やってきましたTANTANロングライド!今回は当日編になります!
朝は3:20に起床。
前日に買っておいたおにぎり3つ、そして持参してきたアミノバイタル スーパースポーツを1個飲んで、準備を済ませて4:35くらいにホテルを出発。
4:44、スタート会場到着。
一番最初にスタートするグランフォンド鬼コースの集合時間は5:45なので、まだ全然人がいません。
並ぶのがあまりにも前すぎるのもアレなので、前から5番目くらいの列に並んでおきました。
スタートまでかなり時間があるので適当に時間を潰します。
待っていたらちょうど天橋立から朝日が登り始めました!!なんちゅうキレイな景色!快晴なのも相まって、これから始まるロングライドがとても楽しみになってきます。
どんどん人が集まってきます。
ここで前日の夜に連絡のあったトレックさんとお会いしました!会うのは3月のイベントのビワイチ以来です(^O^)
並んだタイミングの関係で、トレックさんとはかなり離れた位置で並ぶことになりました。まあ、どのみちエイドで合流するでしょう!
時間が近づいてくると、ゲート前へと移動してMCの方が注意事項等を読み上げます。
このMCの方は、たぶんこの前のグランフォンド東濃の時と同じ方だと思われます。(なんとなく見覚えのある雰囲気!)
注意事項の中で、この大会に参加しているみなさんはみんな仲間です!何か困ったことがあったら、助け合いましょう!そんなような話が出てきます。
そして、気軽に声をかけ合えるようになるためにも、今から周りの人に挨拶してください!と言われます。
自分はたまたま左隣にいらっしゃった赤いジャージの方によろしくお願いしますと声をかけ、向こうもよろしくお願いしますと返してくれます。
(ここでのやり取りはたったこれだけだったが、この後衝撃的な出会いが待っていようとは思ってもみなかった……)
そんなこんなでスタート時間が近づいてきて、カウントダウンが始まります。
1分前・・・30秒前・・・5、4、3、2、1、スタートォ!!
いよいよTANTANロングライド グランフォンド鬼コースがスタートしました!
前から5番目に並んでいたこともあり、一番最初のグループでスタートできました。
どっかの風の噂で聞きましたが、このイベントの先頭集団は他のイベントよりも特に巡航速度が早い事で有名だそうです。
確かに、先頭グループはDRAGONと書かれた青いジャージの方々で固まっています。
スタートして天橋立を通過していきますが、先頭集団は軽く40km/hくらいで前を引いているようです。
これは楽しめそう!自分も列車に飛び乗りますが、運悪く赤信号だったため、早々に下車します(^_^;)
信号が青に変わったら自分が先頭でスタート。
このあたりの土地勘は全くと言っていいほど無く(そればかりか昨日初めて訪れた)、先頭を走るとなると走行コースに不安が現れます。
一応、ルートをサイコンに入れてあるのでナビ通りに走れば問題ないとは思います・・・・・・と思っていた矢先、さっそくコースミス!!\(^o^)/
といっても軽度のコースミスであり、道もそのまま走れば本来のルートと合流するので特に問題はありません。(どっかの熱海と違って良心的なコース設定ですな)
しかし、コースミスによって無駄に多く信号で止まり、先頭集団からは大きく遅れをとります。
まあ、元から先頭集団についていくつもりは無かったので、これからのんびりイベントを楽しもうと思います!
信号が青に変わり、本来のコースへと復帰して単独で爆走を開始します。
38~39km/hくらいでとばしていきます。この時の心拍はとっくに80%を超え、85%付近を維持してます。
ずっと走っていると、平坦から山へとコースが移り変わります。
待ってました!!!と言わんばかりにかなりの強度で登ります。
平坦でずっと付いてきていた他の参加者の方々がどんどんちぎれていきます。
たまたま前にエスタマに乗った方(ゼッケンが無かったので参加者ではない…?)がいたので、その方に付いていく。
凄まじい強度で登っていきます。話をすると、どうやら先頭集団を目指しているみたい。(朝練かな?)
