3/24(土)は設楽の方まで走ってきました。
このライドを通して、ついに膝痛の全ての謎が解明されました。
どこでなぜ痛みが出るのか、どうすれば痛みが出なくなるのかも、全て分かりました!!
(先に断っておきますが個人的見解ですので全ての人にはもちろん当てはまりません。あと、素人の意見なので鵜呑みにしないように!)
まず結論からいうと、私の場合腸脛靭帯炎の他にもう一つ痛みの原因があったようです。
それは何かと言うと、サドルが高すぎたことによる痛みでした。
今回のライドの最中、サドルを下げて乗るということを試してみたところ、見事にうまくいって痛みが消えたのです。
ちょっと前に走ったビワイチライドで発症した膝痛も、このサドルが高すぎたことが原因だったようです。
腸脛靭帯炎はどうなのかというと、確かに今も患ってはいます。
ですが、この腸脛靭帯炎も痛みが出ないようにする方法が判明したので、もう完全に痛みなく走れる日も近いはず!
とりあえず、ライドの様子をレポートしていきます。
この日を迎えるまでの間、ザムスト RK-1のサポーターを付けたり、大臀筋・大腿筋膜張筋のストレッチを行ってきて、日常生活の中で左膝の痛みは完全にない状態となっていました。
ライドでは、序盤はとにかく軽負荷で膝に負担をかけないように走ります。そして、もちろん先日購入したサポーター、ザムスト RK-1を付けていきます。
コースは雨沢峠~香嵐渓~大多賀峠~設楽方面~R420~香嵐渓~来た道を帰るというルート。
さっそくライドスタート。朝は6:10くらいに家を出発しました。
雨沢峠はゆっくりと写真を撮りながらクライム。
上の方の気温は4℃で少し寒い。
この日の予報では17/3℃くらいだったと思います。寒暖差が激しいのでウェア選びが大変ですね。
雨沢峠を超えたら豊田方面へ下って矢作川を超え、いつもの県道へ。
香嵐渓の茶色いセブンに到着。補給を入れます。
どうでもいいですが最近これにハマってます。コンビニで簡単に手に入り、飲みやすい上に即乳酸処理してくれるのですぐにパワーが出せるようになります。まさに復活アイテム!
休んだら出発し、大多賀峠へ向かいます。
この季節の香嵐渓はかなり閑散としてます。
そして大多賀峠へ突入。
ここでも、負荷をかけずゆっくり登っていきます。
この時点では痛みはまだ無い。
だが、終盤に登場する9%坂を登っていると、ジワジワと痛みが出始める・・・。
「どう見ても内股ペダリングだし、サポーターまで付けているのになぜ痛みが出るんだ!?」
ふと、あることに気づく。
「・・・もしかして、サドルが高すぎるのか・・・?」
確かに下死点を通る度に痛みがあった。
「これは、もしや・・・。」
そう思い、大多賀峠を登り終えてからサドルを4mmほど下げてみる。
そして、大多賀峠を先の道へと下り、どんどん突き進む。
「サドル下げてみたけど・・・なんかあんまり変わらないような・・・」
段戸湖も超え、荒れた路面の長い下り(県道365号)も通ってR420へ。
ここからR420を香嵐渓方面に向かって走りますが、長い登りが続く道。
R420を登っていると、やはり膝が痛いことには変わりなかった。
「ここから長い登りがあるというのに、こんな状態で登れる訳ないじゃないか(涙目)」
今思うと、なかなかに絶望的な状況だった。なぜ大多賀峠を登り終えたあの時、引き返さなかったのだろうかと。
まぁ、こうなってしまっては仕方がないため、なんとか痛みが出ないようなペダリングを探りながら、ゆっくり、ゆっくりと登っていく。
「はー・・・サポーターもダメだったのなら、もう何やっても治る気がしない・・・。最後の手段、フィッティングを頼むことにしようそうしよう。えーと、いつもお世話になっているからたて輪でお願いしようかな。確かたて輪は完全予約制だったなー・・・」
というようなことを考えながらゆっくり走っていると、なんとなくさっきまでの痛みが引いているような気がした。
「・・・?まさか、なぁ・・・。」
思い切って、さらにサドルを下げてみる。
「・・・・・・おお!?!? 痛く・・・ない!?」
