山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。ハードな山岳ロングライドが大好きです。

夢のSR達成!!

今回もとりあえず報告だけ。

 

7/14に開催されたブルベ、BRM714 あおばスーパー400麦草を23時間ジャストで完走し、400kmの認定をもらいました!!f:id:ikarugasan:20190715174749j:image

それに伴い、200・300・400・600全ての認定が揃ったことで、ついに今年の目標のひとつにしていたSRを見事達成できました!!

 

常に大雨なおかつ凄まじい山岳コースにより、完走に至るまで相当苦労しましたが、詳細はまた後日更新予定のブログにてお話させていただきたいと思いますm(_ _)m

(他にも更新予定のネタが溜まってるので今回の400kmブルベのお話は当分先かも(^_^;))

BRM622 岡谷600 当日編2/2

前回からの続きです。

これにて岡谷600のお話は完結します。f:id:ikarugasan:20190707153202j:image

 

スパランドを1:50くらいに出て、2日目を走り出す準備をするために、まずは近くのコンビニへと立ち寄りました。

ローソン笛吹御坂成田店です。(2:30)f:id:ikarugasan:20190627070426j:imagef:id:ikarugasan:20190627070437j:image

たまごサンドとかの朝ごはんを食べ、持参してきた歯磨きセットで歯を磨いて、トイレでウ○チとオロナイン塗りを済ませて2日目を走る準備が完了!

コンビニの店員さんに、このあとどちらへ?と聞かれたので、御坂峠です…と答えたら、「!?」という表情になったあと、イノシシや鹿が出ますから、お気をつけて!と言われました。

ありがとうございます、と店員さんに言い残し、2日目スタートです!

既に374km走っているので、残りは226kmくらいです。

1日目にある程度距離を稼いでおくと、2日目は少しだけ気が楽ですね。

 

さっそく緩やかな登り坂が始まります。f:id:ikarugasan:20190627070451j:image御坂みちという道だそうです。なんでひらがななんでしょうか???

初めは眠気が無かったものの、途中から眠くなってきて、危険を感じ始めます。

眠いときは心拍を上げて睡魔に対抗だ!と思い、心拍を上げるも睡魔は振り払えず、やっぱり眠いです。

少しでも気を抜くと、意識がとびそうになります。

意識がとんだ瞬間、落車につながり、最悪メカトラで走行不能になる可能性もあるため、とにかく意識だけはとばないよう、集中力を欠かさないようにしました。

途中の道端で仮眠をしても良かったのですが、ここらは標高が高く、夜が明ける前の早朝ということもあり、かなり冷えることが予想されます。

そんなところで仮眠なんてできるはずがないことは分かっていたので、寝るなら御坂峠とその先にある籠坂峠を超え、標高が低いところに着いてからと決めていました。

(特に御坂峠は最大標高1300mくらいあるため危険地帯。そこさえ越えてしまえば、標高900mくらいの町中を走り、そのまま籠坂峠を越えるだけとなる)

なので仮眠するにしても、せめてこの御坂峠だけはなんとしてでも越えなければなりません。

キューシートに書いてある通り、あえて旧道の登るルートへ進みます。(3:46)f:id:ikarugasan:20190627070502j:image

ジグザグの道で、事前にグーグルストリートビューで道を確認していた限りでは勾配が9%くらいあり、それなりにキツくなるだろうなと覚悟していましたが、実際に登ってみると5%前後しかなく、そこまでキツくなかったのでほっと一安心しました。

グーグルストリートビューの360°カメラで勾配を把握するのは難しいですね(^_^;)

ここでも、眠気が襲いかかります。

意識がとびそうになるのを必死にこらえながら登ります。

時刻は4:00をまわり、徐々に辺りが明るくなってきました。

とは言ってもまだまだ暗く、眠気も相変わらず半端ないです。

もう早く峠が終わってくれ…と願うしかありませんでした。

何度もカーブの先を確認し、まだか、まだかと唱え続ける。

サイコンの高度表示が1200mを超え、そろそろ終わりか…!と思っても、まだまだカーブが続く。

ヤバイ、もうホントヤバイ………。

そんな状況を繰り返していると、ついにゴールのトンネルが姿を現す!

やっと終わった…(TдT)

そしてそのままトンネルを抜けると、一瞬で目が覚める光景が飛び込んできた。

絶景……!f:id:ikarugasan:20190627070545j:image

早朝4:29。突如姿を現した絶景に、言葉が出なかった。

愛車と一緒に記念撮影。f:id:ikarugasan:20190627070556j:image

このあとすぐに曇って富士山山頂は見えなくなってしまいました。

 

よし、いこう。

 

良いものが見られたので、とても元気づけられた。

これぞ巷でよく聞くブルベの醍醐味。

オールナイトし、夜明けと同時に素晴らしい景色を拝むことができる非日常感満載のぶっとんだスポーツ。それがブルベ。こんなものを見てしまったら、今後どハマリしていく気しかしない。

 

さて、御坂峠を下りますが、予想通り下りはあり得ない寒さ。夏ジャージとウォーマーで対処するには少し厳しい。

けど、さっさと下ってしまえば気温が暖かくなるはずなので、防寒具は着ずにとにかく耐えて下る。

河口湖。寒い。f:id:ikarugasan:20190627070610j:image

富士急ハイランド。寒い。f:id:ikarugasan:20190627070620j:image

金鳥居。ちょっと寒い。f:id:ikarugasan:20190627070629j:image

関東には縁がないので、どれも初めて見るものばかり。

富士山周辺の地域は、本当に新鮮です。そして寒い。

途中、屋根付きのバス停で仮眠している参加者を見かけた。

1日目にも何度か見かけた、見覚えのあるバイクだった。

みんないろんなところで寝ているんだな〜と参考になった。

そして、2日目において初めて他の参加者を見た。

 

そのまま走っていきますが、またしても眠気が………。

うとうとし始め、もう限界!と感じ、御坂峠を下ってとりあえずちょっとは気温が上がって寝れるはずだろうと思い、途中にあったセブンイレブン山中湖インター店に立ち寄って仮眠です!f:id:ikarugasan:20190627070638j:image(東京オリンピックのポスターが至るところに貼られていました。)

あぐらをかいた状態で、眠気に身を任せて寝ます。

凄まじい眠気だったので一瞬で寝付く。

そして10〜20分くらい寝て、自然と目が覚める。

完全にとまではいかないが、少しだけ頭がスッキリしたので走り出す。

走り出すが、めちゃくちゃ寒い。寝起きというのもあるかもしれない。

ちょっと耐えれない寒さだったので、防寒具兼雨具のレインウェアを着て走る。

とても暖かく、やはり着ていると全然寒くない。上半身だけは(^_^;)

そのまま山中湖沿いの道に出る。

霧に包まれた山中湖でしたが、寒さと疲れと眠気で写真を撮る元気がなく、山中湖の写真だけは一切撮ってません。。。ブログを読んでいるみなさんには申し訳ないです(T_T)

その後、山中湖沿いの道の途中にある旭日丘の交差点を右折し、籠坂峠方面へと走ります。

ここの道は路面のデコボコが極めてヤバく、ロードで走るにはマジで危険な場所でした。。。

ロードタイヤがすっぽりハマるような縦溝や大きな穴が何箇所も空いており、最凶に走りにくかったです。

それに加えて峠道なので長く続く登り坂…ここだけはストレスフルでした。

レインウェアを着ているせいで蒸れてきたため、登り坂の途中でレインウェアを脱ぐ。

そして再スタート。

相変わらずの道の悪さに苛立ちを覚えながら、籠坂峠を登っていく。

そして無事クリア。

ここからは長い下りです。

霧に包まれ、視界が悪いのでライトをしっかり点灯させて下る。

2週間前の落車でトラウマを植え付けさせられた縦溝、正式名称グルービング工法もしっかりと路面に掘られていたので、速度を落として安全に下ります。

御殿場までずーーーーっと長い下りでした。

そのワンシーン。f:id:ikarugasan:20190627070647j:image

下る途中、コンビニで本日2人目の参加者を目撃。

全然他の参加者を見ないから、少し不安になっていましたが、少しでも誰かを見かけることができたので安心しました。

下りが終わって、市街地に出ました。

信号がそれなりにありますが、まだ朝7:00くらいなので交通量はほとんどありません。

途中、雨がザァーっと降ってきました。

今日の天気では少し降るだろうと思い、止まってレインウェアを着るも、実際はすぐに止んでしまい、昨日と違って読みは外れました(^_^;)

そのままレインウェアを脱いで走行再開。

気がついたら走行距離は400kmを超え、ケツは限界を迎えます。いや、正確にはもっと前から既に限界だったけど(^_^;)

ちょっとの振動で、とてつもない激痛が走ります。そりゃもう、飛び上がってしまうくらいの。

2日目を走り出す際にケツにオロナインを塗っていて、確かに効果はあって塗ったあとほんのわずかに痛みが改善されたものの、またすぐに痛みが出てきてしまい、今に至ります。

一応まだオロナインはあるのでケツに塗ることはできましたが、塗っても同じことだろうと思い、ゴールまで我慢することを選びました。

太陽が昇ってから眠気はだいぶ無くなったものの、今度はケツの痛みとの戦いになりそうです。

 

ずっと走って、静岡の三島です。f:id:ikarugasan:20190627070658j:image

このあたりは私の超長距離物語のすべての始まり(きっかけ)となったザ ピークス ラウンド3 in 熱海の開催地であり、伊豆縦貫道などの名称に見覚えがあります。

なんとなくメタセコイアの並木道に似てます。f:id:ikarugasan:20190627070707j:image

それなりに交通量のある町中を走り、468km地点の第五PC、セブンイレブン三島平田店に到着。(8:16)f:id:ikarugasan:20190627070728j:imagef:id:ikarugasan:20190627070739j:image

誰かいるかなと思いましたが、誰もいませんでした。

ここで持参してきたアミノバイタルスーパースポーツも摂取します。f:id:ikarugasan:20190627070748j:image

先ほど長い下りの途中にあったコンビニで他の参加者を見かけており、いつ追いつかれてもおかしくなかったので、それなりにスピード重視で補給をしていましたが、一向に追いついてくることはありませんでした。気にしすぎだったか…??

誰にも会うことなく、そのまま第五PCを出発。

十国峠とか熱海峠とかがある山あいを撮影。f:id:ikarugasan:20190627070759j:imageまたいつかあの土地を走る時が来るのだろうか…?

