰野の方へ下ってしまっていた模様!よかった、無事で😂

走ったことのない道を走れればそれが一番ですが、帰れればどのルートでも大丈夫なので私は下りきった塩さんのところまで行くことにしました。

 

こうして無事塩さんと合流し、辰野からほぼ平坦基調のコースで飯田に向かって走ることにします。

平坦を快調にとばしていると、いつもはあまりドラフティングを利用しない塩さんが珍しく後ろにピッタリついてドラフティングを利用してくださっていました!

おお!ついに塩さんもレベルアップされましたか!!

これには私も嬉しかったです(^o^)

 

途中、火山峠という峠があるのですが、塩さんに行きませんか?と聞いてみたらぜひ行きましょう!という返事が。

塩さんやっぱりサイコー!!

ということで火山峠。(8:13)f:id:ikarugasan:20210302123611j:image

距離も勾配も大したことない峠だけど、ここまでの疲れと平坦をとばしてきたダメージが蓄積し、また半端ないキツさになっていました(^_^;)(でもそれがイイ……(笑))

無事火山峠クリアーー!!(8:35)f:id:ikarugasan:20210302123630j:image

そのまま気持ちよく絶景の中をダウンヒル

下まで下ったら、そろそろコンビニ補給を入れないとヤバイ・・・ってことで真っ直ぐ西に向かって走り、コンビニ目指して駒ヶ根市市街地方面へと進んでいきます。(8:49)f:id:ikarugasan:20210304122611j:image

きれいー!f:id:ikarugasan:20210304122851j:image

後ろに塩さん。f:id:ikarugasan:20210304122931j:image

補給食が尽き、疲れも半端ない状態でコンビニ目指して死にものぐるいで坂を登る。キツすぎる……。

ようやくコンビニに着いて補給。(9:10)f:id:ikarugasan:20210304123014j:image

色々喋りながら補給して再出発。

ここからはひたすら飯田に向かって南下する。

 

道中は特に何もなく、2日前の行きの時にも通った道を普通に走って一気に飯田へ。

帰りは大平峠から通るので、その手前にあるファミマにて一旦補給。

そして再出発し、大平峠へ向かって登り始める。

登り始めのところではなんか前登った時と景色が違う……気がしたと思ったらやっぱり道を間違えてました。(間違えて13%くらいのとこまた登っちゃってすみません(笑)(^_^;))

横に水平移動して、本来の登るルートに合流し、大平峠スタート!!(11:53)f:id:ikarugasan:20210304125414j:image

と、その前に記念撮影♪f:id:ikarugasan:20210304125454j:imagef:id:ikarugasan:20210304125530j:image

今度こそヒルクライムスタート。

景色も楽しみつつゆっくり登坂。

いいね〜f:id:ikarugasan:20210304125553j:image

大平峠は勾配のキツい箇所がない代わりに(基本5〜6%程度)無駄に距離が長い。

なので油断してると結構簡単にカロリーが切れてしまう峠。

私はそれを知っていたので、それなりに補給食は積んできています。

塩さんは初見なのでちょっと心配です…(^_^;)

 

とりあえず登ってたら、塩さんが結構キツそう。

私は普通に登れていたので自分のペースで楽しくヒルクライム

しかし、やっぱり距離が長い。

ずっと登ってると代わり映えのしない景色のせいか、だんだん精神力が削がれていく。

 

よし!!ここはスマホで音楽を流して気分転換じゃ〜〜〜〜〜!!!!

ということで背中のポケットに入れたスマホで、そこそこの音量で音楽を流しながら楽しくヒルクライム♪♪

こんな超山奥なんだから、多少音でかくても問題ないよね(^_^;)

あと、これは1ヶ月後に控えていた中部1000kmでの練習でもあります。

1000kmでは真夜中の誰もいない峠道を一人で走ることが予想されるため、こうしてスマホで音楽を流しながらヒルクライムするとどんな感じになるかシミュレーションの意味も今回兼ねていました。

あ、一応言っておくと私はスマホで音楽流しながらヒルクライムするのは今回が初めてですよ?

 

こうして、大平峠…………ではなく、その手前にある飯田峠クリアー!!(13:05)f:id:ikarugasan:20210304125706j:imagef:id:ikarugasan:20210304125734j:image

いやぁホントに楽しくていい気分です♪

 

登り切ったらすぐさま補給。これは毎回山岳ロングをやる上で欠かせない行動です。

 

待っていると、塩さんもクリアー!!

峠を少し下って、大平宿を通過し、今度こそ大平峠に到着!(13:47)f:id:ikarugasan:20210305123645j:image

飯田峠から大平峠までも地味に距離が長いからホントにあなどれない。

塩さんは足もカロリーも底をついてかなりピンチの様子でした(-_-;)

自販機があれば寄りたいとのことだったので、大平峠を下ったら自販機休憩することにします。

 

次は馬籠峠を登りますが、その道中で自販機があったのでちょいと休憩。

DyDoの自販機だったけどエナジージムが(確か)売ってなかったので、250miのちっちゃい缶のスパークリングゼリーグレープ(ナタデココ入り炭酸飲料のやつ)を買って飲み干す。

 

自分も残されたカロリーはあと50%くらいといったところ……

一応背中にミニつぶあんぱんがまだ残っているものの、ここで食べたら確実に馬籠峠で胃もたれしてしまうので、馬籠峠を登りきるまではあえて食べません。

そのため、なんとかこのスパークリングゼリーで一気に馬籠峠を登り切りたいところ。

 

ということで自販機から先の道へ下り、橋を渡ったら馬籠峠スタート!!

この3日間でとてつもない距離と坂を登ってきたことで、いまものすごく調子が良い。

よっしゃ!!!!これでほとんど最後みたいなもんだし、馬籠峠でアタックしてやるか!!!!!

登りがスタートすると同時に、超高負荷で踏みまくる。

ペダリングの感覚が100%冴え渡っているおかげで、10%の坂が15km/hくらいでぶっとばしていける。

しかも先ほど自販機で炭酸飲料のスパークリングゼリーを飲んだおかげで、約20%くらい足が回復している。

その効果もあって、半端ないくらい激坂がスイスイ登っていける!!

 

うおおおおおおおおお!!!!

まだまだあああああああ!!!!

 

とにかく連動動作のペダリングで高負荷を出しまくり、いよいよ馬籠峠も後半に差し掛かる。

さすがに前半思いっきり踏みすぎてしまったせいか、一気に足に乳酸が溜まってしまい、後半は若干タレてしまった。

しかしそれでも最後まで全力を出し尽くし、ラストスパート!!!

 

おらあああああああああ!!!!!!

 

猛烈な勢いで峠の頂上へと飛び込み、ゴールと同時に岐阜県突入!