必死に食らいついていきますが、最大出力で負け、途中でちぎられました。
その後は単騎でアップダウンのあるコースを爆走。
走っていると、ようやく第一エイド・岡田小学校に着きました。(29km地点 7:03)
かなりの参加者を抜かしてきたので、今いる位置がほとんど先頭といっても過言ではありません。(まあでもエイドではゆっくりするつもりなので、ここで再び先頭集団に引き離されることになります)
補給食としては、おでん、豚汁、そしてグリコのパワープロダクション ワンセコンド!必須アミノ酸であるBCAAが2000mgすぐに摂取することができるスグレモノです。
最初のエイドからいきなり補給食がボリューミーで豪華です。これには驚かされました。
次のエイドの事も考えると、このイベントでは補給食に関してはかなり期待できそうです…!!
(というか、最近参加した3月のビワイチ、5月のグランフォンド東濃での補給食が少なすぎなのかも…?)
座っておでんを食べてると「ikarugaさんですか?」と突然声をかけられた。
「えッ?!なんで知っているの?!」
「ブログいつも読んでます!」
なんと、遠方の地でありながらも、有難いお言葉を頂きました!
正直、愛知から物凄く離れた場所でのイベントなので、ブログを知っている方なんて絶対いないだろうなぁと思っていました。
そして・・・その方はよく見ると、なんだか見覚えのある方だった。
「・・・あれ?もしかしてスタート待ちの時、隣で挨拶をした赤いジャージの方ですか??」
「はいそうです!」
なんとなんと、スタート待ちの際、たまたま隣で挨拶を交わしたのがこの方だったのです!!なんという偶然でしょう!!
すごい偶然の出来事だったため、一気に盛り上がります。
その方はたまにブログにもコメントを残されており、その時のお名前からツヴァイさんと呼ぶことにします。
ツヴァイさんはTANTANロングライドには結構出場しているらしく、初心者の私はイベント情報を色々と教わります。
色々話をして、補給を終えたら先にエイドを出発して行かれました。またどこかでお会いすることになると思います(^O^)/
すっごい人が増えてきました。
自分はそろそろ到着しているであろうトレックさんを探す。
そして無事発見!
エイドを出発し、ここから一緒に走ることにします♪
まだまだ先は長いので、32~33km/hでローテしましょう!という話になり、安定した速度でローテ。
すると、早い人が後ろからどんどんくっついてきて、早い人もローテに加わります。
一緒に走っていると、どんどんペースが上がっていき、最初は33km/hくらいで走ろうと言ってたものの、結局38~40km/hで巡航する始末・・・(^_^;)
しかし私も一度火がついたら、簡単には収まりません。ここまできたら、盛大に力を使ってぶっとばしていきます。
でもずっと高負荷はさすがにやばいので、ある程度走ったら落ち着きを取り戻します。(といっても32km/hくらいは最低限維持してます)
そして緩い坂を登って第二エイド、私市円山古墳公園駐車場に到着。(51km 8:03)
ここではぜんざいが登場。
愛車たち。
休み過ぎも良くないので、ある程度休憩したら出発します。
全体的に信号が交通量が少なく、とても走りやすい道ばかりです。
32~33km/hでローテしながら走っていると、さっきと同じように早い人がくっついてどんどんペースが上がります。
次のエイドの手前には登り坂が待ち受けており、それに備えて速攻元気を走りながら補給します。
そして登り坂に突入し、相変わらずのハイペースで登っていく。
かなり早い人がいたので付いていくが、またしても力負けしてちぎられる。しかしハイペースは変わらず維持したまま登り、第三エイド、酒呑童子の里に到着。(82.5km 9:19)
補給食はいくつかあったが、あまり大量には食べられないのでこれだけいただく。たけのこが入ってました。美味しいです。
あと、BCAAも摂取。これがすごいありがたい!
