山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

The PEAKS ROUND3 当日編1/2 【サウスルート編】

(この記事は前日編からの続きになります。)

いよいよピークス当日がやってきました!!f:id:ikarugasan:20170427224528j:image

 

前日は20:30くらいに就寝。

今回も今までと同じように翌日が楽しみすぎて寝れない病が発症するかのように見えたが、なんと発症することなくすんなり眠りにつくことができました!

リンさんが言っていた「寝るときは全てを忘れて眠りにつく」という言葉がかなり参考になったかも。

 

朝は3:40に起床。

前日にコンビニで買っておいたおにぎり3個を食べて支度をして5:00、宿を出発!f:id:ikarugasan:20170427225059j:image

早朝に少し雨が降っていたせいか、路面は少し濡れていた。

リンさんと共に山の上にあるスタート地点目指して走ります。f:id:ikarugasan:20170427225135j:image写真の左上の方に見えるのがかんぽの宿です。

前日編でも紹介したように、山の上にあるスタート地点には1km12%の激坂を登らなければたどり着けません。f:id:ikarugasan:20170427225303j:imagef:id:ikarugasan:20170428073832j:image
心拍が一気に上がり、いきなり足が削られます。

ピークスはスタート前から容赦ありません。ピークスハンパないね。

 

そうしてスタート地点であるかんぽの宿に到着!f:id:ikarugasan:20170427230339j:image

一番最初のスタート(6:00スタート)のため、まだまだ人が集まっていません。

 

かんぽの宿に着いたら、まずはバイクチェックを受けます。f:id:ikarugasan:20170427230307j:image

このバイクチェックは、大会規定に記載された通りの装備がバイクに備わっているかどうかをスタッフの方がチェックするというもので、規定通りの装備(ライト、ベル等)が備わっていなければ出走することができません。

ベルは特に忘れがちなので要注意ですね。

(実際にベルを忘れたって言ってた人がいたなぁ・・・)

 

写真の左はノースルート、右はサウスルートのスタート待ちの列なのですが、自分らのサウスルートはまだ誰も並んでおらず、一番先頭に並ぶことに成功する(笑)f:id:ikarugasan:20170427225922j:imagef:id:ikarugasan:20170427230219j:image

スタートまではまだ時間があるのでぶらぶらします。

相模湾はいい景色。f:id:ikarugasan:20170427230900j:image

待ってたら人数が増えてきた。f:id:ikarugasan:20170428072046j:image

そういえばフロントタイヤはパナのレースAからコンチのウルトラスポーツ2に変えてきてます。f:id:ikarugasan:20170428072341j:imageここ1ヶ月でパンクが多発していたので今日だけ赤メリダのタイヤと入れ替えました。

リアはグランプリ4000s2です。

 

スタート待ちの間、制限時間内に間に合うかかなり不安になる・・・(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170428073551j:image

最初のサウスルートは51km、1734mアップで、これを4時間以内にクリアしないと先へは進めない。f:id:ikarugasan:20170502213442j:imagef:id:ikarugasan:20170502213427j:image

正直この制限時間は少し厳しめに設定されているような気がしていた。本当に間に合うかなぁ・・・。

 

さて、いよいよスタート時間が迫ってきました。

ノースルートとサウスルート、交互に数名ずつスタートするようです。

スタート待ち中。スタッフの方が撮ってくれました♪f:id:ikarugasan:20170428072647j:image

そして、スタートの時間となり特にカウントダウン等はなくいきなりスタート~!!

ノースルートの最初の数名がスタートしたら、サウスルートの先頭に並んでいる自分らもスタートです(^-^)/
f:id:ikarugasan:20170428072755j:image

 

ということでザ ピークス 地獄のデスライドが幕を開けました!!

 

とりあえずガンガン登っていきます。f:id:ikarugasan:20170428073347j:imageペース配分としては、昨年9月に走った乗鞍センチュリーチャリティーライドの時のようなペース配分で走ろうと考えている。

心拍にすると大体85%付近を目安に走ります。

 

いきなり後ろから抜かれますが、当たり前のようにスルー。どんな時でもマイペースが大事です。

 

初めはデスライドの幕開けということで正直浮かれていた。

余裕をぶっこいて、相模湾の綺麗な景色をパシャパシャと撮りながら走っていた。

 

 

そう、いきなりピークスの洗礼を食らうことになるとも知らずに・・・

 

 

心拍80%程度の負荷で走り、下りに差し掛かったところでさきほど後ろから抜いていった数名に追いつき、急勾配をダウンヒルします。

 

しばらく下り続けるが、サイコンのGPSナビが先の道を表示していないことに気づき、キューシートを作ってきているリンさんに「道合ってますよね!」と聞き、「合ってます」と返ってきたのでやっぱり問題ないんだな、と安心してダウンヒルを続ける。

 

そこそこ下ったところで前を走っていた数名が急に立ち止まり、コースを確認し始めたが、自分らはこの道で合っていると確信していたため、お構い無しにそのまま下り続けます。

 

こうして長かった急勾配の坂を下りきると、正面に海が出てきました。f:id:ikarugasan:20170428221028j:image・・・ん?・・・何かここ、コース間違ってないか・・・??

 

止まってGPSサイコンに目を向けると、下り中に見た時と全く同じように、先の道が表示されていなかった。

先の道が表示されていなかったのは、ただ単にコースの読み込みが遅いとばかり思っていたが、ナビゲーションマップを縮小して見てみると、本来のコースから大きく外れていたことが判明。どうやらそのせいで先の道が表示されていなかったようである。

 

・・・ということは、つまり・・・・・・・・・(  ˙-˙  )

 

まずい!!!コースアウトしてる!!!!∑∑(´Д`;)

 

ピークスがスタートし、さあやるぞ!と意気込んで山を登っていたら、奈落の底までダウンヒルしてしまったようです(笑) 

まさかいきなりピークスの洗礼を食らうことになるとは・・・。ピークス恐るべし。

 

大会が終わったあとにコースミスした場所を解析してみましたが、ミスしたのはこの場所。f:id:ikarugasan:20170429184318j:imageミスした距離は片道2km、往復で4km。高低差は約220mだった。

どこで間違えたのかというと、どうやらこの分岐でミスしたらしい。
f:id:ikarugasan:20170429184516j:imagef:id:ikarugasan:20170429184537j:image間違えたのはこの下りの途中。

前の3人についていくことしか考えていなかったため、コースミスしていることに全く気付かなかったのだと思われる。

 

さて、下った道を慌てて登り始めるが、そこは13%はあろう激坂。それを2kmも下ってしまっているため、簡単には元のコースに復帰できない・・・。

 

時間を大幅にロスしているため、かなり焦る。

「こんなところで終わってたまるか!」

そんな気持ちになり、心拍を90%以上にまで上昇させ、高負荷で登っていく。

 

そしてやっとこさ本来のコースへと復帰。

時間は大体30分くらいロスしただろうか・・・。

時間だけでなく、足も大幅に削られてしまった。

こんなんで4800mが登れるのか・・・?とかなり不安になる。

 

 

凄まじい急勾配を下り(相変わらず激坂しかない)、舞台は海沿いの平坦な道へと移り変わる。f:id:ikarugasan:20170430071326j:image貴重な平坦のため、リンさんとローテーションして足を温存。

 

しかしすぐに登りに差し掛かり、平坦が終了。

それも9%を超える激坂。

 

なぜこれほどまでに激坂しか出てこないのだろうか。

そりゃあ簡単な話だ。

今までに走ったことのある最高獲得標高のライドが200km・4200mアップ(往復自走神坂峠の時)だとしたら、このピークスでは160km・4800mアップでこちらの方が距離は短い代わりに獲得標高が上回っている。

距離が短いコースで獲得標高を上回るには、単純に坂の勾配が上がれば上回ることができる。勾配がキツくなれば、距離あたりの獲得標高の比率が高まるからだ。

つまり何が言いたいのかというと、ピークスではコースの中に勾配のキツい激坂がたくさん盛り込まれているということである。

 

ただでさえ激坂に弱くてすぐに足が終わるというのに、こんなコース本当に走りきれるのか・・・??とかなり本気で不安な気持ちになる。

 

色々考えていても仕方ないため、とりあえず今は登ることだけに専念する。

 

なかなかのペースで登っているため、前を走る参加者に追いつくことがある。

追いつく度に、この大会に挑む仲間という感じがしてきて、なんだか元気が出てくる。

「(ようし、頑張って登ろう!まずは遅れた分を取り戻さないとな・・・。)」

 

そう思い、ペースを上げてとにかくヒルクライム

 

亀石峠という峠を登る。f:id:ikarugasan:20170430121304j:image

隣にはリンさん。f:id:ikarugasan:20170430121336j:image(隠れてしまっているけど(;´^_^`))

今回はリンさんと共にゴールを目指します。

一人で走るよりも、本当に心強いです・・・!!

 

そうして亀石峠を登りきり、途中2回くらい道を間違えながらも(何回間違えるんだ(T_T))、なんとか最初のエイドステーション、亀石エイドに到着。f:id:ikarugasan:20170430154402j:imageエイドステーションは全然人がいません。

とにかく制限時間が厳しいので、エイドに留まる人が少なく、必要な分だけ補給したらすぐに出発する人が大多数のようです。

気になる補給食はバナナ、オレンジ、ポテチ、おにぎり、パン、塩タブ、スポドリ、水など・・・とても充実してます。f:id:ikarugasan:20170430154439j:imageピークスではどのエイドでも同じ補給食が出てきて、一人当たりの制限がなくほぼ無限に補給できます。

そして、エイドステーションが結構な頻度で出てくるため、補給食には困らないのもポイントですね。

この亀石エイドもスタートしてから16km地点にあり(コースミスしているので自分らは+4kmですが(汗))、カロリーが切れる前に補給することができます。

 

とりあえず、コースミスした分を回復させなければすぐに走れなくなる。

そう考え、補給食の王様・バナナを2本頂く。

 

時間に余裕がないため、用が済んだらとにかく早く出発することを心がける。

そうしてエイドを出て伊東方面へと進む。f:id:ikarugasan:20170430155612j:imageここから先は6.5km、高低差410mのダウンヒル

ダウンヒルした先にはコンビニがあり、そこで買い物をしてチェックポイントの証となるレシートを手に入れたら、下ってきた道を登り返し、またこの亀石エイドへと戻ってきます。

 

とにかく時間がないのでとばせるところは(安全に)かっとばして高速ダウンヒル

リンさんが早すぎて追いつけなかったナァ・・・(;´Д`)

 

下っていると、登ってくる参加者の数に驚かされた。

自分らは先頭でスタートしたはずだが、コースミスしている間に物凄い数の参加者に先を行かれてしまったようだ。

おそらくだが、自分らはサウスルート組の中でもかなり後ろの方にいることだろう・・・。

 

長いダウンヒルを終えてコンビニ到着!f:id:ikarugasan:20170501072356j:image

グミを補給して、レシートも手に入れて、すぐに出発!

 

さて・・・そろそろ本気を出すか!!

 

ここからは6.5km、410mのヒルクライム

雨沢峠と同じような感じのコースプロフィールで、登った後にエイドステーションが待っている。

これほどいい環境ならば、本気を出してダメージを負っても補給してすぐに回復することができるはず!

そうして心拍のリミッターを解除し、全力ヒルクライム開始!

 

前を走るたくさんの参加者に食らいつくつもりで登ります。

しかし、足が少し重い・・・。

コースミスした激坂や先ほどの亀石峠で大分削られてしまったようだ。

だが!足が重いなどと言ってられない。とにかく早く山を制することだけを考えてひたすらクライム。

 

登っていると、途中から足が軽くなり、力が湧き出てくる感覚があった。

これは・・・先ほど亀石エイドで食べたバナナ効果か!?

乳酸処理され、軽やかに足が回ります。

 

ここで、ピークスの攻略法を見出す。

峠を下る前に補給をして、下っている最中に食べたものを消化させ、登り始めるのと同時にエネルギーが出るように調整すればどんな坂でも乗り越えることができるのではないだろうか!?

峠を登った後は大体エイドステーションが出てくる配置となっているため、峠でどれだけ削られてもすぐに復活することができる。

温存作戦も通用しない激坂でどうせ足が死ぬのなら、負荷をかけて山を早く登り、頂上のエイドで補給して足を復活させ、また負荷をかけて山を早く登って次のエイドで復活・・・これを繰り返せばピークスはクリアできるのではないだろうか!?