出し尽くし過ぎて、なぜかいま足が燃えるように熱い・・・(-_-;)

灼熱の真夏、しかも一番気温の高い時間帯に峠でTTをしたもんだから、足が高熱を帯びてしまったのだろうか。

 

とりあえず早くコンビニ休憩したいので、背中のミニつぶあんぱんを頬張りながら馬籠峠をダウンヒル

途中で見た恵那山の写真。(15:00)f:id:ikarugasan:20210305123810j:image

そして落合のファミマに到着!

なんでか知らないけどまだとにかく足が熱かったので、2Lの水を買ってふくらはぎや大腿部に思いっきり水をぶっかけ、コンビニ休憩中はずっと足を冷却していました(^_^;)

冷却していたら塩さんも無事到着です。

 

帰宅したあとに分かったのですが、今回アタックした馬籠峠ではまさかのトップ10にランクインしていました(^_^;)f:id:ikarugasan:20210305125645j:imagef:id:ikarugasan:20210305125655j:image

き、きっとそんなにレベル高くなかったんだよきっと!うんうんきっとそうに違いない!

 

ファミマで補給してしっかり休んだら再出発。

R19を少しだけ走って、まだまだ登り足りないから根ノ上高原も登るぞーーー!!!

・・・・ってアレ??f:id:ikarugasan:20210305202857j:image

ガーーーン!!行けないじゃん!!f:id:ikarugasan:20210305202912j:image

うーむむ、残念。

仕方ないので岩村(阿木)の方から帰ることにするか。

そういうわけで恵那のなんかすごい勾配とアップダウンのある道を通って帰路につく。

恵那の某所。(16:55)f:id:ikarugasan:20210305204431j:image

走っていると、なんか正面にとてつもなく大きな入道雲が見えた。

一旦止まって、雨雲レーダーを確認してみる。

あっ・・・・これはヤバイ(^_^;)

このまま真っ直ぐ走っていたら、発達した入道雲で夕立ちになってる豪雨の中へ突っ込んでいくところでした(-_-;)

 

雨雲レーダーで真っ赤(土砂降り)になっているエリアから逃げるため、急いで進路を変更し雨雲がこなさそうなR19を走ることにします(^_^;)

い、い、いそげ〜〜〜〜〜!!!(汗)

 

ダッシュでR19を駆け抜け、入道雲が来るのをやり過ごします。

定期的に止まって雨雲レーダーを確認し、さっきの入道雲がこちらへ来ていないか、そして正面に雨雲がないかをチェックします。

目の前を見ると明らかに雨雲っぽい雲が留まっているのですが、雨雲レーダー上では雨雲ではない判定となっているため、このまま突き進んでも降られることはないと判断し、とにかく真っ直ぐ走りまくる。

 

武並に着いたあたりで、なんとか雨雲から逃げ切ることに成功!

途中ポツポツと降られはしたものの、全然大したことない降水量でした。

逃げるのに必死過ぎてカロリー切れになっちゃいました(^_^;)

すぐさま背中の補給食を取り出して補給します。(確かミニつぶあんぱんだったか、クリームパンだったかな…??)

 

とりあえず雨雲はもう大丈夫そうなので、R418を南下してR363方面を再び目指すことにします。

 

らっせい到着。(18:02)f:id:ikarugasan:20210305205212j:image

雲がきれいだから無意識に撮っちゃう。f:id:ikarugasan:20210305205334j:imagef:id:ikarugasan:20210305211123j:image

ちょっと休んだら再出発。

県道66号線で帰ります。(18:08)f:id:ikarugasan:20210305205434j:image

その後は駄知から県道69号線でR363方面へと真っ暗闇の中走る。

山道を抜けたら民家が見えてきて、R363もすぐそこのところまできた。

ここで一旦自販機休憩。

私はここでチェリオのメロンソーダを飲んでいたことは、なぜか今でもよく覚えている……(笑)

 

どこで撮ったのかもう覚えていない謎の写真。(19:31)f:id:ikarugasan:20210305205609j:image時間的にもしかしたら自販機休憩のときだったかもしれない。

 

その後はR363へたどり着き、裏雨沢から愛知県へと帰還。

雨沢峠を下って、いつもの自販機ポイントまで帰ってきたーー!!(20:26)f:id:ikarugasan:20210305205522j:image疲れが溜まりすぎてて、サイッコーーーにエナジージムが美味かったです!!!!😂👍

 

この3日間の旅の振り返りをしたり、お互い健闘を称え合ったら解散。

塩さん、ほんっとにありがとうございましたーーー!!!

 

21:34帰宅。f:id:ikarugasan:20210305205857j:imageありがとう、CAAD12。

10000mA/hのモバイルバッテリーも積んであえて重くして走ってました。

重装備でやっぱり重かったですが、案外普通に走れました。

ちなみにダウンチューブ下に輪行袋をつけてます。

 

この日走った3日目のコースはこちら。f:id:ikarugasan:20210305210054j:image

2日目↓f:id:ikarugasan:20210305210132j:image

1日目↓f:id:ikarugasan:20210305210210j:image

 

この3日間で合計588km・累積標高10879mとなりました。

根ノ上高原を登れなかったのは非常に残念ですが、また次の年も同じような2泊3日の旅をやって、今度は12000mくらい登ろうと思います♪

 

 

おまけで動画も作りました。(アップしたのは半年も前だけど)

アクションカム大活躍の3日間でした。

YouTube

https://youtu.be/wS6KsiWs2G0

ニコニコ動画

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm37396147?ref=my_video

 

 

2泊3日の旅は、これから年に一回走る、いわゆる毎年恒例行事にしようと思います。

それでは、また!!

2020年8月に往復自走ビーナスライン走った話【2日目】

1日目からの続きです。

 

朝はたぶん5:30ホテルを出発予定としていたので、おそらく4:30頃起床。

朝ごはんを食べて支度を済ませて、下に降りて出発の準備!(5:36)f:id:ikarugasan:20210215072053j:image

明らかに危険度の高そうな駐輪場だったので盗られてないか正直超不安だったのですが、愛車が昨日と変わらず置いてあって安心しました(^_^;)

塩さん視点。f:id:ikarugasan:20210215072122j:imageちなみに自転車は駐車場の壁スペースに置かさせていただいていました。

 

さー今日は美ヶ原、ビーナスラインを好きなだけ死ぬほど登りまくるぞーー!!!

