「事シリーズ」第三弾の今回は私が大嫌いな冬の話です。
私は寒さが自転車に乗る中で何よりも嫌いで苦手です。
どんなに強い向かい風よりも、どんなに強い雨よりも寒さの方が嫌いなレベルは上です。
冬はその寒さが常につきまといます。
走っている間はペダリングにより常に運動していることで発熱し、そのおかげで寒くないのですが、休憩で止まって、再び走り出すタイミングでは強烈な寒さが全身に襲いかかり、凄まじく辛いです。
大体の場合、寒すぎて寒さと表現するよりかは痛いと表現した方が正しいです。
つまり冬のライドでは休憩して再び走り出すたびに全身に強烈な痛みを伴います。
……そんなもの、普通ならやりたいと思えるはずがありません。
しかし、普通ならやりたくないと思う冬のライドでも、毎週晴れた休みの日には外へ走りに行っています。
その理由は言わずもがな、走らないと走力が落ちるからです。
もう一つの理由は、これも当たり前の話ですが、趣味の自転車なので外を走ることが楽しいからです。
「走力が落ちるから走る」というのは、言い換えれば走力の現状維持およびさらなるレベルアップのためにやってます。
そしてそれをやる一番の目的は今年の目標であげたブルベを完走するため、そして雨沢峠のタイムを更新するためです。
走力の維持は、とりあえず走ってればOK…ではありますが、強くなるためには高い負荷をかける必要があります。
なので普段走る際は必ずどこかで高負荷をかけて走ります。(結果を見るのが楽しいので、多くの場合はストラバのセグメントが設定されているところを何箇所かアタックするようにしてますが…)
そして、私の主戦場はどちらかというとブルベであり、短距離ではなく超長距離になります。
超長距離を走るための走力の維持は、超長距離を走らないと培われない…ように思いますが、高い負荷をかけて走ることでも超長距離で走る部分の力も鍛えることができると私は思っています。
高い負荷をかけて高強度耐性を少しでも付けておけば、疲れやすくなり始める心拍数(閾値)をわずかに上げることができ、結果として体が疲れにくくなる…という考え方です。
これはあくまで私がそう思っているだけであって、必ずしもこれが正しいだとか万人に当てはまるものというわけではありません(-_-;)
ちなみに走りながらの補給だとか、心拍70%付近を終始維持するとか、そういったテクニック面は実際に超長距離を走らないと身に付かないところがあるのでこれらを練習するには超長距離を走るしかないかなと思います。
まあ内容によっては別に超長距離走らなくても練習できるものもあると思いますけど…。
去年の1月は、年内の目標に20000km走破とか600kmブルベ走破とかっていう大きな目標があったので地獄の寒さを感じつつも太陽がまだ昇っていない時間帯に家を出発してひたすら距離を乗りまくっていましたが…
上記の理由から、別に距離を乗らずとも走るテクニックさえあれば超長距離は走破することができるということに気づいたため、今年の冬は本当にロングライドに出かけなくなりました。
…っというか、休日の日は午前中に雨沢TT一本だけ走って午後は自分の好きな時間にあてるっていう人間らしい生活が楽しすぎて…っていう理由もあるんですけどね(笑)
今年のシーズンインは4月上旬にあるフレッシュなので、気温が上がり始める3月になったらテンションも自然と上がって超長距離をめちゃめちゃ走りまくると思います。
3月下旬くらいに、気温さえそれなりにあれば400kmとかも走りたいなーって。
そうしてどんどん調子を上げていって、フレッシュ、岡山1200に臨んでいけたらいいなぁと思っています。
そんな感じで、とりあえず今は最低限走力の現状維持を行い、さっさと月日が流れて暖かくなり始める3月になってくれんかなー……と思う今日この頃でした。