山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

第3回 地獄のビワイチ2018

7/14(土)は毎年ブログ恒例行事である「地獄のビワイチ」をしてきました!f:id:ikarugasan:20180722165555j:image

2016年のフルビワイチ回から始まり、今年で3回目の開催となります。

参加メンバーはメイシーノさん、かんぢさん、リンさん、ゆけさんと自分を含む5名。

このうちかんぢさんは関東からはるばるやってきてくださいました!

 

朝は5:00に一部メンバーでジャパレンに集合し、ハイエースに乗って6:00に道の駅 近江母の郷へ。

他のメンバーとは現地集合とし、6:00~6:30に集まり、6:30にスタートというスケジュールとしました。

3:30に起床してジャパレンへ向かい、手続きを済ませて積み込み。f:id:ikarugasan:20180722174606j:image

高速に乗って琵琶湖までビューンと移動です。f:id:ikarugasan:20180722174705j:image

米原で高速を降りて道の駅 近江母の郷に到着。

色々準備を済ませ、スタート前の記念撮影!f:id:ikarugasan:20180722175119j:image

今年の目標は平均速度35km/h以上を目指して走ります。(昨年の記録は33.6km/h)

そのためにも、平和条約を結んでアタック一切無し・効率よくローテーションを行って常に38~42km/h付近で走り続けます。

果たして、達成することができるのでしょうか!?

さっそく地獄のビワイチスタートです。(6:30)f:id:ikarugasan:20180722180508j:image

最初はアップということで、私が34~35km/hで先頭を引きます。

次のローテーションから、速度が一気に上がり、38~40km/hくらいでの巡航が始まりました。f:id:ikarugasan:20180722180734j:image

いつもは旧賤ヶ岳トンネル(旧道)を行きますが、この時土砂流出で通行止めということだったので仕方なく国道のR8の方からトンネルを抜けました。(そのためいつもの絶景は拝めませんでした(><))

あぢかまの里の手前にあるローソンに到着し、第一休憩を入れます。(7:20)f:id:ikarugasan:20180722181138j:image

この時点での記録。アベレージは38.8km/h!f:id:ikarugasan:20180722181213j:image

ずっと40km/h付近で走り続けていたのでこの時点でアベレージがぶっとんでます(^_^;)

しかし、目標の35km/h達成のためにはある程度マージンを稼いでおくべきなので、いい感じともいえます。

しっかりと休んだら出発。

先ほどと変わらない40km/h付近でローテーションしながら走る。f:id:ikarugasan:20180722181723j:imagef:id:ikarugasan:20180722192356j:image

ビワイチではお馴染みのメタセコイア並木道にも寄ります。f:id:ikarugasan:20180722191931j:image

この時点で例年よりも足の疲れ具合がヤバイです。

他の人たちに聞いても、まだ大丈夫的な答えが返ってきます。

みんななんでそんなに疲れていないんだ・・・(T_T)

これは絶対そのうちちぎられるだろうなぁ・・・(毎年同じ事言ってますが…(笑))

しっかり休憩したら出発します。

この区間はかなりキツかった・・・先頭に出ても他の人よりペースが上がりません。

白髭神社を通過する。f:id:ikarugasan:20180722192240j:image

そして次なる休憩場所、ローソンに到着!(9:55)f:id:ikarugasan:20180722193148j:image

記録は37.1km/h!f:id:ikarugasan:20180722193228j:imageさっきより少しだけ落ちましたが、まだ35km/h以上をキープできてます。マージンもしっかりあるのでまだ安心。

足のダメージがやばいので、とにかく疲労回復の補給食を食べまくる。f:id:ikarugasan:20180722202952j:image

そして再び出発。

相変わらずのペースでとばしていく。

琵琶湖大橋に近づくにつれ、交通量が多くなっていくのが普通なのですが、今回はスタートが早かったおかげかそこまで走りづらくありませんでした。

琵琶湖大橋を登り・・・f:id:ikarugasan:20180723123353j:image

四天王の方々で記念撮影!f:id:ikarugasan:20180723192055j:image

その後は次なる休憩場所のローソンを目指して走りますが、ここにきて先ほど食べた補給食がエネルギーに変換され、物凄く足が元気に。

そのおかげか、ローソンまでの間はかなり楽に走れました。

そしてローソン到着。(11:32)f:id:ikarugasan:20180723191754j:image

アベレージはまだなんとか36km/h台をキープ。f:id:ikarugasan:20180723195442j:image

しかしまだこれから風向き次第でアベレージが落ちるかもしれない。

油断せずにしっかり補給していく。f:id:ikarugasan:20180723200253j:image

この辺まで来るとそろそろ体が満身創痍の状態になっているのだが、今年はそれほど疲れていない。(確かに凄い疲れているけど例年の比ではない。)

他の人に聞いても、去年とか2年前とかよりも全然楽だという意見が出てくる。

なぜこれほどまでに楽なのかと言えば・・・おそらくローテーションによる効果だと思う。

先頭を短時間で交代し、複数人で効率よく回ることで疲れを最小限に抑えることができ、高速域で巡航し続けることができる。

こんなにガチでローテーションをやったことは今までなかったので、その効果の凄さに改めて驚かされました。

十分休んだらそろそろ出発。

この日は名古屋で最高気温38℃の予報が出るほどの酷暑。

死ぬほど暑いので、休憩は多めにします。

ということで次の休憩場所は20km走ったところにあるセブンに決定(^_^;)

後半も頑張ってローテーションして走りますが、食べたものが消化されてエネルギーに変換されるまでの間は今あるエネルギーで頑張るしかないから、今が一番キツイ。

例年よりも楽だとは言ったけど、自分の場合他の人に比べて高負荷の持久力に乏しいため、限界がどんどん迫ってきている…

この辺から付いていくのがやっとで、先頭に出たら即交代のシーンが目立った。

トレインに必死にしがみつき、ギリギリの状態で粘る。

ここは本当に何度もちぎられかけた。

数メートル差が開いたり縮んだりをずっと繰り返していたが、気合と根性で喰らいつき、なんとかギリギリの状態で予定していたセブンに到着。(12:41)f:id:ikarugasan:20180723205434j:image

去年は土砂降りで避難した小さな小屋に逃げ込みます(笑)

アベレージは36.4km/h!f:id:ikarugasan:20180723211702j:imageここでこの記録なら、目標の35km/h以上達成はほぼ間違いなしです!

最後の戦いの備え、1時間以上休んでから出発です。

ここもまたさっきと同じように走り出しがかなりキツイ。

ちぎられる寸前の状態のままなんとか付いていく。f:id:ikarugasan:20180724060637j:image

しかし、コンビニで休んでいた時間が長かったおかげでさっきよりも早く食べた物が吸収され、かなり回復して最後は結構復活して走れた。

最後は全力全開の47km/hくらいで走ってフィニッシュ!