……もう走り始まる前から絶対楽しい予感しかしません(^_^;)

 

ということでまずは松本の市街地区間から浅間温泉方面へ走り、武石峠を登って美ヶ原を目指す。

松本城もチラ見していく♪♪(5:42)f:id:ikarugasan:20210215072221j:image

浅間温泉前の交差点。f:id:ikarugasan:20210215072303j:image

そして早すぎる本日最後のコンビニ(笑)(5:57)f:id:ikarugasan:20210215072338j:imageいや正確にはまだコンビニに寄るけども、美ヶ原まで行ってしまったらもうしばらくコンビニが無いから、そういう意味合いで言った。

朝ごはんはさっきホテルでほとんど食べた(と思う)ので、しっかりと補給食を買っていって走りながら食べる分だけを準備していきます。

そしてコンビニのすぐ目の前にあるこの風景、懐かしいです。f:id:ikarugasan:20210215072422j:image

なぜかというと、昔かんぢさんとピークス再現ライドを走った時に一度ここを訪れているからです。

さきほど写真で出てきたローソンも、自分にとっては思い出の場所なのです。

 

そんな感じで補給食購入を済ませたら、いざ!武石峠へ!!

まずは麓にある美鈴湖へと続く道を走ります。

 

・・・・・

 

・・・・あれ?

 

なんか看板がある・・・f:id:ikarugasan:20210215072451j:imageガーン!なんと、7月?くらいに降った大雨のせいか、通行止めになっています(T_T)

 

仕方ないので迂回路から登ることにします。

 

迂回路の国道254号線に出て、今度こそ武石峠のヒルクライムスタート!!(6:37)f:id:ikarugasan:20210215072601j:image

ここから武石峠まで20kmくらい走って1000m近く登ります。

いきなり長野の名に恥じぬ超級山岳です。ちょ~楽しみ!!(^p^)

 

さっそく9%の登りが始まる。f:id:ikarugasan:20210225211148j:image7月の頭くらいに降った大雨の影響なのか、少し倒木しているところもありました…。

 

前日に200kmの4000mアップほど走ってきているので、ペダリングや休むダンシングの感覚が完全に冴え渡っており、シッティングと休むダンシングをひたすら交互に繰り返して足を休ませながら登ります。

ちなみに休むダンシングを使うタイミングとしては、なんとなくシッティングで疲れてきたなーというタイミングでいつも休むダンシングをやっています。

そうやってシッティングの筋肉を休ませ、休むダンシングからシッティングに戻した時に筋肉が回復してる感覚を毎回味わいながら(毎回それがすごく快感だったりする)楽しく距離の長い山を登り続けるのです。

 

もうすぐ美鈴湖。f:id:ikarugasan:20210215072624j:image

こちらの道は朝登ろうとしたけど通行止めになっていた区間。やはりこっち側も通行止め看板が置いてあった。f:id:ikarugasan:20210225211628j:image

美鈴湖通過。(7:12)f:id:ikarugasan:20210225211536j:image

どんどん登ります。f:id:ikarugasan:20210215072813j:image

登っているとかなりの数のサイクリストの方を見かけました。

真夏はいい避暑地だからやっぱりみんな登りに訪れるのでしょうか。

まだまだ登る。f:id:ikarugasan:20210215073007j:image

いくら低強度の旅ペースで踏んでいるとはいえ、さすがにずっと登り続けているとダメージが蓄積してだんだんキツくなってくる。

さっき瞬間的に20%のとことかも出てきて、踏んでも進まなさすぎてカロリーが切れたのかと勘違いしてしまった。…それくらいにまでダメージが蓄積して踏めなくなってきている。

しかし登り続けているとやはり楽しい!f:id:ikarugasan:20210215073030j:image背筋の感覚も冴え渡っていて、今まさに全身の筋肉を動員させて登っているのを感じる。ホント気持ちいいし楽しい。

そして塩さんも2日目になってからなぜか調子が上がってきたらしく、かなりいいペースを維持して付いてきてくださっていました。

もしかして塩さんも自分と同じスロースタートタイプなのかな…?

スロースタートだと坂バカと多分相性いいと勝手に思っている。

なぜなら山岳ロングをやればやるほど、調子が良くなっていって楽しく登れていくから!(笑)

 

キツ楽しいことを喋っていると、ついに武石峠クリアーー!!(8:34)f:id:ikarugasan:20210215073047j:image

ってアレ……!?!?f:id:ikarugasan:20210215073108j:image美ヶ原美術館へとつながる道が封鎖されています(^_^;)

まじかー・・・・。

仕方ないので、このまま行けるとこまで行ってみることにします。(当方この先へ行った事がなく単なる冒険心のみで行動しております(笑))

 

武石峠から、さらに先の道へと続く坂を登り続けていると、少しずつ景色が開けてきて・・・・

 

!?!?!?f:id:ikarugasan:20210215073139j:image

岩肌が見えて、どう見ても晴れてれば絶景……っぽいんだけど、すごい霧がかかっています(^_^;)f:id:ikarugasan:20210215073235j:imageなんか風も強いし、寒いです。ヤベェェェ!!!

すぐにウインドブレーカーを着て、「こんなとこ自転車で来るところじゃない(笑)」とか、「よくこんなとこまで自転車で来たなぁ(笑)」とか、ヤバい感じを塩さんと共有し、頭おかしい感じを2人で楽しみます(笑)(^_^;)

 

更に進んでいくと景色が開けて、晴れてればすごい絶景!!…っぽいところに出ました。f:id:ikarugasan:20210215073314j:imageしかしここも霧がすごく、さえぎるものが何もないせいか風が半端なく吹いています(^_^;)

いやっ、これはっ、ホントにヤバいッ!!

吹きっさらしの山の上の道を自転車で走るなんて………いやぁー頭おかしいねぇ(笑)

 

油断したら吹き飛ばされてしまいそうな風の中、ひたすら耐えつつ走っていると美ヶ原自然保護センターというところにたどり着きました。

道の駅?みたいになっていて、ちょっとした休憩ができるようです。

……しかし、あまりにも風が強く、気温もかなり低く寒いのでトイレだけ済ませてさっさと下ることにしました。

また、グーグルマップで道を調べてみるとここから3〜4km歩いていくと美ヶ原美術館の方に抜けられるとのことでしたが、道が一方通行(こっち側からいくと逆走)になっていたし3〜4kmもビンディングシューズで歩きたくないのでそちらへ行くのはやめました。

 

ということでさっさとダウンヒル!!

下りも強風で超危険なので、安全第一でゆっくり下っていきました。

 

武石峠を超えて中盤にいったあたりで、明らかに他のサイクリストとは違うオーラを放った人とすれ違いました。

フォームが明らかに整っているし、ペースも超早い………って、よく見るとあの人は・・・・森本さんじゃありませんか!?!?!?

すれ違い際に顔をちょこっと見ただけだったので100%そうとは言い切れませんが、あのフォームといい見覚えのある顔といい、あれはもうほぼ間違いなく山の神である森本さんだったと思います!!