 

こうしてピークスに希望が見えてきて、少しだけテンションとモチベーションが上がった。

多少余裕も生まれ、写真をパシャリ♪f:id:ikarugasan:20170501203811j:image

峠の後半は少し補給を入れます。f:id:ikarugasan:20170501203956j:image口にしているもの……何かわかりますか?

正解はハチミツです(о´∀`о)(笑)

 

こうして補給も交えて登っていきます。

そうそう、今回は制限時間が厳しいということで、走りながら補給する術を編み出しました・・・というか身につけました。

止まって補給するよりも、走りながら補給した方が圧倒的に時間効率がいいのです。

 

そしてようやく亀石エイドまで戻ってきました!f:id:ikarugasan:20170501204517j:image死んだ足をすぐさま復活させるため、最初にバナナを摂取します(;´^_^`)

(このあともう1本頂きました・・・。)

 

その後は急いでエイドを出発し、次のチェックポイントとなるコンビニを目指してダウンヒルします。

次のコンビニまでは下りオンリーなので亀石エイドで補給せずに下る人も多くいました。

 

カーブの比較的少ない直線でのダウンヒルだったので物凄い速度で(安全に)爆走。

 

そうしてコンビニ到着、急いでいたので写真は無し。

持っていたグミを補給し、消費した分を新たに買ってレシートを入手。

レシートを手に入れたらすぐに出発します。

制限時間は・・・まだなんとか間に合いそうな感じはする。急げ~!!

 

高負荷で再びヒルクライム。しかしさすがに足も疲れてきたのか、今までのような勢いが無い。

が、気合いで登りきってダウンヒル開始。f:id:ikarugasan:20170501205354j:image山伏峠という場所だった。

 

下る途中でエイドステーションを発見、再びバナナを頂いてすぐさまダウンヒル再開。

 

ダウンヒルの途中で紛らわしい分岐点が出てきて、またしても道を間違え、時間と足をロス(><)

しかも、そこも今までの例に漏れず12%くらいの激坂だったので復帰するのにかなり苦戦する。もう泣きたい。

 

なんとか下りきって先ほどの海沿いの平坦区間へ突入。

 

すぐに平坦が終わり、再び登り始める。

そろそろグミを補給しようかな…と、背中からグミを取り出すが、封が開けられないの図(笑)f:id:ikarugasan:20170502070035j:image

登っていたら、どんどん勾配がキツくなってきたのでグミは諦め、登りに専念することに。

 

・・・!?f:id:ikarugasan:20170502205121j:image急勾配出現!!

これは・・・今までの激坂とはワケが違う・・・!

15%くらいはあろうその激坂は、サウスルートでコースミスに苦しみ、ボロボロになった参加者を蹴落とすのに十分過ぎる勾配だった。

 

制限時間もそろそろやばい・・・!

本気で登らねば、間に合わなくなるぞ!!

 

リンさんはまだ足が余っているようだったので先行して登っていきます。

自分はシッティングで確実に激坂を登っていく。

前を見ると、自転車を押して歩く参加者もかなり見受けられた。

 

おそらくここを登れなければ、足切りになるだろうな・・・。

足、どうか持ってくれ・・・!!

そう願いながら全力で登る。

 

サウスルート最後のチェックポイントでリンさんが待っていてくれて、写真を撮られる。f:id:ikarugasan:20170502210847j:imageこの時マジで限界近かったです。。。

 

チェックポイントでチェックを受け、あとはスタート地点であるかんぽの宿へ戻るだけ!!

だが、時刻は9:30:!!

足切り時間まで残りは30分しかない!!

 

すぐさま出発し、かんぽの宿目指してとにかく全力で爆走。

距離的には間に合うんだろうけど、制限時間がギリギリなため、めちゃくちゃ焦る。

 

そして9:46、かんぽの宿へ到着!!f:id:ikarugasan:20170502212738j:image

なんとか足切り14分前にかんぽの宿へ滑り込むことができたようです!!f:id:ikarugasan:20170502210729j:imageふー、危なかったぁー・・・・・。

 

かなり足を使ってしまったので、もう既に満身創痍の状態・・・(;´Д`)

まだここからノースルートの112km、3107mを走らなければならないというのに・・・orz

(この時ピ-クスヤバイ・・・ピ-クスヤバイ・・・とひたすら心の中で思っていました(笑))

 

とりあえず足を復活させるためにバナナをたくさん補給。

かんぽの宿でカレー、豚汁が食べられるとのことだったので、豚汁+αのごまおにぎりをいただきます。
f:id:ikarugasan:20170502212656j:image

補給を終えて、トイレも済ませたらいざ出発。

 

ここからはノースルートを走ります。

コースプロフィールは112km、3107mアップ。これを7時間以内に走破して帰ってこなければなりません。

 

果たしてikarugaたちはノースルートを制し、無事制限時間以内に完走することができたのだろうか!?!?

 

次回【ノースルート編】に続く!!f:id:ikarugasan:20170502213642j:imagef:id:ikarugasan:20170502213827j:imagef:id:ikarugasan:20170502213815j:imagef:id:ikarugasan:20170502214014j:imagef:id:ikarugasan:20170502213949j:image


The PEAKS ROUND3 前日編

4月23日は待ちに待ったザ ピークスに行ってきました!f:id:ikarugasan:20170425072138j:image

今回はその前日編。

濃厚な当日編を早く書きたいのでなるべくサラッといきます(;´^_^`)

(・・・とかいっておいて結局は長くなってしまうんですけどね(笑))

 

まずはこの大会の紹介から。

このザ ピークスという大会は普通のロングライドイベントでは物足りない人のために作られた、完走できるかどうかも怪しい日本最強最悪と言われるイベントです。

その最大の特徴は獲得標高にあります。

走行距離が160km程度なのに対し、獲得標高が5000m近くあるのが最大の特徴。

大会には相当な坂バカしか集まらないんだそうな。

 

タイトルにROUND3とありますが、これは大会が3回目の開催なのを示しています。

ROUND1は美ヶ原、ROUND2は赤城山、そして今回のROUND3は熱海で開催されています。

毎回開催場所が違うんですね~。

 

今回のコースプロフィールとしては、ピークス史上最も易しい走行距離163km、獲得標高4841m。(といっても4000m超えてる時点で既にハンパないですが・・・)

これを11時間以内に走破しなければなりません。

 

ピークス史上最も易しいといっても、非常にミスコースしやすく設定されていたり、制限時間が少々厳しめだったりと、色々バランス調整?が取られている模様です。

 

どんな風にミスコースしやすいのかというと、例えばこんな道があるとします。f:id:ikarugasan:20170426211133j:image通常通りでいけば真っ直ぐ(赤色の線)走っていきたくなるところですが、ピークスの場合だと一時停止の道の方へと入っていかなければなりません。(水色の線)f:id:ikarugasan:20170426211155j:image

これはほんの一例ですが、コース上にこういった悪質な曲がり角がいくつも設定されているのです。

 

コースの曲がり角などは一切案内表示がありません。なのでコースを覚えなければならず、正しい道と誤った道を見極める力も必要となってきます。

大会趣旨が自力でコースを走破するということに重きを置いているため、どちらかというとブルベに近い大会となっていますね。

 

今回走るコースマップはこちら!f:id:ikarugasan:20170425201104j:imagef:id:ikarugasan:20170425201114j:imageノースルートとサウスルート、二つのコースに別れているのが分かりますね。

この二つのコース、最終的にはどちらのコースも走破しなければなりませんが、なんとエントリーの際にどちらのコースからスタートするのか選択することができます。

 

自分はサウスルートからのスタートを選びました。(上の写真の赤い方)

選んだ理由は、サウスルートスタートだとノースルートのラストにとてつもない峠が控えているようだったので(笑)

いやぁ、最後の試練という感じがしてこういうの好きなんですよ。

サウスルートを選んだ理由は、ただそれだけです。

 

コースマップを見るとわかるかと思いますが。チェックポイントがいくつかあり、各チェックポイントでチェックを受けなければなりません。

また、サウスルートからノースルートへ突入する際には(その逆も然り)スタート地点を通るのですが、通る際にも制限時間が設けられており、サウスルートの場合は4時間以内、ノースルートの場合は7時間以内にスタート地点に帰ってこなければ先へと進めません。

チェックポイントを取り逃した場合も先へは進めないようです。

 

ピークスは死ぬほど過酷な大会であるにも関わらず過去の完走率は7、8割とそこそこ高く(しかも毎回雨だったんだそうな)、山が走れる強者ばかり集まってくるから完走率が高かったんだとか、制限時間がそこまで厳しくなかったんだとか、色々完走率が高かった理由があったようです。

 

さて、今回もその例に当てはまるのだろうか・・・・・・??!?

 

 

以上、大会の説明終了。

 

さて、そろそろ前日での出来事を振り返っていきます。

 

今回はリンさんと2人で参加することになったため、9:00にジャパレンに集合。

ワンボックスの軽で2台トランポを今回初めて試してみます。f:id:ikarugasan:20170426073534j:image

とりあえず自転車を積んで、このあと自宅へ戻ってハイエーストランポの時のようにダンボールを間に挟んでうまく固定しようと試みてみました。が、あまりうまく固定できず、リンさんが持ってきてくれたロープを使うことで2台の固定が完了しました。 f:id:ikarugasan:20170426073813j:image

前から見た図。f:id:ikarugasan:20170426074437j:image倒れそうで全然倒れません。

 

コンビニで食べ物を買ったら春日井インターから東名~新東名高速を走って熱海を目指します。f:id:ikarugasan:20170426074902j:image

高速の移動中はリンさんとパーツトークが止まりません。どうやら火をつけてしまったみたい・・・?

時刻も気がついたら知らない間に11:00→12:00に(笑)

1時間もの間、無我夢中でベアリングについて語りあっていました。なんてマニアックな・・・Σ(゚д゚;)

途中のサービスエリアでお昼ご飯♪f:id:ikarugasan:20170426074849j:image

休憩したら再び出発。

そろそろ富士山が見えるポイント(去年富士ヒルへ行った時に教わった)に差し掛かる・・・が、この日は雲に覆われて何も見えず(><)f:id:ikarugasan:20170426075119j:image

その後は予定通り長泉沼津から伊豆縦貫道へ突入するが、降りる場所を失敗し、同じところを行ったり来たり・・・(笑)f:id:ikarugasan:20170426075244j:image

そんなこんなで山を一つ越えて熱海へと到着。f:id:ikarugasan:20170426200200j:image

まずは受付会場となっているかんぽの宿へ行きます。

ピークスの旗が!f:id:ikarugasan:20170426200135j:imageここで間違いなさそうです。

ということで14:20、かんぽの宿へ到着。f:id:ikarugasan:20170426200324j:image

中に入って受付をしようとしたが受付は15:00からの模様。

受付が始まるまでぶらぶらしてます。

かんぽの宿は山の上にあるので相模湾の綺麗な景色が拝めます。f:id:ikarugasan:20170426200815j:image

外で待っていると大会スタッフの方に話しかけられ、今回のコース設定の話やROUND4の貴重な情報を入手する。

なんでも今年9月開催予定のROUND4は奥多摩で開催されるとのこと。

それ以外は不明でした。

制限時間次第ではROUND4への参加も考えています・・・(笑)

そして参加者たちを外で待たせてはいけないという運営スタッフの配慮(?)から、15:00前に受付を始めてくれました。

受付の列。f:id:ikarugasan:20170426201135j:image

受付を完了してゼッケンプレートをもらい、かんぽの宿へは泊まる人以外車を長く停めてはいけないため、これから自分らの泊まる宿へと向かいます。

熱海駅の近くにあるホテルの駐車場に車を停め、宿からスタート地点までどれくらいかかるのか確認しておきたかったのでこれから試走がてらかんぽの宿まで走ることに。

こうして走り始めるが・・・熱海に来て驚いたことがまずひとつある。

 

それは・・・坂しかないということであるッ!!!

 

温泉で有名な観光地。山の斜面に作られているためか、道が急な坂しかありません。

 

熱海駅の近くにあるホテルからスタート地点のかんぽの宿までは走行距離2.7km、高低差は約130mあります。

 

スタート地点であるかんぽの宿はなぜか山の上にあるため、スタート地点に行くには山を登らなければいけません。

 

しかも、宿までの約1kmの間はなんと12%もの急勾配が続く激坂になってます。

 

スタート地点へ行くためには激坂を登らなければならないのです。

 

・・・それを知ってスタート前からピークスは始まっている・・・そう感じたのでした(笑)

ピークスハンパないね。

 

激坂を超えてかんぽの宿到着。f:id:ikarugasan:20170426201355j:image所要時間は迷子になったのも含めて20分くらいだった。

 

スタート地点までのルートはこれで確認できた。

ここからは少し先の道へ行ってみることに。

 

そうして先の道へ進むが、どこも急な登り坂か下り坂しかない。

 

熱海っぽいところに来た。f:id:ikarugasan:20170427072242j:imageリゾート地って感じがしていいですね。

 

その後は宿へと戻るが、携帯に一つの電話が・・・。

 

「ピークスのスタッフですが・・・」

 

え??