お疲れ様でした!

走り終わったら急いでアミノバイタル ゴールドで回復します。f:id:ikarugasan:20180724061308j:image

そして鬼軍曹から差し入れのコーラ!ありがとうございます!(T_T)f:id:ikarugasan:20180724061451j:image

さてさて、最終的なアベレージはどうだったかというと・・・36.4km/hでした!

正直スタート前は絶対無理やろ・・・と思っていたのですが、コンビニ休憩する度に意外といけるかも…?という思いに変わっていき、見事35km/hを超えることができました。ローテーションは本当に偉大です。

ストラバにアップしたら36.2km/hになったので、36.2を正式な記録ということにします。

最後はみんなで記念撮影!!f:id:ikarugasan:20180724061640j:imagef:id:ikarugasan:20180724072422j:image

「36.2k(m/h)」f:id:ikarugasan:20180724072534j:image

いやぁ楽しかったです!

来年も開催予定なので、みなさんぜひまたよろしくお願いします!!

(今度はもう少し涼しい時期で開催しますネ…(^_^;))

 

おしまい

 

【記録】

走行距離・・・151.65
走行時間・・・4:09:51
平均速度・・・36.42
最高速度・・・52.23
平均ケイデンス・・・90
最大ケイデンス・・・210(狂)
平均心拍・・・170
最大心拍・・・190
累積標高・・・491
キツさレベル・・・10

 

【振り返り】

久しぶりに全力を尽くして走ったライドだった。

膝痛を克服してからフォームやペダリングを変え、前よりもパワーアップした自分がどこまで四天王に通用するようになったか試すライドでもあったが、結果は正直惨敗。

ローテーションしてても、自分だけ明らかに力不足だったと感じた。

一応一度もちぎられずに最後まで付いていくことができたが、何度もちぎれかけたシーンがあり、余力を残していたとはいえなかった。

今の自分の実力を再認識させられたライドでした。

逆に言えば、自分にはまだ足りない何かがある・・・ということを教えてくれたのかもしれない。

The PEAKS ROUND5 当日編 2/2

前回からの続きです。

 

ゴミを捨てるため、そして完走を目指すため、女神湖の交差点を下ってローソンへとやってきたikaruga。f:id:ikarugasan:20180716204220j:image

この時間ともなるとすっかり雨は止み、大会に出場するはずだったローディさんたちで溢れかえっていた。

みんなワイワイやってますが、自分は寒さと低血糖により全く元気が出ない。無表情のままコンビニに入り、次に食べる補給食を探った。(あと持ってきた空き缶とペットボトルもちゃんと捨てました…)

補給食を色々買い込んでちょっと休憩したら出発。

次はコース4を走ります。f:id:ikarugasan:20180716204629j:image

コース4は霧ヶ峰ビーナスライン。ここは昨年何回か走ったことのある道なので、コースは熟知しています。

さっそくビーナスラインがスタート。f:id:ikarugasan:20180716204854j:image

どうせ曇っててキレイな景色は見れないので、過去最速で女神の道を駆け抜ける。f:id:ikarugasan:20180719121903j:image

さっさと高原を下ってチェックポイントになるはずだった立石公園へと向かいます。f:id:ikarugasan:20180719122111j:image

ここは曲がるところが少々分かりづらくなっています。(道なりに下るのではなく、上の写真に写っている右の道へ入っていかないといけません)

ここは間違えやすいだろうなぁと思い、前日車で来る途中でしっかりチェックしていました。

そのおかげか、コースミスすることなくそのまま右へ進めました。(これも熱海での教訓・・・。今回はコースミスを防ぐため、徹底的にコースはチェックしてきています。グーグルストリートビューでも何度も下見しました。)

誰も来ないような林道をしばらく下り続け、立石公園に到着。(11:30)f:id:ikarugasan:20180719122744j:image

写真を撮ってたらバイクの支えにしていた杭が折れて自転車が向こう側へ転がり落ちた・・・なんてギャグみたいな事が起きたと言ったら皆さん信じられますかね?(^_^;)

……実際にそれが起きたのですが、向こう側との落差がそこまでなくて、後輪を掴んですくい上げられました。(間一髪でした…今後は気をつけます(;°;ω;°;))

救出したらすぐにバイクの簡易点検をしました。とりあえず特に異常が無かったので、これから再び登り返します。(もしここで走行不能になってたらマジヤバでした…(;;゚; ;゚;))

ガーミンのバッテリーが相変わらず消耗激しいので充電しながら走ります。f:id:ikarugasan:20180719181456j:imageガーミンはほとんどぶっつけ本番なので充電する時の配線方法がまだ定まっておらず、とりあえず背中から線を伸ばすこのフォームで登ることにしました。ダンシングしたとしてもハンドルと上体が近づくだけなので、特に走行に支障はありませんでした。

去年はここを2回くらい登ったなぁ、懐かしい。f:id:ikarugasan:20180719181226j:imagef:id:ikarugasan:20180719181849j:imagef:id:ikarugasan:20180719181908j:image

ようやく天気の方も晴れてきて、気温も朝の時よりかなり上昇。(ついでにテンションも上がってきた!)

やはり暑い時の方が元気が出てきます。(さっきのローソンでは寒くてほんとに死んでました…(^_^;))

おっしゃー!!霧ヶ峰高原まで戻ってきたー!(12:36)f:id:ikarugasan:20180719182219j:imagef:id:ikarugasan:20180719182238j:image

ビーナスラインは相変わらずどんより。。。f:id:ikarugasan:20180719182605j:image

でも白樺湖に近づくにつれて青空が少しだけ見えました!f:id:ikarugasan:20180719182714j:imagef:id:ikarugasan:20180719182831j:image

そして白樺湖のローソンへ再び到着!(13:06)f:id:ikarugasan:20180719182813j:image

かんぢさんはこの到着する20分ほど前にローソンを出発したらしい。早いッ!

とりあえずこの時点での記録。合計高度はようやく3000mに達するというところですね。f:id:ikarugasan:20180719182859j:image

次は日本で2番目に標高の高い国道として有名な麦草峠まで登るコース3を走ります。(※ド変態増しは走りません)f:id:ikarugasan:20180719183239j:image

ここが一番長い道のりなので、たっぷり補給してたくさん補給食を買っていきます。

休憩したらさっそく出発。

走り出していきなり長い直線の坂。f:id:ikarugasan:20180719183432j:image

おまけにずっと9%が続きます。

さらにおまけの強い日差しによって背中がジリジリ。一気に過酷な環境へと変化しました(^_^;)

青い看板の分岐を右(蓼科方面)へ曲がります。f:id:ikarugasan:20180719183816j:image

するとスズラン峠という所に出た。f:id:ikarugasan:20180719183909j:image

そのまま一気に下って麦草峠を目指す。f:id:ikarugasan:20180719184035j:image

右手はこんな感じの景色♪♪f:id:ikarugasan:20180719184105j:image

そして長い下りを経て、いよいよ麦草峠の登りがスタート。

登ってる途中で超有名ブロガー・篠さんに抜かれた。ちょっとだけお話をさせてもらいましたが、とても人当たりの良さそうな方でした!

