山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

ヘッドパーツ問題・・・解決せず!

久々に更新します。

(長らく放置しててスミマセンm(_ _)m)

せめて一報だけでも書こうかなと思いまして書きます。

(ちなみにロングライドには全くと言っていいほど行けてません。)

 

前回にも書きましたが、ヘッドパーツが届かず、修理が進まない話。

 

つい先日、4ヶ月という長い年月を経て、ついにヘッドパーツが届きました!

ショップに修理を依頼し、修理完了の連絡が来たので、ウキウキしながら店へ取りに行く。

・・・!?f:id:ikarugasan:20171223161901j:image

そこには、変わり果てた(そこまで果てて無いが)RIDE4000の姿があった。

そう、フォークとの間に5mmくらい隙間ができたのである。

 

ナンジャコリャ-(;;゚; ;゚;)と思い、すぐさまお店の人と相談。

「この隙間、大丈夫なんですか?」

「どうにかなりませんか?」

数々の問いを投げかける。

「構造上問題無いですよ」

「メーカーにも聞いたけど大丈夫!(o^^o)ニコニコ」

とのこと。

 

あ、あぁ、そうなんだ。大丈夫なんだ・・・ふーん。

 

自分もヘッドパーツに関してはあまり詳しくないため、メーカーがそう言うならそうなのかなーと思い、その時は半信半疑で納得して家へ帰った。

そして、mixiにヘッドパーツ修理完了!のつぶやきを隙間のできたヘッド部の写真と一緒に投稿。

 

すると「これヤバくね?」「対処した方がええよ」的なコメントを貰い、やっぱりヤバイのか!とその時初めて自覚しました(^_^;)

 

 

それから数日が経った今日(12/23(土))。

すごく信頼できるプロのメカニック、リンさんにヘッドパーツを見てもらうことに。

見てもらった結果、やはりRIDE4000に合ってないという答えが出ました(笑)

 

その後、さらなる詳細調査のため、別のお店で見てもらうことにしました。

真っ先に挙がったのが一宮に店を構えるサイクルショップ「たて輪」。

アディさんもよく通っており、信頼できるお店ということでこのお店で見てもらうことに。

リンさんも気になるということなので、これから一緒に行くことにしました。

 

落合公園近くのローソンに待ち合わせ、いざ出発です。f:id:ikarugasan:20171223164100j:image

お店は国道155号線沿いにあるので、そこまで迷うことはありません。

ということでたて輪到着です。f:id:ikarugasan:20171223164235j:image

さっそく見てもらったところ、やっぱり例のごとくヘッドパーツがRIDE4000に合ってないとのこと(笑)

これはバラした時の写真。f:id:ikarugasan:20171223164807j:image

隙間が空いた原因は下ベアリング受けのレースのサイズが小さく、ナナメの部分で止まっていてフラットな部分まで到達していないことだった。

もともとはカートリッジベアリングが入っていたのに、今回間違えて届いたヘッドパーツはなぜか普通のベアリングになっていたという点も気になる。

店長さんに話を聞くと、2015年付近を境にメリダのヘッドパーツがチェンジしているらしく、この新しく届いたヘッドパーツは古い方のパーツなんじゃないかということであった。

RIDE4000は2015年モデルなので、その可能性は大いにあった。

 

そして、さらに衝撃の事実が判明。

RIDE4000に限らず、メリダのヘッドパーツには特殊なものが多いという。

で、RIDE4000のヘッドパーツはというと、普通の出回っているサイズではないらしく、FSAに純正パーツの事を問い合せてみると、なんと純正パーツを取り扱ってないことが判明。

じゃあ注文したショップはどうやって取り寄せたのかという話になるが、これもおそらくだがメリダから直接(無理やり)取り寄せたのではないかということだった。

もしそうだとしたら、4ヶ月という訳の分からない納期にも説明がつく。

 

さて、このベアリング問題・・・解決するためには、サイズの合った下ベアリング受けを入手すればいいわけだが、通常の規格ではない特殊サイズらしく、全くといっていいほど見つからなかった。

店長さんもあらゆる手段を使って探してくれますが、一向に見つからず・・・。

店長さんが探してくれている間、サイズの合う下ベアリング受けが見つからなかった最悪の場合のことを考え、フレーム買い替えや同じフレームのジャンク品を探すといった手段を検討する。

フレームを買い換えればヘッドパーツ問題はまるっと解決できるため、周りの人達から「これを機にリアクトを・・・」とかなんとか言われますがそれはあくまでも最後の手段(笑)

(確かに次期愛車はリアクトにしよかなーという思いはありますけどね(笑))

ジャンク品の方法では、同じRIDE CF2フレームの中古をどっかから探して(ヤフオク等)ヘッドパーツをごっそり取り替えるというやり方。

こっちの方がフレーム買い替えよりも安くなるので推奨されるが、そもそも同じCF2というフレームが出回ることはかなり限定的であり、こちらの手段も望みは薄かった。

フォークだけ交換するという方法もあったが、間違って届いたヘッドパーツに合うサイズのフォークを探すのが大変だし、何よりRIDE4000のフレームに違うフォークを付けたくない(笑)

 

そうしてRIDE4000に合うサイズのヘッドパーツを探すこと約1時間

(ここまでかかったのは、修理する前の元のヘッドパーツが無かったから。既存のがあればすぐに分かっていたかもしれなかったが、修理と同時に捨てられてしまっていたのである。まぁお店側としても古いパーツなんて普通捨てるし、修理完了と聞いたらこんな事あるとは思いもしないので古いヘッドパーツの扱いについては一切触れてなかったのがいけなかった。)

店長さんが、ついにRIDE4000に合うサイズのヘッドパーツ一式を見つけてくださいました!!

モノはリッチーのWCS ZS55(下)とWCS ZS44(上)。

ZS55の55というのは下ベアリング受けのサイズ?になるのだが、普通のロードでは56mmが一般的で、RIDE4000に使われているサイズは55mmなんだとか。

たった1mmしか違わないが、1mmでも違うとうまく機能しないのだから機械というのは実に繊細である。

部品代は下で約6000円、上で約5000円。工賃含めたら約15000円くらいはするとのこと。

納期については月曜にならないと分からないということだったので、いつ修理できるかまでは不明。

それでも、フレーム買い替えとかにならなくてホントに良かった・・・。゚(゚^ω^゚)゚。

ということで、何のためらいもなくリッチーのヘッドセットを注文したのでした!!

 

とりあえずこの日はどうしようもないので元の状態に戻してもらい、無事帰宅。

今のまま乗るとフォークの寿命を一気に縮めかねないため、しばらくはRIDE4000には乗れなさそうです・・・。

ここは再び赤いアイツの出番・・・かな!?

(年越しが来る度に赤メリダが活躍してるような気がするけどきのせい?)

 

 

・・・・・・つづく!!!