トレックさんは睡眠不足で体調があまり優れないようで、少し休んでから出発するとの事。そのため、ここからは自分だけ先に行くことにします(><)
エイドを出発しますが、この辺りは全行程の中でも一番キツそうな山岳区間。(オレンジ色の丸で囲った部分)
一旦長めの坂を下ったら、いきなり登り返します。
しかも、勾配が結構キツイ・・・・・・。
9~10%くらいの坂がしばらく続きます。
後からストラバを見たら、籠峠という場所でした。
パワー全開でここまで走ってきたツケが回ってきたのか、足が全然回らない。
勾配のキツさも相まって、かなりヤバイです。
カロリーの問題ではなく、筋肉が破壊され尽くされていて力が出ません( ;_;)
ボロッボロになりながらもなんとか峠をクリアし、ダウンヒルを経て平坦に出ました。
ちなみにずっと単独走行です。
ここから少し走るとちょっとした市街地に出て、信号待ちをしている参加者のトレインに合流。
そして第四エイド、野田川わーくぱるに到着。(102km 10:26) (わーくぱる…?)
なんだか人が全然いません。
静かで、とても心地よい場所です・・・。
写真は撮り忘れたが(ブログ書いてて撮り忘れてたことにようやく気づいた)ここでの補給食は、確かあんぱんを食べました。そして、グリコのBCAAも摂取したと思います(うろ覚え)
補給を済ませたらさっさと出発します。
ここまでの疲れがハンパじゃなく、走り始めると筋肉が悲鳴を上げます。特に大臀筋あたりが。
既に筋肉バッキバキですが、これもトレーニングの一環・・・。まだまだ酷使してとばしていきます。
走っていると、後ろから2人組の参加者の方が追いつき、話をして3人でトレインを組むことにします。
市街地区間でしたが、追い風であっという間でした。
その後は海へと続くアップダウンのコースが続く。(どっかの背骨で見たことあるよーな景色…)
途中からBコース(100km)のルートと合流し、一気に参加者が増えました。
走っていると、ついに海が見えてきた!!
ようやくここまで来たという感じです。
ちょうどDRAGONと書かれた青いチームジャージの3人組の方が追い抜いていったので、付いていって一緒にトレインに混ぜてもらいました。
素晴らしい景色を左手に眺めながら、凄まじい強度で爆走していきます。
こうして第五エイド、道の駅「てんきてんき丹後」に到着。(136.5km 11:53)
!?
さっきまでとは比べ物にならないほどの参加者の数に驚かされました。
何せ、1000人近くエントリーしているBコースの方々がここから共通のコース・エイドステーションとなるため、エイドが人で溢れかえることになるんですよね(^_^;)
補給食を貰うのにも行列です…
お弁当もありましたが、お腹の状態からして食べれないと判断し、ミルクプリンだけ貰いました。
そして背中に入っていたアミノバイタル パーフェクトエネルギーもここで摂取!一気に足を復活&腹を長持ちさせます。
ある程度休んだら出発します。
相変わらず走り出しは足がとても重い!!
ここまで平均心拍167bpm(84%付近)でぶっとばしてきたので、かなり疲労しています。
しかしそれでも負荷をかけることをやめはせず、体にムチを打って心拍160bpm以上に上昇させてとばしていきます。
エイドを出発してからはずっと単独走行。
単騎でずっと高い心拍を維持してきて、体が悲鳴を上げてる。マジきつい。
顔も常に歪めて走っていました。
こんなに景色はいいけれど、信じられないくらいキツイ…
参加者を抜かしていると、「ハッ・・・・・・ハッ・・・・・・」と吐息が聞こえてくる。
こっちもキツイんだよー!!と頭の中で思ったりして、ひたすら走る。
海沿いの道ということで、佐渡の景色を彷彿とさせますね~。
ちなみに海沿いですが平坦はほとんどなく、ひたすらアップダウンをこなしています。
走っていると海沿いの道から少し離れてまさかの山岳コースに突入。
山の中の景色と若干緩めの坂がしばらく続きますが、筋肉が既に限界を迎えており、全くと言っていいほど踏めなかった。
今回は持久筋(主に大臀筋・ハム)をメインに高負荷で走った場合、どこまで踏めるか(どこまでいくと限界を迎えるのか)を確かめるために常に強度高めで走ってきましたが、結論としてはいくら持久筋であってもやはりいずれは限界を迎え、踏めなくなるようです(^_^;)