結構早いペースで登っていたので、自分はついていかずマイペースに走行。

途中でかんぢさんからLINEが。どうやら先に麦草峠を登りきったらしい。

連絡があった後しばらくしたらかんぢさんが下ってきて、すれ違いざまにエールを貰いました(^O^)

自分も頑張って峠を登る。f:id:ikarugasan:20180719184825j:image

それにしても・・・長い!!

登っても登っても頂上にたどり着かない。

途中で展望台とかあって、もうすぐかな!!・・・っと思って何回期待してカーブを曲がったことか(^_^;)

ただ、勾配自体はキツくなく、基本的に5~7%が出てくるだけでした。そこが唯一の救いですね。

しばらく登っているとようやく変化が。

勾配が3%くらいにまで緩み、青い看板、長い直線に!f:id:ikarugasan:20180719185129j:image

ちょっとだけ元気が出て、少しだけ踏み直します。

あっ、あれはもしや・・・・・・っ!!!f:id:ikarugasan:20180719185329j:imagef:id:ikarugasan:20180719185413j:image

やったー!!ついに標高2127m、麦草峠に到着です!!(15:31)f:id:ikarugasan:20180719185508j:image

この看板が見えた瞬間、メッチャ嬉しかったです。

とにかく長く険しい道のりだったので、登りきれた瞬間は達成感に満ち溢れていました(^O^)

さて、せっかく登りきったところですがすぐに下り返します。

長い下りはカロリーを摂取するチャンス。

下りなので足や心臓に負荷がかかっておらず(=低心拍)、胃に食べ物を投下したとしても血液に余裕があるので食べ物を消化しやすい状態になっています。

そのため、下りながら補給食を食べると効率よく走ることができます!

そういう訳でおにぎりやらグミやらを口の中に含んでからダウンヒル開始。

登りが長かった分、下りも長いです。下っても下っても登り始めた場所に全然着きません。

途中で絶景を発見したのでストップしてカメラに収める。f:id:ikarugasan:20180719190335j:imagef:id:ikarugasan:20180719190512j:image素晴らしい景色です…

ちょっとだけ景色を堪能したらダウンヒル再開。

そしてようやく登り始めた場所まで戻ってくる。

ここからは麦草峠へ向かう途中にあった長い下りを再び登り返します。f:id:ikarugasan:20180719191008j:image

距離は長いし、勾配も9%くらいが普通で、この辺がかなりキツかった・・・。

正面が蓼科山f:id:ikarugasan:20180719190935j:image

あの山の向こう側に最初スタートした女神湖があります(笑)

ちなみに今の時点での記録。距離は160kmちょいだけどとうとう合計高度が4000mを突破。(※まだまだ登ります)f:id:ikarugasan:20180719191035j:image

その後はひたすら激坂に耐え、持っていた補給食を全て食べ尽くしたところで再びスズラン峠を通過!(16:49)f:id:ikarugasan:20180719214728j:image

残すコースはあと一つ。4つのコースの中で最も距離の短い、雨境峠を登り返すコース1です。f:id:ikarugasan:20180720122029j:image

コース1へはスタート地点の女神湖から行けるため、まずは女神湖を目指して爆走する。

ここも結構登るもんかと思っていたが、ほとんど緩い下り坂ですごく安心しました(笑)

途中で絶景ポイントを発見。止まって記念撮影です。f:id:ikarugasan:20180720121716j:image

その後しばらくダウンヒルをこなし、ようやくスタート地点の女神湖に戻ってきました!(17:03)

最後のコース1は往復で距離約20km・高低差約600mというコースプロフィール。制限時間としては18:47までなので、あと約1時間30~40分で走りきることができれば時間内完走達成ということになる。

・・・・・・が!!

ここにきて、背中の補給食は残りゼロ。

今現在体の中には少しだけカロリーがあるとはいえ、下りきって再び登り始める頃にはカロリー切れとなってしまうだろう。

とりあえずここはコーラで高速カロリーチャージしておく。f:id:ikarugasan:20180720122642j:image

うーん、補給食が買えるところは近くになさそう・・・。軽食を売ってるお店も近くにあったけれどCLOSEだった(><)

と、ここでかんぢさんが先に全てのコースを走破し、時間内完走を達成したとの連絡が!

おめでとうございます!(^O^)

・・・ダメもとで補給食何か持ってないか聞いてみる。

すると、食べなかったというグミなどがあるとのこと!!

譲っていただけるとのことだったので、ありがたく使わせていただきますm(_ _)m

しばらくするとかんぢさん登場!!\(^O^)/f:id:ikarugasan:20180720191019j:image時間的にもかなり余裕を残してゴールしたとのこと。さすがです!!

かんぢさんからチョコレート、果汁グミ(みかん)を貰った。

これだけあれば、距離も短いし峠だしなんとかいけそうだ!!

いよいよコース1へ。これが最後の戦いだ・・・!!(17:20)f:id:ikarugasan:20180720191258j:image

ここで黄色いジャージのローディさんが前を走ってるのを発見。

なんとなく見覚えのあるヘルメット、そして聞いたことのあるカラーリング・・・もしや、この方は!

声をかけたら、やっぱりルームメイトの方でした(^O^)

ド変態増しでエントリーし、一部コースはショートカットしたものの、ほぼフルコースを走って最後のコース1を走るところだったみたいです!

なんという偶然!せっかくなので一緒に行くことにします♪

二ノ瀬くらいの距離のダウンヒルを経て、一緒に最後の坂を登る!!f:id:ikarugasan:20180720192240j:image

初めて一緒に走るので、色々おしゃべりしながらゆっくりと登ります。(正直時間内完走は間違いないと確信していたので、あえてのんびり登りました)

トンネルの中は無駄に10%という急勾配で割とキツイ。f:id:ikarugasan:20180720192446j:image

2人で登れば、キツい感覚をお互い共有できて1人の時より楽に登れる。・・・気がします。

そして、ついに最後の峠、雨境峠をクリア!!

女神湖へと続く平坦路まで戻ってきました。f:id:ikarugasan:20180720192717j:image

さきほど下りきった場所に自販機が置いてあり、そこでエナジージムを飲んでいたおかげか、既に4500m以上登っているというのに足が軽やかに回せました。やはりエナジージムは乳酸が溜まった足にはかなり効果があるように感じます。(※感じ方には個人差があります)

 

そして・・・・・・・・・・ついに・・・・・・・・!

 

ゴール!!

 

時刻は18:23。完走タイムとしては12時間06分でした!

