2/16㈬
フレームだけの状態だった中華カーボンフレームFM066ですが、コンポを再び組み付けて完成車として復活しました!!
元々中華のコンポは2021年6月にデローザのバイクが来てから、そちらに載せ替えをしていました。
それ以降はずっとフレームだけの状態だったのですが・・・ある出来事をきっかけに、再び組むこととしました。
そのある出来事とは、この所有しているフレームに合ったディレイラーハンガーがAmaz○nで見つかったことです。
そもそも中華のディレイラーハンガーは割と入手困難という認識で、今ついているハンガーが折れたらフレームはもう使えない・・・そう思ってました。(※今はまだ折れてなくて問題なく使えます。)
しかしながら、フレームは圧倒的性能を誇るというのに、ハンガーが折れた瞬間もうそれで使えなくなるだなんて、もったいなさすぎる。そう思ったのです。
そこで色々考えました。
ハンガーが折れても代用できる何かがあるのではないか・・・?
CDJさんにディレイラーハンガーのカーボン成形とかできませんか?って聞いたりもしました。(結果できないって返ってきたけど(^_^;))
・・・いや、そもそも本当にディレイラーハンガーって入手困難なのか・・・?
実はAmazonで簡単に手に入ったりするのではないだろうか?と、Amazonに目星をつけて調べてみました。
調べるとAmazon(もうでかい○つけるの面倒くさくなってきた(笑))にかなりの種類のハンガーが出品されていました。
中にはメリダのフレーム用のやつとかも見つけました。(部屋にある赤メリダのフレームのハンガーと見比べると全く同じだった!)
この中から、全く同じ形、見た目のものがあるかどうか探していったわけです。(※寸法は出てないため、とにかく見た目が全く同じものをひたすら探した。)
ちなみに既設品はこれ。
これと同じやつをひたすらしらみつぶしに探すのですが、なんとなくソックリであってもよーく見ると違う形しているやつとかあるんですよね~・・・・・
例えばこれ。なんとなく同じ形をしているように見えますが、よーーく見ると皿ビス用の穴の横の形状(角の部分)が既設品と違っています。
とりあえずそんな感じで探していき、合いそうなやつを3つ見つけました。
1つ目がこれ。
2つ目。
3つ目。
この3つのうちどれかが合えば、こちらの勝ちです。
どれも合わなかったら、絶望が待ってますorz
もしくは最悪削って加工して、うまく合わせるつもりでしたけどね…(^_^;)
ちなみにこれだけで計5000円ほどの出費となってしまいますが、全然気にしていません!
なぜならこうなることを承知の上で中華フレームを手にしてますので、こんなことでヤンヤン言ってられません。
むしろ、ハンガーくじみたいで当たるかな〜という軽い思いで楽しみながら注文していました(笑)
そして2/8㈫、ついに届きました。
合うかどうか、すごいドキドキですね。
さっそく左から順に試してみます。
1つ目・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
合わない!!!!!
皿ビスの穴の位置が本当にわずかに違うせいで、ハンガーを取り付けられません。
ならば2つ目・・・・・これならどうだ・・・??
・・・・・・・・・
合わない!!!!!
マジか・・・ってかこれ1つ目と全く同じハンガーだな(^_^;)
最後はシルバーの色したハンガー。
ヤバい、これが合わなければ絶望だぞ・・・・
さあ、どうか・・・・頼む・・・合ってくれ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・???
・・・・・・・・・!!!
合ったーーー!!!!!!
なんと、最後の1つがピッタリ合いました!!
ということでハンガーくじの結果、1つだけ当選しました!!おめでとうございます!!!
これにて中華カーボンFM066がまだまだ使い続けられることが判明したため、合うと分かった瞬間それなりに喜びが爆発しました(笑)
あまぞんで中華カーボンフレーム用のハンガーくじを引いてみた!
— ikaruga@Iさんという名前で動画投稿者やってます (@ikaruga_1735853) 2022年2月8日
すると、3つのうちシルバーのが1つだけ当たったーー!!!