 

岡谷600の舞台は山から海へと変わり、駿河湾の海沿いの道を走ります。と言っても最初の方は海はまったく見えなかったが。

平坦を走りますが、信号の間隔がハンパじゃなく、発進しては止まって、発進しては止まってでまたしてもストレスが溜まります。

時間も稼げないので、これには参りました。。。

右手に愛鷹山f:id:ikarugasan:20190627070810j:image位置的な意味で富士山の邪魔をする山ってイメージが強い(笑)

しばらく地獄の信号区間を走ると、信号が少ないド平坦区間に出ました。

やっとこの時が来た!と言わんばかりに、エアロポジションで32km/h前後でとばしていきます。

心拍数の方は1日目にたっぷりと負荷をかけていたおかげで、2日目の今日はかなり低く表示されるようになりました。(このペースで140bpm(約70%))

心拍が低くても一定の出力は維持できるので、疲れにくく、なおかつ胃もたれしにくくなります。ありがたや〜。

ケツは限界突破した状態でさらに酷使を続けています。

出血するんじゃないかってくらい痛かったですが、とりあえず血は出てないみたいです。

普通だったらケツが痛いとまともにサドルに座っていられないのでペダリングもままならなくなりますが、そんなことをしていたらどんどんタイムが失われるばかりでなく、痛みに耐える時間が長くなるだけなので(しかも痛みは絶対に改善されないので)今回私はケツの痛みに関しては、「無」になって走りました。

痛くても無視。路面のガタガタによる振動で激痛の連続攻撃が来ても無視。痛みなど無視して、とにかくひたすら走り続けることを最優先としました。

これはあくまで私の考えですが、ケツの痛みから解放される唯一の方法としては、残りの距離を早く走りきって最速でゴールするほか無いと思うのです。

そういうわけで、「無」と化したケツで平坦をとばしていきます。

気がつけば痛すぎてもう何も感じなくなってきました(笑)

っていうのは半分冗談ですが、痛みにひるんでいたら走れないので痛みを無視して強引に走り続けるこの走法は割と本気でアリかと思います(^o^)b

 

しばらく海沿いの道を走り、キューシート通り細い道に入ったりして距離をこなしていく。f:id:ikarugasan:20190627070822j:image

気がつけば走行距離500kmを突破。。。(10:31)f:id:ikarugasan:20190627070832j:image

首を支えるうなじ?のあたりとか、ブラケットに添える手のひらとか、上体を支える腕とか、あらゆる部分がとにかく痛いです。

それでも走り続けなきゃいけない。

今の状態を漢字2文字で表すと、まさに「酷使」という言葉がピッタリと当てはまります。

ここらでグループラインの方々からエールをもらいました。(正確にはもっと前から定期的にもらっていましたが)

たびたびのメッセージみなさんありがとうございましたm(_ _)m

 

海沿いの道に出てしばらく走ると、いろんなブログでみたことのある建物が…!!f:id:ikarugasan:20190627070855j:imageその建物の正体は駿河健康ランドでした。

いろんなブログで見かける、ある意味聖地的な場所でした(笑)

その後もただひたすらひたすら海沿いの道を突き進む。f:id:ikarugasan:20190627070910j:image

左にテトラポッドf:id:ikarugasan:20190627070920j:imageあの形いいよね:D

体のあらゆる部分が痛いですが、海沿いの道はやっぱり走ってて気持ちが良かったです。

どこまでも続く海、水平線、打ち付ける波の音……どれも私にとってはプラスになる要素ばかりでした。

 

海沿いの道が終わり、町中の道を進む。

走行距離は550kmを超え、ゴールまで残り50kmを切った。

ここまで来ると完走が見えてくるため、少しばかり気が緩んでしまう。

しかし実際にはまだまだ遠く、今まで感じたことのない別次元の疲労感に耐えながら50kmを走らねばならない。

さっきも言ったように体のあらゆる部分が痛いし、正直なことをいうと停止するときに握るブレーキング操作ですら毎回手に激痛を伴っている。

ケツの痛みはもう人類の言葉では表現不可能な域に達しているし、その痛みをちょっとでも和らげるために腰を上げようとすると、その立ち上がった姿勢を維持するための足の筋肉も既に限界を迎えているため、立ち上がった瞬間足の筋肉に激痛を伴うという、まさに満身創痍の状態。

一応脳の思考能力は正常だったので、とりあえずさすがに疲れがヤバすぎることと補給食がちょうど尽きたことから、近くにあったセブンイレブン静岡用宗店へ駆け込むことにしました。

フルーツが入った食べ物を摂取して、とにかく疲労回復を試みる。

そして再スタート。

少しだけ回復したかもしれない。

少し行ったところで、海岸線の道になったと思ったら、突然登りが始まる(^_^;)f:id:ikarugasan:20190627070933j:image

まさかここで!?と思ったけど、確かにコースプロフィール上ではこの辺りだけ登り坂になっていたような気もする(汗)

しかし先ほど休んで回復したおかげで、普段と変わらないペースで登っていけた。

どんどん登って、海が下の方に見える!f:id:ikarugasan:20190627070943j:imageこういう景色も好きです。

ここもいいですね(^o^)bf:id:ikarugasan:20190627070952j:image

峠を登り終え、そのまま下って焼津市突入。

港の道を走りますが、ここらへんはルートが少々分かりづらかった。。。キューシートの解読不足ですね(汗)

そのまま一本道を走っていると、ここにきてまさかの睡魔が再来・・・・・。

ここでまさか眠くなるなんて、まったく予想していなかった。

心拍を上げて応戦するも、全然ダメだ。

交通量もそれなりにあるし、こんなところで寝落ちなんてしたら本当に危険だ。

ブリーフィングの際にスタッフの方が言っていた、「眠くなったらすぐに仮眠を取るようにしてください。何かあってからでは遅いですからね」という言葉を思い出し、すぐさま近くにあったセブンイレブン牧之原静波店に立ち寄って仮眠することに。

太陽が昇っている日中でしたが、眠気が半端じゃなかったのでコンビニの駐車場の邪魔にならない隅っこに座ったら、一瞬で眠りにつけました。 

そのまま10〜20分ほど仮眠し、自然に目が覚めて頭はスッキリ!

よっしゃ、いくでーー!!!!

そのまま一本道をいいペースで走る。

次のPCはファミリーマートで、そこを過ぎたらすぐに曲がるルートとなっているので、曲がり角にあるファミリーマートが次のPCだ。…一応そういう覚え方をしてきている。ツッコミなら遠慮なくどうぞ(^_^;)

ファミリーマートが何回も出てくるが、サイコンのナビは直進を示している。ということはダミーだ。

本当に何回もファミリーマートが出てくるので、まだかまだかと焦り、グーグルマップを確認するも、やはりまだまだ先だった(-_-;)

そして576km地点、ようやく第六PCのファミリーマート相良海岸店に到着!(14:16)f:id:ikarugasan:20190627071001j:imagef:id:ikarugasan:20190627071010j:image

今の時刻が14:16で、そこから補給を済ませ、再スタートするのが14:30だとしたら、残り1時間30分以内にゴールまでの24kmを走りきれれば、初600kmブルベにして34時間切りが達成できそう…なんて目論見が脳裏をよぎる。

いや、正確にはもっと前の550km地点くらいのところで、残り50kmともなると大体のゴールタイムが予想できるため、もしこのままのペースで走れれば34時間前後でゴールできるんじゃないか…??という目論見が既にありました。

しかし、先ほどの予定外の睡魔によって、その目論見は儚く崩れ去った……かのように思えたが、意外と早く第六PCに到着したことにより、現実的に34時間切りがまだ間に合いそうな感じだったため、その目論見が復活した次第です。

そういうわけで、34時間切りを目指し、補給をスムーズに済ませ、予定通り14:30くらいに再スタート!

残りはたった24km!

ちょっとでも完走タイムを良くするため、オールアウト・・・とまではいかないが、残された力を出し尽くし、ラストスパートともいえる24kmTTをします!

平坦は軽く35km/hくらいで走り、登り坂ではあとのことなど一切考えず、思いっきり踏み倒していきます。

一応ラストスパート中。f:id:ikarugasan:20190627071029j:image

高強度は走ってて楽しいし、やっぱりこういうTTが一番燃えてきます。

そう思うってことは、根っからのTT好き…なんだと思います(^_^;)

いいペースでとばし、ゴールまであと数キロ!

って、こんなときに踏切が!

仕方がないので待ちます。

ん?何やらカメラやスマホを構えている人がたくさん…。

なんだなんだ?撮り鉄さんの集まりかな?

と思った次の瞬間・・・

!?!?f:id:ikarugasan:20190627071038j:image

なんと、二次元のキャラクターが三次元を走っているではありませんか!!f:id:ikarugasan:20190627071048j:image

だからみんなカメラやスマホを構えていたのですね・・・納得^o^;

突然のビックリイベントが終わり、踏切を超え、最初にスタートしてすぐに渡った大井川橋に約33時間ぶりに帰ってきたー!!f:id:ikarugasan:20190627071104j:image会場も見える!あそこでスタッフさんたちが待っているんだ!!

そして・・・ついに・・・・・・!!

ゴール!!!!!f:id:ikarugasan:20190627071113j:image

スタッフの方に各PCでのチェックの証であるコンビニレシートを渡し、最後のチェックをしてもらいます。

記憶が正しければ、各PCで間違いなくレシートをすべて回収しているため、問題ないはずなのだが、ひとつでもレシートがないと完走扱いにはならないため、最後まで本当にドキドキでした。

そして、すべてのレシートが確認できたと告げられ…!!

ゴールタイム33時間34分で、正式に完走認定してもらえました!!!!f:id:ikarugasan:20190627071128j:image

オッシャァァァアアアアアアアア!!!!!!

とにかく嬉しい!!!

喜びが爆発しました!!

写真にも写っている通り、600kmの認定メダルは即購入しました(笑)

夢の600kmを初めて走破できて、とにかく嬉しい感情ばかり溢れ出てきます。

ちなみにちょっと気になったので何番手のゴールだったか聞いてみると、まさかの二番手でのゴールでした(^_^;)

トップはAJ静岡のスタッフの方で(1日目に一緒に走った方とはまた別の方です)30時間台でゴールしたという猛者でした(-_-;)

2日目は他の参加者とほとんど会わなかったから、もうみんな先に行っちゃってるもんだとばかり思っていたのですが、どうやら逆だったみたいです。

初600kmだということを告げてスタッフの方々に驚かれたり、愛車の手組ホイールの話とかブルベを走るようになった経緯の話とかをしたりしてスタッフさんとしばし談笑していました。

ゴール後フルーツヨーグルトやお菓子、コーラ等の提供もあり、AJ静岡のスタッフさん方の雰囲気がとても好きになりました。ぜひともまた静岡さんのブルベへ参加したいなと思ったのでした。

話を色々していると、少しずつ他の参加者も帰ってきました。お疲れ様でした!

会場の様子。f:id:ikarugasan:20190627071141j:image

そして最高の相棒!f:id:ikarugasan:20190627071152j:image

 

後日ホームページにて公開されたリザルトによると、

エントリー数51人中

DNS20人

DNF13人

完走18人

完走率58%のまあまあサバイバル?なブルベだったみたいです。

 

この日は最高の1日・・・いや、正しくは最高の2日間となりました!