やったー!!ついに・・・ついに念願のピークス時間内完走達成です!!(正式ではありませんが・・・)

記録としては197kmの5025mアップでした。

このコースをこのタイムで走れるようになったという事は、今の自分の実力がピークスでも通用するということが証明されたともいえます。(しかも最後はかなり足に余裕がありました)

正式に認められないのが辛いところですが・・・とりあえず目標としていた時間内完走は無事達成できました。

 

ゴール後は風呂に入って夕飯。f:id:ikarugasan:20180720201413j:image

ライド中走りながら補給していた事で胃へのダメージが蓄積していたのか、胃が内臓疲労を起こしていて全然食べられませんでした・・・(><)

そしてその日はぐっすりと眠りについたのでした・・・。

 

翌日は快晴だったのでヴィレッジ女神湖を出発したあと、ビーナスラインを美ヶ原方面へ(車で)走って景色を楽しんでから愛知へと帰りました。f:id:ikarugasan:20180720203306j:imagef:id:ikarugasan:20180720203418j:imagef:id:ikarugasan:20180720203443j:imagef:id:ikarugasan:20180720203522j:imagef:id:ikarugasan:20180720204514j:imagef:id:ikarugasan:20180720203642j:imagef:id:ikarugasan:20180720203703j:imagef:id:ikarugasan:20180720203745j:imagef:id:ikarugasan:20180720203841j:imagef:id:ikarugasan:20180720203918j:imagef:id:ikarugasan:20180720204020j:imagef:id:ikarugasan:20180720204057j:imagef:id:ikarugasan:20180720204147j:imagef:id:ikarugasan:20180720204214j:image

めでたしめでたしっ!!

 

【記録】

走行距離・・・197.56
走行時間・・・10:24:25
平均速度・・・18.98
最高速度・・・66.34
平均ケイデンス・・・70
最大ケイデンス・・・245(狂)
平均心拍・・・148
最大心拍・・・174
累積標高・・・5025
キツさレベル・・・8

 

【振り返り】

大会中止は残念だったけれど、目標としていた時間内完走が無事達成できて良かった。

運営スタッフの方によると来年再び同じコースでピークスが開催されるとのことなので、また次回も開催されたらぜひ参加したいと思います。次こそは正式に時間内完走を果たし、フィニッシャーの称号を手に入れたいですね!

初の正式完走は次回のピークス(9月の熱海)に持ち越されました。

再び熱海の地でフィニッシャーの称号を勝ち取る事になろうとは・・・これも何かの運命なのかもしれません。

今年最大の目標にしていたダブルピークスの制覇(ROUND5蓼科・ROUND6熱海)は片方が中止になった事で正式に制覇したとは言えなくなりましたが、時間内完走を達成しているのでまぁ制覇したと言ってもいいと思います(^_^;)

あとは、次回の熱海を制覇するのみ。目標達成に向けてまだまだ山を登り続けます。

今回ピークスを走ったことで様々な課題が見つかった。

まず一つは、明らかにギヤが足りていない。

リア11-28tで挑んだが、28tでは9%以上の坂がキツイ。

正確にいうと28tでも登れないことはないが、ケイデンスが50~60とかなり低くなるせいで足へのダメージがかなり大きくなる。

ダメージが大きくなると、筋肉の持久力も下がるし、走りながら補給する際の胃へのダメージも増加する。

熱海は今回の蓼科よりもはるかに勾配がキツく、28tではとてもじゃないけどやってられないと感じた。

そのため、対策としてリア32tを導入する事にします。

32tでどれだけ山が楽になるか・・・これからのライドが楽しみです。

そしてもう一つ、補給面について。

時間内完走に向けて補給面を改善し、走りながら補給する術を身につけ、効率よく走ることで時間短縮を図り見事時間内完走を達成した訳だが、胃へのダメージがやはり気になるところ。

例の謎の喘息?は克服し、胃もたれというような胃もたれも今回起きなかったが、このままの補給の仕方では必ず胃が弱ってしまう。

なんとか胃が元気な状態を保ったままライドができたらいいなと思うのですが・・・何かいい方法はないものか。。。

ギヤを軽くすることでヒルクライム中の負荷を減らし、楽に走ることで胃へのダメージを最小限に抑える・・・というような方法くらいしか今のところ思いつかない。

まあ、これは重大な課題ではないので、今後スーパーロングライドをこなしていく中でいい方法を見つけていけばいいだろう。(と勝手に思っている)

ということで、熱海に向けて2つの課題。

これからさらにたくさんのライドを通し、改善していきたいと思います。

 

長文失礼しました、読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

オシマイ!

 

【次回】

次回は毎年恒例ブログ名物・地獄のビワイチ。

お楽しみに。f:id:ikarugasan:20180720211155j:image

(書くネタどんどん溜まっていってヤバイ!)

The PEAKS ROUND5 当日編 1/2 しかしまさかの・・・

7/8(日)

ザ ピークス ラウンド5 当日を迎えました!f:id:ikarugasan:20180712201751j:image

朝3:30起床・・・の予定だったが、いつも通り目覚ましがなる前の3:00過ぎくらいに自然と目が覚めて起床(^_^;)

3:00から朝食が用意されているとの事なので、食べるのが遅い私は先に食堂へ行って朝食を済ませました。f:id:ikarugasan:20180712201944j:image

朝食を終えて部屋へ。

ベランダから外の様子を見てみると・・・強い雨。雨音が不安を煽ります。。。

それもそのはず、この日は悪天候の予報。f:id:ikarugasan:20180712203213j:image

とは言っても、昼からは雨が上がり、天気予報によっては晴れ間も見えるとのことなので、最初だけ辛抱する必要があるようです。

スタートは5:30なので、5:00過ぎくらいに宿を出られるよう着替えや準備を済ます。

4:35頃だったか、サイクルジャージに着替えてる最中、突然館内放送が流れ始める。

 

「事務局です。現在強い雨と風により、安全にスタートができない状況にあります。そのため、スタートを1時間遅らせ、5:30の時点で大会中止も含めて最終的な判断をします。参加者の方は、宿で待機していてください。」

 

・・・・・・エ( ゚д゚ )?!?!

 

外はそんなに危険な状況だったのか。

雨だがやる気マンマンだった所に一時待機命令が下され、一気に意気消沈・・・。

とりあえず指示通り部屋で待機することにします。

突然の出来事に少し驚かされたが、ルームメイトの方とも今回の件で色々話をする。

「中止!?そんな事ありうるのかな。」

「ピークスだからさすがに中止はないでしょう~」

「さすがに中止はないない。やるでしょうね。」

そんな会話を繰り広げ、最終判断が下される5:30になるのを待つ。f:id:ikarugasan:20180713182612j:image

 

そして運命の5:30がやってきた。発表はFacebookページにアップされるとのことだったので、Facebookページをすかさずチェックするが、未だ何も更新されていない。

んー・・・おかしいなぁ??何も出てないってことは、開催ってことで良いのかなあ?