 

「ゼッケンプレートを間違えて渡してしまったため、正しいゼッケンプレートを取りに来てほしい。」

 

なんじゃそりゃ(;´^_^`)

どうやらサウスとノース、誤って逆のゼッケンプレートを渡していた模様。 f:id:ikarugasan:20170427072837j:image本来ならSのところが、Nになってました。

ちなみに2人とも間違っていました(笑)

 

車で取りに行き、正しいゼッケンプレートを受け取って宿へと戻ります。

 

夕ご飯までの間、受付でもらったコースマップとグーグルマップを照らし合わせてコースをチェック。f:id:ikarugasan:20170427073652j:image

 

チェックしてたら18:00といういい時間になったので外で夕ご飯。

 

熱海駅の近くを歩いて飯屋を探すが意外とどこもしまっている・・・

なんとか見つけてここにします。f:id:ikarugasan:20170427073322j:image

少し高いけど、美味い料理でした。f:id:ikarugasan:20170427073927j:imageただ、質よりも量の方が欲しかったな(><)

 

宿へ戻って明日の準備。

 

部屋の風呂に入って、あとは寝るだけ。

 

寝るだけといっても、簡単なことではない。

楽しみにしていたイベントの前日というのは毎回寝るのに苦労していた。

今回もその例に漏れず、絶対に眠りにつけないだろうなぁ・・・。

 

そう思い、半ば諦めモードで布団に入る。

ちなみに就寝時刻は20:40くらいだったかな。

 

(。-_-。)zzz

 

 

さて、次回はいよいよザ ピークス当日編!

お楽しみに。f:id:ikarugasan:20170427075700j:imagef:id:ikarugasan:20170427075722j:imagef:id:ikarugasan:20170427075813j:image

ikarugaの長ーい1日(神坂峠ライド)

4/15(土)はピークスの1週間前ということで、往復自走神坂峠を走ってきました。f:id:ikarugasan:20170416095715j:image

タイトルの長ーい1日とは、たくさんの事が1日の間にあったという意味で書いています。

今回はそのたくさんの出来事について書き記していきます・・・。

 

今回の同行者はゆけさん。

なんでも往復自走神坂峠に挑戦してみたかったんだとか。

超ハードなライドになることが予想されますが、一緒に頑張って走りきりましょう。

 

この日は天気予報が午後から雨。

ピークスが雨になったとしても大丈夫なように、雨天走行の練習という意味も兼ねてライドを決行しました。

(後にこれが大変な事態になるとは思ってもみなかったが・・・。)

 

さて、朝は5:30に瀬戸しなのへ行く途中にあるファミマで集合。

春日井の高蔵寺のあたりを走っていると、前方にゆけさんらしき赤いサイクリストの姿を捉えた。

分岐で違うところへ曲がっていったが、中水野の交差点で再びゆけさんらしき赤いサイクリストを発見。f:id:ikarugasan:20170416100246j:image南の方へ走っていってしまったが、そっちは集合場所じゃないような・・・??

一応、LINEでコースアウトしたかも?的な連絡を入れて、ファミマに向かいます。

(バイクを見て間違いなくゆけさんだと確信したので連絡を入れました(;´^_^`))

 

そしてファミマに到着。ちょうど同じタイミングで南の方からゆけさんがやってきました。

どうやら引いたコース通りに走っていたらこの道だったみたいです、失礼しました(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170416100708j:image

午後からは雨ですが、午前中は晴れてます。それも、雨が降るとは到底思えないような晴れっぷり。

本当に雨なんて降らないんじゃないのかー?(フラグ)

 

トイレとか済ませたら早速出発。

朝日がとてもきれいです。f:id:ikarugasan:20170417072445j:image

雨沢峠がスタート。心拍80%は以下に抑えて登ります。f:id:ikarugasan:20170417072736j:image

ゆけさんが後ろから撮ってくれます♪f:id:ikarugasan:20170417073041j:image

ゴールです。f:id:ikarugasan:20170417072914j:image

アップダウンをこなして、狛犬も通り過ぎて・・・f:id:ikarugasan:20170417073211j:image

ファミマ(元サークルK)で休憩!f:id:ikarugasan:20170417073147j:image険しい道のりなのでこまめに補給を入れていきます。

補給をしたら出発。

日本大正村も通り過ぎて明智のサークルKでまたもや休憩。f:id:ikarugasan:20170417073515j:image

まだまだ元気なゆけさん。f:id:ikarugasan:20170417215648j:image

再出発し、岩村の地へ来ました。f:id:ikarugasan:20170417215741j:image恵那山は雲にかかって見えない。この時点で神坂峠の絶景は期待できないでしょう(;´^_^`)

 

途中のデイリーでまた補給。次の補給は神坂峠入口のところまで無いのでしっかり食べていきます。

 

食べ終えて補給食もしっかり買ったらまた出発。  

 

ここの交差点は左へ。f:id:ikarugasan:20170417220151j:image

曲がって少し進むといつもの気持ちのいい場所に出ます。f:id:ikarugasan:20170417220251j:image天気が良ければもっと最高なんですけどね(;´∀`)

根ノ上高原ヒルクライム中。f:id:ikarugasan:20170417220506j:imageここも雨沢峠と同じようにマイペースで登ります。

そして特に問題なくクリアー。f:id:ikarugasan:20170417220623j:image

ここから激坂を下ります。f:id:ikarugasan:20170417220744j:image12%という威圧的な看板!

下るとここをまた登ってこなくちゃならないため、ゲンナリします・・・(´-`)

恵那山。雲がかかってます。f:id:ikarugasan:20170417220913j:image一年前に来た時はとても爽やかな天気だったのでキレイな景色が見れたけど、今回はイマイチ(><)

長い下りを走ってR19へ出て、危ない国道を少し走り、県道7号線の角にあるファミマで神坂峠前最後の補給をします。f:id:ikarugasan:20170417221018j:image

ここまではとりあえず雨には降られなかった。

しかし、根ノ上高原を下っている時、遠くの方の空は真っ暗になっていたので、直に雨に降られるだろうなぁ・・・

補給を終えたら、いよいよ神坂峠のスタート地点へと向かいます。f:id:ikarugasan:20170418072403j:image

赤い橋。中央自動車道です。f:id:ikarugasan:20170418072541j:image

その後、少し登って神坂峠スタート地点へと到着!f:id:ikarugasan:20170418072756j:image

今日は登る前にこれを飲んでいきます。f:id:ikarugasan:20170418073121j:imageアミノバイタル パーフェクトエネルギー!!

これを飲むとパワーが継続的に出せるようになるといいます。

神坂峠ではその勾配のキツさから、いつも後半でたれてしまうのですが、これを飲んで効果の程を試してみようと思います。

パーフェクトエネルギーはピークスでも導入するつもりで、今回はその効果を確かめる目的も兼ねております。

さてさて、準備が整ったら早速神坂峠がスタート!f:id:ikarugasan:20170418073656j:image

・・・登り始めたのと同じタイミングで、雨が降り始めてきた(;´Д`)

まあ、元から雨は覚悟していたので雨などお構い無しにライドを続行して峠を登ります(;´^_^`)

本格的に降り出してきて、背中が冷たくなってきたため、この時のために持参してきたレインウェアを着ます。

ゆけさんが前を走る。その後ろで追走です。f:id:ikarugasan:20170418074100j:image

勾配がキツくなってきて、9~10%が永遠と続きます。

ここで、パーフェクトエネルギーの効果が表れているのか、全然へこたれることなくパワーが発揮できます。これは素晴らしい!

 

・・・だがしかし、標高1100m地点で突然大きな残雪が目の前に現れる!f:id:ikarugasan:20170418074815j:image

アイスバーンもあり、このまま進むと危険なため、安全を優先してここで引き返すことにします(>_<)

 

神坂峠は標高1500mの峠。頂上まではあと400mというところでした。

残念ですが、仕方ありません。

サイコンでは1161m地点でした。f:id:ikarugasan:20170418205810j:imageちなみにずっと雨が続いているのでハンドル周りはビシャビシャに濡れています(T_T)

・・・と、気がついたらゆけさんが雪だるまを製作していました!f:id:ikarugasan:20170418210033j:imageこんな寒いのに、しかもシャビシャビの雪でよく作れましたね(笑)

・・・最後は悔しさを表現していたのか、どこかに放り投げていましたけど(;´^_^`)

 

さて、ここからは下山です。

 

既に雨で濡れているため、下る時の風によって一気に冷やされます。これは寒い(+_+)

気がついたら雨もかなり強くなっているし・・・。

 

全身ずぶ濡れになりながらなんとか神坂峠を脱出。

ゆけさんも下山完了したようです。f:id:ikarugasan:20170419072838j:image

近くになんとか雨宿りできる所があったのでそこへ退避し、少しだけ落ち着く。

しかし、ここにいてもしょうがないのでとりあえずR19のところにあるファミマまで戻ることに。(どうせずぶ濡れなんだし・・・)

 

下りはとにかく寒い!!雨で濡れた状態のダウンヒルはとにかくツラかったです(T_T)

 

なんとかファミマに到着。f:id:ikarugasan:20170419073355j:imageとりあえずお昼ご飯を食べて、それから帰る手段を考えることにする。

 

外を見てたら雨の中R19を行くサイクリストがいましたΣ(゚д゚;)f:id:ikarugasan:20170419073615j:image自分らと同じく、そこまで降らないと思ってロングに出かけたサイクリストなのかな・・・。

 

さて、これからどうやって帰るか。

どうせびしょ濡れなんだし、雨の中帰ればいいではないかと安易に考えていたが、外は5mmという本格的な雨が降っている模様。f:id:ikarugasan:20170419073939j:image

さらに、想像以上に濡れた体が冷える。

こんな状態で雨の中帰るなど、無謀としか言いようがない・・・。

 

輪行袋を持ってきていれば、近くに中央線が通っているのでそこから輪行で簡単に帰れるのだが、今日はお互い輪行袋を持ってきていない(+_+)

 

車を呼んで帰る手段も考えるが、2人と2台は乗らないため無理とのこと。

 

これは・・・マジメに帰れないのではなかろうか(;´^_^`)

今となって、ようやくとてもヤバイ状況になっていることに気づくのであった・・・。

 

しかしながら、雨雲レーダーを見てみると幸いにも今から(現在時刻13:20)20分後くらいに晴れ出すようなので、20分待ってから走り出すことに。

 

 

そうして寒さに耐え続けること20分・・・・・・

 

 

雨雲レーダー通り、厚い雲に切れ目が見えてきました!!f:id:ikarugasan:20170419193301j:image

これなら走れるかも!? 

強く降り続いていた雨も少しずつ止んできて、なんとか走れる状態にまで天候が回復。

 

よし……いける!!

 

意を決して外に出て、ライドを再開します。f:id:ikarugasan:20170419193217j:image外は猛烈な寒さでした(T_T)

この寒さ、昨年末に行ったまんま亭ライドを思い出します・・・(寒さは個人的にトラウマです)

 

走っていると、青空も出てきて、本当に天気が回復してきたっ!!f:id:ikarugasan:20170419193952j:image

・・・正直、雨をなめてました。

多少降ったって走れるだろうとたかをくくり、実際にライドに出たらこのザマです。

ちょっとでも本格的な雨に降られたら、体の冷えや寒さで走れなくなる。もちろん雨対策をしっかりしていなかったというのもあるが。

レース(やイベント)は雨でもあるとはいうものの、こんなんじゃ本番でも走れる訳がありません・・・。

 

そして今回の出来事を通して、晴れの時のライドの素晴らしさを改めて実感しました・・・。

いつも晴れの時しか走っていないから、晴れのありがたみが今まで分からなかったみたいです。

 

今度は雨の時でも走れるよう、今回の経験を生かしてしっかりと雨対策をして走ろうと決意したのでした。

 

さてさて、R19を少し走ってR363まで戻り、根ノ上高原の激坂へと向かいます。f:id:ikarugasan:20170420072411j:image

雨は止んでいるし、走っているとかなり暑くなってきたのでレインウェアを脱ぎます。f:id:ikarugasan:20170420072502j:image・・・あらゆるシーンをゆけさんに撮られます(笑)

最後の関門、根ノ上高原の激坂を登坂開始。f:id:ikarugasan:20170420072616j:image

相変わらず勾配がエグいです。

しかし諦めません。とにかく踏み続けます。

 

最後の方はカロリーが切れかけていたのか、少したれながらもなんとかクリアー!f:id:ikarugasan:20170420072916j:image

ゆけさんもすぐに来て激坂をクリア!f:id:ikarugasan:20170420073013j:image12%の看板を指差して、まだまだ(?)元気なようです!