おしまい。

 

【記録】

走行距離・・・605.16
走行時間・・・26:55:50
平均速度・・・22.47
最高速度・・・62.98
平均ケイデンス・・・74
最大ケイデンス・・・250(いつもの)
平均心拍・・・135
最大心拍・・・178
累積標高・・・6558.0

BRM622 岡谷600 当日編1/2

準備編からの続きです。

 

すんごい寝にくい運転席での車中泊をやってしまったが、とりあえず眠りには付くことができ、4:00過ぎに自然と目が覚める。

外はとりあえず雨は降ってなかったが、雨雲レーダーによると4:30〜5:30くらいは強い雨が降るっぽい。

4:30過ぎになると、激しい音を立てて雨が降りつける。f:id:ikarugasan:20190626211950j:image

今回の土日の天気としては、一週間前の天気予報では大きな傘マークで高確率で雨という予報だったものの、日が近づくにつれて徐々に予報が良くなっていき、一時は晴れ間も見えるであろう予報に変わっていた。

いつも使ってるYahoo!天気予報の一時間毎の降水量を見ても、降ったとしても0.1mm程度のため今回のブルベでは強い雨の心配は要らない様子だった。

 

前日にコンビニで買っておいたおにぎり×3とようかん×2を食べ、歯を磨いて用を足してスタート時間が近づくのを待ちます。

車内から。f:id:ikarugasan:20190627065008j:image

人は全然いません。ごく一部の車が停まっているだけでした。f:id:ikarugasan:20190627065021j:image

5:00から受付開始で、時間になると他の参加者らしき車が続々とやってきました。

そろそろ自分もバイクを車から降ろして、準備にとりかかります。

ちなみに会場の様子はこんな感じでした。 f:id:ikarugasan:20190627065042j:imageこの時点で雨は止んでくれました。このあとも、小雨は降るかもしれませんが、大雨はなさそうです。

 

さてさて今回の装備紹介です。f:id:ikarugasan:20190627065053j:image

今回は雨に備えてライトをビニール袋で包んできてます。f:id:ikarugasan:20190627065113j:image

ライトは防水仕様というものの、押しボタンのところが水没して復帰しなくなり、壊した例が今までに何回かあるため、いくら防水仕様のライトといっても防水対策は欠かせません。

ちなみに600kmブルベではルールで2灯じゃないと出走不可と決まっているため、いつも通りボルト400&ボルト1600のダブルライト体制にしてます。

バイク後方には、リアフェンダーとトピークの大容量サドルバッグ6Lを装備してきてます。(さらにサドルバッグスタビライザーも完備。)f:id:ikarugasan:20190627065125j:image

サドルバッグの中身としては、輪行袋・タオル・替えの靴下・レインウェア上・歯磨きセット・アミノバイタルスポーツ×1・アミノバイタルゴールド×1を入れてます。

レインパンツも元々入れてたのですが、降水量がほとんど無いということから軽量化のために車に置いていきました。

ウェア関連では、夏用ジャージ上下に、温かいアームウォーマー・レッグウォーマー。今回気温はそこまで暑くならず(最高でも25℃くらい)最低気温もそこそこあるため(16℃くらい)雨で濡れてもなるべく寒くならないようにすることを意識して温かいウォーマーで走ることにしました。

ボトルに関しても、そこまで暑くならないのでダブルボトル体制を解除して普通の1ボトル・1ツール缶体制で走ることにしました。これによってほんのわずかな軽量化につながるというメリットもあります。

シューズは特に防水対策はせず、普通の靴下だけ履いてます。

テールライトはバイクに2灯つけ、ヘルメット後方にも1灯付けています。(ヘルメット尾灯はルールでも取り付けが決められています)

 

装備紹介は以上です。

時刻は5:30になりブリーフィングが始まります。f:id:ikarugasan:20190627065136j:image

各PCでのチェック方法、コース上の注意ポイントが説明されます。

チェック方法としては、すべてコンビニレシート方式でした。

ブリーフィングが終わり、5:50から堤防の上のところで車検を行ってOKなら出走と伝えられ、自分はバイクの最終調整を進めます。

整備が完了したところで堤防の上へと向かい、車検を受ける。

普通にすんなり通り、いつでも出走できる状態となりました。

堤防の上から駐車場を撮ってみる。f:id:ikarugasan:20190627065147j:image

スタート前にセルフィー。f:id:ikarugasan:20190627065158j:image

そして、いよいよ人生初の600kmブルベがスタート!!

車検を通ったら順次スタートして良いとのことだったので、自分は先頭から4番手くらいのタイミングで出発。

初めは事前に確認していたルート通りの道を進みます。

今回は…というか今回も、ハンドル部分にキューシートを貼り付けたり、スマホを固定したりはせず、サイコンのGPSナビだけを頼りに走りました。

ナビだけを頼りに走るからといって、ナビを鵜呑みにしてきているわけではありません。

事前に公開されたキューシートとルートラボ、グーグルマップを照らし合わせて、コース上すべての曲がる箇所について事前に確認してきてあります。

その中でも、特に間違えやすそうな場所はストリートビューで交差点の景色を覚えたり、交差点名を暗記したりしてミスコースしないよう対策をとりました。

大体の直線・左折・右折箇所はナビ通り行けば走れるし、間違えやすい箇所だけ覚えておけば、ミスコースすることなく走れるだろうと判断したのがその理由です。

 

そんな感じで走っていきますが…初めはなんだかやたらと心拍数が上がってしまう。

初めての600kmということもあり、気持ちが高ぶっているというのもあるのだろうが、平坦を30km/hペースで走っているだけなのに軽く160bpm(80%)を超えてしまう。

いつものように深呼吸して心拍を落ち着かせようと試みるも、一向に下がる気配がない。

仕方がないので負荷を落とし、速度も一緒に落として走行することに。

 

少し平坦を走ると、いきなり最初の峠道へ。

10%超えの激坂が襲いかかりますが・・・ここでも心拍が異常なほど上昇していて、11%の坂を9km/h前後でゆっくり登っているだけなのに171bpm(85%)とかになっていました。

原因は、さっきの気持ちの高ぶりと合わせてバイクがいつも以上に重い状態となっているため、その分心拍がいつもより上がってしまっているのだと推測。(重いものを動かすには、軽いものを動かす時より多くのエネルギーが必要になるという理論)

とりあえずキツい勾配のところは心拍がいくら上がっていたとしても登るしかなく、止まったってどうしようもないのでそのまま登っていく。

そしてそのまま下りへ。

路面が常にウェットなうえ、道がかなり悪く落ち葉や枝も散乱していたので慎重に下る。

バイクがいつもより重く制動距離がいつも以上に増しているので本当に慎重に下る。

慎重に下ったおかげかパンクすることなく無事峠を越えて平坦へ。

平坦に出たらしばらく単独で走行。

心拍を気にかけながらも、エアロポジションで30km/hオーバーでとばしていきます。

ここらの景色、前に見たことがある…f:id:ikarugasan:20190627065210j:imageそれもそのはず、ここらへんは中部300で静岡まで来たときに走ったコースでした。

走っていると、似たペースで巡航していく方がいらっしゃったので、少しついていくことにしました。

その方はAJ静岡のスタッフさんだったようで、今回参加者が少なかったことから、普通に参加者として参戦しているとのことでした。驚き。

しばらく一緒に走っていましたが、私が途中でチェーン落ちしてしまい、そこから一人旅となりました。

新城を目指してR257の登りを進んでいきます。f:id:ikarugasan:20190627065236j:image

この登りでも異常な心拍上昇が起こっていました。f:id:ikarugasan:20190627065247j:image6%の坂をすごくゆっくり登っているだけなのに、心拍が163bpm(約81%)にまで達しています。

普段の状態でこのくらいの速度域で6%を走れば、大体140bpm(約70%)くらいで走れますが、今回ばかりは明らかに異常です。

どう考えてもおかしいので、胸に手を当てて鼓動の間隔を確認してみますが、やっぱり鼓動が早く、頻繁にドクドクいっているのでこの心拍数は間違っていなさそうです。

このまま高い心拍で走り続ければ、いつもより格段に疲労が溜まりやすくなり、それに加えて胃へのダメージも増加し、早々に胃もたれを引き起こすことが予想されます。

今はまだ大丈夫なものの、もしそうなってしまったら、最悪途中でリタイアする可能性も出てきます…。

リタイアだけはなんとしてでも避けたいので、今はとにかく負荷を落とし、心拍を下げて走ることに専念します。

めっちゃゆっくり走っても、155bpmくらいまでしか下がらないけど、途中で胃が死ぬよりかはマシだろう…。

そしてとにかく速度が遅いので、めっちゃ他の参加者に抜かれます。悔しい。

このままだと、おそらくマージンも全然稼げなくなるだろうな…。

そんな感じで走っていると、新城市内のファミリーマート(PCではない)に到着して小休憩を入れることにします。

ここから第一PCである足助のファミリーマートまでは、R257・R420の長い登りが待ち構えているのでそれなりに補給をしていきます。

ここで先ほどまで一緒だったAJ静岡スタッフさんと再会しました。

色々お話し、テキパキと補給を済ませて遅いので先に行きますと言い残し、先に出発することにします。

先に出発したものの、すぐにスタッフさんが追いつき、せっかくなのでまた一緒に走ることにしました。

一緒に走り中。f:id:ikarugasan:20190627065302j:image

雑談しながら長い登りをほどほどの負荷で登っていきます。

スタッフさんはこれまでいくつものブルベをこなしてきており、今に至るまで一度もDNS・DNFをしてないんだそうな。

そして今回の600kmを完走すれば、連続55回完走というとんでもない記録になるそうな…。マジ鉄人。

他にも聞きたいことが山ほどあったので、この際色々なことを聞いちゃいました。

中でも特に印象的だったのが、ビンディングペダルを使わず、あえてフラットペダルを使うという考え方です。

スタッフさんもそうなのですが、なぜフラットペダルを使うのか聞いてみたところ、フラットペダルだとビンディングペダルのようにシューズに穴がないので、完全防水にできるのが最大のメリットなんだそうです。

ペダリングもどちらかというと踏むことを意識しているので引き足が使えなくなっても問題ないとのこと。

ビンディングペダル派の私からすると、信じられない考え方でした(^_^;)

さらに、同じ考えのブルベライダーの中にはクロックスで走っちゃう猛者もいるんだとか…。

クロックスだと通気性もよく、雨でも万能みたいです。

さすがにクロックスには「!?」という感じで笑ってしまいましたが、聞けば聞くほどブルベの世界は面白い!!と感じる私がいました。

そんなこんなで登っていると、途中で100km地点を通過。f:id:ikarugasan:20190627065314j:image100kmを約4時間40分のペース。普通に早い。心拍を落として走り始めるまでの間、割とペースが早かったのがその理由です。

そしてここにきてなんだかさっきよりも心拍が落ちてきていることに気づく。f:id:ikarugasan:20190627065406j:imageペースは同じくらいなのに心拍が落ちてきているということは、心拍が異常に上昇する症状が治ってきたのかもしれない。

少しずつ勝機が見えてきた、そんな気がした。

 

長いR420の登りを終え、下りきって131km地点の第一PC、ファミリーマート豊田足助町店に到着。(11:56)f:id:ikarugasan:20190627065421j:imagef:id:ikarugasan:20190627065447j:image

少しでも止まっている時間を短縮するため、補給をテキパキかつ速攻で済ませ、先ほどのスタッフさんには先に行きます!と一声かけてすみやかにコンビニを出発。

ここからは県道33号線〜R153のルートを走ります。

前方には、ヤバそうな雰囲気の暗雲…。f:id:ikarugasan:20190627065458j:image

R153に出たところで、ザァーっと一気に降ってきました。f:id:ikarugasan:20190627065510j:imagef:id:ikarugasan:20190627065522j:image