館内放送が何も無いので、開催可否の判断が付きません。

と、ここで1通のLINEメッセージが。

それは昨日会場でご挨拶し、今回一緒に参加する予定だったとものりさんからのメッセージだった。

ふむふむなになに・・・?

 

「大会中止になりましたね。どうしますか?」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ええええええええええええええええええええええええゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑ!?!?!?!?!?

 

衝撃の一言に、メッセージを疑わざるを得なかったため、すかさず無料通話をして話を聞く。

「中止!?それは本当ですか!?」

「今会場にいますが、中止と言われました。」

「そうなんですか・・・。非常に残念ですね・・・。」

「これからどうしますか?」

「んー、せっかく来たのだから、走ることにします。とものりさんたちはどうしますか?」

「すみませんが帰ることにします。」

「そうですか、またどこかで会ったらよろしくお願いします。」

そんな感じの会話をして、やはり中止というのが事実であると確信する。会場でそう聞いたのならば、疑う余地がありません。

その後、Facebookページにも正式に中止の発表がされました。f:id:ikarugasan:20180712205955j:image

まさか、本当にピークスが中止になろうとは・・・。前代未聞の出来事に、開いた口が塞がりません。

一応、過去の大会ではラウンド1、ラウンド2と雨の中での開催でしたが、開催中止となったのは今回が初だそうな。

う~ん、中止かぁ・・・。1時間後くらいに強い雨は収まり、少しずつ天候が回復していくんだけどなあ。まあ、連日の大雨で全国各地で災害も起きているし、慎重にならざるを得ないのも当然といえば当然ですが。

 

さて、これからどうするかですが、この日のために作り上げてきた体、用意してきた機材、補給食・・・。使わないのはもったいないです。何より、走るためにここに来ている。このまま帰ってしまっては、ここまで来た意味がありません。

ということで、せっかくなのでこれから自己責任でフルコースを走り、セルフピークスをすることにしました!

大会同様、12時間30分の制限時間も課して時間内完走を目指します。

大会中止となったことでエイドステーションがすべて無くなり、コース上の補給地点が一気に減ります。

そのため、代わりとなる補給場所を探さなくてはいけません。

コース上で補給できる場所としては、女神湖周辺もしくは白樺湖周辺のみ…。コンビニとしては白樺湖のローソンたった1箇所しかありません。

白樺湖のローソンはちょうど4つのコースの真ん中にあり、各コースを走る度にローソンへ立ち寄れば補給は事足りそうなので、このローソンを拠点にしてコースを回ることにしました。f:id:ikarugasan:20180713123255j:image

回る順番としては、2→4→3→1の順で回ります。(開催されていた場合は2→3→4→1の順番で回る予定でした。)

スタート時間は、雲が晴れ出すと想定される6:30から・・・と思ったが、外を見てみるとどうやら既に雨は止んでいるようで、待ってる時間ももったいなかったことから6:00過ぎに部屋を出て準備を整えることにします。

ちなみにかんぢさんと2人でフルコースを走ります。ルームメイトの3名は、それぞれ天気が回復したら走るとのことでした。

外に出ると雨は止んで路面がウェットという状態でした。f:id:ikarugasan:20180713182158j:image正面に見える蓼科山には雲がかかっています。

今回は事前の天気予報で晴れなのか雨なのかはっきりしなかったので念のため晴れ用と雨用のウェアを用意してきています。

この日の気温としては最高25℃、最低17℃くらい。まあまあ気温があるように見えますが、標高が高いことと雨でさらに体が冷えることを考え、夏用のジャージに暖かいアーム&レッグウォーマーを装備。足回りは少し前の土砂降りグランフォンド東濃で試験運用していたビニール袋+ヴェロトーゼのシューズカバーの組み合わせを本格導入。あとはパールイズミのレインウェア(防寒着も兼ねる)を着て走ります。

車の中で相変わらず苦労しながらヴェロトーゼのシューズカバーを履く(^_^;)f:id:ikarugasan:20180713192155j:imageかんぢさんも今回初めてヴェロトーゼを使ったようですが、苦戦することなく案外簡単に履けたとのこと。何でみんなそんなに楽に履けるんだー?!

そして準備が整い、セルフピークスが6:17にスタート!!

制限時間は12時間30分なので18:47までにヴィレッジ女神湖に帰ってこれば時間内完走となります。(正式ではありませんが…)

まずはコース2を進みます。

コース2は往復で約60km。途中で大河原峠というヤバイ峠が1つあります。

女神湖近くの交差点を左折し、さっそく登りが始まります。f:id:ikarugasan:20180713195450j:image

かんぢさんは自分のペースで行くということでガンガン踏んでいき、姿が見えなくなっちゃいました。

自分はさすがにあれはオーバーペースだったので早々にちぎれてマイペースで登ります。

登ってると雨が降り出し、スタートしてすぐにベタベタに。

まあ、もともとレインウェアを着ているし、こうなるのは分かっていたので大して気になりませんでした。というか、朝降っていた強い雨のせいで、落ち葉や枝が道路に大量に散乱しており、走る上ではあまり油断できない路面状況となっていました。

途中、左手に女神湖が見えました。f:id:ikarugasan:20180713200322j:image

登っていると他のローディさんを何人か見かけた。

大会が中止となり、ここを登っているということはみんな考えることは同じなのかな(^_^;)

降ったり止んだりの中を黙々と登り続ける。f:id:ikarugasan:20180713200521j:image

登っていると、もうカロリーが切れてきたので(ほんと嫌になるくらい早い・・・)、たまに背中のつぶあんぱんを補給しながら登る。

しばらく登ると霧の深いところに出た。どうやらここが一番高いところのようだ。f:id:ikarugasan:20180713201054j:image

お!標高2093m、大河原峠に到着です。(7:17)f:id:ikarugasan:20180713201146j:image

長い下りに差し掛かります。f:id:ikarugasan:20180713201238j:image

この時点で遠くの空に晴れ間が見えました。f:id:ikarugasan:20180713201408j:image

晴れ間が見えるということは、昼からの天気回復に期待がかかります。

しばらく下り続けてようやく登り返しの場所に着きました。(7:41)f:id:ikarugasan:20180715142908j:image

この下り、とにかく長かったです。下っても下っても全然着かない。どこまで下るんだって感じです(^_^;)(時間にしたら25分くらい下り続けてる訳ですからね…。)

さあここから大河原峠までの16kmをまた登り返します!(絶望感ハンパない)

下の方は霧がすごかった。f:id:ikarugasan:20180715143347j:image

何も無いただの坂を黙々と登り続ける。

こういう時は何も考えず、ペダリングのことだけを意識して走ってます。・・・というかほぼ無心です。

サイコンは今の速度とか心拍とかは見てるけど、距離や高度は一切見ない。

距離や高度を見ると「今標高〇〇mだからあと〇〇mも登らなきゃいけない!」とか「頂上まではあと〇〇kmもあるのかー!」とか思えてしまい、自分自身を苦しめてしまうことになる(別の言い方をすると精神的に来る)ので、私は距離・高度はほとんど見ないようにしてます。