こんなところですれ違えるとは、めっちゃ感激です!!(^o^)

 

こうして長い長い下りをこなし、美鈴湖まで戻ってきました。(9:59)f:id:ikarugasan:20210215073350j:image

塩さんと合流して峠道を下りきり、先ほどのローソンまで戻ってきました。

武石峠一本登っただけでもすごいダメージが足に入ったのと、補給食とカロリーもほとんど尽きてしまったので一旦ローソンで補給することにします。

 

塩さんにはぜひともこの2泊3日の旅を完走してほしかったので、自分流の補給技術をたくさん伝授させていただきました。

 

「コンビニではみかんゼリー(もしくはフルーツゼリー)とかバナナとかを食べたり、オレンジジュースとかを飲んでおくと、それまで足に蓄積していた乳酸が処理されて足が軽くなる。

これをコンビニ補給の都度繰り返すことで常に足がフレッシュな状態となり、疲労をためることなく延々と山を登り続けていられる。

また、補給してから一定時間(約1時間くらい?個人差あり)の間は食べ物がまだ消化されている最中であり、足は回復しない。消化が終わって栄養素が吸収されたタイミングで初めて足が疲労から回復し、復活する。

消化には胃に多くの血液を必要とするため、なるべく低強度(個人的には心拍70%以下)で走り続け、胃の負担を減らしてできるだけ早く食べ物を消化する事が望ましい(消化が終わりさえすればすぐに足が復活するため)」

 

・・・・とまあそんなようなことを伝授しました。

あ、理論が合ってるかは分かりません。私はその道の人ではないので。

ただ、足が復活するという事実だけは自身の経験から、間違いなくそうだと言い切れます。

 

そういう訳でみかんゼリーとかなんやかんや補給してローソンで休みます。

 

このあとはどうしよう・・・?

特に走る場所を決めてなかったので、すぐに次の目的地が思いつきません。

そもそも今回ビーナスラインへ行くって決めたのも、確かこの前日の夕ご飯食べてるあたりだった気がする。(それまでは渋峠へ行くつもりでいた)

かすかな私の記憶では、この日の朝の天気次第で渋峠に行くかビーナスラインへ行くか決めることにしたんだったような・・・・(-_-;)

それで結局、渋峠方面は天気が悪い予報になってたからビーナスラインへ行くことにしたような気が・・・・(^_^;)

でもまあ上の写真にも映ってるように、ここら一帯の天気も結局全然ダメだったんですけどね(笑)(^_^;)

 

グーグルマップを眺めていると、ここからアザレアラインという道を登っていって扉峠を経て、霧ヶ峰白樺湖方面へ行けることを確認した。

すぐさま塩さんにこのルートでいきましょう!と提案してみると、大賛成の声が!!

イエーーイ!!さすが塩さん!!\(^o^)/

 

ということでローソンでの補給を終えたら扉峠を目指し、アザレアラインを走ることにしました。(11:07)f:id:ikarugasan:20210215073429j:image

走り始めはまだ足が回復しておらず、胃も必死に消化中で血液が胃に集中していてキツい……(^_^;)

早く消化吸収されないかなー。

塩さんにもその話をしたら、わかるーって言っていただけました。

大体の人には言っても理解してもらえないので悲しいですが、塩さんには理解していただけるようになったので嬉しいです。(といっても最初は塩さんも理解してくれませんでしたが(笑))

ビーナスラインの看板が!!(11:20)f:id:ikarugasan:20210215073507j:image

さらに先へ進んでいくと、分岐が出てきました。

アザレアラインを行くならば道なりということになりますが、ここはあえて誰も通りたがらなさそうなマイナーな分岐ルートから行くことにします(笑)

理由はいたって簡単、こっちの方がキツい坂がありそうだから\(^o^)/

地図でいうと、扉温泉のある方へ行くルートみたいです。

 

そっちの分岐ルートを進んでいくと、さっそく15%くらいの坂が出てきて、ホント楽しい♪♪

しかし扉温泉の先は通行止めとなっていたため、そのまま北上して三城牧場の近くに出る道へ進むこととしました。

 

ここの道もずぅーーっと10%くらいが続いていて、バカみたいにキツイけどアホみたいに楽しいです♪♪♪(^o^)

 

ここらでさっきローソンで食べたものが消化吸収され始め、力がみなぎってきました。

塩さんもどうやら同じ感覚だったようで、あれだけ武石峠で疲れ果てていたはずのに、足が復活したことでまたバリバリ登っていけます!(笑)あぁもうサイコーー!!

三城牧場の道に合流したが、扉峠まではまだまだ坂が続いているようで、容赦なく13%くらいの激坂が連続して出てきます。f:id:ikarugasan:20210215073542j:image

さすがに塩さんもペースが落ちてきてしまったようで、後方で見えなくなってしまいました。

私の方はというと、キツければキツいほど燃えて楽しくなってきて、足は既にヤバいけれどもさらにペースを上げてスーパーハイになってヒルクライム!!!

うおほぉーーーーー!!!!!まだまだいけるぞぉぉー!!!!

 

分岐点で塩さんを待ちつつ一緒に登っていると、急に景色が開けてきた・・・・!!

 

遥か遠くに山が連なっているのが見えるし、ピークス再現ライドでとても見覚えのある道だったので、ゴールの扉峠はすぐそこだとすぐに分かりました。

 

こうしてついに・・・・・

 

扉峠とうちゃーーーく!!!!(13:28)f:id:ikarugasan:20210215073603j:image

ヤッバイ!!超楽しい!!!!

塩さんも記念の写真撮影に行かれました。f:id:ikarugasan:20210215073623j:image

ここまでの記録。f:id:ikarugasan:20210215073744j:image82kmで2697mアップ。恐ろしいほどに登りが凝縮されています!

しかも武石峠の約1000mアップを終えたあと、ローソンでの補給を挟んでいるとはいえ、すぐにまた扉峠の約1000mアップをこなしていることになります。あぁなんて恐ろしい(^_^;)

 

扉峠に着いた時点で既に思いっきり達成感を味わっていますが、本番のビーナスラインはこれから。

ここから真の絶景を拝むことで、ようやく今日ここまで走りに来た甲斐があるというものです。

 

それではさっそく霧ヶ峰方面へとビーナスラインを走っていきます!!

初めはそんな景色のいいとこはなく、ひたすら9%くらいの坂が続くだけでした。

扉峠でだいぶ足にきていてかなりキツいですが、あと少しで絶景を拝めると思うと、どこからともなく力が湧いてきます!