しかし、今日の天気予報ではそう降ることは無く、降ったとしても一過性のものだろうだと読んであえて雨具は着ず、そのまま走ります。

読みは見事的中し、1分くらい降ったあとすぐに雨は止んでくれました。

いなぶの辺りを走行中。遠くには希望の青空が(*^^*)f:id:ikarugasan:20190627065535j:image

R153を平谷方面に向かってひたすら走ります。

長野県突入。f:id:ikarugasan:20190627065600j:image

第二PCがある飯田まであと40km。f:id:ikarugasan:20190627065617j:image

左手には…牛?f:id:ikarugasan:20190707125318j:image

長い長いR153の登り。

他の参加者が追いついて来るかなと思ったけど、後ろの遠くの方を見ても誰もやってきません。

そんなに早いペースではないはずなのだが…。

とりあえず他の参加者との差が付いていると、前の方にいる感覚になって気持ち的に少し楽なので、このまま差を維持して走ります。

途中水が尽きたのでネバーランドで給水(自販機)します。f:id:ikarugasan:20190627065643j:imageネバーランドで自販機とか、夢も希望も無いデスね(・_・;)

ここでも手際よくペットボトルの水を入れ、すみやかに再スタート。

やっと峠が終わりました。f:id:ikarugasan:20190707130118j:image

そしてずーーーっと前から来たかった、平谷の先へついに行けます!f:id:ikarugasan:20190627065726j:imageこの日をどれだけ待ち望んでいたことか\(^o^)/

(とは言っても、以前一度だけ反対側から登ってきたことがあるんですけどね)

どんどんテンションが上がってきます!f:id:ikarugasan:20190627065738j:image

行くぞ〜!!f:id:ikarugasan:20190627065748j:image

はい、テンションだだ下がりぃ〜⤵️f:id:ikarugasan:20190627065758j:image

工事による信号機付きの片側通行です。

しかもここ、7%くらいの登り坂です。

青になってから発進したとしても、どうあがいても次の信号まで間に合いません(-_-;)

信号待ちしている間、車が後ろに並ぶので当然先に行かせ、最後に自分が走り出しますが、もちろん次の信号に間に合うはずもなく、反対側から車が数台やってきてしまいました。

なんとか隙間があったので車をかわせたものの、これにはさすがに理不尽さを覚えました。。。

そんなこんなで登っていると標高1187m、治部坂峠クリア!f:id:ikarugasan:20190627065809j:image

ちょっと下ってまた登って標高1073m、寒原峠もクリア!f:id:ikarugasan:20190627065820j:image

あとはダイナミックに飯田市街地まで下るのみです。

路面が悪いところが多く、交通量もそれなりにあるので慎重に下ります。

基本的に勾配がキツイのでどんどん速度が出ちゃいますが、うまくブレーキングして速度を抑えて下ります。(2週間前の落車により、若干トラウマが発動したりもしてました(^_^;))

長い長い下りを終えて飯田の市街地に入りました。

ここで200km突破。全体の3分の1が終わりました。f:id:ikarugasan:20190627065834j:imageタイムは約10時間。

当初の計画では、多く見積もって11時間はかかるだろうなと想定してましたが、1時間も早く着きました。ヤッタネ:D

市街地を走る。f:id:ikarugasan:20190627065845j:image

すぐに左にそれて、山に沿って作られた道を走ります。f:id:ikarugasan:20190627065919j:image

遠くの方の山と山の間で谷になってる部分が諏訪のなのかな?とか勝手な想像をしながら(実際はもっと遠いので多分違う)ひたすらエアロポジションを維持し、単騎で走る。

そして216km地点の第二PC、ローソン飯田丸山町店に到着。(16:47)f:id:ikarugasan:20190627065940j:image

とにかく最速で補給を済ませ、先にPCに到着していた参加者2人を補給時間の差で追い抜き、再スタート!

またひたすら走り続けます。f:id:ikarugasan:20190627065951j:imageここらは勾配が緩やかなおかげで常に一定の速度で走ることができ、タイムが割と稼げました。

日が暮れ始め、途中自販機で給水しながらずーーっと走り続ける。

この区間は、平谷からR153を下った地点から岡谷まで約100kmもあるため、もうとにかく本当に長かったです。

 

時刻は20:00をまわり、完全に日没。あたりは暗闇に閉ざされました。f:id:ikarugasan:20190707135746j:image上伊那の辰野のあたりを走行しますが、このあたりは比較的市街地ということもあり、街灯や車のライトによって暗さはあまり感じませんでした。

この辺はこんな時間なのにやたらと交通量が多いです。それだけでなく、歩行者もなんかすごい数。

通りがかった際に見つけた看板で初めて知りましたが、たまたまこの日はホタルのお祭り?がやっていたようです。

だから人や車が多かったんですね。

心細さ・寂しさが紛れるので、ブルベライダー的にはありがたいイベント?でした。

そしてそのまま誰もいなくなっていく県道13号線の岡谷方面へと進みます。

ということで、岡谷市突入!!(20:15)f:id:ikarugasan:20190627070014j:image

上に中央道の岡谷JCTから分岐する長野自動車道の高架が見えます。f:id:ikarugasan:20190707140422j:image写真では分かりづらいですが、うっすらと上の方に写ってます(^_^;)

見覚えのある景色だったので、長野の岡谷までほんとに来たんだーっ!!って感じになりました。

そしてそのまま290km地点の第三PC、セブンイレブン岡谷天竜町店に到着。(20:34)f:id:ikarugasan:20190627070027j:imagef:id:ikarugasan:20190707141613j:image

先に到着していた2人の参加者に追いつきましたが、自分が到着したタイミングでちょうど出発して行かれました。うーん、早い…!!f:id:ikarugasan:20190627070042j:image

そろそろさすがに最速で補給を済ませる余裕がなくなってきたので、普通の速度で補給を行います。

補給していると後ろから参加者が少しずつ追いついてきます。

ここで負けたくないなと勝手な闘争心が燃え上がり、それが行動するためのエネルギー源となって自らを動かします。

そういうわけで補給を終えて再スタート。

最初は諏訪湖沿いの道を走ります。f:id:ikarugasan:20190627070106j:image

向こう岸にある建物の照明がよく見えます。f:id:ikarugasan:20190627070133j:imageでも真っ暗ですね(^_^;)

そのままR20へと進み、夜が更けてきたこともあって交通量が少なくなってきた道を走る。

しばらくはまた登り坂。勾配は大したことないので普通に登る。

あ、そういえば眠気とかは一切ありません。胃は少し疲れてきてますが、まだまだ消化機能は衰えていないみたいです。序盤に荒ぶる心拍を抑えまくった甲斐がありました。

そして富士見峠というところを通過。(22:07)f:id:ikarugasan:20190627070145j:image初めて来る場所なので全く土地勘がありません。

そのまま長い下りへ突入。

確実な完走を目指しているので、速度は抑え、落ち着いて暗闇のダウンヒルをこなしていきます。f:id:ikarugasan:20190627070158j:image

途中で山梨県突入!f:id:ikarugasan:20190627070209j:image

下りが終わり、コースは小さな市街地へと移り変わりました。

地名でいうと、韮崎市のあたり。たぶん。

走行距離は350kmを超えましたが、まだチョコチップメロンパンが普通に食べられるくらいには胃は元気です\(^o^)/f:id:ikarugasan:20190627070220j:image

そしてそのまま誰も出歩いていない深夜の町中を抜け、甲府の町並みが見える高台?に出ました。f:id:ikarugasan:20190627070231j:image素晴らしい夜景です。少しの間、アイウェアを取り外して、まじまじと眺めていました。

そして363km地点、ファミリーマート甲府酒折町店に到着。(23:56)f:id:ikarugasan:20190627070245j:imagef:id:ikarugasan:20190707144105j:image

ここで家から持参してきた秘薬・アミノバイタルゴールドを投入!f:id:ikarugasan:20190627070308j:imageこれを飲めば体の至るところが物凄い勢いで回復します。多分。

さすがにもう他の参加者が居ません。

おそらくホテルやらバス停やらコインランドリーやらそのへんのコンクリートやら、各自で計画していた仮眠場所へ行っているのだと思われます。

自分は正直この時点でまだ眠気はなく、ガンガン行ける感覚があったのですが、ここから先は走り出してすぐのところに1000mアップの御坂峠が控えており、その先も標高900m近くある河口湖・山中湖周辺のコースを走ることになるため、これらの場所を走る前にしっかりと休んでおくべきだと判断し、当初の計画通り、御坂峠の手前にある甲府の町で休むことにしました。

そういうわけで、自分も当初計画していた仮眠場所へと移動を開始します。

その場所とは・・・スパランド!!f:id:ikarugasan:20190627070321j:image

本当はホテルとかでも良かったんですが、今回はあえて健康ランドにしてみました。

お風呂に浸かって少し仮眠して、一日の疲れをリセットしてから走り出すという今回の作戦ですが、一つだけ不確定要素がありました。

それは、このスパランドの大浴場利用可能時間が深夜2:00までだということ。

2:00までにたどり着けなければ、お風呂に入れないということになる。

その場合は、風呂には入らず適当なバス停等で仮眠する予定でいましたが、今回は到着した時刻が0:30くらいで十分利用可能な時間に間に合ったため、お風呂に浸かることができました。

お風呂に入ったあと、そのまま近くのソファで仮眠をするつもりでいましたが、全然眠くありません…。

まあ、とりあえず少しでも体を回復させるため、目を閉じて仮眠体制に入ります。

眠気はなくても、疲れは間違いなくあるので、目を閉じればそれなりにスッと眠りにつくことができました。

ただ、先ほど大浴場が深夜2:00まで利用可能と書きましたが、受付で入浴券を買った際にスパランド施設利用が2:00までと言われ、それ以降滞在する場合は1時間ごとに追加料金が発生しますと言われてしまい、それは嫌だったので2:00まで仮眠をすることにしました。

そんなわけで1:40くらいに自然に起き、仮眠を終えてスパランドを出ました。

仮眠時間としては、風呂に入っていたのが0:30〜1:00で寝たのが1:00〜1:40だったので、ざっと40分くらい・・・だったかな(^_^;)

眠くない状態で無理やり?寝たので、起床後は寝る前よりも余計に眠たくなってしまった………。

まあいいや、とりあえず走り出す準備をしよう。

 

ってことで次回に続く。

BRM622 岡谷600 準備編

先日の速報に書いたとおり、無事人生初となる600kmブルベを走破したわけですが、今回は完走に至るまでの経緯やら準備やらについて書きます。

 

と、その前に今回のブルベの概要だけ簡単に説明しておきます。

コースとしては、静岡県の島田にある川越広場駐車場をスタートし、新城〜足助〜根羽〜平谷〜飯田〜駒ヶ根〜岡谷〜甲府〜御殿場〜三島〜静岡〜島田を走るボリュームたっぷりの600kmです。f:id:ikarugasan:20190626184003j:image

制限時間は40時間で、6/22㈯の6:00にスタートし、次の日の6/23㈰22:00までにゴールできれば時間内完走扱いとなります。

 

ブルベの概要は以上で、さっそく当日までの経緯やら準備やらを書いていきます。

 

まず、時をさかのぼること2週間前の6/8㈯……。

いつものように心拍70%で走り続ける練習をしていたのですが、ここでまさかの落車をしてしまいました。

場所は矢作ダムの近くにあるR257の城山トンネルの中・・・。

縦溝が掘られたトンネル内で、下りの直線を走っている最中、前輪のバランスを崩し、かなりの速度が出ている中転倒しました。f:id:ikarugasan:20190626184651j:image幸いにも車に轢かれることはなく、落車後すぐに歩道へ退避したことで危機は免れましたが、落車のダメージがとにかく大きく、しばらくの間痛い!痛い!を連呼するしかありませんでした。

