山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

最近ずっと思ってた事

なんか書くタイミングがなかったので、単体の記事としてアップします。

 

今回はタイトル通り、最近思ってた事を箇条書きで書いていきます。

別にネガティブな意味ではありません。

思ってた事の範囲は自転車に限らず、あらゆる事についてです(^_^;)

まあほぼ自転車の話ですけど…

 

じゃあさっそくどうぞ↓

 

・ライド中に飲む炭酸飲料の効果①:疲労回復効果について

私はDyD○の自販機で売っているエナジージムという炭酸飲料が好きです。f:id:ikarugasan:20200104095427j:image

理由は味が好みというのもあるんですが…一番の理由は、これを飲むと疲労から回復し、足が軽くなって一時的にメッチャ踏めるようになるからです。

特に乳酸が溜まってきて足が重く苦しい状況で飲むと、より顕著に効果が表れます。(過去の経験から。)

で、なぜそうなるのかが今までよく分かっていなくて…このエナジージムを飲んだおかげでそうなるものだと今までずっと思い込んでいました。(確かに微量ではあるもののアミノ酸等は含まれているので…)

しかし、最近になってどうやらそれが違うらしいということが分かってきました。

最近知り得た色んな情報からすると、疲労回復効果の本当の要因は、炭酸飲料を飲んだことにあるようです。

専門家じゃないので詳しい原理は分かりませんが、ざっくりと説明すると炭酸飲料に含まれる二酸化炭素疲労物質の乳酸とかを取り除き、さらには血行も良くなることで疲労回復が行われるんだそうです。

自分が知り得た情報が合ってるか確認する手段もないのでこの原理が正しいかはよく分かりませんが、過去の経験からエナジージムだけでなくデカビタCやサイダーなどを飲んでも間違いなく疲労回復はしていたため、とりあえずそう思うことにしました。

あ、もしかしたらエナジージムは炭酸飲料+アミノ酸等が含まれていることによって炭酸飲料の中でも特に疲労回復の効果が高い…のかもしれません。

 

・ライド中に飲む炭酸飲料の効果②:胃もたれについて

上で書いたように炭酸飲料はライド中に飲むと素晴らしい効果があるのですが、一つだけ困った点があるのです。

それは…胃もたれの発生です。

私は過去の経験から今まで炭酸飲料(特にエナジージム)を飲めば疲労回復するということが分かっていたため、よくライド中に炭酸飲料を飲んでいましたが……ごく限られた条件下で炭酸飲料を飲むと盛大に胃もたれを引き起こすという事も分かっています(^_^;)

そのごく限られた条件下というのは何なのかというと……300km以上走り、胃が疲れきった状況でのことを指します。

これは私がまだ400kmも走れず、300km超えのライドに何度も挑んでいた頃の話ですが、当時は300km以上走ると胃がただれるので、それをどうにかしないとさらに先の距離へは進めないと考えていて、その解決策として炭酸飲料を飲むことで解決できるだろうと思っていた時期がありました。

その理由としては、炭酸飲料には食欲増進効果があるため、炭酸飲料を飲めば疲れた胃も回復するのでは?と当時は考えていました。

これによって、300km以上走って胃が疲れて固形物が食べられなくなった時にはよく炭酸飲料を飲んでいました。

……しかし、実はそれが大きな間違いで、炭酸飲料に胃を回復させる効果などなく、それどころか炭酸飲料によって胃に毎回トドメを刺していたようで、胃もたれが毎回さらに悪化していました。

この症状は2019年6月に自分史上初めて400kmを走った往復自走水晶浜ライドの際にも起きています(^_^;)f:id:ikarugasan:20200104095321j:image

胃もたれが悪化する原理としては、炭酸飲料が疲れた胃に悪い影響を及ぼすのは明らかではありますが、詳しいメカニズムはよく分かりません…(-_-;)

炭酸飲料が直接胃の粘膜を刺激するのか、はたまた炭酸飲料が胃酸の分泌を良くし、それが疲れた胃を刺激するのか…??