合うやつあって良かったー!!(^_^;)
ちなみにFM066です。
残った黒いやつ2つはほんのわずかにサイズが違くて合いませんでした。ハンガーの世界はすごいシビアですなあ… pic.twitter.com/W7rmTNh7c5
ちなみに合わなかったやつと既設品がどれだけ形が違うのか比較するために、並べてみました。手前が既設品、奥が今回ハズレだった新品のハンガーです。
ちょっとだけ出っ張りの形状が違っていますね。
Amazonで売られているあの角度からの写真だけではとてもじゃないけど判別不可能でした・・・(^_^;)
そんな感じでようやく冒頭の話に戻ります が、これが冒頭に書いたある出来事となります。
この出来事によって中華フレームFM066はまだまだ使える!ということが分かり、コンポをデローザから元に戻すことにしました。
あとコンポを戻した理由はもう一つありましたが、それは以前どこかの記事にも書いたようにデローザを2台目のブルベ用マシンにするためです。
なのでデローザは105で再び組み直します。いつに完成するか分かりませんが・・・(そんなこと言いながらひたすら作業してたら2/19㈯の夜にようやく完成しました!)
中華を再び組むにあたり、一部パーツをさらに軽いものへと変更しました。
具体的には、ハンドルとサドルとブレーキ。
これらをデローザに元々ついていたパーツを使って組むことにします。
ハンドルは元々デダチャイのゼロ100のアルミハンドル(269g)でしたがデローザについていたチネリのネオモルフェのカーボンハンドル(230g)に変更。
サドルは元々ファブリック スクープ エリート(270g)がついていましたがこちらもデローザについていたサンマルコのアスピデカーボンサドル(128g)に変更。
ブレーキはシマノBR-6800(前後で335g)を使ってましたがデローザについていたカンパのスーパーレコード(前後で315g)に変更。
これで以前組んでいた時よりも201g軽量化することができます!!
・・・といっても左クランクはFC-9000(約175g)から4iiiiのパワーメータ付きR7000(約223g)に変更しておよそ48gほど増えているため、実際には約153g程度の軽量化なんですけどね(^_^;)
せっかく1から組むことになるため、ついでにフレーム単体の重量を測定しておきました。
公称値ではフレーム単体で780gと噂で聞いておりましたが実際はどうかな・・・?
測定の結果、815gと出ました!やっぱ軽すぎる!!!
一応測定条件としてはハンガー無し、BB無し、ヘッドパーツ無し、シートポスト留め具無し、フレーム内部のライナー管ありの条件で測定してます。(上の写真ではBBとハンガーがついてますが、個別で測定を行いその分を差し引いて815gとなりました)
一応フォークも測ってみました。
結果は410g!!
このフレームの前の持ち主であるhanaさんからフォークは重めだよと聞いていたのでそれなりに重いものなのかと覚悟していたのですが、そこまで重くない数値で安心しました(^_^;)
重量測定の数日後、仕事帰りの平日の夜などに毎日少しずつ組み上げていきました。
バーテープはノグチのものを今回初めて使ってみました。
カラーは当然青!!!黒に青の組み合わせは何回見てもカッコイイです・・・(^o^)
こうして2/16㈬にようやく完成!!写真の状態からツール缶だけ取り除いて重量を測ってみると7.25kgでした!
ホイールは今シャマルウルトラになってますが斑鳩2号にすればまだあと約200gは軽くできるので実質7kgですね!!
この状態で久しぶりに中華でライドしてみました。
やっぱり剛性があってカッチカチで反応性がよくてめっちゃ軽いです。
走ってて楽しい♪
ただし、ステータスを軽さに極振りしているため、乗り心地は最悪レベルです。
サドルがサンマルコ アスピデカーボンサドルで重量が128gしかなくて超軽量なのですが、その代わりに振動吸収性能が全くといっていいほどないのです…(一応表面がクッションみたいな記事になっているものの薄いのでほとんど無いのと同じように感じます(笑))
本当に本当に乗り心地はひどく、44km走ったあたりからケツが痛くなり始めました・・・😨
見間違えじゃありませんよ。440kmじゃなくて44kmです(^_^;)
CAAD12のファブリック セルだとケツが余裕の状態で1200kmを走りきっちゃうんだから、ほんととんでもなく乗り心地が良いサドルです・・・(※ファブリック セルとワイドリム25Cの組み合わせに限りますが!)
そうは言っても個人的には何かに特化したマシンというのはとてつもないロマンを感じられて自分としては大好きなので、軽さに特化した中華カーボンバイクFM066はこれからもライドを大いに盛り上げてくれる大切なパートナーとなりそうです。
また、ピークス熱海みたいなヤバいヒルクライムで軽量なバイクを輝かせたいなぁ。
おしまい。