とりあえず歩道を歩いてトンネルの外へ出て、体とバイクのチェックをすることに。

トンネルに出たあとも痛みはひどく、他の事を行う余裕が一切なかったため痛みが引いてくれるまでの間待つことにしました。

ようやく落ち着いてきたところで、体のチェック。

落車で怪我を負ったのは主に右半身。右肘と右足の大腿骨の付け根の右側。

トンネルの外へ出るまでの間、普通に歩いて来れているので大腿骨の骨折は無い模様。右腕に関しても、激しい痛みはあるものの普通に動かすことはできたのでとりあえず骨折は無いと判断しました。

症状としては、強い打撲とひどい擦過傷・・・といったところだろうか。

バイクに関しては、転倒している間後輪のスポークの間に足が挟まれたりしていたので正直もう終わったかな・・・とも思っていたが、スポークは一切折れておらず、振れも一切無し。

STIも問題なく、プーリーケージが曲がってる様子が一切無ければハンガー曲がりも無いようで、変速もしっかりと決まってくれた。

バイク側の損傷具合をまとめると、落車の衝撃でチェーンが落ちていたのと、リアディレイラーの外側がガリガリっと多少削られた程度で済んだみたい。

どうやら身体の方に大きなダメージがいったおかげで、必然的にバイクが守られたっぽい。もちろん、意識してバイクを守ったつもりなど一切ないが……。

落車した原因としては、雨上がりという環境下でライドしていたこともあり、路面がかなりウェットな状態で、縦溝もかなりスリップしやすい状態にあったことから、直線の下りだったにも関わらず滑ってしまったものだと推測。

対策は、ウェット路面の時はいつも以上に速度を落とし、縦溝区間ではなおさら速度を落として走行する…かな。あと、タイヤを23C→25Cにする手もある。

正直、雨沢峠後半で出てくる縦溝よりも、この城山トンネルの縦溝の方が溝の幅が広く、危険度が高いように感じた。

今まであらゆる環境下で雨沢峠を走ってきていることもあり、明らかにそう感じる。なぜなら、今まで雨沢峠でここまでの不安定さを一度も感じたことがないから。

あくまで個人の感覚だけの話になりますが…………「城山トンネルには、気をつけろ!」と肝に銘じておくことにします。

落車後はとりあえず自走できない状態ではなかったため、約60kmほどの間普通に走って帰りました。

 

600kmブルベの2週間前に大きな落車をしてしまうというとんでもないアクシデントに見舞われましたが、骨折は無く打撲と擦過傷だけで済んだということもあり、ブルベへの影響度合いとしては正直そこまで心配はしていませんでした。

理由としては、以前今回と同じくらいの落車をした際に、完治するまでどれだけの日数が必要となるかデータを取っていたことがあり、それによればおよそ10日もあれば完治するということが分かっていたからです。

ブルベ当日まで残り2週間・・・つまり14日。最初の10日間は一切自転車に乗らず、すべての時間を体の回復・傷の修復にあて、完治したところで残りの4日間でなるべくたくさん自転車に乗って一気に調子を取り戻し、本番に臨むというプランをすぐに思い付き、実行に移しました。

落車後数日の間はやはり痛みが激しく、かろうじて歩ける状態で会社にも行って普通に仕事し、普段通りの生活を送りました。

途中の6/15、6/16は貴重な土日休みでなおかつ天候にも恵まれていましたが、体の回復を最優先とし、自転車には一切乗らず家で安静に過ごしていました。(まるでニートみたいな楽しい生活でした(笑))

もちろん食事はしっかり取っていて、中でも体の血肉となるタンパク質系の食べ物はかなり意識して食べていました。(皮膚を再生するための原料ですからね…)

 

そうして迎えた6/17㈪。

痛みはほぼ消え(まだ完全には無くなっていないが…)普通に自転車にも乗れると判断し、仕事を早く切り上げて60kmほどの復帰ライドをしてきました。

意外にもペダリングの感覚は消えておらず、鮮明に効率よく回す感覚が残っていました。

筋肉の方も、これまた感覚だけの話になりますが割と衰えておらず、普通に踏んでいける感触でした。

心拍面に関しては、安静時の低心拍でずっと過ごしてきたこともあり、一気に弱体化してしまっているため、復帰ライドでは特に意識していました。

心拍を上げて走るとシンドいですが、あえてそれをすれば翌日以降心臓がシンドさに順応して心拍を上げても平気になっていくため、ある程度心拍に負荷をかけて走ることを心がけました。

また、天気予報によるとブルベ当日は雨になることが予想されるため、雨具や着替えをサドルバッグに入れた重装備で復帰ライドを走りました。f:id:ikarugasan:20190626201456j:image少しでもその重さに慣れるという意味合いもあります。

天気予報は、これだけ見ると絶望的…f:id:ikarugasan:20190626201619j:imageしかし、気象庁の天気予報を見ると、土曜日に関しては信頼度Cとなっており、まだまだコロッと変わる可能性が残っているため、強引に天気を変えるため空に念を送って待ちました。

6/18㈫、6/19㈬も毎日仕事後に十数km走り、少しでも連日走り続ける耐性付けておきました。

そして6/20㈭。この日も早く仕事を切り上げ、54kmほど走って本番前の最終調整ライドを行いました。

ペダリングの感覚は完璧、バイク重量にもある程度慣れ、勝負飯(?)のうま屋も食べて準備万端です。f:id:ikarugasan:20190626203408j:image

あと、日が近づくにつれて炭水化物をバカみたいに食べるようにしてました。

グリコーゲンを蓄えまくることで、当日持久力が増すのでかなりおすすめです。

 

こうして6/21㈮を迎えました。

ブルベ前日のこの日は、午前だけ仕事をして、午後から休みを取ってレンタカーで現地へと向かいました。

途中の足助からのR420、R257は本番でも走るコースのため、試走の意味も兼ねてあえてそこを通っていきました。

R420はいつもよく走ってる場所なのでよく知っていましたが、R257はあまり走ったことがなく、まあまあ参考になりました。勾配自体は比較的緩く、長ーい坂がずっと続く印象です。

そんな感じでスタート地点となる静岡県島田市川越広場駐車場に着きました。

今回宿泊面ではホテルを一切確保しておらず、すべて車中泊を選びました。

ホテルを取らなかった理由は特にないですが、車中泊でもまあ大丈夫だろ〜という甘い考えから車中泊にしました。(これがまさか大きな失敗だったとは、この時知る由もない…)

ちなみにスタート会場になっている川越広場駐車場は無料開放されているようです。

近くのコンビニで夕飯を済まし、スタート地点の駐車場に移動して車内で眠りに付きつつ夜が明けるのを待ちます。

(-_-)zzz………………………

(-_-)z……………………………

(-_-)…………………………………

(-_-)zz………………………………

(-_-)…………………………………

(゚_゜)パッ

(-_-)zz……………………………

(-_-)………………………………

…………………………………

寝返りが打てねー!!!!!

あれっ、車中泊ってこんなに不快だったっけ………。

以前車中泊をしたときは、プロボックスを借りてて、後部座席を倒してそこにマットを敷いて寝ていたからなんとかなっていたものの、今回は普通の乗用車タイプで、何を血迷ったのか運転席もしくは助手席を倒してそこで寝ればいいだろうという浅はかな考えをしてしまったがためにこんなに寝るのが苦痛になってしまったらしい。゚(゚´Д`゚)゚。

一応眠りにつけないことはないけど、すげー寝にくい。同じ場所で固定されて寝るというのは、こんなにも不快なことなのか…。

また一つ勉強になった…ぜorz

 

ということで、当日編に続きます(-_-;)

600kmブルベ完走報告

とりあえず報告だけ。

しばらくの間ブログ更新が滞っていて申し訳なかったですが…

6/22㈯にAJ静岡開催の岡谷600のブルベへ参加してきまして、33時間34分で無事完走してきました(^o^)f:id:ikarugasan:20190624115302j:image

今回も物凄く色々な事がありましたが…詳しくは後日更新するブログで!

それでは!

初400km走破

6/1㈯は人生初となる400kmを走ってきました!!f:id:ikarugasan:20190602174542j:image

目的地としては福井の水晶浜まで行きました。コースはこんな感じ↓f:id:ikarugasan:20190603085015j:image

もともと400kmなど走るつもりはなく、そのまま往復するだけのつもりだったのですが、途中からなんか急に走れそうな気がしてきたので帰りにビワイチしてから家を目指しました。

そのままビワイチして帰っても360kmくらいにしかならなそうだったのでルートを見てもわかる通り、木曽川堤防にも寄ってます(^_^;)

 

⚠ご注意!⚠

今回は前半文章多めで結論などもすべて前半に持ってきてます。

ライドのレポートは後半にありますのでライドの内容だけ見たい方は流しでお願いしますm(_ _)m

 

今回400kmを走ろうと思い立った訳は、今月下旬に600kmブルベが控えており、せめて400kmは事前に走破しておきたかったという思いがあったからです。

そして、前から試してみたい事がありました。

それは何かというと、タイムを狙って走ることです。

300km以上走る際は、常に高負荷だと胃が死んでそれ以上距離を伸ばして走れなくなるため、ブルベペース…つまり心拍70%以下を維持していつも走っています。

自分の場合、慎重な性格もあってか、ちょっとでも胃に負担がかからないよう70%よりもさらに低い心拍65%(約130bpm)で走ることがほとんどでした。

それだと確かに胃への負担は無いのですが・・・

タイムが全然稼げないのです。

要は、心拍65%で走るのは遅いって事です。(これは前々から思っていたことでもありました)

タイムが稼げないと、制限時間が設けられているブルベにおいてマージンが確保できず、完走率低下につながります。最悪の場合、制限時間に間に合わなくなるなんて事も考えられます。

そこで改善策を考えました。

その結果、心拍70%(約140bpm)で走ってみることにしました。

以前中部300kmのブルベを走った際にも感じていたことなのですが、これくらいの心拍レベルでガンガン走ればタイムを稼ぎつつ胃への負担があまりかからない感覚があったのです。(リンさんの引く強度もタイムを稼ぐという面においてかなり参考になりました)

こうして今回の400kmを走ってみた結果・・・

なんと、18時間17分で400kmを走破してしまいました(^o^;)

4:22に家をスタートし、その日の22:39に400kmを達成しているため間違いはないと思います。

ライド中は終始単独で、コース的にはほとんど平坦のみでタイムを稼ぎやすいコースプロフィールであったとしても、ソロでこのタイムで400kmを走れてしまったことには自分でも驚きを隠せませんでした。(そして相当な自信にもつながりました(^o^;))

 

今回タイムを稼ぐ上で重要だったと思われるポイントを何点か備忘程度に残しておきます。

まず、平坦巡航時は常にエアロフォームで走っていたこと。

頭を下げ、ブラケットに添える腕を小さく内側に折りたたみ、内股ペダリングで下半身の空力も意識したエアロフォームは平坦巡航において本当に効果的でした。

最大の効果は単純に空気抵抗が減るので簡単に速度が上げられることです。

心拍70%とエアロフォームを組み合わせれば、平地無風の状態で31〜32km/hで巡航することができ、今回は終始この状態を維持して走っていました。

空力性能アップはただ単に速度を上げられるだけでなく、省エネ効果もあると考えています。

少ない力で楽に早く進むことができるため、通常ポジションで走る時よりも燃費が良くなります。

「空力良いと燃費も良い!」燃費の悪い自分にとっては素晴らしい言葉です(^o^;)

 

次に補給の仕方について。

今までも補給方法に関しては走りながら食べるのが最速だ〜などと色々考察してきましたが、超長距離を最速で走るにあたり、ついに自分の中でベストであろう補給方法を確立させました!