 

そして景色が開けてきて・・・ついに絶景とご対面!!!(13:59)f:id:ikarugasan:20210215073704j:image朝とは打って変わって、すっかり天気が良くなってくれました♪

写真は三峰茶屋のところです。f:id:ikarugasan:20210215073810j:image

自販機もあったので、三峰茶屋ですこし休憩。

メモ。f:id:ikarugasan:20210215073843j:image

休んだら再出発!

今度は長いダウンヒルです。

和田峠も越えて、途中にあった絶景っぽいポイントで写真撮影。(14:38)f:id:ikarugasan:20210215073910j:image

そして霧ヶ峰まで到着して、いよいよ一番好きなビーナスラインの絶景ロードを走ります!!!!!f:id:ikarugasan:20210215074010j:image(塩さんがいる)

絶景最高!!f:id:ikarugasan:20210215074106j:imagef:id:ikarugasan:20210215074143j:imagef:id:ikarugasan:20210215182310j:image

しかしここまでの距離が思いのほか長く、補給食とカロリーが尽きてしまったので、ここは絶景を楽しむのはあとにして、先に白樺湖のローソンで補給しましょう!ということになり、一旦白樺湖を目指してさっさと走り切ることにしました。(絶景は帰りにいくらでも楽しめるしね!)

そういうわけでヘルメットマウントの中華アクションカムを回して絶景の映像を撮りつつ、さっさと下ります。

すごい景色を楽しみながら豪快なダウンヒルをこなしたら、白樺湖のローソンに到着!(15:34)f:id:ikarugasan:20210215182339j:image

だいぶお腹が空いたのでたくさん補給していきます。からあげクンとか、みかんゼリーとか、その他諸々。

そして白樺湖は避暑地でありリゾート地でもあるせいか、コンビニはなかなかの人でした。(というか白樺湖のローソンはいつもすごい人でごった返してるイメージしかない)

ここまでのメモ。f:id:ikarugasan:20210215182415j:image111.9kmと3234mアップ。相変わらずすごい密度。

 

補給を十分にとったら、いよいよ本日最後の道を走ります。

ここからは霧ヶ峰まで走り、そこから一気に下って諏訪の町でホテルです。

帰り道。雲が出てきて青天ではないが、なんだか旅の終わりが近づいてきていそうな空。f:id:ikarugasan:20210215182507j:image

でも景色はすごい。f:id:ikarugasan:20210215182551j:image

絶景ポイントで記念撮影。(16:28)f:id:ikarugasan:20210215182617j:image

正面に見える大きな山が蓼科山(標高2531m)です。

正直いつか登ってみたいと思ってる。(舗装路ではないので自ら歩いていく登山ですけど…)

まだまだ絶景を楽しみながら登っていく。f:id:ikarugasan:20210215182714j:image

あぁ……終わりが近い・・・。f:id:ikarugasan:20210215182808j:imagef:id:ikarugasan:20210215182828j:imagef:id:ikarugasan:20210215182903j:image

霧ヶ峰に着いて、十字っぽい形した交差点を左折して南へ走ります。f:id:ikarugasan:20210215182937j:imagef:id:ikarugasan:20210215183001j:image

最後に絶景を拝んだら、いよいよこの景色ともお別れ。

またいつか・・・絶対来よう!!(^o^)

 

その後、諏訪中央自動車学校横につながっている坂を下る。

ここは下の方が激坂になっていて13〜15%が当たり前のように続く。

下っていったらやっぱり急なせいでものすごい勢いで加速していって恐怖を感じた(^_^;)

2019年11月に一人で2泊3日長野ライドをやった時は初日の最後にここを登ったけど、ほんとよく登れたなーとつくづく思う(-_-;)

 

完全に下りきって、諏訪の町へ戻ってきた。

塩さんとビーナスラインほんとサイコーでしたね!!!と、楽しかった思い出を全力で共有し、コンビニで夕ご飯を食べる。f:id:ikarugasan:20210215183038j:image

武石峠も、扉峠も、ビーナスラインも、ホントにホントにサイコーでした。

もう絶対来年も来る!

 

コンビニで夕ご飯を食べ終え、朝ごはんも買っていったら本日泊まる予定のホテルルートイン第2諏訪インター店を目指して走る。

そして到着し、部屋の中には自転車持ち込み不可だったため、外の駐車場へ自転車を置いて、チェックイン。

この日は142km、3611mアップで終わりました。f:id:ikarugasan:20210215183134j:image

こう考えると激坂しかなかったピークス熱海のノースルート ド変態コースの123km・3497mはホント頭おかしかったなぁって思う。。。

 

というわけで風呂入って部屋で足をマッサージしてから就寝。

 

 

 

3日目につづく。

2020年8月に往復自走ビーナスライン走った話【1日目】

コロナ禍&緊急事態宣言でまともにグループライドができず、12月・1月は寒波がたくさん押し寄せてきたことによって寒い日が続き、雪もよく降って全然走れていませんでした。

ブログも記事にする事がなさ過ぎて、ちょっと閑古鳥が鳴いちゃってます(^_^;)

 

たまにはロングの話でもしようかなってことで、今回は昨年8月に往復自走ビーナスラインを走ったお話をしようと思います。f:id:ikarugasan:20210213201621j:image

なお、半年も前のお話ですので、もう詳しいところまでは覚えていません(笑)

なので細かい話はせず、なるべくサクサクお話を書いていきますので、ヨロシクお願いしますm(_ _)m

 

 

 

今回は2泊3日で約600km・約11000mアップのコースを走ります。

もともとは往復自走渋峠の予定だったのですが、2日目における渋峠方面の天気予報が少し怪しくなってしまい、仕方なくビーナスラインへ行くことにしました。(それでもビーナスライン自体すごい絶景なので大満足ではあるのですが(笑))

 

同行者は塩さん。

同行者がいる時点でだいぶ驚きですが、この方は私と同じく生粋の坂バカの方。

坂バカ魂でぜひともこの3日間を楽しんでいきましょう\(^o^)/

 

今回の装備は2020年9月の中部1000kmに備えて色々テストする意味も兼ね、かなりの重装備で挑みました。f:id:ikarugasan:20210213201938j:image

フレームバッグとトップチューブバッグとサドルバッグを取り付けてます。

中部1000kmも全く同じ装備で走ったので、ブルベやらロングの旅ではこれが個人的に完成形だと思っています。

また、走った日が猛暑厳しい8月だったため、500mlのボトルをダブルで持っていってます。

このスタイルだと大量の水を担いでいくことができるので真夏の暑い日でもかなりの長距離をノンストップで走ることができ、非常に強力だと感じました。

 

 

 

さっそくレポートです。

 