 

そしてダウンヒルが始まるが、これまたかなり冷えるので少し下ったところでレインウェアを再び着ます。

また、カロリーがかなりヤバくなってきたため、この時のために持ってきた秘密兵器「HACHIMITSU」を食します(笑)
f:id:ikarugasan:20170420073609j:imageん~!!甘すぎる!!(笑)

実はこのはちみつ、ピークス対策で用意していたのです。ピンチの時に食べることによって、一時的にカロリーを復活させてライドを継続させるのが目的。

今回はそのテストということで持ってきたのですが・・・さすがに生で口の中に放り込むとドロドロで食べづらいですね(;´^_^`)

しかしはちみつはチョコレートとかと同じ単糖類の食べ物。理論上はすぐにエネルギーに代わり、ピンチの時に役立つはずなのです。

 

そんな訳で、はちみつを口の中に流し込んだら根ノ上高原ダウンヒル再開。

直線坂を気持ちよく下っていきます♪

 

下り終えたら再びアップダウンに差し掛かるが、登りでは全然力が入らない・・・。

カロリーがまだ足りていないようなので、走りながらもはちみつを補給(笑)f:id:ikarugasan:20170420074210j:image

しかしなぜこれほどまでにカロリー切れが起こるのだろうか?

考えられる原因としては、ファミマでお昼ご飯を食べたあと、20分間ずっと寒さで震え続けてせいだろう。

寒いと体温を維持するために、いつも以上にカロリーを消費してしまうのです。

そのせいで、知らない間にカロリーが尽きていたのだと思われる。

 

・・・ホントに力が入らないため、ゆけさんに置いていかれます。f:id:ikarugasan:20170420074956j:imageそして、天気が物凄く回復しております(о´∀`о)

陽も差してきて、今までの天気が嘘のようです。

坂のゴールでゆけさんに撮られる。f:id:ikarugasan:20170420201349j:imageカロリーがナーイ!!

坂を下って、帰りに寄ろうとしていたパン屋さん・kitto!はなんと完売でした(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170420201452j:image

とりあえずコンビニまではすぐなので、そのままアップダウンを進みます。

もちろん坂は激遅(;´^_^`)

はちみつを食べてもカロリーが回復することはありませんでした。単純に摂取量が少なすぎただけかも。(生で大量に摂取するのは少し難易度が高いですね(笑))

 

なんとかコンビニにたどり着いてたっぷりと補給していきます。

同時に、ベッタベタになったシューズ関係を脱いで乾かします(笑)f:id:ikarugasan:20170420201813j:imageずっとベタベタのままは気持ち悪いですからね。

補給はおにぎり3個とバナナ1本、グミ1袋を補給。(あと補給にはちみつをかけて食べました)

これだけ食べればかなりの距離が走れることでしょう!

 

補給を終えたら出発。

 

帰りは若干下り基調のため、少し速度を上げて爆走。

 

日本大正村に着いて、ちょっと休憩。f:id:ikarugasan:20170420202612j:imageなんだかお腹の調子が優れないのでトイレへ駆け込む。

用を足して戻ってくるが、やっぱり調子があまりよろしくない。

ゆけさんからメイタンを貰って頑張ってみる。f:id:ikarugasan:20170421070630j:image(ありがとうございます!)

初めてメイタンを食べましたが、黒糖の凄い味がしました(;´^_^`)

 

休憩を終えて出発。f:id:ikarugasan:20170421070859j:image

ヒルクライムで力を使いすぎたせいで、カロリーがあったとしても足が終わっていて全然登れません。

余裕で置いていかれて、坂のゴールから撮られます(笑)f:id:ikarugasan:20170421071038j:imagef:id:ikarugasan:20170421071129j:imageこれこそが自分の弱点、筋持久力に乏しいという点である・・・。

 

その後もアップダウンを走行。

途中からメイタンの効果が出てきたのか、終わっていた足が復活し、いいペースで山が登れるようになりました!

これなら早くに雨沢峠まで抜けられそうだ!

 

そうしていいペースで走っていると、ハンドリングに謎の違和感を感じ始める・・・。

 

何かがおかしい。気のせいかもしれないが。

緊急停止し、バイクをチェックしてみると・・・・・・

 

スローパンクしていた!!(;`Д´)

 

またしてもパンクです。

フロントタイヤがブヨブヨの状態になっていました。

 

パンクはこの1ヶ月で3回目。

菰野ヒルクライム伊吹山ヒルクライムと続いて今回のパンクです。どんだけパンクするねん・・・。

(しかしゆけさんに聞くとさらに凄い記録を持っていて、自分の1ヶ月に3回なんて可愛く聞こえてきます(笑))

パンク修理。鬱だ・・・。f:id:ikarugasan:20170421071342j:image

しかも、先ほどのメイタン効果も切れてきて、一気に血糖値が下がることによって体に力が入らなくなる・・・。

とりあえず持っていたミニつぶあんぱんを食べながら携帯ポンプで空気を入れます。

 

・・・と、ここで救世主が現れる・・・!

 

 

???「ポンプ貸しましょうか?」

 

 

えっ??誰っ??( ¯ _ ¯ )?

 

 突如そこに現れたのは車に乗ったイケメンの兄ちゃんでした。f:id:ikarugasan:20170421072742j:image

その兄ちゃんは、車にMTBを積んでいて、見ず知らずの自分にフロアポンプを貸してくださったのです!Σ(゚д゚;)f:id:ikarugasan:20170421122904j:image

なんて優しい方なんでしょう!

おかげさまで一瞬で空気を入れることが出来ました。ありがとうございましたm(_ _)m

 

パンク修理を終えたら、ポンプを車に積んで颯爽と帰っていきました。

 

なんて心温まる出来事なんでしょう・・・!

こういうことをされると、自分も困っている人を見かけたら声をかけて助けてあげなくちゃと思います。

 

そうしてライドを再開します。

 

雨沢峠のダウンヒルに差し掛かるが既に真っ暗闇で先が見えない。

しかし、次にどんなにカーブが出てくるか完璧に覚えているため、暗闇でも全く怖くありません。

怖くないと感じている時点で危険なのかもしれませんが、確実に曲がることのできる安全な速度で峠を下っていきます。

 

ダウンヒルを終えて瀬戸しなので一旦休憩。f:id:ikarugasan:20170421214434j:image

やっぱり瀬戸しなのの向かいにあるデイリーへ。f:id:ikarugasan:20170421214621j:image(^-^)b

現在時刻は19:45。すっかり遅くなってしまいました。

 

デイリーを出発して帰路につき、途中で夕食を食べましょう、ということでなか卯へ。f:id:ikarugasan:20170421214717j:image往復自走ビワイチで300km走った後、ここでリンさんと食べたのをよく覚えています。

 
さっきのデイリーで食べすぎたため、少量の飯で済まします(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170421214857j:image

ここは24時間営業しているようなので、今後も超ロングを走った時などに活用しようと思います♪

 

そして無事帰宅。

 

めでたしめでたし!

 

【この日の記録】

走行距離・・・199.23
走行時間・・・9:00:45
平均速度・・・22.11
最高速度・・・69.76
平均ケイデンス・・・78
最大ケイデンス・・・134
平均パワー・・・115
最大パワー・・・305
平均心拍・・・149
最大心拍・・・182
累積標高・・・3753
最高標高・・・1162
最大勾配・・・12

 

【いよいよザ ピークス!】

明日から二泊三日 静岡 熱海の旅が始まります!

制限時間11時間、走行距離160km、累積標高4800mの難コースをikarugaは無事クリアすることができるのだろうか!?

次回もお楽しみに!

一瞬で終わった伊吹山ヒルクライム2017

4月9日(日)は伊吹山ヒルクライムへ行ってきました!f:id:ikarugasan:20170409230902j:image

菰野ヒルクライムに続いて今季2戦目のヒルクライムレースになります。

 

朝は4:30に起床。

去年と同じように5:40過ぎに家を出た。

会場には6:30頃到着。f:id:ikarugasan:20170409185635j:image

若干晴れ間も見える。これは天気回復するかな??

 

駐車場に着いたらまずは受付を済ませます。f:id:ikarugasan:20170409185717j:image

ゼッケンと計測チップを受け取り、ジャージとフォークに取り付けます。

 

計測チップがちゃんと反応するかどうかテストする装置が去年は置いてあったのですが、今年は廃止されたようです。なぜ??

(スタッフの方に聞いたら今年はありませんと言われました・・・。)

 

スタート時刻は去年と全く同じ9:35。

9:30にエキスパートクラスがスタートし、その5分後に自分のいるカテゴリがスタートです。

 

移動開始場所への集合時刻は8:45なので、それまでの間はローラーでアップとか補給とかして準備をします。

 

ローラーでアップ中。f:id:ikarugasan:20170409190623j:image

アップをしていると、なんだか天気が悪くなってきて、雨が降ったり止んだり・・・。

雨だけは勘弁してほしいなぁ・・・。

 

ローラーを終えて事前に買っておいたオニギリでカロリーをチャージ。

 

そうして8:30過ぎくらいに移動開始場所へと向かいます。

 

移動開始場所到着。雨降ってて寒いし、スゴイ人混み・・・f:id:ikarugasan:20170409191716j:image

男子Aとフェミニンのクラスしか移動開始してはいけないというアナウンスが流れるので、男子Aのカテゴリの自分は人混みをかき分けてさっさと移動開始します。

 

スタート地点である伊吹山ドライブウェイ料金所までの間は公道を走る。

公道を走る・・・のだが、走行は歩道。砂利も多く、パンクが怖い。雨だからなおさらである。

 

料金所の手前まで着くと、頂上行きのトラックが待機しています。f:id:ikarugasan:20170409192055j:image

頂上に送る荷物をトラックに積んだら、いよいよレースのスタート地点である料金所へ。

 

料金所には仮設トイレが設置してあり、レース前最後の軽量化ができるのでありがたい。

 

ここの桜、シーズンの始まりを告げるようで結構好き。f:id:ikarugasan:20170409202830j:image

 

9:30になり、エキスパートクラスがスタート。

いよいよ、自分の番が近づいてきます。

 

ゲートのところまで移動し、いよいよスタート1分前。f:id:ikarugasan:20170409203244j:image

何を血迷ったのか、先頭に並んでしまった。f:id:ikarugasan:20170409203340j:image

最初はどうせバシバシ抜かされるため、レースが始まったら左端に逃げてマイペースで登っていこう・・・と、作戦を立てる。

 

 

スタート10秒前・・・・・・・・・

 

 

いよいよ・・・始まる!!

 

 

伊吹山ドライブウェイヒルクライム、スタート!!

 

計測はスタートした所からほんの数十メートル進んだところから始まります。

 

計測開始ラインを通過するのと同時にサイコンのログを起動。

さあ、いよいよ自分との戦いが始まった!

 

手信号で合図を出し、作戦通り左端に逃げる。

そして、得意のマイペース走開始。

 

スタートしていきなり出てくる8~9%坂を落ち着いた速度で登る。

周りの人たちは相変わらずとんでもないペースで登っていきます。

 

と、ここでふとフロントタイヤから異音がしていることに気づく。

 

車輪の回転と同調して周期的に異音がするから、落ち葉か何かがタイヤにこびり付いたのかな?と最初は思っていた。

 

気になるから早く剥がれないかなー・・・と思っていたが、その音は次第に大きくなっていき、プシューという悪魔のささやきと共にフロントタイヤがガタン、ガタンと軽快なリズムを刻み始める。

 

これは・・・・・・もしかして・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

パンクした!!f:id:ikarugasan:20170409214855j:image

パンク修理セットは頂上行きの荷物の中に入れてしまい、頂上まで行かなければパンクを直すことはできない。

ということはつまり・・・リタイアせざるを得ない状況になってしまった。

 

・・・こうして、伊吹山ドライブウェイヒルクライム終了!!