まず朝食は食パン1斤と500kcalくらいのデカいパンをチャージ。(今回食べた500kcalのパンはスイートブールというドーム状のパンを食べました)

これでスタートしてから60kmは走れます。(※燃費が超悪い私にとって、これだけ食べてようやく60kmが走れると言った方が正しいです…^^;)

そしてコンビニでの補給方法。

どうするのかというと、実は普段とあまり変わりません。

座って何か食べ、走りながら食べる分を買っておいて背中に入れておくだけです。

ただし座って食べる際、食べるモノと量が重要と考えます。

座って食べる量としては、400〜500kcalが摂取できればOK。おにぎり2個なんかでも全然問題ありません。(ほかにはパン、サンドイッチ、ようかんなど…とりあえずエネルギー源になる炭水化物)

量的には多くも少なくもないという感じです。あまりにも食べる量が多いと消化に時間がかかり、胃の負担が増えます。逆に少なすぎてもコンビニを出発してからすぐに腹が減ることになる。

で、これだけ食べれば私の場合20〜30kmはノンストップで走れます!…というかたったこれだけしか走れません(T_T)

タイムを稼ぐには止まらず走り続けるのが一番。

しかし、腹が減ってしまっては止まって補給をしなければいけません。

ここで登場するのが、さきほどコンビニで買っておいた背中の補給食!というわけです。

何の補給食を入れておくのかというと……というかそもそも私の背中のポケット事情としては、前を向いた状態において左後方にあるポケットにはスマホ、金銭関係、鍵、ティッシュなどを入れています。

そして真ん中、右後方のポケットには補給食が入れられるよう、いつも空けています。

つまり、普段から2スロット分ポケットが使えるのです!!(※寒い日はウィンドブレーカーが真ん中ポケットに入ります。補給食スペースが取られるのであんまり入れたくないけど(-_-;)ちなみに今回は持ってきてません)

そこに何を入れるのかというと、まずはド定番のつぶあんぱん(5個入り。たまに4個入りのヤツもある)を真ん中ポケットへ。そして右後方ポケットにはおにぎりを3個入れます!(おにぎり3個以外だと、ようかんとかその他諸々…入ればヨシです)

で、腹が減ってきたら少しずつそれらを口にしていくという寸法。

補給方法としては止まらず走りながらできるとベストなので、今回の場合エアロフォームを維持しつつおにぎりをチョビチョビ食べてタイムを稼ぎました。

とりあえず口にさえ入れてしまえば、あとは走りながらでも口を動かすことはできるので、赤信号で止まった際や、なんでもないところで口に頬張るためだけに止まる・・・といったことを行うだけでもかなり効果的だと思ってます。

あと、食べ方としては一度におにぎり1個すべてを食べたり、つぶあんぱん5個を一気に食べたりはせず、本当にチョビチョビ食べていく感じです。

つぶあんぱんなら1個単位で頬張れるので良いのですが、おにぎりの場合は一口ですべて口の中に入れるのは困難のため、私の場合食いかけをよくポケットの中に入れてます。

ちなみにここでいうおにぎりとは、海苔で包まれていて①縦に切る②横にずらす③残りを取るタイプのおにぎりではなく、丸い袋状に入ったタイプのおにぎりのことを指しています。

代表的なやつだと、ゆかりごはん、塩おにぎりとかがよく見かけますね。前者のタイプは袋から出しづらい上に背中に食いかけを入れてしまうと袋に入ってない状態となり、衛生的に良くない…と勝手に思ってます(^_^;)

これをやることで、コンビニから20〜30kmしか走れなかったところが、一気に60〜80kmくらいにまで一度に走れる距離を伸ばすことができるのです!!

こうして、コンビニ休憩を最低60kmくらいの間隔で行うと、止まる回数を削減できてタイムを稼ぐのに有効なのではと考え実践しました。

そうそう、ずっと心拍70%で走り続けていると当たり前ですが100kmを超えたあたりから乳酸が溜まり始めます。

乳酸が溜まるとパフォーマンス低下につながるため、2回目以降(大体120km地点くらい)のコンビニからは上記の400〜500kcalに加えてバナナもしくはフルーツゼリーを一つ導入するようにしました。

これらは疲労回復効果があり、食べたあとは足が少し回復するため、コンビニを出発したあとでもパフォーマンスがあまり下がらず常に一定の出力を維持して走り続けることができます。

コンビニで食べる量自体もそれほど多くないおかげですぐに消化吸収され、回復効果が現れやすいのも400〜500kcalという摂取量のメリットだと思ってます。

……ちなみに私のお気に入りはバナナ単体、フルーツゼリーの中ではみかんゼリー、白桃ゼリーが大大大好物です^_^b

 

以上の点を意識し、心拍70%で走る作戦も合わせて実践してみたところ、結果は大成功\(^o^)/

600kmブルベに向けてかなりの自信がつきました。

ただし、350kmを超えたあたりからある一つの失敗によってペースががくんと落ちてしまってはいるのですが・・・それを除けば、今回のライドではかなりの成果を得られることができました!!

 

そういえばこの前の自走御嶽山一周で課題となっていた肛門の皮膚の痛みですが、今回は全くありませんでした。

大便もライド中に全然なく、屁も全く…ではないですが、出ても皮膚が荒れることはありませんでした。

これに関しては今後も超長距離をたくさん経験して、様子を見ていくことにします。

 

さて、お次は装備紹介。(ライドレポはもう少し先です^^;)

今回はこんな装備で行きました。f:id:ikarugasan:20190603084903j:imageフロントライトはいつものボルト400&1600の2灯体制。

ドルバックは付けてきてません。正直今回のライドにおいて必要が無いと判断したからです。

ホイールは手組の斑鳩1号ではなくレーシング3。今回のような平坦多めのコースでは、転がり・空力共に優秀なレーシング3の方が有利と判断したからです。というか、レーシング3が万能過ぎて正直斑鳩1号よりもこっちの方が最近気に入ってたりする(笑)

そして何より特筆すべき点としては、今回からダブルボトル体制にするため、ツールボトルを入れるためのボトルケージをダウンチューブ下に増設してきてます。f:id:ikarugasan:20190605064818j:image

上から見るとこんな感じ。f:id:ikarugasan:20190603084916j:imageこれだけ見れば、ちょっとでもずれるとインナーに干渉しそうです。

ハンドルを真っ直ぐにして前輪を最大限近づけた状態。f:id:ikarugasan:20190603084927j:imageこちらも隙間は150mmほどしかなく、ちょっとでもずれたらツールボトルが前輪と干渉しそうに見えます。

・・・しかし、この状態で400kmを走りましたが、問題は一切ありませんでした。(もちろんライドを決行する前にある程度乗っておいて問題ないことは確認済みでした)

ツールボトルがずれて他の部分と干渉したり、地面からの衝撃でツールボトルが落下したりといったことは一切無く、この状態で問題なく運用できることが分かったので、この夏はこのセッティングで走ろうと思っています。

ちなみに固定はどうやっているのかというと、オレンジ色の強力なテープ2枚でボトルケージをダウンチューブに固定しているだけです。

写真だけでは伝わりませんが、手で触って動かしてみようとするとガチガチに固定されていて一切動きません。縦横共に固定力には問題なさそうです。

あと、ダウンチューブ下にボトルケージを増設した理由としては、一番邪魔にならない場所だったというのと、重いものがバイクの下部に付くことで安定性が増す(と思っている)からです。

どんなものにおいても、重いものは下の方にあった方が動作を行う上で安定するし、理にかなっている…はずだとどこかで見た記憶があり、それでこうしました(^_^;)

 

お次はようやくライドのレポートになります。

朝は2:40くらいに起床し、上の方に書いたものを食べて4:22に家を出発。

しばらく走って東海大橋。f:id:ikarugasan:20190603084953j:imageこの日は風がほとんど吹いておらず、サイコーに走りやすいコンディションでした。写真でも川はほとんど波打ってないのが分かるかと思います。

風がないということはどの方向へ走ってもほとんど同じ負荷と速度で走ることができるので、終始安定したペースを維持できます。

養老の付近。この辺はやや向かい風だった。f:id:ikarugasan:20190603085034j:image

関ヶ原に入ったあたりでコンビニ休憩。f:id:ikarugasan:20190605124249j:image

ここまでノンストップで来れました。f:id:ikarugasan:20190603085116j:image

おにぎり2個とたくあんを食べて背中に入れておく補給食を買ったら出発。

気がついたら○賀県突入。f:id:ikarugasan:20190603085158j:image○に入るのはさ?し?

R365をひたすら走って湖北のビワイチルートに出て、そのままビワイチルートを走ります。f:id:ikarugasan:20190603085236j:imageこんな水色のペイントあったっけ?見た目も比較的新しくて最近塗られた感じがする。

途中で100km突破。タイムは4時間29分。f:id:ikarugasan:20190603085319j:image順調なペースです。

いつもの旧賤ヶ岳トンネルに向かいますが、何やら工事中…ですが、自転車通行可とあるのでそのまま通り抜けます。f:id:ikarugasan:20190603085332j:image

トンネルの手前はこんな状態でした。f:id:ikarugasan:20190603085343j:imagef:id:ikarugasan:20190603085402j:image

トンネル内はまさに工事中という感じ。f:id:ikarugasan:20190603085418j:image右側に通行スペースがあるのでそこを走ります。

そしていつもの場所で記念撮影♪f:id:ikarugasan:20190603085548j:image

そのまま下ってビワイチルートを走行。f:id:ikarugasan:20190603085601j:image

あぢかまの里の前の道を直進し、ビワイチルートから外れてR8へと進みます。

緩い勾配の優しい峠を超えます。f:id:ikarugasan:20190603085613j:image

そしたら福井県突入。f:id:ikarugasan:20190603085631j:image自走で福井県に来るのは初です。

福井県にめっちゃ歓迎されます。f:id:ikarugasan:20190603085643j:image

峠を下って敦賀の町に出ます。f:id:ikarugasan:20190603085656j:image

市街地を少し走って西に向かうと若干の峠道になりました。f:id:ikarugasan:20190603085710j:image

峠道を真っ直ぐ進むと……日本海(若狭湾)が目の前に広がります(^o^) f:id:ikarugasan:20190603085722j:image

突き当たりを右折し、常に左手に海が見える気持ち良い道を走ります!!f:id:ikarugasan:20190603085736j:imagef:id:ikarugasan:20190603085749j:image

TANTANロングライドや佐渡ロングライドに出てくるような美しい景色にテンションMAXです。f:id:ikarugasan:20190603085803j:imagef:id:ikarugasan:20190603085830j:image

