ikarugaブログ(いかるがぶろぐ)

山をこよなく愛するサイクリスト、ikarugaの自転車日記。山・峠・激坂が大好きな坂バカです。各地の激坂に挑む激坂ハンターもやっています。ロングライドイベント、ヒルクライムレースにも時々出ています。

The PEAKS ROUND3 当日編1/2 【サウスルート編】

(この記事は前日編からの続きになります。)

いよいよピークス当日がやってきました!!f:id:ikarugasan:20170427224528j:image

 

前日は20:30くらいに就寝。

今回も今までと同じように翌日が楽しみすぎて寝れない病が発症するかのように見えたが、なんと発症することなくすんなり眠りにつくことができました!

リンさんが言っていた「寝るときは全てを忘れて眠りにつく」という言葉がかなり参考になったかも。

 

朝は3:40に起床。

前日にコンビニで買っておいたおにぎり3個を食べて支度をして5:00、宿を出発!f:id:ikarugasan:20170427225059j:image

早朝に少し雨が降っていたせいか、路面は少し濡れていた。

リンさんと共に山の上にあるスタート地点目指して走ります。f:id:ikarugasan:20170427225135j:image写真の左上の方に見えるのがかんぽの宿です。

前日編でも紹介したように、山の上にあるスタート地点には1km12%の激坂を登らなければたどり着けません。f:id:ikarugasan:20170427225303j:imagef:id:ikarugasan:20170428073832j:image
心拍が一気に上がり、いきなり足が削られます。

ピークスはスタート前から容赦ありません。ピークスハンパないね。

 

そうしてスタート地点であるかんぽの宿に到着!f:id:ikarugasan:20170427230339j:image

一番最初のスタート(6:00スタート)のため、まだまだ人が集まっていません。

 

かんぽの宿に着いたら、まずはバイクチェックを受けます。f:id:ikarugasan:20170427230307j:image

このバイクチェックは、大会規定に記載された通りの装備がバイクに備わっているかどうかをスタッフの方がチェックするというもので、規定通りの装備(ライト、ベル等)が備わっていなければ出走することができません。

ベルは特に忘れがちなので要注意ですね。

(実際にベルを忘れたって言ってた人がいたなぁ・・・)

 

写真の左はノースルート、右はサウスルートのスタート待ちの列なのですが、自分らのサウスルートはまだ誰も並んでおらず、一番先頭に並ぶことに成功する(笑)f:id:ikarugasan:20170427225922j:imagef:id:ikarugasan:20170427230219j:image

スタートまではまだ時間があるのでぶらぶらします。

相模湾はいい景色。f:id:ikarugasan:20170427230900j:image

待ってたら人数が増えてきた。f:id:ikarugasan:20170428072046j:image

そういえばフロントタイヤはパナのレースAからコンチのウルトラスポーツ2に変えてきてます。f:id:ikarugasan:20170428072341j:imageここ1ヶ月でパンクが多発していたので今日だけ赤メリダのタイヤと入れ替えました。

リアはグランプリ4000s2です。

 

スタート待ちの間、制限時間内に間に合うかかなり不安になる・・・(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170428073551j:image

最初のサウスルートは51km、1734mアップで、これを4時間以内にクリアしないと先へは進めない。f:id:ikarugasan:20170502213442j:imagef:id:ikarugasan:20170502213427j:image

正直この制限時間は少し厳しめに設定されているような気がしていた。本当に間に合うかなぁ・・・。

 

さて、いよいよスタート時間が迫ってきました。

ノースルートとサウスルート、交互に数名ずつスタートするようです。

スタート待ち中。スタッフの方が撮ってくれました♪f:id:ikarugasan:20170428072647j:image

そして、スタートの時間となり特にカウントダウン等はなくいきなりスタート~!!

ノースルートの最初の数名がスタートしたら、サウスルートの先頭に並んでいる自分らもスタートです(^-^)/
f:id:ikarugasan:20170428072755j:image

 

ということでザ ピークス 地獄のデスライドが幕を開けました!!