見るとすれば、気が向いた時とかにチラ見して「おっ気がついたらもうこんなに登ってたのかー」と思えるようにしてます。

これは峠を登ってる時に自然と編み出したテクニック?なのですが、ピークスのように何度も長いヒルクライムをするライドでは自分の精神状態を快適に保ち続けるという意味でも、割と重要なテクニック……なのかもしれません。

さて、しばらく登り続けていると霧の濃い区間を抜けてさっき写真を撮ったところまで戻ってきました。f:id:ikarugasan:20180715205204j:image

だいぶ戻ってきたなぁー・・・ってところで徐々に勾配上昇。f:id:ikarugasan:20180715210626j:image

さっきまでは5~7%くらいの坂しか出てこなかったのに、ここにきて10~13%くらいの坂が登場。

ずーっと登り続けてきた今の足にはちとキツイ。

ギヤは最も軽いインナーローで34t*28だが、足がつきそうになるくらいキツイ。

なんとか耐えて耐えて、たまに血糖値も下がってくるので一旦止まってグミを口に入れたりしながら登り続ける。

そして・・・ようやく峠の頂上だっ!!f:id:ikarugasan:20180715210952j:image

ということで大河原峠再び!!(9:17)f:id:ikarugasan:20180715211041j:image

大きな峠をクリアした時は毎回嬉しいです。やっと終わったァー!って感じ。

でもこのピークスにはまだあと3つほどこんなのが控えているから恐ろしい・・・(((( ;゚д゚))))

大河原峠をスタート地点方面へ下ります。f:id:ikarugasan:20180716161234j:image

落ち葉や枝が散乱しているので安全に下ります。でもあまりにも遅いとタイムロスなので安全に最速で下る。

女神湖近くにある各コース分岐点の交差点に戻ってきました。f:id:ikarugasan:20180716162557j:image空腹だったので即コーラを買いました。

なぜ空腹なのかというと、スタート時にハリボー2袋、つぶあんぱん1袋を背中に入れてコース2を走っていたのですが、燃費が悪いせいで走ってる最中にどんどんカロリーが失われていき、持っていた補給食を走行途中で全て食べ尽くし、なんとかギリギリの状態で帰って来たからです(^_^;)

ボトルの水も無かったので、いろはすを買って補充。

コーラの缶といろはすのペットボトルを捨てるため、ゴミ箱を探すが・・・ゴミ箱がどこにも無い(><)

ほかの自販機のところもくまなく探したが、なぜかこのあたりの自販機にはゴミ箱が一切置いてなかった…。

そして、雨の中峠を下ってきたせいで体がかなり冷えきってしまった。

すぐ近くにコンビニがあるとはいえ、そこへ行くまでも下りなのでさらに体が冷える。

寒すぎて完全に心が折れ、正直リタイアしようかなとも本気で思った。

しかし、もしこれが本番だったらリタイアする訳にもいかないと思い、リタイアの選択肢は捨ててこの先にあるコンビニへ進むことを決意。

さっきの空き缶とペットボトルを左手に握りしめたまま、ikarugaはローソンを目指して下ったのだった。(ゴミはちゃんとした所で捨てないとね!)

 

 

つづく。

(長いので一旦切ります。)

The PEAKS ROUND5 前日編

7/8(日)はピークスへ行ってきましたので、今回はその前日のお話になります。

 

前日の話を書く前に、軽く大会自体をおさらいしておきます。

ザ ピークス ラウンド5は合計193km・5154mアップのコースを12時間30分以内にゴールできれば完走の扱いとなる大会です。

コースマップはこんな感じ。f:id:ikarugasan:20180711201546j:image

ルートラボhttps://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=970324a3930bd932b0e8d302890682e1

会場自体は長野県の白樺湖近くにある女神湖。

いつものようにレンタカーを使ってそこまで行き、前日入りする予定です。

宿はヴィレッジ女神湖という女神湖のすぐ近くにある宿に泊まりました。(前日のみピークス関係者だけの貸し切りです…(驚))

今回一緒に参加されるかんぢさんが団体予約してくれて、相部屋ではありますが2泊で破格の7000円ちょいで泊まることができました(^_^;)(朝飯夕飯あり。大浴場あり。歯ブラシとかタオルとかもあってこの値段。・・・凄まじい安さです。)

 

おさらいはこの辺にしてさっそく前日のお話に入ります。

 

朝起きて着替えとかの支度を済ませ、最後に出発前のバイクチェック。

ブレーキよし、タイヤよし、変速よ・・・・・・し?

・・・ん??

リアディレイラがなぜかトップギヤに入らず、トップから2番目で止まってしまう。

というか、リアの変速自体なんか動きがおかしい。

・・・・・・もしかして・・・f:id:ikarugasan:20180711202154j:image

あ゛あ゛っ!!!

シフトワイヤがほつれてるっヽ(´Д`;≡;´Д`)丿

先週は何ともなかったのに、なぜこのタイミングでっ!!

仕方ない、長野へ行く前にシナサイに寄って直してから行くことにしよう・・・・・・・・・・・・と思ったけど、よくよく考えてみれば、この前通勤車を11速化した時に買ったシフトレバーに付いてたシフトワイヤが確か家にあったはず。

そうだ!これを使って今すぐ直せばいいじゃないか♪^^)f:id:ikarugasan:20180711202524j:imageオプティスリックです。多分。

ということで、早速修理開始~。f:id:ikarugasan:20180711202643j:imagef:id:ikarugasan:20180711202703j:image

あ~やっぱりほつれてた・・・。゚(゚´Д`゚)゚。f:id:ikarugasan:20180711202743j:image

ワイヤを引き抜いて新品ワイヤを挿入し、アジャスターボルトでワイヤの張りを調整して変速調整完了。

わずか10分足らずでリア変速が復活しました(^O^)

新品のワイヤということもあり、前よりも引きが軽くなった!嬉しい恩恵です。

リアディレイラ関係の整備は最近やったばかりということもあり、スムーズに作業を進められました。

まさかパーツ交換を自分でやった経験がこんなに早く活かされるとは・・・(^_^;)

出発前に気づいて本当に良かった。気づかずそのまま出発していて、ピークスの最中にワイヤが切れてトップギヤで山を登ることになってたと思うとゾッとします・・・(といっても実際にはトップ側リミット調整ボルトで強制的に中間ギヤとかの位置に持ってくこともできるんですけどね。もちろん固定ギヤには変わりありませんが・・・重いギヤで坂を登るよりかはなんぼかマシになります)

 