記念撮影。f:id:ikarugasan:20190603085846j:image

水晶浜が見えました!f:id:ikarugasan:20190603085920j:image

海水浴してる人が何人かいます。f:id:ikarugasan:20190603085931j:image

着きました。f:id:ikarugasan:20190603085948j:image

写真を撮ったらサクサク進みます。

水晶浜を東に進み、県道33号線で敦賀の市街地へと戻ってそのまま町を通過し最初に通った道まで戻ります。

下ってきた峠道も登り返し、途中にあったローソンで休憩。f:id:ikarugasan:20190603193536j:image

同じように補給を済ませたら出発。

ここらへんで来た道をそのまま戻るのではなくビワイチして帰ることを決心したため、朝来たR8ではなくR161を通って南下します。

福井県にめっちゃ送り出されます。f:id:ikarugasan:20190603193610j:image

R8とはうって変わって少し勾配がキツめなR161の峠道を走ります。

峠を超えて下り、滋賀県突入&マキノ突入です。f:id:ikarugasan:20190603193634j:image

途中で右折し、いつものメタセコイア並木道を走る。f:id:ikarugasan:20190603193658j:image結構な人で賑わってました。

そして湖まで出てビワイチルートに合流。f:id:ikarugasan:20190603193721j:image

途中で200km突破。タイムは9時間21分。(100kmラップタイム4時間52分)f:id:ikarugasan:20190603193800j:image

白髭神社も通過。f:id:ikarugasan:20190603193819j:image

湖西の交通量の多い道を走りますが、今まで見たことのない青いペイントがされていました。f:id:ikarugasan:20190603193842j:imageビワイチ用のペイントだと思います。

だいたいの車はこの青い線と中央線の間を走ってくれるため、自転車乗りからすると前よりも安全でなおかつとても走りやすくなっていると感じました。

琵琶湖大橋到着。f:id:ikarugasan:20190603193856j:image

下る。f:id:ikarugasan:20190603193922j:image

ここでも青いペイントがありました。f:id:ikarugasan:20190603193937j:image

そのままひたすら走っていつもの向かい風区間f:id:ikarugasan:20190603193955j:image

エアロポジションでも速度が26km/hくらいしか出ません。

キツい区間も通過し、彦根まで戻ってきて入江橋の交差点で右折してビワイチ終了。

関ヶ原を目指し、帰路につきます。

関ヶ原に向かう途中でセブンに寄る。f:id:ikarugasan:20190603194029j:image

あと少しで300km突破でしたが、持ってた補給食が限界を迎えたため、ここは無理せず先のことを考えコンビニへと立ち寄ることにしました。f:id:ikarugasan:20190603194043j:image

心拍70%ペースだとやはり胃に負担がかからず、まだまだ胃が元気だった為ななチキを食べてガッツリたんぱく質を摂取します(笑)f:id:ikarugasan:20190603194101j:image

そして再スタート。

岐阜県に帰ってきた。f:id:ikarugasan:20190603194115j:image

途中でやっと300km突破。タイムは13時間46分。(100kmラップタイム4時間25分)f:id:ikarugasan:20190603194132j:image

朝来た道をそのまま戻り、東海大橋。f:id:ikarugasan:20190603194146j:imageもう真っ暗です。

このまま来た道を戻るだけでは総走行距離が360km程度で終わってしまうため、400km達成のためにあえて木曽川堤防を走って遠回りし、犬山城の方から帰ることにします。

ということで真っ暗闇の木曽川堤防を走りますが・・・・堤防道路にはまさかの虫の大群が大発生しており、走っていると顔面にコツコツコツとぶつかってくるためかなり気持ち悪い(T_T)

ひたすら走り続けて足もかなりヤバいので、途中の自販機でこの日初となるエナジージムを導入します。f:id:ikarugasan:20190603194158j:image

・・・しかし、タイミングがまずかったのか、飲んでから胃に違和感を覚え始め、最終的に盛大に胃もたれしてしまいました(-_-;)

心拍70%で走ると胃がキリキリするため、少し負荷を落として走ります。

真っ暗闇。f:id:ikarugasan:20190603194210j:image

138タワーが見えてきました。f:id:ikarugasan:20190603194222j:image

ゲロゲロな胃をいたわりつつ、犬山城まで来ました。f:id:ikarugasan:20190603194236j:image

家まではあと30kmくらい。f:id:ikarugasan:20190606113750j:image

ここで最後の補給を入れます。f:id:ikarugasan:20190603194252j:image胃もたれしてるので胃に優しいプリン、ゼリーを補給。

食べても戻したくなる気分になるが、固形物ではない分まだマシだと思い、頑張ってこらえます。ちなみにアップルジュースも飲み物なのに戻したくなるくらいヤバかったです…。

まあ、ここで補給できず戻してしまったとしても残りの距離は知れているので最悪コーラでゴリ押しも可能なため、そこまでピンチだとは思っていません。

補給を終えて出発。

走り出しは気温的にあまり寒くないと感じていたはずですが、なぜか寒さのような震えが止まりませんでした。

少し走ったら落ち着いたのでそのまま走行。

途中からはさっき食べたものが消化吸収され、ほんのわずかに楽になりましたが結局すぐにもとに戻ってしまい再び辛い状態で走っていました。

最後の方は水すら飲めない状態(飲むと胃がただれて吐き気に襲われる)になっていましたが、無事400kmを突破!!f:id:ikarugasan:20190606113815j:imageタイムは18時間17分で、100kmラップタイムは4時間31分でした。

400kmを突破した地点からほんの数kmだけ走って無事帰宅することができました。

 

帰宅してからは何も口に入れられる状態ではなかったので風呂に入って何も食べずそのまま寝ました。

翌日はもちろん胃は回復していて、普通に食べることができるようになっていました。

 

とりあえず、ほとんど平坦オンリーのコースだったとはいえ、単独でこの距離をこのタイムで走れた事に物凄い自信が付きました。(というか付かないはずがありません(^_^;))

ちなみに今回眠気は全くありませんでした。

心拍70%だと、常にアドレナリンが出ているおかげなのか、ほとんど睡魔に襲われません。

今までの心拍65%では、あまりアドレナリンが出ていないせいか、疲れが蓄積してくると眠くなってきていました。

そういう意味でも、心拍70%で走る作戦はかなり有効であると感じました。

 

もともと食べるのが遅くて燃費も悪いというブルベに向いていない条件を兼ね揃える私ですが、巡航速度の速さでこの欠点をカバーすることができました。

この調子で6/22㈯に控える600kmブルベの完走を目指して頑張ろうと思います。

 

おわり。

 

【記録】

走行距離・・・402.39
走行時間・・・15:07:42
平均速度・・・26.60
最高速度・・・69.77
平均ケイデンス・・・83
最大ケイデンス・・・246(いつもの)
平均心拍・・・134
最大心拍・・・167
累積標高・・・2331.0

自走御嶽山一周 後編

f:id:ikarugasan:20190518065234j:image前編からの続きです。

 

〜あらすじ〜

夕方18:00に家をスタートして深夜ぶっ通しで走り続け、次の日の朝5:00には高山に到着。さあここから開田高原を通り、無事帰って来ることはできるのだろうか!

 

ということで5:09にローソン高山久々野店に着き、たっぷりと補給してたっぷりと補給食を買っていく。f:id:ikarugasan:20190518072137j:image

準備が整ったら出発。

走り出しは相変わらずハンパなく寒いが、気合で耐える。

天気は雲がいっぱいに広がっているが、雨雲レーダーによると雨は降らないっぽい。

そして雲の切れ間にはところどころほんの少しだけ青空が確認できた。

 

さっきまで真っ暗闇の世界を走り続けていたせいか、急に明るくなった道を走っていると別世界に来てしまったかのような感覚に襲われる。

何かこう、嵐のようなものが過ぎ去ったような、長きに渡り闇に支配されていた世界が終焉を迎えるような、そんな感覚…。

風は吹いておらず、車通りも一切なく、小鳥のさえずりすら聞こえない…静寂に包まれた世界が、その雰囲気を助長させています。f:id:ikarugasan:20190518065559j:image

気温は9℃。走ってても寒く感じる…f:id:ikarugasan:20190518065616j:image

どんどん進みます。f:id:ikarugasan:20190518065641j:image

木曽まで75km(絶望)f:id:ikarugasan:20190518065721j:image

しばらく走ると、見覚えのある場所にやってきました。(5:39)f:id:ikarugasan:20190518065704j:image道の駅 ひだ朝日村です。

なぜ見覚えがあるのかというと、3年前の9月に開催されたイベント、乗鞍センチュリーチャリティーライド2016に参加したときに通った場所だからです。

ここから野麦峠までの分岐は、その時と同じルートになります。(と言ってももうほとんど記憶にないんですが…)

道の駅でトイレだけ済ませたら、先へと進む。

景色はいいし、すごく走りやすいけど・・・f:id:ikarugasan:20190518065744j:imageかなり寒いです(;_;)

眠気もあり変な疲れもあり、心の灯火は鎮火寸前…orz

精神的にかなり参っていました。

でも、ここまで来て今更引き返すこともできないし、この苦しい状況を打破するためにはとにかく前に進むのが一番であるため、とりあえずひたすら走ることにします。

緩い登りや平坦の道をかなり走り、野麦峠までの分岐も超えて木曽まであと40kmとなりました。半分ちょいは消化できたのかなー…。f:id:ikarugasan:20190518065758j:imageただ、後半には峠が控えており、そこさえ越えればあとは下りだけのため、実際の距離はもっと少ないだろうと踏んでいます。

気温は6℃。どんどん登っていってるので、これからさらに寒くなっていきます。f:id:ikarugasan:20190518065813j:imageただし、日も昇り始めているため、気温低下はある程度相殺されていくはず…。今はそう信じるしかない。

その後も苦しい状況の中走り続けていると・・・・ついに晴れ間が見え始める!!!f:id:ikarugasan:20190518065836j:image太陽光の力は本当に偉大で、日光を浴びるとただ暖かいだけでなく、体内の機能が活性化されて一言で言えばとても元気になります。

沈んでいた気持ちも復活し始め、ここから勢いを取り戻し始めます。

高原の道をどんどん登っていく。f:id:ikarugasan:20190518065849j:image

時刻はまだ朝の7:00過ぎ。

こんな朝っぱらからこんな高原を走ってるって思うと、とても不思議な感覚になる。

そして、ここらへんから徐々にテンションも上がり始める……。

 

ふと、内なる何かが語りかけてくる。

???「お前はクレイジーさが足りないんだよ……」

???「もっとクレイジーになって、さっさと力を解放するんだッ!!」

ワタシ「よし…!分かった!!!」

 

今の私の周りには、非日常感で溢れかえっている。

こんな時間にこんな場所を、こんな疲れた状態で走り続けている。

その現実が、体の奥底に眠るクレイジーパワーを解放させる……!!!!

 

もっとクレイジーに…もっとクレイジーに!!

クレイジーパワー、全開ッッッ!!!!

 

普通の人なら絶対にこんなことしない…。そんなことを思えば思うほど、力が湧いてくる。

今の私なら、標高の高い峠の寒さも跳ね除けて登っていける!!

ウオオオオオ!!峠のゴールまであと少しだァァァ!!!!