ただ、大腿四頭筋メインで踏んでいた頃と比べると、圧倒的に筋肉が長持ちしてますし、速度も早いです。 持久筋を使ってロングを走るのはやっぱり正解ということですね。
さて、頑張って坂を登りますが相変わらず筋肉バッキバキで速度が出ない。
ボトルの水も途中でなくなり、だんだん喉が渇いてくるように・・・。
もう限界だ、途中で見つけた自販機でひと息つきます(^_^;)
その後はなんとか踏ん張って走り、第六エイド伊根町役場に到着。(169km 13:35)
エイドの手前ではかなり心拍が下がってしまった。これが今の自分の限界なのかもしれない。
そして、こちらのエイドでも補給食を受け取るのに行列が…。
役場の中?で休むことができるようで、補給食を受け取ったら奥まで入ってグッタリします。
ちなみにここでの補給食はこれ。
疲れ果てて気絶寸前。普通にしていても、クラクラする。
こういう時は、エナジージムが有効かなーと判断し、自販機で買って飲む。
今まで飲んだエナジージムの中で、このエナジージムが最高に美味かった。(それだけ疲れていたということだと思われ)
補給食を食べ、休んでいると「お疲れ様です!」と声をかけられる。
声の主はツヴァイさんだった。これまでも途中で追い越したり、エイドで会って声をかけたりしていた。
正直、ここで声をかけられたことでかなり元気が出ました。(ありがとうございますm(_ _)m)
ここが最後のエイドなので持っていたHARIBOを全て食べ、思う存分時間を使って休みます。
エナジージムも2本目に突入(笑)
ツヴァイさんと会話しながら、合計でおよそ50分くらい休んだと思います。
しっかり休んだらエイドを出発。
長い時間休んだことで、足がかなり回復しました。
最後は残り20kmの区間。最終区間も足を惜しみなく使い果たすため、全力で走ります。
単独で38km/h付近で巡航。
ありがたいことに最後の区間はほとんど平坦でした。
途中、市街地区間があり、ここは唯一道路の幅が狭く、交通量もそれなりにあったので参加者を追い越すことができない区間でした。
市街地区間を抜けたら再度走りやすい道に。
ラストも全力でペダルを踏み倒し・・・・・・・・・
ゴール!!(190km 15:28)
会場で鯖寿司を貰い、アンケートを書きます。
アンケートを書かないと完走賞が貰えないというシステムでした。なかなかうまいやり方ですね!(笑)
ツヴァイさんもゴールし、せっかくなので一緒に記念撮影をします♪
色々話をしたら、これにてお別れです。
今日はありがとうございました、またどこかでお会いしましょう!(^O^)ノ
心配していたトレックさんも、この後無事ゴール!完走できて何よりです!
トレックさんとも記念撮影♪
トレックさんとも会場で色々喋り、しばらくしたらお別れしました。
まさか3月のイベントビワイチ以外で会えるとは思ってませんでした。今日はありがとうございましたm(_ _)m
その後、自分は会場を後にして宿の近くのローソンに寄り、夕飯を食べて宿に戻ってシャワーを浴びて寝ました。
翌日は休暇を取っているので、のんびりと起床して支度を済ませて宿を出発。
途中で高浜八穴という名勝へ立ち寄り、美しい景色に心奪われてました。
その後、京都からのイベント帰りの途中でたて輪へと立ち寄り、色々お話をさせてもらったら春日井でレンタカーを返して帰宅!
おしまい!
【TANTANロングライド 記録】
走行距離・・・196.20
走行時間・・・6:44:41
平均速度・・・29.09
最高速度・・・63.42
平均ケイデンス・・・83
最大ケイデンス・・・113
平均パワー・・・136
最大パワー・・・440
平均心拍・・・162
最大心拍・・・190
累積標高・・・2007
最高標高・・・391
最大勾配・・・11
キツさレベル・・・9
【振り返り】
初参加のイベントでしたが、エイドが充実していて、コースも走りごたえ抜群。全体的にとても良いイベントだと感じました。
キツさレベルは9に達してますが、これはコースに原因があるのではなく強度的な問題なので、コースがエグいとかそういう意味ではありません(^_^;)
さてさて、次回参戦予定のイベントはいよいよ待ちに待ったThe PEAKS ROUND5 in 蓼科!!
今年の最大目標、ダブルピークスの制覇の片割れです。
開催日は7/8(日)。さぁ、真の坂バカを証明せよ!!