そんなこんなでいきなりビックリハプニングがありましたが、予約していた時間通り9:00からレンタカーを借り、約5時間ほどかけて下道で会場へと向かいます。

霧ヶ峰はその名の通り深い霧に覆われてました(^_^;)f:id:ikarugasan:20180711204823j:imagef:id:ikarugasan:20180711205102j:imagef:id:ikarugasan:20180711205217j:image

絶景の見えないビーナスラインを抜け、白樺湖のローソンに立ち寄って翌日の補給食を買い込んでおきます。f:id:ikarugasan:20180711205323j:image改装されて青いローソンではなく茶色いローソンになってました。建物も立派に変身です。

その後、ようやくピークスの会場である女神湖に到着。(14:00頃)f:id:ikarugasan:20180711205527j:image

会場がこちら。f:id:ikarugasan:20180711205822j:image

受付をしてラウンド5・ラウンド6同時エントリーした人だけ貰えるTシャツとか、大会当日の完走の証となるステッカーなどを貰いました。f:id:ikarugasan:20180711210910j:image明日は各チェックポイントにて4つのステッカーを貰い、時間内にゴールできれば完走となります!

エントリー枠が一般エントリー、変態エントリー、ド変態エントリーの3枠あるのですが、ド変態枠の方が受付する度に毎回スタッフの方が「ド変態さんです~頑張ってください~\パフパフパフ/」と掻き立ててくれます(^_^;)

これはこれで恥ずかs・・・じゃない、嬉しいですね!(笑)

かんぢさんはまだ会場へ向かってる途中とのことだったので、会場で時間を潰しているととものりさんとそのご友人の方とお会いすることができました!

声をかけていただいて嬉しかったです。明日はお互い頑張りましょう!

少ししたら会場に変化が。

おっ、あれは・・・! f:id:ikarugasan:20180711214857j:image

ピークス名物、フィニッシャーボードの登場です。

このフィニッシャーボードは、その名の通り、時間内完走を達成した勝者だけが書くことのできる特別なボード。

毎回開催される度に過去大会のフィニッシャーボードが飾られるのが特徴です。f:id:ikarugasan:20180711215210j:imagef:id:ikarugasan:20180711215222j:imagef:id:ikarugasan:20180711215246j:imagef:id:ikarugasan:20180711215301j:image

私はROUND3の熱海からピークスに参加していますが、まだ一度も完走を達成したことはありませんので、フィニッシャーボードには触れたことすらありません。(ROUND4は仕事の都合で不参加。)

明日は絶対にこのフィニッシャーボードにikarugaの文字を残したいと思います!!

しばらく適当に時間を潰していましたが、やはりやることがないので、先に宿の部屋へ入ることにしました。

ヴィレッジ女神湖です。f:id:ikarugasan:20180711214623j:image蓼科山が正面にそびえ立ってます。

学生の宿泊施設?にもなってるようです。f:id:ikarugasan:20180711215636j:image

バイクは宿内に預けることができますが、体育館で保管という指示があったため体育館へ置きに行きます。f:id:ikarugasan:20180711215713j:image

ここで今回の装備紹介!f:id:ikarugasan:20180711215815j:image

今回ホイールはレーシング3・・・ではなく重いアルミディープリムのレッドウインドを履いてきてます(笑)

理由としては、今の自分の実力からすると時間内完走は圏内であり、そこへ何かハンデを設けて完走を達成したいなという思いがありました。そこで思いついたのが、あえて重いディープリムを履いて完走を目指すというもの。

まあ、正直いうとレッドウインドでも山は登れるということを雨沢TTで証明してしまっているので、山岳コースで使ってもあまり支障はないという判断で履いてきてるんですけどね。

その他のパーツセッティングとしては、ギヤはフロントが50*34t、リア11-28t。インナーチェーンリングはいつものバロックギヤ(±3°)です。

今回はピークスのために特別用意した装備品はありません。(あるとすればサイコンぐらい)

 

バイクを置いたら部屋へ行きます。

5人用の相部屋なので、ルームメイトの方と挨拶を交わします。

5人のうち3名は大阪からの参加だそうで、ショップ仲間なんだとか。残り2名は自分とかんぢさんになります。

かんぢさんが宿へ到着し、10ヵ月ぶり?くらいの再開を果たします。

まだ受付が済んで無いとのことなので、受付がてら軽くライドすることに。

近くの名も無き峠まで一緒に登りました。f:id:ikarugasan:20180712195135j:imagef:id:ikarugasan:20180712195155j:image数字からしてすごい高地に見えますが、会場自体標高1500mのところにあるので、実際にはちょっと登っただけに過ぎません(^_^;)

途中で見つけた撮影ポイントで記念撮影。
f:id:ikarugasan:20180712195112j:image

その後は宿へと戻りました。久しぶりにたくさん話ができて楽しかったです。誘ってくれてありがとうございました!

宿に戻ったら夕食の時間がやってきました。(18:00過ぎ)

食堂に足を運び、ルームメイトでお食事です。f:id:ikarugasan:20180712195439j:image

すっかり打ち解け、楽しいひとときを過ごします。

風呂も入って明日の準備。

ルームメイトの1人はド変態エントリーであり、受付で貰える「ド変態シール」をヘルメットに貼ってました(^O^)f:id:ikarugasan:20180712195532j:image

なんでも先日の山岳GF in吉野でもスーパーロングコースに参加し、時間内完走されてるんだとか。かなりスゴイ方です(゜Д゜;;)

そして、21:00。

明日は3:30起きで早い朝となるため、そろそろ就寝です。

電気を消して睡眠体制に入りますが・・・やはりこんな早い時間にはとてもじゃないけど寝れない(^_^;)

そして何より、部屋がとにかく暑い。エアコンらしき装置が部屋に置いてあるが、「切」となっているにも関わらず暖かい空気を吐き続けてる。

窓を開けようにも、網戸には蛾がいっぱい。よく見ると網戸の端っこには穴が空いてて、たくさん入ってきてる。こりゃあダメだ(^_^;)

そんな悪条件の中、汗でベタベタになりながら寝れたのかよく分からない眠りについたのでした・・・

 

 

次回!

ザ ピークス ラウンド5 当日編!!