 

そして・・・ついに・・・!!f:id:ikarugasan:20190518065904j:image

ヨッシャァァァァ!!!ゴーーール!!f:id:ikarugasan:20190521205648j:image

標高1350m、長峰峠を制覇しました!(7:15)f:id:ikarugasan:20190518124003j:image

ここから木曽エリアに突入します!f:id:ikarugasan:20190518124023j:image

峠を少し下ると、右手についに御嶽山が姿を現す!!f:id:ikarugasan:20190518124042j:image

これだけ走って、今回のライドでようやく初めて御嶽山の姿を目にしました(^_^;)

御嶽山一周といいつつ、他の山が周囲にたくさんそびえ立ってる関係でこのルート上で御嶽山が見えるのはほんのわずかな区間しかないんですよねぇ(^^;)

その後、クネクネの峠道を下り、再び景色の良い高原道路に出る。f:id:ikarugasan:20190518124102j:image

すごく先の道まで見える。。。なんと美しい世界。f:id:ikarugasan:20190518124117j:image

そして、少し進んだところにたまたまトイレがあったため、用を足そうと停車して偶然後ろを振り返ってみると・・・

圧倒的な存在感を放つ御嶽山の姿が・・・‼f:id:ikarugasan:20190521211446j:image

厳かな雰囲気を放ちつつ、そこに鎮座する霊峰。

その姿を目にした瞬間、開いた口が塞がらなかった。まさに圧巻の景色。(正直用を足してる場合じゃないと思ったレベル)

トイレを済ませたあと、近くにある橋にて記念撮影をしました。f:id:ikarugasan:20190518124140j:image

本当になんて素晴らしい景色・・・。この時のため、この景色を見るために前日の夕方から走り出し、真夜中を走り続けてきた。

そう、今まさに努力が報われた瞬間でした……。

少し時間が経つと、雲が晴れてその姿がよりくっきり分かるようになりました。f:id:ikarugasan:20190518124153j:image

先へと進みますが、前方右手に雪を被った御嶽山が常に視界に入り・・・f:id:ikarugasan:20190518124205j:image

先へと進ませてくれません(笑)f:id:ikarugasan:20190518124214j:image

景色が良すぎて止まりまくる。そう、全然先へと進めなくなるサキニイケナイ病がここで発症(^o^;) (渋峠でもそんなことがありました)

いやもう何度もカメラに収めたくなってしまいます。f:id:ikarugasan:20190518124227j:image

そんなこんなでもう一つの峠、九蔵峠も無事クリアー!!(7:55)f:id:ikarugasan:20190518124238j:image

あとはほとんど下るだけ。

御嶽山もこんな間近で見られるのはおそらくこれが最後となるためしっかりバックに収めていきます。f:id:ikarugasan:20190518124249j:image

その後峠を下り、再び平坦路。f:id:ikarugasan:20190518124302j:image

ちょっとした登りとトンネルを超えたら、ロングダウンヒルに突入しました。f:id:ikarugasan:20190518124314j:image

途中で桜が咲いてた^_^f:id:ikarugasan:20190518124325j:image

ここはとにかく長い下りでした。f:id:ikarugasan:20190518124351j:image

もうそろそろ終わりかな!f:id:ikarugasan:20190518124407j:image

ってことでロングダウンヒルが終了!木曽福島に着きました。f:id:ikarugasan:20190518124417j:image

細い路地を通り、セブンイレブン木曽町福島店に到着です。(8:57)f:id:ikarugasan:20190518124429j:imageデカいセブントラックで店が隠れてます(^_^;)

ここまでの走行データはこんな感じ。f:id:ikarugasan:20190518124442j:image全体の半分は消化しましたが、まだあと140kmくらい残っています。

座ってたくさん補給し、たくさん補給食を買い込んだら出発します。

出発したものの、ずーーーっと前から思っていたことがある。

ケツが痛い!!

いや、サドルに触れる坐骨部分は痛みが出て当然なのだが、どちらかというとそっちではなく・・・肛門の皮膚が尋常じゃなく痛い。

少し下品な話になりますが、大便をしたあとしっかりとケツを拭き、皮膚に便が残っていなかったとしても長時間ペダリングしていたり、放屁の仕方によってはごく微量に便が出ることがあり、それが長時間皮膚に付着していると皮膚が荒れ、激しい痛みに襲われるのです…。(経験則)

今まさにその状態。

しかも、ただ肛門付近の皮膚が痛いだけでなく、サドルに触れる坐骨部分も痛いという…まさしく辛いダブルパンチです(T_T)

さらにいうと、ここまで大量の補給食を食べてきているので屁もたくさん出る。

屁が出ると、ごく微量に便が出てさらに皮膚が荒れる可能性があるため、なるべく出したくないところ…なのだが、体外にしっかり放出しておかないと身体に悪影響を及ぼすため、皮膚荒れ覚悟で屁を出さざるを得ない。゚(゚´Д`゚)゚。

実はそんな状態の中ずっと走っていました。

今まで300km超えをライド何回かやってきて、この症状になる時とならない時があるため、今後のためにもなんとか改善策を見出していきたいところです……。

さて、R19を回避しつつ中津川に向かって走りますが、今度は睡魔に襲われ始めます。

車通りがほとんどなく、景色も良いので普通なら気持ちいいと感じるはずなのですが…f:id:ikarugasan:20190518124453j:image眠気がひどく、心拍も全くと言っていいほど上がらないので走っていても全然気持ちいいと感じられません…。

ちなみに気温は15℃もあり、比較的暖かいです。f:id:ikarugasan:20190518124514j:image

どこかで寝よう寝よう・・・と考えつつも、結局そのまま走り続けました。f:id:ikarugasan:20190518124545j:image

ケツは痛いわ心拍は上がらないわ眠いわで一気にペースダウン。

辛いけどとりあえず走り続けます。無表情で。

そしてついに!中津川まで帰ってきました!(11:47)f:id:ikarugasan:20190518124600j:image

足は既に限界を迎えており、少しでもリフレッシュするため途中で見つけた自販機でエナジータイム!f:id:ikarugasan:20190518124610j:image最近エナジージムがストロング化されているのをよく見かけます。

個人的な感想としては、エナジージムさえ飲めればそれでいいので、炭酸を無駄に強くさせられると飲みにくくなるだけなのであまり良い印象はありません…(^o^;)

エナジータイムを終えて再び走り始めます。

信号がなく車通りもないめちゃくちゃ走りやすい県道6号線を進む。

相変わらず眠く、心拍も全然上がらない。

もちろんペースも凄まじく遅い。

こんな状態でブルベなんか走れるのか?

やっぱり自分は長距離を走るのに向いてないんじゃないか?

そんな負の感情ばかり頭に浮かんできます。

色々考えていたけれど、途中からいつまでもウジウジとしている自分が嫌になってきて、たまたま目の前にあった名も無き峠でアタック!

すると、負荷をかけて走るのはやっぱり楽しいってことを思い出し、吹っ切れました。

そこからは心拍が前より少し上昇し、眠気も少しだけ振り払うことができました。

力を込めて走れるようになり、少し進んで落合のところにあるファミマに到着して補給。(12:42)

ここまでの記録です。f:id:ikarugasan:20190518124619j:image

ゴールまではあと80kmほど。このまま行けば、夕方の午後6時くらいには帰宅できる見込みです。

補給を終えたら再スタート。

R19を少し走り、R363に入って根の上高原を目指す。

緩やかな坂をしばらく走るが、再び強力な睡魔に襲われる。

とにかく眠く、どこかで寝たいと本気で思っていたけれど周囲を見渡しても寝るのに適した場所が見つからない・・・。

そのまま走っていると、激坂が始まる直前で小さな停留所みたいな場所を発見。

屋根と椅子があったので、ここをうまく利用させていただくことにします。

ということで椅子に座った状態で15〜20分くらいコックリさんしながら仮眠。

本気で眠かったので一瞬で眠りにつきました(^o^;)

起きたあとは、頭の中がリフレッシュされ、少しだけ気持ち良かったです。

激坂の直前で寝ていたので、起床後はすぐに激坂を登り始める。

足や身体は既にマジヤバな状態ですが、登れないことはありません。

この状態で激坂の根の上高原を登れないと、山岳ブルベなんてやってられないですから!

ということでめちゃくちゃゆっくりと登っていく。

もうとにかくキツかった。しかもなぜかこの日は車の通りも多く、すれ違いや追い越され際にストレスが…(T_T)

そして無事激坂をクリアー!!(14:30)f:id:ikarugasan:20190518124645j:image

R363を下る。気持ちいい。f:id:ikarugasan:20190518124656j:image

その後はホームコースでもあるR363のアップダウンをこなしつつ走る。

瑞浪の陶町に入ったあたりで再び睡魔が来てとても走り続けられる状態ではなかったので、最近のグランフォンド東濃のエイドステーションにもなっていた陶コミュニティーセンターに立ち寄り、外にあるベンチで仮眠をさせていただきました。

ここでも一瞬で眠りに付き、数十分ほど仮眠したら少しだけ楽になって再び走り出します。

そしていつもおなじみのコースを疲れ果てた状態でひたすら走り続け、ついに・・・ゴール!!(18:48)f:id:ikarugasan:20190518124713j:image

完走タイムは24時間44分でした。

後半で一気にペースが落ち、あまり早いとはいえません。

…しかし、24時間以上走り続けたのは今回が初。

この感じならば、夢の400kmもある程度余裕で走りきれそうな手応えも掴むことができました。

 

今回のライドで、課題がまた新たにいくつか見つかりました。

 ①便による肛門の皮膚荒れ問題

 ②重い荷物で疲れ倍増問題

 ③普段なら補給すれば足が回復するけど、今回はライド後半において食べても食べても足が全然回復しなかった問題

①は記事に書いた通りですが、②・③はなかなか悩ましい問題です。距離が伸びるにつれ装備が重くなるのはおそらく仕方ない話。しかも、重い装備の状態で走るといつもより物凄く足が疲れる印象がありました。(普段軽すぎるバイクに乗ってるせいで、それに慣れてしまっているのが原因かもしれませんが(^o^;))

 

もちろん良いこともありました。

 ①ブルベペース(心拍70%以下を常に維持)を守っていたおかげで380km走っても胃もたれせず普通に補給することができた

 ②大容量サドルバック輪行袋、泥除け装着という重い装備を付けた状態で山岳系超長距離を走りきれたこと

これらは今後さらに距離を伸ばしていく上で、ホントに自信につながりました。

 

とりあえず、今回の経験を活かして今後も超長距離に挑戦していこうと思います。

 

そういえば、400km・600kmブルベ挑戦の見通しが立ちました。

AR中部での挑戦は諦めたため、別の主催団体のブルベでの挑戦となります。

中部以外だとどこも遠方となってしまいますが仕方ありません。

色々調べたところによると、6月・7月でも400・600を開催しているところがあるようです。

ということで、次のブルベは・・・

6/22㈯ 静岡600

7/14㈰ スーパーあおば400(東京)

この2つをターゲットに、SR取得を目指します!

日付を見てもわかるとおり、次のブルベは400kmでなく600kmです。

はいそうなんです。いきなり600kmです(^o^;)

まあ、今回の自走御嶽山一周で400kmは確実にいけるだろうと思われますので、多分大丈夫でしょう。

そんなわけで、ブルベに向けてまだまだガンバります!

 

おわり。

 

【記録】

走行距離・・・384.65
走行時間・・・18:53:08
平均速度・・・20.37
最高速度・・・73.36
平均ケイデンス・・・76
最大ケイデンス・・・254(イツモノ)
平均心拍・・・113
最大心拍・・・143
累積標高・・・5578.0