 

は、早すぎる!!!!

まだスタートしてから800mしか走っていない。

全行程は10.7kmあるから、全体の1割も走ることなくレースが終わってしまった。

なんという悲劇。ついてなさすぎですね(笑)

 

・・・ちなみに記事のタイトルにある「一瞬で終わった」とは、この事を示していました(;´^_^`)

 

とりあえず、 反対車線に逃げて先ほどのスタート地点を目指して歩き始めます。

 

少し行くと、道路脇にスタッフが2名立っていたため、パンク!と伝え、そばに駆け寄ります。

パンクを修理すれば、また最初から計測し直せるけどどうする?的な事を聞かれたが、修理セットが頂上にあるんじゃどうしようもないためリタイアする旨を伝える。

 

しばらくしたら回収車が来るらしく、それに乗って頂上まで行ってねと案内され、回収車を待つことに。

 

待っている間、スタッフの方とパンクの話やロードレーサーの話について盛り上がる。

そして、登ってくる選手を一緒に応援します。f:id:ikarugasan:20170409215547j:imageスタッフの方たちとのやり取りは、パンクの事を忘れさせてくれる楽しいひとときでした。(笑)

 

しばらくすると、上から女性の選手の方が歩いて降りてくる。

どうやらこの方もパンクの様子。仲間(?)ができました(;´^_^`)

 

回収車が来て、2人のバイクを乗せ、自分らも乗車して頂上へと向かいます。

 

回収車に乗るなんて初めて。なんて貴重な経験なんだろう(笑)

 

登っていると、自分ら以外にもパンクでリタイアとなった方が次々と現れ、回収車に乗せていきます。

 

回収車の車内はどんよりした空気というよりかは、回収車に乗るという貴重な経験やパンクでリタイアしたという共通の話題があるため、比較的にぎやかな雰囲気でした(笑)

 

車内から選手たちを応援。f:id:ikarugasan:20170409220044j:imageいつもと違う景色でのレース観戦もなかなか楽しいものでした(笑)

 

最終的に自分を含め6人の選手とバイクを乗せ、頂上に到着。時刻は10:47。f:id:ikarugasan:20170409220808j:imageこの車に乗ってきました。

 

下山はもうすぐ始まるらしく、上の写真の左上にも下山待ちの列ができているのが分かります。

 

自分の荷物を受け取り、すぐさまパンク修理に取り掛かる。

 

コイツだ。f:id:ikarugasan:20170409222954j:image

チューブの場所をタイヤと照らし合わせ、どこで貫通したのかを探す。

そして発見。
f:id:ikarugasan:20170409223017j:imagef:id:ikarugasan:20170409223027j:image原因は既に取り除かれていて分からなかったが、おそらく鋭利な小石を踏んだのだと思われる。

間違っても2週間前の菰野の時のようなパンクではない。(笑)

 

再発防止のために応急処置としてテープを重ね貼りしておく。f:id:ikarugasan:20170409223328j:image効果はあまり期待できないがないよりかはマシだろう。たぶん。

 

チューブを交換したら携帯ポンプでひたすら空気を入れ続ける。f:id:ikarugasan:20170409223525j:image

そして修理完了。一応直った。これで下山ができる。

 

それにしてもすごい濃霧。f:id:ikarugasan:20170409223653j:image先が見えないということは、かなり危険な下山になりそうだ。

 

11:50頃、下山が再開され、波に乗って下山開始。

 

下る途中でチャリダーのおおやようこさんにお会いした。

乗鞍センチュリーライドの時の・・・と言ったら思い出してくださいました。(正直嬉しかったです(笑))

ジャージ修理の件ではお世話になりました、そしてこれからも頑張って下さい、と伝えて先に下ります。

 

ダウンヒルを終え、計測チップを返却して最低限の記念写真だけ撮ったら、これにて帰ります。f:id:ikarugasan:20170409223820j:image

リザルト?ナニソレオイシイノ?って状態なので、人だかりのできているリザルトコーナーは完全スルー。

 

車に戻って着替えを済ませ、やるせない気持ちのまま帰路につき、無事帰宅したのでした・・・・・・。

 

伊吹山ヒルクライム 記録】

走行距離・・・0.85km(850mしか走ってない…)
走行時間・・・0:04:24(4分でレースが終わった…)
平均速度・・・11.70km/h
最高速度・・・27.89km/h
平均ケイデンス・・・91
最大ケイデンス・・・107
平均パワー・・・208
最大パワー・・・335
平均心拍・・・152
最大心拍・・・170
累積標高・・・36
最高標高・・・137
最大勾配・・・8

 

 

と、ブルーな感じで記事を書き終えてしまいましたが、いつまでもクヨクヨなどしていられません!

2週間後には、デスライド、ザ ピークスが控えているのです。

 

気持ちを切り替え、このやるせない気持ちはピークスで爆発させて鬱憤を晴らしてやりましょう!

 

という訳で、来週4/15(土)は往復自走神坂峠(200km・4000mアップ)へ行ってきます(^-^)/

 

おしまい!

2017年 初二ノ瀬ライド!

4月2日(日)は今年初となる二ノ瀬峠へ行ってきました!f:id:ikarugasan:20170402182139j:image

伊吹山ヒルクライムの1週間前だからか、二ノ瀬峠はいつも以上に自転車乗りで賑わっておりました(;´^_^`)

 

今回のメンバーはかんぢさんとメイシーノさん。もともとは、読者の方やほかの方も参加する予定でしたが、都合が合わず断念・・・。

結局いつもの顔ぶれでのライドとなりました(笑)

 

7:30に庄内緑地の堤防でかんぢさんと合流。

メイシーノさんとは東海大橋のミニストップで8:30~9:00に合流予定です。

 

7:00頃家を出て7:40くらいに庄内緑地に到着。10分遅刻、すみません!f:id:ikarugasan:20170403071117j:imageいつものように撮ってくれました(^-^)/

 

さぁ出発です。

 

いつも二ノ瀬へ行く時の道を通ります。

毎回同じ道を通っているので、ナビがなくてもどこで曲がるかなど完璧に把握しております(笑)

 

稲沢のあたりまでくると、あとは二ノ瀬スタート地点まで一本道のため、かんぢさんとローテーション。f:id:ikarugasan:20170403071834j:image

 

そしてちょうど9:00頃、東海大橋のミニストップに到着。

メイシーノさんは30分前に着いていた模様・・・(;´^_^`)

 

もともとはメイシーノさんはリトルワールドのレースへ出たあとこちらへ来る予定だったそうですが、そうすると帰るのが遅くなってしまうため、レースは出ずにこちらのライドを優先して来ていただいたようです。

気をつかってもらって嬉しいです!

 

30分くらい補給してそろそろ出発!f:id:ikarugasan:20170403072120j:image・・・また顔半分切れてます(;´^_^`)

 

東海大橋渡り中~。f:id:ikarugasan:20170403072855j:image

伊吹山f:id:ikarugasan:20170403073011j:image

お次は揖斐川の橋。f:id:ikarugasan:20170403073230j:image調べたらここ、福岡大橋というらしい。

 

そうして二ノ瀬スタート地点到着!f:id:ikarugasan:20170403073518j:image伊吹山ヒルクライムの1週間前だからか、すごい数の自転車乗りです。

 

レース形式で出走して競おうとメイシーノさんがいうが、ヒルクライムレースに向けて個人TT形式で走りたいと伝え、拒否します・・・スミマセン!m(_ _)m

 

というわけでメイシーノさん、かんぢさん、自分の順で出走します。

 

メイシーノさんがスタートし、かんぢさんも数分後にスタート。f:id:ikarugasan:20170403073851j:image

自分も2~3分経ったらスタート!

 

先日の菰野ヒルクライムのおかげで一気に調子が良くなり、ベストタイム更新への期待がかかります。

 

序盤はとばさないようかなり抑えて走行。

中盤あたりからジワジワと出力を上げていく。

呼吸も整っているため、比較的楽なペースでした。

 

ラストのカーブに差し掛かろうとしたところで、メイシーノさんが下ってくるのを発見する。

おそらくは写真を撮りに来たのだろうな・・・(笑)

 

しかし峠の最終局面では最大出力で登っているため、そうそう追いつかれることはありませんよ・・・!(^o^)

 

カーブを終えて勾配が緩むところでギヤを何枚か上げ、スプリント開始!!

 

ゴール地点ではかんぢさんがカメラを構えて撮ってくれていました♪f:id:ikarugasan:20170403195429j:imagef:id:ikarugasan:20170403195452j:image

そしてゴール!

 

タイムは・・・22:34!

ストラバだと実際の計測より20秒ほど早くなるため、実質22:14といったところか。

ベストタイムからは1分ほど遅れた今回の結果ですが、今回は正直なところ、まだ余裕がありました。

思うに、ペースアップをかけるのが遅すぎたような感じでした。

 

ペース配分、やはり難しいですね。

力を出し過ぎてオーバーペースになったり、うまく力を引き出せなくて余らせたり・・・

ですが力を余らせてこのタイムということは、うまくハマればベストタイムを更新できる可能性があるともとれます。

ヒルクライムシーズンが始まった今、一気に調子を上げていきたいところですね~。

 

さて、ゴールしてしばらくするとメイシーノさんが再び(?)ゴール。f:id:ikarugasan:20170403195749j:image

・・・しかし何やら様子がおかしい。

 

え?足つった?

 

まさかなぁ。演技でしょう?

 

最初はそう思っていたが、本当に痛そうだったので、すぐに助けにいきます(;´^_^`) (最初は信じられなくてスミマセン…)f:id:ikarugasan:20170404070905j:imageメイシーノさんって足つるんですねー・・・。知りませんでした。

メイシーノさんも一応普通の人間だということがこれで証明されましたね!(笑)

 

ということで3人がゴールし、一旦休憩。f:id:ikarugasan:20170404071203j:imageゴール地点もすごい人です。ここまで賑わっている二ノ瀬は今までに見たことがありません。

・・・至るところから「伊吹山」というキーワードが聞こえてくるのは気のせい??(笑)

 

休憩を終えて、最後に記念写真を撮ろうとしたところで、アンカーに乗った見覚えのあるサイクリストを目にする・・・。

 

人違いだったら恥ずかしいな、と思いながらおそるおそる声をかけてみると・・・!!

 

やはり!!以前カミハギのサタデーライドで一緒だった方でした!(^o^)

向こうの方も自分のことを覚えててくれていたようです!

なんという偶然!すごく嬉しいです♪ 

 

ちょうど良いタイミングだったため、シャッターをお願いします!

 

そうして取れた記念の1枚がこちら♪f:id:ikarugasan:20170404072012j:imageバッチリ決まってますね!

さらにもう1枚!f:id:ikarugasan:20170404072101j:imageセンスありますねぇ~(^-^)b

 

またどこかで会いましょう~とお礼を言い、二ノ瀬を三重県側へと下ります。f:id:ikarugasan:20170404072339j:image

だいぶ下の方まで下ると、絶景が目の前に広がります♪f:id:ikarugasan:20170404072501j:image素晴らしいですね!いつかのAACRを思い出します。

 

気持ちの良いダウンヒルを終え、自販機休憩。

 

飛び出し坊や・・・ならぬ、飛び出しガール(?)がいたのでメイシーノさんがそのポーズを真似します(笑)f:id:ikarugasan:20170404072709j:image

これは負けていられない、自分もチャレンジ!!f:id:ikarugasan:20170404072902j:image(飛び出しポーズというよりかはマリオジャンプの形になってしまった(;´^_^`)

陸上をやっていたクセが染み付いているようだ・・・。)

 

・・・お遊びはこの辺にして、そろそろ出発します。(笑)

 

大変気持ち良い景色の中を駆け抜けます♪f:id:ikarugasan:20170404202944j:imagef:id:ikarugasan:20170404203246j:image天気は良いし気温もそこまで寒くないのでサイコーです!