なんと、サドルを下げてペダリングしてみると、先ほどの痛みが嘘のように消えていった。
試しに、スプリントでの急加速やシッティングによるガチ踏みをしてみる。
「あっあれっ・・・?痛くない・・・??」
「・・・な、治ってるーーーっっっ!!!!!」
思わず誰もいない山の中で叫んでしまった。
普通なら膝に痛みが出たらそれ以上回復することは無いはずなのだが、今回のケースでは痛みがどんどん引いていったのである。
これをきっかけに、本当にサドルが高いことが原因で痛みが出ていたのだと確信した。
これは約5mmほどサドルを下げたRIDE4000。見た感じでは前とほとんど変わりません・・・。
その後はウキウキでR420を下り、香嵐渓の茶色いセブンまで戻ってきた。
「まさかこんなに簡単に膝痛が治るとは・・・信じられない」
とりあえずしっかりと休んでカロリー補給。
補給を終えたら来た道を戻る。
走り出してみても、やっぱり痛みが消えている。
「あ、ありえん・・・」
自分の体を疑いながら、細い県道を走る。
走っていると、なぜか再び左膝に痛みが出始める・・・。
「・・・あれ?おかしいな・・・また痛くなってきた」
再発した原因が良く分からない。
まさか、まだサドルが下げ足りないのか?(^_^;)
そんなわけないよなぁと思い、とりあえずサドルを定期的に上下へ調整し、色々試しながら走ってみることに。
そうこうしていると、藤岡のファミマまで戻ってきた。
せっかくなのでコンビニ休憩を入れる。
残るコースは三国山までの長い坂を登るのみ。休憩を終えたら再び走り始めます。
走り始めてからは痛みがなかったが、登るにつれて次第に痛みがまた表れ始める。。。
「サドルを下げても痛みが消えない・・・もしかしてこの痛みは、サドルが高いことが原因の痛みではないのかも?」
「ということは違うところに原因があることになるが・・・。もしや、腸脛靭帯炎?」
腸脛靭帯炎だと、外側に負担がかかって痛みが出る。
試しに、内側に荷重をかける回し方をしてみた。
「・・・!!痛みが・・・出ない!!」
普通のペダリングに戻すと痛みが出て、内側荷重のペダリングにすると痛みが消える。
「なるほど!!そういうことか!!!」
今まで内股ペダリングをしていたが、それで痛みが出たということは、荷重が外側にかかる踏み方をしていたのかもしれない。
内股ペダリングをしていても、結局は荷重が内側にかかっていないと腸脛靭帯炎を予防する意味ではあまり効果がないんですね。
↓イメージです。赤が内側荷重、青が外側荷重。
こうして、痛みが出ない回し方を完全に理解し、三国山・・・へは寄らずに裏雨沢から山を下って瀬戸しなのへ。
瀬戸しなのでゆっくりと体を休めてから、帰路について無事本日のライド終了。
【記録】
走行距離・・・179.80
走行時間・・・8:28:12
平均速度・・・21.23
最高速度・・・58.88
平均ケイデンス・・・78
最大ケイデンス・・・123
平均パワー・・・95
最大パワー・・・370
平均心拍・・・150
最大心拍・・・185
累積標高・・・3052
最高標高・・・948
最大勾配・・・11
3/27(火)は休暇をとっていたのでライドに出かけました。
サポーター無しの状態で111km・2600mアップのコースを結構な負荷で走りましたが、膝の痛みは完全にありませんでした。
正真正銘完治しました。
今まで何度も完治完治詐欺をして申し訳なかったですが、今回は完全に再発しなかったため、本当に完治したと見ていいと思います(^_^;)
ようやく長きに渡る膝痛(主に腸脛靭帯炎)との戦いに終止符が打たれました。
昨年11月の終わりに発症したので、治すのに4ヶ月もかかりました。
今回の一件からいえることは、自分でできることを色々試して膝痛の原因となる箇所を特定し、それを根本から改善することが重要ですね。
色々試すだけでも4ヶ月かかった訳ですが・・・私としてはとてもいい勉強になりました。
そんな訳で、これからは今までのようにモリモリ走っていきますのでよろしくお願いしますm(_ _)m