ホイールを変えて最近ウキウキなikarugaです。
5/17日曜日、佐渡ロングライド210へ出場してきました!
今回はその道のりやら、参戦記について書いていきます。
金曜日の夜、出張から帰ってきて、ようやく初めて参加者ガイドやら、ゼッケン引換券やらに目を通す。
といっても、参加者ガイドについては公式サイトにて既に内容確認済みである。
準備にぬかりなし!
その晚、通勤用に使っているママチャリのパンク修理を実施。
なぜこんなときに?と思われる方もいるかもしれないが、事情を説明すると以前パンクしてからしばらく放置していたのである・・・
出張で平日5日間はママチャリも不使用なので、まだ修理しなくていいかなとか思ってたのだが、このままいくと都合が悪く仕方無しに金曜日の夜、パンク修理をした。
実はママチャリのパンク修理は初めて。
ロードの知識と、機械に関するすごく浅い知識で修理した。
近くのクワトロ(フルクラムのレーシングクワトロではなく、自転車ショップの名前ですよ?)で、タイヤとチューブを買う。タイヤレバーがいると聞いたが、ロード用のものがあるからいいやということにした。
そして、結構簡単に修理完了。
パンク修理といっても、タイヤとチューブ交換です(^_^;)
そして、金曜日の夜・就寝前の時間を迎えました。
「イベントが楽しみすぎて眠れない病」は(過去のブログ参照です(笑))かなり昔に克服し、あれ以来発症することはなかった。
だが・・・
いつものように、明日は普通の日という自己暗示をかけて、イベントのことは忘れ、眠りにつく。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
寝れない!!!!
なぜ?と思ったが、理由は即座にわかった。
なぜ眠れないのかというと、蒸し暑いからである!!
この日凄まじいムシムシ感が体を襲い、全然寝付けなかった。
なんとか寝付けたが、睡眠時間はかなり少ない・・・(;_;)
・・・この日はタイヤに縁がないですね。
熱帯夜だけに・・・(笑)
そして、(ようやく)佐渡ロングライド前日編の始まりです(笑)
土曜日、5:00に起床。
準備して、神領駅に向かう予定でいる(過去形ではない)
ここで、佐渡島までどうやって行くの?という最も多いであろうご質問に回答致しましょう!
自分は愛知県民ですから、まずなんらかの手段で新潟県まで行かないとだめですね。
自分は今回輪行して行きました。
家から一番近い、神領駅に乗り、多治見駅で降りる。
多治見駅で降りたら、長野行きの特急しなのに乗り換え、長野駅までいって、そこからは各停電車で新潟県直江津駅で降ります。
そして乗船予定の直江津港を目指し、自走します。といっても、全然距離がないので自走の意味があまりないです(^_^;)
直江津港から船で小木港まで海を渡り、
小木港についたら佐渡ロングライド専用シャトルバスに乗って大会会場、さらにホテルまでバスで移動です。
新潟県まで行くのはいいけど、気になるのは船ですよね。
佐渡島まで行ける船は3つの港で乗れるのですが、愛知県方面から一番近い港は直江津港になります。
ほかの港は、愛知県方面からだと無駄に遠くなり、お金もかかることとなってしまいます(^_^;)
シャトルバスについては、何種類か便があり、これは参加者が事前に乗りたい便のシャトルバスを予約して、大会前に送られてくる乗車券を使って当日該当時刻にシャトルバスに乗って移動ができるという夢のような制度があります。
完全予約制、内容についてはホームページにて閲覧できますよ!
さてさて、話を戻し、神領駅に向かう!・・・のだが、この日は朝からあいにくの雨!
午後からは晴れ予報だが、いきなり困った・・・
もともと雨でも自走で神領駅までいってやる予定なのでしたが、ちょっと雨の勢いが激しくてですね・・・こりゃムリそうです(^_^;)
土砂降りに近い雨だ(;_;)
仕方無いので、タクシーを呼んで神領駅へ。
タクシーに乗る前に家で自転車を輪行袋状態に変形させる。(言い方がロボットみたい?)