とりあえず胃がヤバい時に炭酸飲料は非常に危険であるため、上に載せた自走水晶浜ライド以降、300km以上走るライドにおいては一切炭酸飲料を飲まなくなりました。

胃もたれするのが怖いし(ビビリです)一度胃もたれしたら回復にかなりの時間を要するので…。

ちなみに当然ながら、300kmも走らない普段のライドでは胃が疲れることはほとんどないため、炭酸飲料を飲んでも胃もたれが発生したことはほぼありません。

あまりにも強度が高すぎるとすぐ胃もたれするのは変わりませんけどね…(^_^;)

 

・血糖値の低下について

これは自転車に乗ってるときとはあまり関係ないかもしれません。

そして、どちらかというとただのつぶやきに分類されるかと思われます(^_^;)

平日の仕事中、特に夕方18〜19時頃のお話。

お昼食べたご飯のエネルギーが切れ始め、血糖値が低下し始めます。

この時、脳から「早く何か食べ物を食べるんだッ!!」という司令が出て、何か無性に食べたくなるのですが、仕事中なのでいつもスルーして早く仕事を終わらせることに全力を注いでいます。

しばらく我慢していると、脳からの司令が急になくなり、「もういいや、好きにしてよ」という感じに何故か突然空腹感がなくなります。

もちろん何も食べていないので、血糖値が低下していて空腹状態であることには変わりないのですが、「何か食べたい」というゾーンを超えると「食べなくてもまだ頑張れる」というゾーンに自動的に切り替わるんですよね。

それで実際にさっきまでのイライラとかがなくなり、まだ頑張れるようになるのですが…

こういう経験、みなさんにもありませんかね??

また、この症状に名前とかあるんですかね??もしご存知の方がいらっしゃったら教えていただけると幸いですm(_ _)m

だから何だっていう感じではありますが…

ちなみに当然ですが、仕事が終わって帰宅して夜ご飯を食べる際はメチャ腹が減っているのでとても箸が進みます(^_^;)

 

・ライド中のお尻の痛みについて①:肛門編

※下品な表現が含まれるため、食事中に閲覧される際はご注意下さいm(_ _)m

2019年5月に、御嶽山一周というライドを行ったことがある。(↓の記事がまさにそれ)

このライドの中で、普段のライドではあまり経験したことがない肛門部分の痛みを経験した。

先に断っておきますが、この痛みは一般的によく言われる「サドルに座っててお尻が痛くなる痛み」とは別の痛みになります。

原因は、御嶽山一周の記事の中にも書いてありますが、屁や便をした際に出るわずかな残りが肛門に付着したまま乗り続けたことによって、かゆみや痛みが発生した…というものですが、この症状、調べてみると肛門掻痒症(こうもんそうようしょう)と呼ばれているみたいです。

軟便をするとちゃんとお尻を拭いたつもりでも、しばらく経ったあと肛門がかゆくなることがあるため、まさにそれがこの症状…なんだなと思いました。

治療法としても、お尻を強く拭きすぎず、清潔を保つことが大事とあって、やっぱり適度に便を拭き取ることが大事なのかなと思います。

ちなみにこの症状、私自身下痢になりやすい体質ということもあってか、自転車に乗ってない日常生活でも結構な頻度で発症しており、そのたびに肛門がかゆくなります。(書いてから改めて思ったけど割と恥ずかしいことを堂々と書いてますよね(笑))

しかし、かゆくなり始めたらその都度トイレへ駆け込み、お尻を拭き直すことでかゆみがなくなり、症状が改善されることがほとんどなので、やっぱりそういうことなのかなって最近は自分で納得しています(^_^;)

 

…さらにおまけの話を付け加えると、これは肛門掻痒症の話ではなく炭酸飲料の話になりますが、御嶽山一周の際にも300km近く走った状態で強炭酸のエナジージムを飲みましたが(それも記事内に書いてあります)胃もたれは発生しませんでした。

これはまだ胃が元気だったことにより胃もたれが発生しなかったものだと思いますが、やはり単純に距離だけが炭酸飲料を飲んだ際に胃もたれを発生させる原因になるわけではないみたいです。

 

・ライド中のお尻の痛みについて②:坐骨編

こちらが一般的によく言われている「サドルに座っていて発生する痛み」についてのお話です。

これはあくまで私が「ケツの痛み」に対して考えていることです。

面白くなければ、華麗に聞き流してもらって構いません。

 