朝は4時に家を出発(たぶん)。

瀬戸しなの前にある坂です。(4:51)f:id:ikarugasan:20210213202454j:image

確か瀬戸しなのに5:00集合だったかと思われます。

塩さんと無事合流して、さっそく雨沢峠がスタート!!(5:08)f:id:ikarugasan:20210213202749j:image

R363のアップダウンを走って明智にあるファミマで一旦補給です。(6:53)f:id:ikarugasan:20210213202826j:image

バナナとみかんゼリーを食べて、走りながら食べる用のおにぎりとかを背中に入れたら出発。

大馬渡峠(らんらんの横に出る県道33号線の道)を通って、R418で平谷村を目指します。

長野県突入!!(8:58)f:id:ikarugasan:20210213203318j:image県境は毎回テンション上がります\(^o^)/

平谷に到着してR153で飯田へ。f:id:ikarugasan:20210213203739j:image

橋は工事が終わって片側通行ではなくなっていた。f:id:ikarugasan:20210213203804j:image

治部坂峠クリアー!(9:47)f:id:ikarugasan:20210213203831j:imageよく見ると治部坂スノーシェルターって書いてあるんですね。

寒原峠もクリアー!(10:04)f:id:ikarugasan:20210213203859j:image

R153の長い長い下りを走って、飯田へ突入!!f:id:ikarugasan:20210213203927j:image

下りで結構な差が開いてしまったため、一旦塩さんを待つことに。

……しかし、待っても待っても来ない。

あれ、大丈夫かな…??

連絡してみると、途中にあるコンビニに自分が入っていったもんだと勘違いされていた模様(^_^;)

休む予定のコンビニはまだ先なので、すみませんがもうちょっと行きましょう!先で待ってます!

そんなようなことを伝えて待っていたら無事合流。

2019年6月の静岡600のブルベで初めて知った農道。今では個人的に御用達の道路になってます(笑)(10:56)f:id:ikarugasan:20210213203955j:image

この辺で道を間違えてしまい、突然13%くらいの激坂が出てきてお互い笑うしかなくなる(笑)

それもまあまあの距離があったのでかなりの荷物で重くなってる今の装備ではキツいものがあった(^_^;)

しかし当然登れないことはなく、楽しく登りきって激坂クリアー。

登り切ったらなんか知らんけど偶然にもちょびっと絶景になってました♪f:id:ikarugasan:20210213204755j:image

その後、せっかく登った道を一気に下って元の道に合流。

予定していた道を走ります。f:id:ikarugasan:20210213204832j:imagef:id:ikarugasan:20210213204856j:image

R153に出て、ひたすら北上。f:id:ikarugasan:20210213204934j:imagef:id:ikarugasan:20210213205001j:image

近くに勝弦峠という峠があり、事前に調べた情報では峠の頂上?から絶景が見れそうだったので登りに行きます。(道は塩嶺王城パークウェイというところ)

しかし、実際にはこんな感じにちょっと景色が開けている程度で、絶景を拝むことはできませんでした(T_T)f:id:ikarugasan:20210213205026j:imageもしくは通り過ぎてしまった…のかも?

勝弦峠に着いたらそのまま諏訪湖側に下って、R20に出て塩尻峠を登ります。

着いた♪(16:34)f:id:ikarugasan:20210213205053j:image

峠を松本側へ下って、また農道っぽいところを走る。f:id:ikarugasan:20210213205228j:imagef:id:ikarugasan:20210213205254j:image

これがまさかこの1ヶ月後の中部1000kmと全く同じルートだったとは、誰が予想できただろうか(笑)

おかげさまで中部1000kmの予習ができました。

 

農道を走っていると大きな建物がたくさんそびえ立つ松本の市街地が見えてきた!

うおーー!!新しい街につくとテンション上がるーーっ!!

 

こうして農道を下って松本市街地へ。

1日目は松本の駅前にあるスーパーホテルで泊まっていきます。

ホテルの前にコンビニへ寄り、明日の朝食べる朝ごはんと明日背中に入れておく補給食を買っておく。f:id:ikarugasan:20210213205317j:image

1日目はこんな感じで終わった。(17:53)f:id:ikarugasan:20210213205346j:imagef:id:ikarugasan:20210213211826j:image

2019年11月に約600km・約11000mアップを走った時の1日目は霧ヶ峰も登ったことで220km・4700mアップくらいまでいってましたが、それと比べれば今回はまだまだ控えめです。

 

ホテルにバイクを置き(といっても駐輪場という駐輪場がなく普通にいつでも盗られそうな所だった(-_-;))晩ごはんを一緒に食べに行きます。

 

せっかく松本に来たのに…松屋で晩ごはん(笑)f:id:ikarugasan:20210213205532j:imageご飯特盛りにしました。

食べるのに超絶時間かかってしまいほんっとすんませんでしたっ(-_-;)

 

お腹パンパンになるくらい食べ、満腹です。

連日走り続ける時は夜ひたすら食べまくった方が翌日体が回復しやすくなるので、多少無理してでもいっぱい食べるべきだと個人的に思っています。

 

松本駅前!(19:27)f:id:ikarugasan:20210213212217j:image

 

食べ終わったらホテルの室内に戻り、シャワー浴びて足をストレッチして寝ました。

 

 

つづく。

400km・600kmの最速タイムを更新したい

過去の自分のブログだとか、他の人がブルベを超高速で走破している記事を見ていると、自分も長距離熱が入ってきて、「過去の自分に勝ちたい」とか「この人より早く走りたい」と思うときがあります。

 

・・・今がまさにその時で、今年は400km・600kmの最速タイムを更新したいです。

とりあえずコースプロフィールに関わらず、400kmは18時間切り、600kmは30時間切りがやりたいです。

これらを今年の目標の中に追加しようと思います。

 

実現するためには、400kmは100kmあたり4時間30分以内で走破するのを4本やればOKです。

600kmの方は、100kmあたりだいたい5時間以内で走破するのを6本やればOK。

ずっと走り続ければいいだけなので、簡単なお話ですね!