AACRがアルプスあづみのセンチュリーライドなら、こちらはMICRかな!?(三重県いなべ市センチュリーライド(笑))

 

走っていると、予定していた次なる絶景ポイントに到着!f:id:ikarugasan:20170404203227j:imageここは川原農村公園という場所らしいです。

ポーズありがとうございます!f:id:ikarugasan:20170404203536j:image

自分はいつものをします!f:id:ikarugasan:20170404203736j:image

景色を堪能したらそろそろ出発。

 

アップダウンでアタック合戦が始まります・・・が、最後の方はまるでついていけない。

 

国道365に出ます。

 

トラックが前を走り、下りなのでちょうど同じような速度帯になる。

そのせいで、半分カーぺーサー(トラックぺーサー)のような状態になっておりました・・・。

 

超高速で爆走し、予定していたお昼ご飯の場所、ひまわり畑に到着!f:id:ikarugasan:20170404203911j:image信じられない負荷で走り続けて足がかなりヤバイです(;´^_^`)

しっかり食べて回復しなければ・・・。

 

このお店、前に来た時は定食だった気がしますが、食べ放題に変わっていました。 f:id:ikarugasan:20170405071534j:image好きなだけいただきます!

中でもうどんが美味しかったなぁ・・・。(メイシーノさんは6玉くらい食べていたような・・・(笑))

 

補給を終えて再出発。 f:id:ikarugasan:20170405072153j:image

さっきの食事中、この先に多良峡という名所があるという話をしたため、せっかくなのでそこへ寄ることに。

 

林道のような道に入ると、謎のダンシング合戦が始まります。

自分らは先に腰を下ろすが、かんぢさんは絶好調なのか、後ろを振り返ることなくどんどん進んでいってしまいます・・・。f:id:ikarugasan:20170405072347j:imageこうなってしまうと、もう誰にも止められません。たぶん。

多良峡も通り過ぎてしまったため、一応写真だけ撮ってから追いかけます(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170405072928j:image下に見える橋のところがそうです。

 

少し先へ進むと、かんぢさんが待っておりました。f:id:ikarugasan:20170405073041j:image待っていた時のポーズがすごくカッコよかったのですぐさまカメラに収めました(笑)

夏とかにこういう所に来ると、きっと気持ちいいんだろうなぁ~。f:id:ikarugasan:20170405120648j:image

こうして再び走り始めます。

次の補給地点であるみつばちの郷までは約10kmほど。

10kmなんてすぐに到着するし、何より食べたばっかでお腹があまり減っていなかったので、ちょっと運動をして消化しなければ・・・!

・・・というような話になり、ここからかなりの高強度で走ることに(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170405120940j:image

しかもかなりの追い風が吹いているため、軽く50km/hオーバーでの巡航が始まります(笑)

・・・といっても強度が高すぎてほとんどただのちぎりあいになっていましたが。(;´^_^`)

 

自分は早々にたれて2人に置いていかれます(笑)f:id:ikarugasan:20170405121440j:imageマジで早すぎるゼ・・・orz

 

そんなこんなで、みつばちの郷へ到着!f:id:ikarugasan:20170405121543j:image

ここでははちみつが練り込んであるソフトクリームが食べられます。f:id:ikarugasan:20170405121622j:image

ただでさえ練り込んであるのに、そこへさらにはちみつをかけて味を楽しむこともできます♪f:id:ikarugasan:20170405121719j:image

ちなみにかけ放題なのでいろんな味のはちみつを堪能することができます(笑)f:id:ikarugasan:20170405121734j:image

はちみつは大好物なので、大満足でした!(^o^)/

 

ここからは帰路につきます。f:id:ikarugasan:20170405190329j:image

年明けの時には激混みだったおちょぼさんも通り過ぎ・・・f:id:ikarugasan:20170405190350j:image

愛知に入って木曽川堤防についたところでメイシーノさんと別れます。

ありがとうございました~(^-^)/

 

かんぢさんと自分は来た道を戻る形で帰路につきます。

 

足がやばかったですが、追い風なのが唯一の救いでした(;´^_^`)

 

庄内川堤防を少し走り、松河戸の交差点でかんぢさんとも解散

ありがとうございました!

 

自分は庄内川堤防を軽く流して帰ります。f:id:ikarugasan:20170405190622j:image

そうして無事帰宅です。

 

めでたしめでたし。

 

 【今回の記録】

走行距離・・・133.93
走行時間・・・5:00:48
平均速度・・・26.72
最高速度・・・62.46
平均ケイデンス・・・85
最大ケイデンス・・・127
平均パワー・・・126
最大パワー・・・760
平均心拍・・・155
最大心拍・・・194
累積標高・・・901
最高標高・・・422
最大勾配・・・9

 

【二ノ瀬峠の記録】
走行距離・・・6.28
走行時間・・・22:34
平均速度・・・16.71
最高速度・・・37.60
平均ケイデンス・・・90
最大ケイデンス・・・121
平均パワー・・・208
最大パワー・・・415
平均心拍・・・183
最大心拍・・・194
累積標高・・・202
最高標高・・・415
最大勾配・・・9

 

4/9(日)は伊吹山ドライブウェイヒルクライム

しかしながら、残雪による短縮コース決定と雨予報というダブルパンチがかなり痛いところです。

 

とりあえずは出場すると思いますが、もしかしたらDNSするかも・・・(;´^_^`)

 

というわけで、来週もお楽しみに。

 

ちなみに伊吹山の次の週の休みは往復自走神坂峠で200kmと4000mアップを走る予定。

その次の週はザ ピークス決戦の日になります。(ピークスは160kmで4800mアップ)

その次の週の土日は仕事なので休みは無し。

その次の週の休みはGWになりますが、GWのどこかでピークスをも超える超絶デスライドを計画中。(笑)

コースプロフィールを聞くと、きっとピークスが可愛く見えてきます。

 

そんな訳で、次回もお楽しみに。

菰野ヒルクライム チームTT戦!!

3月26日(日)は三重県菰野町 冬季閉鎖中の鈴鹿スカイラインで行われるヒルクライムレース、菰野ヒルクライムへ行ってきましたー!!f:id:ikarugasan:20170326175408j:image写真の場所は鈴鹿スカイライン ゴール地点。

まだすごい雪ですね~。

 

菰野ヒルクライムは今回初出場。

このヒルクライムレースにはごく一般的な個人種目のほかに、チームタイムトライアルという珍しい種目があります。

今回はこのチームタイムトライアルに参加してきました!

 

チームタイムトライアルのルールはというと、3~4名でチームを組み、3番手でゴールした人のタイムがそのチームのタイムとして扱われます。

つまり、1番手、2番手がどれだけ早くゴールしてもチームとしてのタイムは良くなることはありません。逆に、4番手にゴールした人はどれだけタイムが遅くてもチームのタイムには反映されることはありません。

そのため、いかに3番手のタイムを上げられるかが重要になるといわれています。たぶん。

 

タイム計測は今どきのヒルクライムレースではごく一般的な計測チップによるタイム計測を行っています。

1番手から4番手まで、各自のタイムもしっかりと計測されており、レース後のリザルトで自分のタイムもちゃんと確認できるので安心です。

 

さて、今回のチームメンバーはというと、メイシーノさん、リンさん、かんぢさん、自分の4名。

最近かんぢさんが超絶パワーアップしてきているので、この中で最も足が遅い人といったら自分になります(;´^_^`)

今回のレースでは4番手を担うことになるだろうとレース前から予想していましたが、果たして結果はいかに・・・。

 

 

それでは、そろそろ本編をレポしていきます。

 

チームTTの当日受付は5:30~6:30で、ついでに荷物預かりも6:30までとのこと。

つまり少なくとも6:00までには現地入りしなければならないということになる。

春日井から当日の朝に現地入りするとなると、なかなか厳しい時間設定である・・・。

 

今回、ジャパレンでレンタカー(ハイエース)を借りて4人で現地入りすることにしました。

4:00にジャパレンに集合し、4:30に出発するというプラン。

 

朝は2:25に起床。予定では2:40起床のつもりだったが、また早く起きてしまった模様。

外からはコン…コン…と何かが落ちて当たる音が聞こえる。これは、雨の音だな・・・(T_T)

おにぎり3個食べて準備して、ジャパレンまで自走していきます。

幸いにも小雨だったので特に雨対策などはせずに自走することができました。

 

4:00ピッタリくらいにジャパレン到着。

受付で用紙に記入しているとリンさんも到着。おはようございます。

 

そして続々と到着し、全員集まりました。

ハイエースに積み込み。f:id:ikarugasan:20170327073321j:image

ハイエーストランポは地獄のフルビワイチ以来の2回目で、今度はスムーズに行えるようにと思い、事前に積載の方法を勉強してきました。(初めての時は何も知らず、かなり苦戦した記憶があります(;´^_^`))

勉強の結果、自転車を前向きと後ろ向きで交互に乗せ、前向きの自転車はレバーを車内にあるバーにかけ、間にダンボールを挟むという方法が安定すると知りました。(後ろ向きの自転車には自転車スタンドを取り付けます。)

こうして勉強通りに積載を行い、無事積み込みが完了しました!f:id:ikarugasan:20170327073354j:image

前はこんな感じになってます。f:id:ikarugasan:20170327074213j:imageバーにレバーをかけるとすごい固定力を発揮し、全然動かなくなります。これには驚きです。

積載に30分くらいはかかるかなと思ってゆとりを持った時間設定にしていましたが、いざ積載してみると、10分もかかりませんでした(;°д°)

 

これでまたひとつハイエーストランポの技術が身につきました♪

 

こうして春日井を出発です。

ちなみにハイエースの運転は自分がしていきます。

前回は運転に不安があるということでほかの方に任せていましたが、今ではもう運転に慣れ、普段の仕事でもよく運転しているくらいです(^^)b

 

現地までは高速を使ってワープ。

 

そして5:30、会場近くの駐車場に到着!f:id:ikarugasan:20170327074751j:image

会場の駐車場は既にいっぱいだと言われ、少しだけ離れた駐車場に車を停めます。

自転車ならすぐだけど、歩いて会場まで行こうとすると少し時間がかかりそうな、そんな感じの距離でした。

荷降ろし中。f:id:ikarugasan:20170327194754j:imagef:id:ikarugasan:20170327194459j:image

寒いから受付だけ済ませてまた車に戻って車内で待機していようという話もあったが、6:30までという少々厳しめの時間設定だったため、車へ戻ってこなくても大丈夫なよう準備をした上で会場へ向かうことに。

(ここで判断を誤っていたら絶対に間に合っていなかったので良かった・・・(*´∀`)-3)

 

駐車場を出発し、途中にあったトイレへ寄って用を足したあと、会場に到着。f:id:ikarugasan:20170327195219j:imageまだ雨がポツポツと降ってます・・・。

 

会場についたはいいが、かなりお腹が減ってきた・・・。

朝2:30くらいにおにぎり3個を食べてきたが、もう全て消費してしまったようだ。

メイシーノさんがチームの受付を済ませてくれている間、事前に買っておいたおにぎり1個とグミ1袋を補給しておく。

 

戻ってきて、受付時に貰えるゼッケン、計測チップを受け取り、取り付けます。

  

おにぎりとグミで少しばかりカロリーを補給するも、これだけではまだ足りなかったため、近くのミニストップへダッシュして急いで補給します・・・。f:id:ikarugasan:20170328072842j:image

会場のすぐ隣にあるミニストップでしたが、ガラガラでなかなか穴場の補給場所でした(笑)

トイレもかなり空いていたので最後の軽量化(大)も済まし、6:45くらいにコンビニを出て会場へ復帰しました。これならカロリーも大丈夫だろう!

 

ドタバタでしたが、なんとかスタートには間に合いそうです。

ホントに時間に余裕がないタイムスケジュールですね(汗)

 

スタート前にみんなで記念撮影と、チームでいつものやつ\(^^)/f:id:ikarugasan:20170328073819j:image

と、たまたま近くをヒルクライムの女王・金子さんが通りかかったのでメイシーノさんにそそのかされ(?)記念写真をお願いしちゃいました!(^o^)f:id:ikarugasan:20170328073924j:imageとても美しいお方でした!

そろそろ移動が開始されるので並んでくださいというアナウンスが流れます。f:id:ikarugasan:20170328074423j:image

予定ではチームTTは7:00から移動開始。

すぐさま並びます。f:id:ikarugasan:20170328074501j:image

出走順としては、チームTTが一番初めに出走します。スタートの予定時刻は7:15。

一番最初のスタートのため、受付時間が少々厳しいのも頷けます・・・が、やっぱり時間が短すぎる気がします(;´^_^`)  (どうにか改善されないかな、コレ。)

 

移動開始の列に並んで待っていると・・・なんと、Shojiさんが応援に駆けつけてくれました!

Shojiさんは個人種目の方にエントリーしており、会場に到着したところのようです。

これはかなり嬉しい展開です。お互い頑張りましょう!