そして、タクシーで神領駅へ。
佐渡ロングライドの前日なので、けっこう輪行袋を持った自転車乗りを見かけるかと思ったが、ホームにはそもそも自分以外に人が全くいない。
神領駅から、多治見駅で降り、特急しなのに乗車。ちなみに自由席。
ここでも、まだ自転車乗りは見かけない。
運が悪かったのか、混雑している・・・
狭い特急しなのの中ででかい輪行袋はけっこうスペースをとってしまう。
各停車駅についたとき、乗ってくる人が輪行袋の隣に来て、平然ともたれかかりそうな感じになったり、電車の揺れのせいで輪行袋に体当たりされたり、雨でジメジメだったりで、ストレスがたまりまくること2時間半。
終点・長野駅に到着!
初の長野駅で今まで割と沈んでいたテンションが爆発!
楽しくなってきたー!
長野駅からは、直江津駅行きの電車に乗ります。
途中、上越妙高駅にてようやく本日第一サイクリスト発見!
クロスバイクのようです。Bコースかな?
そして、しばらく電車に揺られてると、直江津駅に到着!
直江津港まですぐ近く(徒歩20分くらいかな・・・)なのですが、あえて輪行袋状態を解除し自走していきます!
一瞬で直江津港に到着です!
あれ??
佐渡ロングライドブログで時々見かけた「サイクリスト、歓迎!」みたいな横断幕がいつもなら佐渡汽船の建物の上のとこに貼ってあると思ったのですが、貼ってありません・・・
代わりに、今年4/21就航となった新型高速カーフェリー「あかね」の横断幕が・・・
今年は貼ってないのかな?それとも、ブログで見たのは直江津港ではなく、違う港だったのかな??
とりあえず、時間はまだかなりあります。
なんたって、出航が14:10で、現在時刻は12:40だから!
ヒマなので、とりあえず持ってきたお昼ご飯を食べて、自走のためわざわざ輪行袋状態を解除した自転車を、再び輪行袋状態に戻す。
建物の中には、輪行袋を持ったサイクリストがたくさん。
そして自分も。
乗船券購入!
まだヒマなので、テキトウに散策。
入口付近にあった模型のようなもの・・・?
そして、高速カーフェリー「あかね」について書かれています。
実物がこちら。
時間をつぶしてたら、ようやく時間がきて、いざ乗船です!
途中の通路から撮影。
まだこの時はどんよりした曇空です・・・
そして船内へ。
ここで、自転車はどうするの?と疑問が沸き起こる方もいらっしゃるかもしれない。が、心配御無用。
輪行袋状態にして、普通に客室へ持っていきます。
係員に案内され、なんと客席の間に置くように指示されるのです!
佐渡ロングライドブログで、輪行袋は大量にひとつの部屋にまとめて吊るされていたのを見て、そういうのをイメージしていたのですが全く違いました。
人も少なく、客席の間ならとても安心です。
こんなふうに・・・
今回席は二等席を選んだのですが、ここでもまたびっくり!
またまた佐渡ロングライドブログで読んだことなのですが、船の二等席といえば席がなく、みんな好きなように座り込んでたり寝ていたりというのをイメージしていました。しかし、全然そんなことはなく、ただ単に新型高速カーフェリーになったからというのもあるかもしれませんが、なんと一等席、二等席共に全席指定席なのです!(自分、船の経験と知識があさいだけ?これが普通かも・・・??)
二等席でも、席がちゃんとあるのでとてもくつろげます。一等席と二等席の違いは、特に差はなく、あるとしたら一等席は船の先頭に席があるので正面を眺めることができたり、談話室みたいなとこがあるくらいですね。
非常に思っていたのと違って、感動しました(笑)
「あかね」ってすばらしい・・・(;_;)
そして、いよいよ出航の時間が・・・
ここの車用入口も閉まり、いざ、佐渡島に向けて出航!
さっきまで近くだった佐渡汽船の建物も遠く離れていき・・・
さらば!本州よ!