弱ってきたり眠くなってきたとしても、胃薬とかカフェイン入りの飲み物を飲めば大丈夫です。たぶん。というかそうしないと600kmは眠気に勝てない気がする。

 

現状、自身の最速タイムとしては、400kmがほぼ平坦オンリーのコースで18時間17分、600km・約6500mアップのコースで33時間34分です。

これらはまだ自分が覚醒する前に出したタイムなので、タイム更新の可能性は大いに秘めています。

 

あ、覚醒というのは、事前にどこで補給するかとか、コンディションのピークを当日に持っていったりだとか、完全に100%用意周到な状態でチャレンジに挑むようになった(正確には挑めるようになった)ことを指します。

 

最初の覚醒は2020年3月の中部200km。

205km・約3600mアップのコースを8時間53分という自分でもビックリのタイムで走れることが分かったのが全てのはじまりで、全てのきっかけでもある。

そのおかげでピークス熱海のド変態も時間内完走できたし、中部1000も普通に余裕を持ってゴールできた。(1000kmはホントに頭オカシすぎて想定外の事もいくつか起きたけど…)

 

つまるところ、覚醒した状態で400km・600kmを走ったら、一体どんなタイムで走破することかできるのか?自分の限界を知りたくなったのです。

今年はそんなチャレンジもしてみようと思います。

 

 

あ、もちろん一緒に走ってくれる人も大歓迎ですよ(^o^)

当然暖かくなったらの話なので、また5月とか6月になったら挑戦していきたいと思います。

 

 

おしまい

ブログの背景変えました

ブログ(とツイッター)のプロフィール背景を変えました!
f:id:ikarugasan:20210130215816j:image

普段動画作りで使っているフリーソフト、aviutlを使って自作してみました。

大好きな山をイメージした三角形で3つの代表的な画像を分け、その山頂に2020年9月の中部1000kmでゲットした1000kmメダルを配置したらなんかいい感じにまとまってくれました。

左と真ん中は頼れる相棒の2台(CAAD12と中華カーボン)を配置して自己紹介的な感じに。

かもたまたまCAAD12を斜めに立て掛けていたことによって、山を登ってるような感じに見えるようになりました(笑)

右は中部1000kmでちょうど640km地点にある三国峠(群馬県新潟県の境にある峠)を夜の21時に登ってる時の写真。

右も結局のところはこういう頭おかしいことやってますよっていう、色んな意味で自己紹介的な写真です(^_^;)

 

ツイッターもアイコン以外同じにすると決めているので、ツイッターの背景も同じものに変えました。

またそのうちバイクが新しくなったり過酷なチャレンジを達成したら背景写真を更新しようかなと思います。

大臀筋ペダリングは超強い

普段はあんまりしないペダリングの話を少し・・・。

※個人的に勝手に思ってるだけの事なので絶対合ってるとは限りません。

 

 

《これまでの経緯》

(※ここから長いです。大臀筋ペダリングは結局どんな感じにやればいいのという人は一気に下までスクロールするのを推奨しますm(_ _)m)

2020年3月にカモシカ落車するまでの冬の期間(主に2019年12月〜2020年3月)は大臀筋の感覚が冴え渡っており、物凄く調子が良かったです。

この頃、ちょうど腸腰筋も高強度する時に動員できるようになり、峠でアタックやらTTやらをする時にすごい出力を出せていました。

2020.3.13に雨沢TTで自己ベストから2番目に早い17:40を出せていたのも、調子が良かったという紛れもない証拠だったと思います。

 

しかし、カモシカ落車から復帰するための休息期間であったり、コロナ禍による自粛期間があったりで、全く乗れない日が続き、一気に調子が落ちていってしまいました。

感覚が冴え渡っていた大臀筋も完全に感覚を忘れてしまい、ペダリング時にどうやって動員するのかしばらくの間分からなくなっていました。(それが主に2020年4月〜6月までの間の話)

この時、なぜか腸腰筋だけは無駄に感覚が残っていて、というかむしろ腸腰筋が無意識にオート発動するようになってしまい、大臀筋は一切疲れずに、負荷が腸腰筋に集中することで先に腸腰筋だけが無駄に疲れてしまい、大幅に持久力が落ちてしまうというような事態に陥っていました。(どうも腸腰筋だけが主になっているペダリングでは高い出力も持久力も発揮できないらしい) 

 

調子が良かった頃の大臀筋ペダリングのイメージはなんとなく頭の中にあるものの、それ通りに体を動かすことがなかなかできず、出力も大幅に落ちて満足のいかない走りをする日々がしばらく続いていました。

これは本当にヤバいと思い、大臀筋はどうやって動員させるか体と頭で理解し、いつでも大臀筋が発動できるようになろうと決意しました。(それが2020年6月の話)

 

それ以降、ライド中は大臀筋がいつでも使えるようになるためにケツを意識してペダリングしたり、ストラバのフォロワーさんたちに大臀筋が使えるようになるための筋トレでなにかいいものがないか聞いたり、とにかく「ケツマスター」になるためのトレーニングをひたすら積みました。

(犬山に住まうスーパー兄弟の方からは、スーパーマンレーニングなるものを教えていただきました!ありがとうございますm(_ _)m)

 

2020年8月に行った2泊3日の往復自走ビーナスラインでは、ひたすらケツを意識してロングを走りました。

往復自走ビーナスラインのような強度の低いただのロングでは、長時間ペダリングを練習し続けることがができるため、大変練習効率が良くてありがたかったです。(しかもそれでいて延々と坂を登り続けていられたり、絶景を拝めたりでサイコーの3日間でした。一緒に走ってくださった塩さんにはホントに感謝ですm(_ _)m)

 

2020年8月後半では、9月の最初にピークス熱海が控えていたことから、短距離高強度のトレーニングライドが多くなりました。

とにかく激坂や坂のセグメントでアタックしまくり、激坂を早く走るための練習です。コースは主にR363のすぐ南にある県道を走っていました。

 

こうしてトレーニングを積んだことにより、本当にわずかですが、少しずつ大臀筋ペダリングの感覚を取り戻していくことができました。

具体的には、走り始めはいつも感覚がないけど、15〜20kmくらい走ったらケツのペダリングの感覚を思い出すことができる・・・くらいにはなりました。

 

そうして臨んだ2020年9月のザ ピークス熱海。

これまでの経験から、走り始めは大臀筋の感覚がないであろうことは明らかだったため、とにかく早く大臀筋の感覚を取り戻すことが時間内完走のカギになると思っていました。

さらにこれもこれまでの経験から、自分は感覚がない状態であってもとにかくひたすら高強度で踏みまくっていると、忘れていた感覚がどんどん戻ってくるスロースタート体質であることも分かっていたため、ピークス熱海では開幕と同時にパワー全開で走ることを決めていました。

大会では最初に熱海峠を2本登りますが、1本目は事前に予想していた通りペダリングの感覚がない状態で効率よく登ることができず(非効率なペダリングのせいで)かなりキツかったです。

しかし1本目をパワー全開で登ったおかげで2本目からは大臀筋の感覚が戻ってきて、1本目よりも早く、なおかつ楽に熱海峠を登ることができました(笑)

その後も大臀筋+腸腰筋+内転筋+背筋+ハムストリングスを連動動作させた自分史上最高効率のペダリングを最後まで維持できたおかげでド変態増しコースを時間内完走できたのだと思っています。

 

同じ9月に走った中部1000kmも、大臀部を意識して走りました。

ただ、こっちは走る時間や距離がべらぼうに長いため、そこまで早く大臀筋の感覚を取り戻さなければ!という意識はありませんでした。

(その理由としては走る距離が長いのでずっと走っていれば勝手に感覚が戻ってくるから)