 

そして時間になり移動開始。f:id:ikarugasan:20170329071318j:image

先導車がスタート地点まで誘導していきます。

・・・が、誘導するペースがそこそこ速いせいか、先頭に並んでいた1グループしかついていきません(;´^_^`) 

 

自分はアップも兼ねて少し負荷をかけて走りたかったため、先導車のいる集団についていきます。(後ろを見たら誰もついてきていませんでした・・・(笑))

 

心拍80%付近の負荷でスタート地点まで移動します。まあまあの距離があるため、いいアップになりました。

 

こうしてスタート地点に到着し、チーム毎に並んで待機してくださいという案内があったため、チームで固まってスタートを待ちます。f:id:ikarugasan:20170329072731j:image

スタートは2グループずつ、時間差で出走します。

メイシーノさんが後ろから撮ってくれていました。f:id:ikarugasan:20170329123942j:image

待機中、チームのメンバーに今回の作戦を伝える。

「序盤は自分が引きます。あとは、4km地点くらいから臨機応変に対応して、適当に飛び出してください!」

事前にどういう作戦でいくのか色々検討しましたが、とりあえずこの作戦でいくことにします。(チームのみなさん、結局この作戦にしてしまい、すみません。。。m(_ _)m)

 

いよいよ、スタートの時が近づいてきた・・・。f:id:ikarugasan:20170329124144j:image前の2グループがスタートしたら、今度は自分らの番。

少し緊張するが、モリコロの時ほどの緊張度合いではない。

スタートのカウントダウンが始まるとともに、大きく息を吸い込み、精神を集中させる。

 

そして・・・・・・いよいよ・・・・・・・・・

 

菰野ヒルクライム チームTTがスタート!!

 

ここからゴールまで写真はありません。

・・・と見せかけて、実は後ろからメイシーノさんが撮ってくれていたので写真はあります(笑)

 

序盤は4~5%くらいの勾配の直線坂から始まる。f:id:ikarugasan:20170329183328j:image

鈴鹿スカイラインのコースプロフィールとしては、全長約8km、平均勾配8.4%、高低差660mという感じになっています。

池田山によく似たコースプロフィールで、タイム的にも池田山や大多賀峠と似たようなタイムになります。

 

チームの目標タイム(3位通過の目標タイム)は35:00。

去年までのチームタイムトライアルのリザルトを見てみると、35分で登れれば表彰台圏内のため、35分を目標タイムに設定しました。

 

今回かんぢさんが35分でゴールするための1kmごとの目安タイムを作ってくれたため、それを参考にしながら走ります。f:id:ikarugasan:20170329184336j:image(かんぢさん、ありがとうございます!!)

 

さて、本題に戻りますが、同時にスタートしたまるいちと書かれたチームはスタート直後から物凄いペースでとばしていきます。

自分は気にも留めず、マイペースで登っていきます。(マイペースこそヒルクライムの極意ですから…)

 

1kmごとに通過時のタイムをかんぢさんたちが読み上げてくれます。

それによると、かなりいいペースとのこと!

これは精神的にかなりプラスの効果でした!

 

初めての峠ということもあり、心拍はなるべく抑えていくつもりだったが、後ろにチームメンバーがいることによるプレッシャーや、右斜め後ろに見えるかんぢさんの姿によって、いつもよりほんの少しだけ心拍高めで登ります。f:id:ikarugasan:20170329195046j:image(決してかんぢさんが悪いとか、そういうことを言っている訳ではありません(;´^_^`)

姿が見えると、どうしても「踏まなきゃ!」という気持ちに自然と動いてしまうのです…)

こうして序盤から心拍93%くらいの185bpm付近で登っていきます。

 

登っていると、後ろから結構な数のチームに抜かされていきます。

自分は正直全く気にしていませんでしたが、チームメンバーの方々は順位のことをしっかりと考えていたようで、何位になるかをちゃんと把握していたみたいです(;´^_^`)

 

4km地点まで到達すると、前を登っていたチームもばらけはじめ、ポツポツと前から降ってきたり、後ろからすごい勢いで登ってきたりします。

(そういえばポツポツつながりで、雨は相変わらず降り続いております…)

 

4km地点を少し過ぎたあたりで、いよいよかんぢさんが前に出て先頭を引き始めます。f:id:ikarugasan:20170329225831j:image

500mほど引いてもらい、今度はリンさん、メイシーノさんが前に出てさらにペースアップ!

 

自分はそろそろ・・・限界のようだ。

 

「離れます!」と声を上げ、残りのレースを3人に託します・・・!

 

リンさん、メイシーノさんが先頭に出てからは、自分は一瞬にして置き去りにされ、凄まじいペースで山を登っていくのが遠くに見えました。

その姿を見て、心の底から「そんなに速く山を登れるのか・・・ッ!!」と、そう思いました。

 

 

さて、ここからは1人での走行。このまま何も無ければ、おそらく4番手を担うことになるだろう。

先ほど限界がきた、と言ったが、これはあのペースについていくのは無理という意味であり、自分の足に限界が訪れたという訳では無い。

序盤から個人TTのペースで登ってきたため、ゴールまでの間、さらにペースを上げて走る余力を残しているのである。

 

ということで、ここからは単独で思いっきり登っていきます!!!

 

心拍はずっと188bpm付近を維持しているが、今までに序盤からこれほど高めの心拍で峠を登ったことがあまり無かったため、ゴールまで持つかどうか正直分からない。

だが、なんとなく足はまだ踏めそうな感覚がある!!

スタート時から測り始めた距離表示も、6kmを示している。

ということは、ゴールまであと約2km!!

残り2km・・・これなら、絶対にいける!!

 

まだまだ、ここからだぁーーー!!!!

 

出力をどんどん上げていき、オーバーペースでたれ始めているライバルたちをどんどん抜き去っていく。

 

途中、路肩の工事のため1車線分規制している場所があり、側溝部分に行けないよう柵が設けられていたが、サイコンを見続けて走っていたため、柵で仕切られているのに気づかずに側溝部分に入っていってしまった(;´^_^`)

(まるで某自転車競技漫画の主人公のようなことをしてしまいました(笑)

でも安心してください、側溝には蓋があり、その狭い蓋の上を通っていただけなのです・・・(汗))

 

柵が終わるところで本来のコースへと復帰。

近くでそれを見ていたスタッフの方に「入っちゃいました(;´^_^`)」と声をかけ、走り抜けていきます。

スタッフの方から「あはは(笑)頑張って下さい~!」的なことを言われ、声援(?)を貰ってゴールを目指す!

 

1人・・・・・・また1人・・・・・・・・・前を走るライバルが見える度に調子が上がり、ペースを上げて登っていけます。

そう、まるで獲物を追い詰める狩人(ハンター)のように・・・!!

 

そして最後は2人くらい抜いて、残りの距離はあとわずか!!

 

 

・・・が、ここにきて突然肺に痛みが・・・!!

これは・・・以前大多賀峠を登った時と全く同じ症状だ・・・!!

 

何故こんな時に!!

 

しかし、痛みがあるからといって足を止めるなどと言ってる場合ではない!!!

 

ここまでの距離を見てみると、7.8km!!

もうゴールが見えてもいいはずの距離だ!!

 

こうなったら痛みなど構うものか!!!

 

こうしてさらにペースを上げ、最後のゴールスプリントに備える!!

 

カーブの先に目をやると、「FINISH」の文字を発見!!!

一気にギヤを3枚上げ、得意のスプリント体勢に入る!!!!

 

うおぉぉぉらぁぁあああああああっっ!!!!!!

 

そしてゴール!!!!

 

タイムは・・・サイコンの計測で35:07!!!

下山したあとに確認した公式タイムでは、34:57となっていました!!

 

やりました!!目標通りのタイムでゴールすることができました!!\(^o^)/

 

かんぢさんたちは、これよりももっと早いタイムでゴールしていることだろうから、さらに良いタイムがチームのタイムになっているに違いありません。

 

ゴール後はスプリントの反動で全身がヤバイ状態に。呼吸もかなり苦しいです。。。

ゼエゼエ言いながらゴール後の坂を進むと、メイシーノさんたちが待っていて、写真を撮ってくれていました。f:id:ikarugasan:20170329223350j:imagef:id:ikarugasan:20170329223305j:image出し切りました・・・!

今回は序盤からかなり高めの心拍だったにも関わらず、最後までいい感じに心拍を上げていけて、さらにラストはフルパワーのスプリントでフィニッシュする事ができたため完璧なペース配分でした。

今回のようにペース配分がうまくいき、全力スプリントでフィニッシュができると最高に気持ちがいいです(笑)

そこへ今回のようにとても良いタイムが残せたならば、それはもうたまりません。(笑)

 

ゴール後はスタッフの方にフォークに取り付けた計測チップを取り外してもらい、暖かいコーンスープをいただいて頂上に送ってもらった自分の荷物を取りに行きます。f:id:ikarugasan:20170329224630j:image左手のテントでコーンスープが貰えます。

荷物はトンネルの中にあります。f:id:ikarugasan:20170329224751j:imageそれにしても、ゴール地点はすごい雪。

気温もかなり低いです。ここだけ真冬って感じですね。

ちなみに上の写真の右手に写っている白いテントは、更衣室になります。f:id:ikarugasan:20170329225013j:image

防寒着に着替えることができるため、大変ありがたいですね。自分も荷物を受け取ったらこの中で下山用装備に着替えました。

さらにちなみにメモとして残しておきますが、仮設トイレも5台ほど置いてありました。割とどうでもいいですけど。(笑)

 

トンネルの中でバイクを置いて荷物を受け取りますが、トンネル内は風が吹き抜け、外にいる時よりも寒い!!

急いで更衣室へ移動して着替えたのでした。

 

下山用装備に着替え、みなさんと合流したところでそろそろ下山が始まるとのことなので、下山の列に並びます。

と、その前にゴール地点で記念写真♪f:id:ikarugasan:20170329225510j:image鈴鹿スカイライン、なかなか楽しいコースでした。

またいつか走りたいですね。

 

こうして下山の列に並び、下山が開始されるのを待ちます。

・・・この時のかんぢさん、あまりにも薄着だったのでスゴイなぁ・・・と心の中で思っておりました(;´^_^`)

 

そして、下山が開始。

雨で路面が濡れ、少しばかり危険度が増していたダウンヒルだったが、前日に交換しておいた105の優秀なブレーキによって、安心して下ることが出来ました(^o^)/

 

ダウンヒルを終えて会場へ到着。

会場へ着いた時のかんぢさんの表情が今でも忘れられません・・・((((;゚Д゚)))))))

 

あたりを見渡すと、何やら人だかりができている場所を発見。f:id:ikarugasan:20170329231207j:imageもしや、リザルトか・・・!?

自分らも人だかりの中へ入り、貼り付けられたその用紙に目をやります。

するとやはり、そこにはリザルトが貼られていて、Team ikaruga Racingの順位も掲載されておりました。

 

さて、その気になる順位は・・・・・・!?!?

 

・・・・・・・・・

 

 8位!!表彰台に届かず!!
f:id:ikarugasan:20170331063353j:image

6位以内であれば表彰台だったのですが、6位まであと20秒足りないという結果に(T_T)

これは悔しいですね。

モリコロに引き続き、またしてもあと1歩のところで表彰台を逃してしまいました・・・( ; _ ; )

 

ちなみにチームの中での順位はというとメイシーノさん、リンさん、かんぢさん、自分の順でした。

メイシーノさんは最近キャノンデールの究極の「6」の力を手に入れて、今回はその初お披露目だったようですが、ヒルクライムではやはり猛威を振るったみたいです(;´^_^`)

マジで恐ろしすぎですね・・・(;´∀`)

 

リザルトを確認した後は豚汁を貰ってちょこっと休憩~。f:id:ikarugasan:20170329233544j:image暖かくて美味しいです。

 

その後は、受付の時に貰った温泉割引券で温泉に入るため、車へと戻ります。

(ホントは会場でお会いしたかった方が何人かいたのですが、いつ会えるかわからないし、結構な寒さの中待っていたら風邪をひいてしまう恐れがあったので、これにて会場をあとにします。) 

 

車へと戻って、最低限の着替えを済ませ、温泉のある施設へと移動。

 

ちなみにこの温泉割引券、指定された施設ならばどこでも利用可能です。

割引券の使える施設が1箇所しかなく、そこへ参加者が集中してカオスな状態となる・・・なんてことはありませんのでご安心を(;´^_^`)

 

今回はグリーンホテルの温泉を利用します♪f:id:ikarugasan:20170330075317j:image(未だに雨はパラパラと降り続いております…今日は1日中こんな天気なんでしょうね。)

 

温泉でサッパリした後はラーメンちゃん菰野店というところでお昼ご飯に。f:id:ikarugasan:20170330080325j:image

その後は高速に乗って愛知へと帰り、かなりの雨だったので自走してきたリンさんをご自宅へ送り、ジャパレンで車を帰して無事帰宅しました。

 

めでたしめでたし。

 

 

 

<雑感>

今回、表彰台を狙ってチームTTへと参戦しました。

しかし、残念ながらあと1歩届かず。

去年までのレベルならば、確実に表彰台に上がれていたことだろう。

しかし、こういうレースは年を重ねる度に各地に知られていき、強い選手が集まってきてどんどんレベルが上がっていくもの。

おそらく、今年が表彰台を狙えた最後のチャンスだったことでしょう。

これは予想ですが、来年はさらにレベルが上がり、6位以内に入るには33分台前半、もしくは32分台で登らないと表彰台には上がれないと思います。 

 

最後のチャンスを逃してしまった要因は色々あると思います。

たった20秒の差なら、初めから自分の遅いペースで登るのではなく、かんぢさんの得意とするハイペースで初めから登っていた方が結果は良かったかも知れません。

(自分が前半引く作戦でいってしまいスミマセンでした…m(_ _)m)

 

今回表彰台を逃してしまった訳ですが、あと1歩のところで届かなかった!というのが繰り返し続けば続くほど、表彰台に上がれた時の喜びは大きくなると思います。

Team ikaruga Racingのみなさん、次なるレースに備えてさらに精進していきましょう!

