10/30(日)
テストサドル「ism ps1.1」を借りて2週間が経つ。
いよいよテストサドルを返却する時が来た。
それに伴い、ついに新しいサドルを買いました!
その名も「ism ADAMO ROAD」!
借りてたテストサドルと名前が違うようですが、作りはほぼ同じ。
サドルの先端がスローピングしているか直角になっているかの違いしかありません。値段も同じです。
もともとこっちを買うつもりだったのですが、テストサドルに「ps1.1」しかなかったのでそれを借りていたのです。
買ったらテストサドルの時とほぼ同じ位置でセッティングしてくれたので、乗った感触としてはps1.1とほとんど変わらない。
別の角度からも撮ってみる。
ismのサドルの特徴の話や、インプレなどは以前の記事で既に紹介していますので割愛・・・したいところですが、この記事を見て初めてismの事を知る方もいらっしゃると思いますので簡単にまとめておきます。
《 ismサドルとは》
・もともとはTTやタイムトライアルの世界でメジャーなサドル
そのため、重量がそこそこあり前乗り主体の乗り方になる。
・坐骨2点で支える乗り方のため、初めは坐骨に痛みが出ることもあるが、医学的に問題の無い痛みなので時間が経てば痛みは消える。
・過去にサドルに乗り続けることで血流が悪くなるかどうかの実験を行ったところ、他メーカーではすぐに悪い結果が出たりする中、ismのサドルでは一切血流が悪くならなかった。
そのため会陰部の問題に悩まされることはほとんど無い。
・サドルを正しくセッティングするには、左右に少しずつ何度か振ってみて最適なポジションを見つける必要がある。
最適なポジションは、会陰部がサドルの2点の間に落ち込むような感覚があれば、そこが正解とされている。
・先端のつながっていない独特の形状は特許を取得しており、ismのサドルだけしか存在しない。(他メーカーの穴あきサドルはどれも先端がつながった形状となっている)
・その外観から、ロードバイクに合わないという人もいるようで、好みが大きく分かれる。また、乗り心地に関しても同じように好みが分かれる。自分はけっこう好き。
・突き出た2点の部分に座るのが正しい乗り方であり、後ろの平らな部分には座らない。この後ろの部分はuciの規定を満たすために長さを稼いでいるだけである。
・・・知っている範囲では、こんなところですかね。(不足している部分があったらスミマセン)
正しいであろう位置にセッティングして乗った感想としては、会陰部が落ち込む感覚が確かにあり、圧迫される感じが一切しない。
普段のライド中はもちろん、平坦・山岳TTをしている最中もなかなか快適。
ただ、初めに表れる坐骨の痛みはつらい。路面のガタガタを拾うたび、ケツにヅキヅキとくる。
10/16にismのサドルを借りて以来、痛みは未だに続いている。実に19日は経過した。
しかし、乗る度に痛みは少しずつ小さくなってきてはいる。
痛みが消えた時こそ、ismサドルの真価が発揮されるだろう。
・・・あと、ismサドルの変わった特徴としては、手放し運転がかなり不安定になります。
坐骨2点のみで支えることになるため、通常のサドルの時よりもかなりフラつきます。
出来ないこともありませんが、難易度が上がる・・・という印象がありますね。
そんな感じでインプレ&紹介は終了。
前乗りや快適性を求めている人は、テストサドルを借りて試してみてはいかがだろうか。
それでは、また!