航海時間は100分。その間は寝るのもよし海を眺めるのもよし精神統一するのもよし。
自分はほとんど海を眺めてました(笑)
周りには水平線のみがただただ広がっていた・・・
相変わらずすごい数の輪行袋。
そして、船の正面を見ると、佐渡島が姿をあらわす・・・!
船内からの撮影ですが・・・
近づくにつれ、どんどん大きくなっていく日本一のその島は、やはり迫力があります。
ようやく、日本一の大きさを誇る島、佐渡島へ!!
島に近づくと、カモメたちが近づいてくる(^_^;)
みんなこれ、エサやってるんですよね(笑)
カモメにエサやる人を撮る人を撮る(笑)
そして、いよいよ佐渡島、小木港に到着!
輪行袋を持って、船を降りるとすぐにシャトルバスが待ち構えておりました。
なお、輪行袋はシャトルバスに乗せられないので、シャトルバスを追走するトラックに入れる形となってます!
佐渡ロングライド仕様です。
そして、向こうに見えるのが輪行袋を持って降りてきた小木港の階段と、輪行袋をトラックにいれるアンチャンです。
あえてシャトルバスに乗らず、ここで輪行袋状態を解除して組み立てて自走していく人もいました。
ここから大会会場まで33kn前後はあったと思うが・・・すごいです(^_^;)
でっかい荷物を背負っていく人もいました。
みんなすごい(><)
シャトルバスからの撮影。
佐渡島はとっても綺麗!
とかなんとかやってると、ついに大会会場である佐和田に到着!
ここでバスを降り、自転車を組み立てて受付を済ませに行きます!
降りて一番に思ったことがあります・・・
それは、非常に寒いということ!((((;゚Д゚))))
海からの潮風が吹き荒れ、体温を奪います(^_^;)
今の愛知県じゃ考えられない寒さでした(;_;)
とりあえず、もってきたロード用ウィンドブレーカーを着て寒さを凌ぎますよ。
(明日のスタート待ちはかなりヤバそうだな・・・(笑))
そして、前夜祭をやっている会場に到着、受付を済ませてゼッケン等を受け取り、ヘルメットや自転車に貼ります!
・・・と、ステージを眺めてると右手の方から何やら一般人とは違うオーラを放つ人間たちが現れる・・・
!?
あ、あれは!某自転車番組に出演する有名人ではありませんか!
何事もなくいきなり現れました(笑)
これからステージでお話をされるところのようです。
まだ周りの人も全く気づいてません(^_^;)
例の看板もありました(笑)
そして、スタート&ゴール地点。
明日、ここから210kmの佐渡島一周の旅が始まる・・・
近くにイベントでは恒例のマビックカーがありました。先週も見たような記憶があるのは気のせいか?(笑)
周囲にはメーカーブースなどいろんな出展がありました。
ステージに戻ると、先ほどの有名人たちが話をしていた。
ちなみに、前夜祭は13時ごろ?からやっているのですが、今回乗った船とシャトルバスは会場到着が17:00ごろになるので前夜祭始めの方にある出し物は確実に間に合いません(笑)
かなりギリギリの便なので人も少なかったのかもしれませんね。しかし、公共交通機関を使っての移動となると愛知県からではこれが最短ルート(直江津港以外からだったり、新幹線乗れば間に合う・・・かもしれません(^_^;))なので、絶対間に合わないのですよね(笑)
そして、ホテル行きのバスが18:15に出るのでそれに間に合わせて移動します。
自転車は、会場付近の小学校の体育館に大会前日の夜間だけ、置いて保管しておくことができます(大会当日の朝、ホテルからシャトルバスで会場に来る人限定となってますけどね(^_^;))
明日の朝、またこの自転車を引き取りに来ます!