 

2020年10月〜12月では、これまで大臀筋を使う練習を積んできたおかげか、以前よりもさらに意識的に大臀筋を使えるようになってきました。

10月に走ったツールド中津川では、大臀筋が割とガチで覚醒していました。

全然走れてない状況でのライドでしたが、大臀筋の高出力持久系パワーのおかげでメイシーノさん・まえケンさん・Iさん(※私ではなくGTBCの別のIさんです)という猛者たちとよくやりあえたものです…(^_^;)

 

そして2021年1月現在。

ついにジテツウやローラーといったあらゆる場面でも自在に大臀筋を使ってペダリングができるようになりました。

ローラーでも、ピンポイントで動員させることができるようになり、すごく楽しいです。

というか、大臀筋の持久力が高すぎて短時間でのローラー練習では全然筋繊維を破壊できない事に困惑しています(^_^;)

 

あとは頻繁に高負荷で踏んで筋力と心肺を鍛えれば、全盛期の頃の体に戻ると思うのですが・・・・今は仕事が忙しくてそれは多分無理です。

ただの言い訳になるかもしれませんし、時間はそもそも自分で作るものなので忙しい事を言い訳にして自分が乗ろうとしてないだけかもしれません。

しかし仕事でクソ忙しい事は事実、今の環境では毎週の週末くらいしか乗る時間が確保できませんorz

なんとか、3月か4月になれば仕事の方は落ち着くと思うのですが・・・今はとりあえず最低限の走力はなんとか維持しなければ・・・と思っている次第です。

 

 

《私の思う大臀筋ペダリングのやり方》

ローラーやってて思いましたが、やっぱりこういう風に体を曲げてこのタイミングで体を動かせば大臀筋が使えると最近確信したので、メモとして残しておきます。

 

まずは・・・私の結論はこれだッ!!

f:id:ikarugasan:20210119185634j:image

まず座り方としては、サドルにまたがった時、ケツは前に突き出すようなフォームをイメージしてください。

昔このブログの記事のどっかにも書きましたが、蜂が尻の針を突き出してるようなフォームをイメージすればいいみたいな感じに書きましたが、まさにそんな感じです。

レース映像を見ていても、背中を丸めて尻を突き出すように乗っているように見えるので、自分はこれが正解に近いフォームなのだと思っています。

 

ケツを前に突き出す時、腹筋に軽く力が入ると感じになるといいと思います。

お腹をへこませて、三段腹をわざと作るみたいなイメージといえばいいでしょうか。

 

回し方としては、引き足のタイミングでケツに力を入れて大臀筋を動員させる。

時計の針でいうとだいたい6時から12時くらいのイメージ。

・・・これだけでは絶対伝わらないと思うので、私が最近気づいたコツを少しだけ書いてみます。

コツとしては、坐骨2点をうまく使うのです。骨だけに。

尻には坐骨があり、その先端の2点がサドルと接することになると思います。

この坐骨を、引き足のタイミングでずっとサドルにつけたままになることを意識します。

そのまま引き足として足を引き上げると、作用反作用の力で暴れたりふらついたり力が逃げたりしようとします。

それをケツに力を込めて、坐骨2点をサドルにつけたままケツで踏ん張るのです。

この時の踏ん張りが大臀筋で足を引き上げる力となり、高出力が出せる

・・・・ということなんだと、私は勝手に思っています(^_^;)

(※何度も言いますがこれが合ってるかどうかは分かりません。)

 

この時、さっき上に書いたケツを丸めてケツを前に突き出すというフォームをとればとるほど、ケツで踏ん張りやすくなる(大臀筋で足を引き上げやすくなる)と思います。これまでの経験から。

実際にレース映像においても、本気で前を追いかけてる選手のシッティングのペダリングフォームを見てみても、ケツを丸めて大臀筋主体のペダリングになっているように私は見えます。

 

大臀筋が使えると、なんかほんとにとんでもない出力が出ます。持久筋でもあるおかげで、鍛えると本当に早く走れるようになる・・・気がします。

いつも自分が絶好調の時は、この大臀筋がめっちゃ使えてる時です。

 

あと、大臀筋が使えてるかどうかの確認は、トレーニングで追い込みまくったあとにどの筋肉が疲れ果てているかで確認できると思います。

どの筋肉が使えてるかの確認はトレーニング後いつもやってますが(というか疲労してる部位なので嫌でも分かる)、どの筋肉をペダリングで使っているか確認する意味でも毎回大事だと個人的に思います。

ちなみに2019年の静岡600を走り終わったあととか、あおばスーパー400を走り終わったあとは、車で帰ったのですが、大臀筋を酷使し過ぎて筋肉痛があまりにもひどく、運転席に座っただけで激痛が走っていました(^_^;)

 

どうしても大臀部ペダリングがよく分からないという人は、「お尻歩き」を試してみるといいかもしれません。

大臀筋ペダリングはまさしくお尻歩きの動きをサドルの上でやっているようなものだと個人的に思っているので、大臀筋のイメージができない人はちょっと試しにやってみるといい……かもしれません。

そもそもお尻歩きとはなんぞやという人向けに一応説明してみますと……

①床に座る

②足を上げる(床から浮かす)

③お尻を左右にタイミングよく上げ下げしてお尻だけで歩く

④気が済むまでやったら終了

………以上です。

 

また、大臀筋ペダリングの際に腸腰筋も連動させるとさらに破壊力が増すように思います。(内股でそのペダリングをやって内転筋とかも使う)

なんでかは自分でもよくわかってないですが、腸腰筋大臀筋が2つ使えてるときは本当に早く走れるようになってます。なんでかはわからないけど・・・。

腸腰筋を使ってる時のイメージはこんな感じ。何度も言うけど自分の中のイメージでしかないから合ってるかは知らない。f:id:ikarugasan:20210119192559j:image

 

腸腰筋がどうやって使えるようになったかは自分でもよく分からないが、逆に一度使えるようになってしまうと無意識にオート発動してしまい、大臀筋が使えてない時に負荷が集中してめちゃめちゃ腸腰筋が痛くなる。

でも大臀筋が復活すると腸腰筋の負担が減って痛くなくなる。

最近はマジでそんな感じのスタイルで走ってます(^_^;)

 

 

 

参考になるかどうかは分かりませんが、自分は少なくともこうやってますみたいな特にとりとめのないただの記事でした。

おわり。

 

 

 

……どうでもいいけど上の写真はとあるライドにて4人(全員雨沢15分〜16分台のくそつよライダー)にちぎられとりあえず笑顔で写真に映っとくことにした筆者の哀れみの写真(^_^;)