ケツには「耐久力」が存在すると考えます。

耐久力は100%〜0%で表され、自転車に乗っていない時には100%、自転車に乗っていると90%、80%と少しずつ耐久力が失われ、完全に耐久力がなくなったケツは0%となり、その時にはもう痛すぎてサドルに座っていられなくなります。(耐久力0%になってようやく発動するのが「無」です。「無」について知らない方は、↓の記事を読んでみてください(^_^;))

この耐久力の下がり方には個人差があり、どんなに硬いサドルに座っていても全然耐久力が下がらない人もいれば、私のように貧弱なケツの人だと、どれだけ柔らかいサドルに座りっぱなしでも耐久力がみるみるうちに減っていきます。

耐久力が下がる原因は2種類あり、静的ダメージによるものと動的ダメージによるものがあると考えます。※どちらも正式な名称ではなく、あくまで仮称で(汗)

静的ダメージとは、綺麗な路面を走っていて、地面からの衝撃がなく、ペダリングの際の摩擦によるダメージの事です。

動的ダメージとは、段差やデコボコ道を通った際の突き上げる力がケツに加わる時のダメージの事です。

耐久力の減少を抑えるということは、これらのダメージを軽減するということになります。

ダメージを軽減する方法としては、装備面やテクニック面でいくつかあります。

装備面では動的ダメージを食らってもそれを最小限に抑えるためクッション性の高いサドルを使う、振動吸収性能の高いフレームを使うなど。

自分はファブリック セルというクッション性の高いサドルとMERIDA RIDE4000という振動吸収性の高いエンデュランスロードフレームを使っていますが、フレームは無理でもサドルはかなりおすすめです。

テクニック面で動的ダメージを軽減しようとなると、段差やデコボコ道では積極的にケツを浮かせ、ダメージを回避するのが有効的だと思います。

個人的にすぐにケツが痛くなる一番の原因は路面からの動的ダメージにあると思っているので、これをやるだけでもかなり効果があると思います。(個人差あり?)

静的ダメージ軽減の場合では、個人的にはレーパンが最も影響があるかと思います。

私の秋用のレーパンは長く使い込んでいるせいでパッド部分がかなりへたっており、厚みがないことにより以前走った長野秋之旅の3日間においては普通に乗ってるだけでも1日目からすぐにケツが痛くなっていました。(もちろん耐久力10%や20%まではいかず、50%や60%付近で留まってはいましたが…ちなみにパーセンテージは感覚です(^_^;)いつか耐久度計みたいな測定器発明されないかなぁ)

あと、テクニック面では休むダンシングが効果的だと思います。

サドルに接する摩擦がなくなり、ケツが宙に浮くことでケツ表面の皮膚が休められます。

ここまで耐久力が減るのを抑える方法を書いてきましたが、減った耐久力を回復させる方法もあります。

そもそも体の表面の皮膚は細胞分裂を繰り返し、新しい細胞へと生まれ変わっています。

ケツの表面の皮膚も例外ではなく、サドルに座らず何の負担もかかっていない状態であれば、ケツの皮膚は自然と再生していくはずなのです。

ライドが終わって数日経過したらケツの皮膚の痛みがなくなっているのも、それが理由だと思っています。

ではどうすれば耐久力を回復させることができるのか。

結局は休憩という話になってしまいますが、食事と睡眠によってかなり回復させることができると思っています。

特に睡眠は体を修復するタイミングのため、ケツの耐久力もかなり回復します。

600kmとかのブルベでは数時間の仮眠で大きく回復させることができますが、それ以下の距離で仮に仮眠するような時間がなかった場合でも、しっかりと補給することでも皮膚を回復させることができるみたいです。(過去の経験から)

まだここは研究中の部分ではありますが、肉などのタンパク質豊富な補給食を食べると一時的にケツの痛みが回復して、楽に乗れるようになった…という事例が過去に何回かあったため(ケツどころかブラケットを握る手の皮膚も回復していたと感じた事があった)ここはもう少し色々試して調べていこうと思っています。

 

長くなりましたが、これらの要素を踏まえた上で今年4月に控える岡山1200を走破したいと思います。

 

・MERIDA RIDE4000と中華カーボンの使い分けはどうしてるの?