 

とりあえずガンガン登っていきます。f:id:ikarugasan:20170428073347j:imageペース配分としては、昨年9月に走った乗鞍センチュリーチャリティーライドの時のようなペース配分で走ろうと考えている。

心拍にすると大体85%付近を目安に走ります。

 

いきなり後ろから抜かれますが、当たり前のようにスルー。どんな時でもマイペースが大事です。

 

初めはデスライドの幕開けということで正直浮かれていた。

余裕をぶっこいて、相模湾の綺麗な景色をパシャパシャと撮りながら走っていた。

 

 

そう、いきなりピークスの洗礼を食らうことになるとも知らずに・・・

 

 

心拍80%程度の負荷で走り、下りに差し掛かったところでさきほど後ろから抜いていった数名に追いつき、急勾配をダウンヒルします。

 

しばらく下り続けるが、サイコンのGPSナビが先の道を表示していないことに気づき、キューシートを作ってきているリンさんに「道合ってますよね!」と聞き、「合ってます」と返ってきたのでやっぱり問題ないんだな、と安心してダウンヒルを続ける。

 

そこそこ下ったところで前を走っていた数名が急に立ち止まり、コースを確認し始めたが、自分らはこの道で合っていると確信していたため、お構い無しにそのまま下り続けます。

 

こうして長かった急勾配の坂を下りきると、正面に海が出てきました。f:id:ikarugasan:20170428221028j:image・・・ん?・・・何かここ、コース間違ってないか・・・??

 

止まってGPSサイコンに目を向けると、下り中に見た時と全く同じように、先の道が表示されていなかった。

先の道が表示されていなかったのは、ただ単にコースの読み込みが遅いとばかり思っていたが、ナビゲーションマップを縮小して見てみると、本来のコースから大きく外れていたことが判明。どうやらそのせいで先の道が表示されていなかったようである。

 

・・・ということは、つまり・・・・・・・・・(  ˙-˙  )

 

まずい!!!コースアウトしてる!!!!∑∑(´Д`;)

 

ピークスがスタートし、さあやるぞ!と意気込んで山を登っていたら、奈落の底までダウンヒルしてしまったようです(笑) 

まさかいきなりピークスの洗礼を食らうことになるとは・・・。ピークス恐るべし。

 

大会が終わったあとにコースミスした場所を解析してみましたが、ミスしたのはこの場所。f:id:ikarugasan:20170429184318j:imageミスした距離は片道2km、往復で4km。高低差は約220mだった。

どこで間違えたのかというと、どうやらこの分岐でミスしたらしい。
f:id:ikarugasan:20170429184516j:imagef:id:ikarugasan:20170429184537j:image間違えたのはこの下りの途中。

前の3人についていくことしか考えていなかったため、コースミスしていることに全く気付かなかったのだと思われる。

 

さて、下った道を慌てて登り始めるが、そこは13%はあろう激坂。それを2kmも下ってしまっているため、簡単には元のコースに復帰できない・・・。

 

時間を大幅にロスしているため、かなり焦る。

「こんなところで終わってたまるか!」

そんな気持ちになり、心拍を90%以上にまで上昇させ、高負荷で登っていく。

 

そしてやっとこさ本来のコースへと復帰。

時間は大体30分くらいロスしただろうか・・・。

時間だけでなく、足も大幅に削られてしまった。

こんなんで4800mが登れるのか・・・?とかなり不安になる。

 

 

凄まじい急勾配を下り(相変わらず激坂しかない)、舞台は海沿いの平坦な道へと移り変わる。f:id:ikarugasan:20170430071326j:image貴重な平坦のため、リンさんとローテーションして足を温存。

 

しかしすぐに登りに差し掛かり、平坦が終了。

それも9%を超える激坂。

 

なぜこれほどまでに激坂しか出てこないのだろうか。

そりゃあ簡単な話だ。

今までに走ったことのある最高獲得標高のライドが200km・4200mアップ(往復自走神坂峠の時)だとしたら、このピークスでは160km・4800mアップでこちらの方が距離は短い代わりに獲得標高が上回っている。

距離が短いコースで獲得標高を上回るには、単純に坂の勾配が上がれば上回ることができる。勾配がキツくなれば、距離あたりの獲得標高の比率が高まるからだ。

つまり何が言いたいのかというと、ピークスではコースの中に勾配のキツい激坂がたくさん盛り込まれているということである。

 

ただでさえ激坂に弱くてすぐに足が終わるというのに、こんなコース本当に走りきれるのか・・・??とかなり本気で不安な気持ちになる。

 

色々考えていても仕方ないため、とりあえず今は登ることだけに専念する。

 

なかなかのペースで登っているため、前を走る参加者に追いつくことがある。

追いつく度に、この大会に挑む仲間という感じがしてきて、なんだか元気が出てくる。

「(ようし、頑張って登ろう!まずは遅れた分を取り戻さないとな・・・。)」

 

そう思い、ペースを上げてとにかくヒルクライム

 

亀石峠という峠を登る。f:id:ikarugasan:20170430121304j:image

隣にはリンさん。f:id:ikarugasan:20170430121336j:image(隠れてしまっているけど(;´^_^`))

今回はリンさんと共にゴールを目指します。

一人で走るよりも、本当に心強いです・・・!!