こんなふうに、体育館の中はロードバイクだらけ・・・
合計すると1000万円は超えそうな価値が・・・(金)
夜間の間の体育館はもちろん施錠、かつ警備員さんが立ってくれています。
とても安心ですが、なにかあったときは自己責任です(^_^;)
そして、シャトルバスに乗るために体育館から移動・・・
実は体育館からシャトルバス発着場所までかなり遠く、前日体育館に自転車を預けた人はものすごぉく歩かねばなりません(><)
大会当日の朝のシャトルバスは体育館で降ろしてくれるのでいいですが、ここはちょっと苦痛ですね、自転車乗りにとって(笑)
1000mほど歩き(大した距離じゃない?かもしれません(笑))シャトルバスで移動。
自分は佐渡島の相川地区方面のホテルを予約したので相川方面行きのシャトルバスに乗ります(もちろん、事前に予約しないと乗れませんよ!)
外は暗闇に閉ざされ、バスの中では参加者たちが会話をはずませている。
聞いてると結構同じ会社の仲間で参加してたり、チームの人達で参加してたりで、複数人での参加が多い気がした・・・
自分は一人参加なので、特に誰とも話さず精神統一・・・(笑)
ようやく、予約してたホテルに到着。
このバス内でここのホテルで降りるのは自分だけ。会場からこのホテル遠いしなぁ・・・(わざわざ会場から遠いホテルを予約したのには意味があり、その理由は「佐渡ロングライド 後日編」で明かされます(笑))
ホテルに到着、案内されようやく部屋についた!
だが、あまりゆっくりしていられる時間はない。
ホテルに到着した時間は7:00。明日の起床予定時刻は朝の2:00であり、少なくとも8:00ごろには寝たいのだ。
なんでこんな早起きなのかというと、大会当日の会場行きのバスが、3:21に近くのバス停から出るからである!ほかのホテルと比べると会場から最も遠い部類に入るホテルのため、バス出発時間も必然的に早めになってしまいますね。
すぐに飯にする。
せっかくなのでご飯の写真は撮っておいた(笑)
めちゃくちゃ豪華!そして美味しすぎ!
食べ終え、露天風呂に入って明日の準備。
ゼッケン取り付け完了!!
時間は結局8:30くらいになってしまったが、まだなんとか大丈夫な範囲だ!
ということで、布団に潜ります!
おやすみ!
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
暑い!!暑くて寝れない!!!
(このシーン、このブログで2回目やな(^_^;)毎回何やってんだか(笑))
ホテルなんだから部屋の温度調整すればいいじゃん?と、思う方もいるだろうが、なんとこの部屋、温度調整不可能です\(^^)/
一応窓を開けるという原始的手段はあるが・・・それでもあまり気温は下がってくれない。
やばい、やばいぞ・・・
だんだん起床時間が迫ってくる恐怖に耐えながら、必死に寝ることを試みる・・・
しかし、暑さと明日のことを想像してしまうことにより、ますます寝付けなくなっていく・・・(なんという悪循環(怖))
度々時計を見ると、9:30、10:30・・・・・・
なんとか寝付いて、やったか!?と思って目が覚め、時計を確認すると12:20・・・
というのを繰り返し、気がつけば2:00。
もう正直、寝たのかすら曖昧でよくわからない状態だったのだが、いよいよ佐渡ロングライド210が始まろうとする雰囲気に気持ちが高ぶり、睡眠不足感はふっとんでいたのだった。
佐渡ロングライドブログで、当日の朝はホテルが弁当を用意してくれているというのを見たのですが、今回宿泊したホテルではそういうのはなく、代わりに2:30から食堂でバイキングが開くという形式になっています。
2:00に起きて、サイクルウェアに着替え、2:30から食堂で朝ごはん。3:00までには、食べ終えて支度して3:21にバス乗車!というプランです。
飯を食べ終えたのがこの時間。
食堂の時計です。
時間帯が早すぎて意味が分からなくなってきます・・・(こんな時間に起きて活動し始めるのは初めてです(^^;))
そして、バスに乗っていよいよ待ちに待った佐渡ロングライドが幕を開ける・・・!
次回!「佐渡ロングライド 当日編」お楽しみに!