意外と聞かれることが多かったので、一応書いておきます。

私は2台のバイクを用途に応じて使い分けています。f:id:ikarugasan:20200104161713j:image(写真には載っていない赤メリダ(アルミのエントリーモデルで初期に乗っていたフレーム)も持っていますが、今は予備パーツ(別名インテリア)として部屋の壁に飾ってあります)

2台の主な用途はこれ。

MERIDA RIDE4000→振動吸収に特化したエンデュランスロードのため、ロングライドやブルベでは基本これ。高強度の練習であればどちらのバイクでもできるのでこっちに乗ることが多い。とにかく乗り心地が良い。

中華カーボン→とにかく軽量で高剛性のため、走行距離200km以下(目安)でタイムアタックや高強度が必要となるようなライドで使用。反応性が抜群に良い代わりに乗り心地が最悪なのでなるべくロングには使わない。

ちなみに中華カーボンで先日の1/2㈭に新年一発目の雨沢峠へ行ってきましたが、いきなり17:56のタイムを出し、相変わらずの反応性を見せてくれました。

あと、今年5月に控える熱海のピークスでは中華カーボンで出撃予定です。

山を早く登れる能力は何よりも大事だと思うので…。

 

シマノのチェーン 105とデュラエースの差について

2019年3月くらいの話。

リンさんにいつも何のチェーンを使っているのか聞く機会があった。

その速さの秘密は、おそらくチェーンにあるだろう…と。

そう確信し、期待して返ってきた答えが

「105のチェーンですよ」

・・・・・・!?!?

マジですか……ということは、チェーンなんかは速さに関係ないのだろうか。

今まで少しでも楽に早く走れるようデュラエースグレードのチェーンを使ってきたが、この一言で自分の理論の全てが崩壊した。

そして、105チェーンでその速さなら、自分も105のチェーンで十分走れるのではないかと思った。

こうして、2019年4月。中華カーボンのチェーン交換のタイミングでデュラエースから105……ではなく、アルテグラのチェーンを導入(^_^;)

理由は、あまりにも走りが変わるのが怖かった(本当は金が無かった)という理由です(笑)

その後、なんとなく前より抵抗が増えてるような…という感覚を覚えつつも、同じ4月中に雨沢峠自己ベスト更新。

今の自己ベストである17:35もこの時出たのでした。

これだけ結果が出ていれば、結局は本人のパフォーマンス次第であってチェーンが走りに大きく影響を及ぼすことは無いのだろうなと思いました。

その後はRIDE4000も中華カーボンも105チェーンを導入し、デュラエースのチェーンの頃とどれだけ反応性が変わるのか2019年12月までの間試していました。(※RIDE4000も元々デュラチェーンを使っていたため、5月くらい?のチェーン交換のタイミングで105へグレードダウン)

そして2019年12月24日。

クリスマスイブの日に中華カーボンのチェーン交換のタイミングで105チェーンから久しぶりにデュラチェーンを導入。ついでに劣化しつつ長らく使っていたスプロケットも交換し、駆動系をほぼ新品に取り替え、翌日の12月25日に中華ではまあまあ久しぶり(1ヶ月ぶりくらい)となる雨沢峠へアタック。

結果は18:04で、全然悪くなかった。

久しぶりのデュラチェーンは駆動抵抗が少なくて力の伝達にロスがなく、とても軽やかだと感じた。

…ところがどっこい、105チェーンだった2019年10月にも、中華でちゃっかり17:50という好タイムを出しているのである。

つまり何が言いたいのかというと……

チェーンのグレードは走りに影響しないぞ!!

この9ヶ月で分かった答えである。

でもやっぱりデュラチェーンって駆動抵抗が少なくて回しやすく感じるから、今後もデュラチェーンをメインに使っていきます(*^^*)

RIDE4000の105チェーンも、今年4月の岡山1200の直前あたりでデュラチェーンに交換予定です(*^,^*)

 

 

 

 

以上で最近思ってた事を終えます。

ネタが溜まったら不定期にまた放出するかもしれません。

一応質問は受け付けます。記事に関係ないことでも構いません。

それでは。