 

そうして亀石峠を登りきり、途中2回くらい道を間違えながらも(何回間違えるんだ(T_T))、なんとか最初のエイドステーション、亀石エイドに到着。f:id:ikarugasan:20170430154402j:imageエイドステーションは全然人がいません。

とにかく制限時間が厳しいので、エイドに留まる人が少なく、必要な分だけ補給したらすぐに出発する人が大多数のようです。

気になる補給食はバナナ、オレンジ、ポテチ、おにぎり、パン、塩タブ、スポドリ、水など・・・とても充実してます。f:id:ikarugasan:20170430154439j:imageピークスではどのエイドでも同じ補給食が出てきて、一人当たりの制限がなくほぼ無限に補給できます。

そして、エイドステーションが結構な頻度で出てくるため、補給食には困らないのもポイントですね。

この亀石エイドもスタートしてから16km地点にあり(コースミスしているので自分らは+4kmですが(汗))、カロリーが切れる前に補給することができます。

 

とりあえず、コースミスした分を回復させなければすぐに走れなくなる。

そう考え、補給食の王様・バナナを2本頂く。

 

時間に余裕がないため、用が済んだらとにかく早く出発することを心がける。

そうしてエイドを出て伊東方面へと進む。f:id:ikarugasan:20170430155612j:imageここから先は6.5km、高低差410mのダウンヒル

ダウンヒルした先にはコンビニがあり、そこで買い物をしてチェックポイントの証となるレシートを手に入れたら、下ってきた道を登り返し、またこの亀石エイドへと戻ってきます。

 

とにかく時間がないのでとばせるところは(安全に)かっとばして高速ダウンヒル

リンさんが早すぎて追いつけなかったナァ・・・(;´Д`)

 

下っていると、登ってくる参加者の数に驚かされた。

自分らは先頭でスタートしたはずだが、コースミスしている間に物凄い数の参加者に先を行かれてしまったようだ。

おそらくだが、自分らはサウスルート組の中でもかなり後ろの方にいることだろう・・・。

 

長いダウンヒルを終えてコンビニ到着!f:id:ikarugasan:20170501072356j:image

グミを補給して、レシートも手に入れて、すぐに出発!

 

さて・・・そろそろ本気を出すか!!

 

ここからは6.5km、410mのヒルクライム

雨沢峠と同じような感じのコースプロフィールで、登った後にエイドステーションが待っている。

これほどいい環境ならば、本気を出してダメージを負っても補給してすぐに回復することができるはず!

そうして心拍のリミッターを解除し、全力ヒルクライム開始!

 

前を走るたくさんの参加者に食らいつくつもりで登ります。

しかし、足が少し重い・・・。

コースミスした激坂や先ほどの亀石峠で大分削られてしまったようだ。

だが!足が重いなどと言ってられない。とにかく早く山を制することだけを考えてひたすらクライム。

 

登っていると、途中から足が軽くなり、力が湧き出てくる感覚があった。

これは・・・先ほど亀石エイドで食べたバナナ効果か!?

乳酸処理され、軽やかに足が回ります。

 

ここで、ピークスの攻略法を見出す。

峠を下る前に補給をして、下っている最中に食べたものを消化させ、登り始めるのと同時にエネルギーが出るように調整すればどんな坂でも乗り越えることができるのではないだろうか!?

峠を登った後は大体エイドステーションが出てくる配置となっているため、峠でどれだけ削られてもすぐに復活することができる。

温存作戦も通用しない激坂でどうせ足が死ぬのなら、負荷をかけて山を早く登り、頂上のエイドで補給して足を復活させ、また負荷をかけて山を早く登って次のエイドで復活・・・これを繰り返せばピークスはクリアできるのではないだろうか!?

 

こうしてピークスに希望が見えてきて、少しだけテンションとモチベーションが上がった。

多少余裕も生まれ、写真をパシャリ♪f:id:ikarugasan:20170501203811j:image

峠の後半は少し補給を入れます。f:id:ikarugasan:20170501203956j:image口にしているもの……何かわかりますか?