・・・次なるレースといっても、特に決まっている訳ではありませんが(;´^_^`)

(今年の10月のモリコロはなんと、主力メンバーであるメイシーノさんが出られないことが判明しております(^^;))

 

そして最後に、チームとして一緒に走ってくださったメイシーノさん、かんぢさん、リンさん、ありがとうございました!(^0^)/

  

おしまい。

 

 

菰野ヒルクライム(鈴鹿スカイライン) 記録】

走行距離・・・8.21
走行時間・・・35:07
平均速度・・・14.05
最高速度・・・24.86
平均ケイデンス・・・84
最大ケイデンス・・・120
平均パワー・・・210
最大パワー・・・420
平均心拍・・・187
最大心拍・・・195
累積標高・・・668
最高標高・・・763
最大勾配・・・9

 

 

 

 

 

 

 

<おまけ>

 下山後、会場から駐車場へと向かう途中で、とんでもない出来事が・・・。

 

!!!!f:id:ikarugasan:20170330075333j:image

パンク!!それも、超弩級の!!!(笑)

 

家に帰ってからパンク修理しましたが、タイヤからとんでもないサイズのものが出てきました・・・(;´∀`)f:id:ikarugasan:20170330075352j:image菰野のお土産・・・とでも言いましょうか。なんとも皮肉なものですが(笑)

 

今度こそ、おしまい!

レース1週間の大多賀峠

3/18(土)は菰野ヒルクライムのレース1週間前ということでかんぢさんと共に大多賀峠へ行ってきました。f:id:ikarugasan:20170321075051j:image

コースは昨年12月に走った時と全く同じコース。

お昼も前と同じ鶏肉で有名な花の木で食べます。

 

戸越を超えたところにあるミニストップで9:30~10:00に合流予定。

9:20くらいに戸越を登っていると、かんぢさんからLINEが。

「今から戸越です」

なにっ、こちらはその戸越を絶賛ヒルクライム中ですよ。

自分はいま戸越です、とLINEで返信し、先の道へ進みます。f:id:ikarugasan:20170321075328j:image(ちなみになぜ戸越を登ってる最中に返信ができたのかというと、途中で道路工事をやっていて、たまたまそこで止まっていたからである(笑))

 

ダウンヒルをして、先にミニストップへ到着。f:id:ikarugasan:20170321080052j:image補給食を買って、かんぢさんが到着するのを待ちます。

待っていると、結構すぐに到着しました!f:id:ikarugasan:20170321080220j:image

ケータイを必死に取り出し、撮ってくれます(笑)f:id:ikarugasan:20170321080413j:imagef:id:ikarugasan:20170321204029j:image

これをしないと始まらないんだとか・・・。すっかりブログ色に染めてしまいましたかね(;´^_^`)

 

ミニストップでちょっと補給したら出発。

矢作川沿いを気持ちよく駆け抜けます♪f:id:ikarugasan:20170321204220j:image

川沿いから曲がって県道の細い道へ入り、ひたすら突き進みます。f:id:ikarugasan:20170321204408j:image

と、ここで先ほどのミニストップで買っておいたつぶあんぱんを補給!f:id:ikarugasan:20170321204639j:image4月に挑むザ ピークスでも手放し走行を発動させて走りながら補給するつもりです。

今回はその練習・・・みたいな位置付けです。

制限時間内に早く走りきるには、食べながら補給し、休憩時間をいかに減らせるかが重要なのです。

 

ちなみにブルベの補給食といえばつぶあんぱんで有名らしいですね・・・。

自分もスーパーロングにいつか挑戦するならば、つぶあんぱんを極めなければ・・・。

 

(そういえばスーパーロングつながりで、5月のGWにザ ピークスを超える(かもしれない)凄まじい獲得標高の超絶ライドをただいま計画中です。続報をお楽しみに・・・)

 

かんぢさんとのんびり会話しながら、約10%ほどの名も無き峠を超える。f:id:ikarugasan:20170321205337j:image

峠を下り、香嵐渓手前にある茶色いセブンで一旦休憩。f:id:ikarugasan:20170321205423j:image

セブンに着いた時には、たくさんのローディさんが休憩していた。

天気もいいし、走ってる人も多いんですね~。

 

大多賀を登ったあと花の木まで持つであろう量のカロリーを摂取し、コンビニを出発して大多賀スタート地点の小学校へ。f:id:ikarugasan:20170323072420j:image

今回は個人TT形式で登ります。

先にかんぢさんにスタートしてもらって、自分はその数分後に時差スタートします。

 

準備が出来たらかんぢさんスタート!!f:id:ikarugasan:20170323072659j:image勢いよく飛び出していきます。

自分も何分か経過したあとスタート。

 

序盤に出てくる緩い勾配を登るが、足が若干重い・・・。

これはあんまり調子良くないかも。

 

中盤はなんとか一定ペースを保って走行。

 

終盤の9%坂が出てきたら、さらに出力が上がってやっといい感じに心拍も上がってきた。

 

かなりの負荷で登っていたはずだが、なんと後ろからそのペースをも上回る凄まじい速さで駆け上がってくるローディさんが現れる。

抜かれ際にちらっと目をやるとニールプライドに乗っていたのが見えたが、あっという間にそのローディさんは遥か先へと行ってしまった。

なんという速さ。驚愕です。

 

・・・と、ここで異常事態が発生・・・。

 

なんと、呼吸をする度に脇腹に痛みが出始めたのだ ( ;;゚口゚)・∵. グハッ!!

 

昔からランニングとかした時にたまに発症することはあったが、何故今になって・・・!

 

自転車に乗っていて、この症状が発症することは今までほとんどありませんでした。

息を吸う度に痛みが出るのでこれ以上踏めなくなり、負荷を落とすしかなくなります。

そうすると単純にペースがガクッと落ち、タイムにもかなり影響が出てしまいます。

ヒルクライムでこの症状が出ると絶望的ですね・・・orz

 

そうしてスローペースで登り続け、やっとこさゴール・・・。f:id:ikarugasan:20170323074641j:imagef:id:ikarugasan:20170323074746j:image

痛みのせいで最後のスプリントすらできなかった。

全然追い込むことができず、今回の結果はまさに不完全燃焼そのものである・・・。

 

ゴール地点で撮影。f:id:ikarugasan:20170324163517j:image自分の身体と同調しているのか、愛車も倒れてしまっている(;´^_^`)

 

全然ダメ!f:id:ikarugasan:20170324163648j:imageヒルクライマーにとってレース1週間前にこの結果はかなりキツイものがある。

 

ちなみにかんぢさんはというと、以前自分が出したベストタイムを軽く抜き去り、自己ベストタイムを叩き出したんだそうな。

さすがはかんぢさん、絶好調ですね・・・(;°д°)

 

とりあえず冷えるので下山することに。

 

ダウンヒルをして小学校前に戻ってきてちょこっと休憩する。

 

休憩中、今回のTTがあまりにも調子が悪く、不完全燃焼で終わってしまったため、次の補給地点である花の木まで本気で爆走していいですかとかんぢさんに提案。

もちろんOKという返事をもらい(ありがとうございます!)、花の木目指して爆走開始!

 

下りが終わって国道に入るまでの登り区間はかなりの負荷で登りました。

後ろにつくかんぢさんのパワーメーターによると300Wを下回ることは無かったんだそうな。

 

国道に入ってからも全速力でヒルクライム

花の木の手前まで来たら最後のスプリント(といってもほんの1秒足らずのあがきだったが)で追い込み終了。

(力を使い果たして若干クラッときたのはここだけの話・・・)

 

ノロノロ走行になって、亀さんペースで登っていると花の木の巨大なニワトリが見えてきました!f:id:ikarugasan:20170324163810j:image

そうして花の木到着。

唐揚げ定食(ご飯大)をいただきます。f:id:ikarugasan:20170325085444j:image

さっきのダメージが大きすぎたためか、食べるのに物凄く時間がかかってしまいました(;´^_^`)

(40分くらいかかったかなぁ(笑)食べるの遅くてすみませんでしたm(_ _)m)

 

食べ終えていつもの記念撮影(笑)f:id:ikarugasan:20170325181202j:imageニワトリを入れようとするとなかなか難しいですね~(笑)

 

その後は前と同じコースで帰路につき、アップダウンをこなす。

途中で信号待ちのトレインに追いついてしまい、すごく長い列車になったりもしたが、ヒルクライムの調子を上げるため高負荷で登ってどんどん追い越し、戸越峠へ。

 

戸越峠ではかんぢさんも自分のペースで行くとのことで、すぐに飛び出して見えなくなってしまいました。

自分もとりあえず今出せる最大の力を発揮してガンガン登る。

 

その後は下った先にてかんぢさんと別れ、無事帰宅しました。

 

めでたしめでたし。

 

【本日の記録】

走行距離・・・129.88
走行時間・・・5:37:56
平均速度・・・23.06
最高速度・・・66.30
平均ケイデンス・・・82
最大ケイデンス・・・132
平均パワー・・・109
最大パワー・・・505
平均心拍・・・149
最大心拍・・・192
累積標高・・・2009
最高標高・・・830
最大勾配・・・10

今回の大多賀峠のタイム・・・37:50(ストラバ計測)

 

 

 

 

────3/25(土)。

というかこの記事を書いている今日。

 

明日はいよいよ菰野ヒルクライムチームTT

 

レースの前日ということで、ニコーまで軽く走って刺激を入れてきました。f:id:ikarugasan:20170325180043j:image

試合前日に軽く刺激を入れておくのは陸上をやっていた頃からの教えで、競技が自転車へと変わった今でもしっかりと続けています。

 

さて、ニコーへやって来たのはブレーキキャリパーを105化してもらうために来ました。f:id:ikarugasan:20170325180335j:image

今まで使っていたのはMERIDA PROというメリダ自社製のブレーキ。

特に制動力に問題はないが、シマノ 105と比べると効きが悪いという評価をよく耳にしていたので、いつか105にしようと思っていたのです。

 

105のブレーキを握った感触としては・・・確実に前よりも制動力が上がっていました。

効き始めはほとんど同じでしたが、シューがリムに当たってからはどんどん制動力が増していく感じでした。

あと、ブレーキレバーを握った時の硬い感触も解消され、軽く握っただけでしっかり制動力されるようになり、なかなかいい感じです。 

 

さて、走り終えて帰宅してからはチェーンを清掃&注油。

ビッグプーリーもしっかり磨いて、明日の準備は万全です。

 

そういえば明日の天気、なにやらよろしくない予報となっています・・・。f:id:ikarugasan:20170325182523j:image

今までイベント・レースで雨となったことは一度もありませんが、その晴天連続記録も今回で途絶えそうです……。

 

 

さて、明日はどうなるのか!?

天気は!?

レースの結果は!?

表彰台は!?

そもそも受付に間に合うことができるのだろうか!?(受付が6:30までというのが若干厳しくないか?と若干疑問を抱いてたり・・・)

 

チームTTを走るみなさん、明日はよろしくお願いしますm(_ _)m

 

それでは!!