正解はハチミツです(о´∀`о)(笑)

 

こうして補給も交えて登っていきます。

そうそう、今回は制限時間が厳しいということで、走りながら補給する術を編み出しました・・・というか身につけました。

止まって補給するよりも、走りながら補給した方が圧倒的に時間効率がいいのです。

 

そしてようやく亀石エイドまで戻ってきました!f:id:ikarugasan:20170501204517j:image死んだ足をすぐさま復活させるため、最初にバナナを摂取します(;´^_^`)

(このあともう1本頂きました・・・。)

 

その後は急いでエイドを出発し、次のチェックポイントとなるコンビニを目指してダウンヒルします。

次のコンビニまでは下りオンリーなので亀石エイドで補給せずに下る人も多くいました。

 

カーブの比較的少ない直線でのダウンヒルだったので物凄い速度で(安全に)爆走。

 

そうしてコンビニ到着、急いでいたので写真は無し。

持っていたグミを補給し、消費した分を新たに買ってレシートを入手。

レシートを手に入れたらすぐに出発します。

制限時間は・・・まだなんとか間に合いそうな感じはする。急げ~!!

 

高負荷で再びヒルクライム。しかしさすがに足も疲れてきたのか、今までのような勢いが無い。

が、気合いで登りきってダウンヒル開始。f:id:ikarugasan:20170501205354j:image山伏峠という場所だった。

 

下る途中でエイドステーションを発見、再びバナナを頂いてすぐさまダウンヒル再開。

 

ダウンヒルの途中で紛らわしい分岐点が出てきて、またしても道を間違え、時間と足をロス(><)

しかも、そこも今までの例に漏れず12%くらいの激坂だったので復帰するのにかなり苦戦する。もう泣きたい。

 

なんとか下りきって先ほどの海沿いの平坦区間へ突入。

 

すぐに平坦が終わり、再び登り始める。

そろそろグミを補給しようかな…と、背中からグミを取り出すが、封が開けられないの図(笑)f:id:ikarugasan:20170502070035j:image

登っていたら、どんどん勾配がキツくなってきたのでグミは諦め、登りに専念することに。

 

・・・!?f:id:ikarugasan:20170502205121j:image急勾配出現!!

これは・・・今までの激坂とはワケが違う・・・!

15%くらいはあろうその激坂は、サウスルートでコースミスに苦しみ、ボロボロになった参加者を蹴落とすのに十分過ぎる勾配だった。

 

制限時間もそろそろやばい・・・!

本気で登らねば、間に合わなくなるぞ!!

 

リンさんはまだ足が余っているようだったので先行して登っていきます。

自分はシッティングで確実に激坂を登っていく。

前を見ると、自転車を押して歩く参加者もかなり見受けられた。

 

おそらくここを登れなければ、足切りになるだろうな・・・。

足、どうか持ってくれ・・・!!

そう願いながら全力で登る。

 

サウスルート最後のチェックポイントでリンさんが待っていてくれて、写真を撮られる。f:id:ikarugasan:20170502210847j:imageこの時マジで限界近かったです。。。

 

チェックポイントでチェックを受け、あとはスタート地点であるかんぽの宿へ戻るだけ!!

だが、時刻は9:30:!!

足切り時間まで残りは30分しかない!!

 

すぐさま出発し、かんぽの宿目指してとにかく全力で爆走。

距離的には間に合うんだろうけど、制限時間がギリギリなため、めちゃくちゃ焦る。

 

そして9:46、かんぽの宿へ到着!!f:id:ikarugasan:20170502212738j:image

なんとか足切り14分前にかんぽの宿へ滑り込むことができたようです!!f:id:ikarugasan:20170502210729j:imageふー、危なかったぁー・・・・・。

 

かなり足を使ってしまったので、もう既に満身創痍の状態・・・(;´Д`)

まだここからノースルートの112km、3107mを走らなければならないというのに・・・orz

(この時ピ-クスヤバイ・・・ピ-クスヤバイ・・・とひたすら心の中で思っていました(笑))

 

とりあえず足を復活させるためにバナナをたくさん補給。

かんぽの宿でカレー、豚汁が食べられるとのことだったので、豚汁+αのごまおにぎりをいただきます。
f:id:ikarugasan:20170502212656j:image

補給を終えて、トイレも済ませたらいざ出発。

 

ここからはノースルートを走ります。

コースプロフィールは112km、3107mアップ。これを7時間以内に走破して帰ってこなければなりません。

 

果たしてikarugaたちはノースルートを制し、無事制限時間以内に完走することができたのだろうか!?!?

 

次回【ノースルート編】に続く!!f:id:ikarugasan:20170502213642j:imagef:id:ikarugasan:20170502213827j:imagef:id:ikarugasan:20170502213815j:imagef:id:ikarugasan:20170502214014j:imagef:id:ikarugasan:20170502213949j:image