お楽しみに!
f:id:ikarugasan:20180712200339j:imagef:id:ikarugasan:20180712200301j:imagef:id:ikarugasan:20180712200444j:image

サイコン交換!ガーミンEdge130

7/8(日)はピークス ラウンド5に行ってきました。

さっそくピークスの記事を書きたいところですが、ピークスを迎える前にサイコンを買い替えたのでその話を少しします。

(ちなみにピークスの結果はどうだったかというと・・・衝撃的な結末に。とだけ言っておきます(^_^;)

あとはブログを見てのお楽しみということで…)

 

タイトルにもありますが、新サイコンはガーミンEdge130を買いました。 f:id:ikarugasan:20180710122520j:image今年の6月頭くらいに発表されたばかりの最新モデルです。

 

交換したきっかけは、今まで使っていたサイコン、シグマROX10の気圧センサーが壊れたから。

以前神坂峠に行った際、汗のせいか湿気のせいか、気圧センサーが狂ってしまい、勾配表示がおかしくなってしまいました。(例えば平坦走ってるのに15%とか、下ってるのに7%とか・・・終いには登ってるのに-6%と表示され、上へ行くほどどんどん落下していくという始末(^_^;))

これが神坂峠ライドの時だけの話で、次の週になったらもしかしたら直ってるかも?という小さな期待もあったため、翌週まで様子を見ていました・・・・・・が、翌週にライドへ行ってサイコンを使ってみたところ、残念ながら気圧センサーは狂ったままでした…。(完全に壊れたと確信した瞬間でした・・・(*ノД`*)・゚・。)

一応、心拍・速度・ケイデンスなどの気圧センサー以外の機能は正常に使えます。しかし坂バカとして最も大事な数値である高度が測定できなくなるのは致命的であるため、買い替えを決意したのでした。。。

さらにいうと、壊れたのがちょうどピークス1週間前。

まさに高度が命ともいえる大会で高度が測れず走るなんて言語道断。走る意味が無いと言っても過言ではありません。(さすがにそれは言い過ぎですケド…)

で、急いでシグマROX10に代わるサイコンを探していたところ、シナサイにたまたま寄った際にガーミンEdge130が置いてあるのを発見。

最初はあまり買う気はなかったのですが、機能や値段を見てみると、意外とアリかも・・・??と思えるようになり、店長さんと相談して買うことを決意したのでした(笑)

 

一応サイコンの機能としてはシグマROX10とほとんど同じかそれ以上。

サイコンの基本となる機能、速度・ケイデンス・心拍・パワー・高度・GPSはもちろん搭載。

シグマには無くてガーミンにある便利な機能としては(ガーミン使ってる皆さんなら既におなじみですが・・・)ガーミンコネクトというアプリを使い、Bluetoothを介してSTRAVAへ自動アップロードが可能という機能ですね。

今まで使ってたシグマはパソコンの専用ソフトを介してじゃないとSTRAVAにアップできなかったので、遠出した時などは帰宅してからじゃないとSTRAVAへアップできませんでした。

ガーミンを使えば、今後いつでもどこでもSTRAVAアップが可能なので、個人的にはこれが魅力的な機能だと感じました。

 

通信規格はANT+対応。シグマROX10もANT+で動いていたので、センサーはそのまま流用してサイコン本体だけ今回購入しました。

ちなみに本体だけだと値段約25000円。センサー類を含めると32000円くらいだったかな?

 

開封して起動してセットアップします。f:id:ikarugasan:20180710211758j:image

開けて思ったのがすごく小さいということ!f:id:ikarugasan:20180710211845j:imageシグマよりもコンパクトです。

起動したら日本語で色々聞いてくるのでその通りに従い入力するだけでセットアップ完了。とても簡単でした。

 

ピークスのライドがガーミンデビュー戦でしたが、1日使った感想を書いてみます。

まず、ナビが個人的に分かりやすかった。

Edge130は上位機種と違ってマップが表示されず、GPSによる軌跡だけのナビになるのですが、自分の今いる現在地がぬるぬる動いていき、曲がる場所までの距離感覚がわかりやすいと思いました。

分かりやすいといってもシグマのサイコンもガーミンEdge130と同じで地図が表示されないGPS軌跡タイプであり、シグマと比べたらガーミンEdge130の方が分かりやすい・・・という意味で書きました。そりゃあ地図の表示できる上位機種と比べたら、勝ち目はありません(^_^;)

次は高度。高度はシグマのサイコンにあったキャリブレーション(校正)機能がガーミンになくて、少々不安でしたが、思ったよりも正確に表示されていて驚きました。

愛知から長野の高地へ移動してサイコンを起動してみても、しっかりその地点の標高が表示されていました。これは気圧センサーもそうだと思いますが、4つの衛星を使った優秀なGPSのおかげなんじゃないかなーと思いました。

GPSは優秀ですが、やはりその分・・・なのかは分からないけれどバッテリーの減りがとにかく早かった。

ナビを起動しながら走って4時間でバッテリー残量50%に達していました。モバイルバッテリーはマジで必須と思いました。(公称値最大13時間というのは多分見間違いだったんだろう……(笑))

シグマのサイコンは12時間走ってようやく50%という驚異のバッテリー持ちなので、ガーミンを使うとどうしても見劣りしてしまいますね…(^_^;)

次はバックライトですが、なんと明るさ調節機能が付いてませんでした。これは衝撃的でした。

代わりに点灯時間の設定が可能なようで、10秒点灯、30秒点灯、常時点灯の3種類から選ぶことが出来ました。ちなみに常時消灯は無い( ̄▽ ̄;)

そのため必ず点灯させることになります。といっても、10秒もしくは30秒にしておけば、ボタンを押した時だけ点灯するという仕様のため、一切触らなければ常時消灯とほぼ同じことになりますけどね。

明るさ調節ができないことで、画面が見にくくなったりするのでは?と思いましたが、雨の中のライドでも日中は点灯してると思えるくらいハッキリとディスプレイを見ることが出来ました。

その鮮明さは、ほんとに点灯してないよね?と何度もボタンを押して確かめたほどです(^_^;)

 

こんな感じでとりあえず簡易インプレ終了。

モバイルバッテリー必須な事以外は、不満はない良い製品だと思いました。

 

あ、不満といえば一つありました。

前述した通り、Bluetoothを通してスマートフォンのガーミンコネクトとガーミン本体でデータのやり取りをしてSTRAVAへ自動アップロードができると書きましたが、ピークス終了後にデータをアップロードしようとしたらなぜかうまくアップできませんでした。

原因・・・というか症状としては、Bluetoothがつながりませんでした。アプリを開いてみても、ずっと接続中のままで、いくら待っても接続がされなかった。

サイコンの再起動やスマートフォンの再起動、果てはアプリのアンインストールなど色々試してみましたがどれもダメで何回やっても接続中の状態で止まっていました。

結局、翌日家に帰ってきてから再度接続を試してみたところ、なぜかうまく接続され、アップロードができたのですが・・・帰宅してからアップしていたのではやってる事が今までと何ら変わりありません(^_^;)

(STRAVAユーザの皆さま、私のデータアップロードがやたらと遅かったのはそのせいです(笑))

原因は本当に謎ですが・・・とりあえず故障ではなく正常につながるようなので良かったです。

 

後日追記:Bluetoothスマホとつながらなかったのは、ただ単につながるまで時間がかかるだけだったことが判明しました。現在では問題なくつながり、自動アップロードされるようになっています。

 

 

では、次回からいよいよザ ピークス ラウンド5前日編になります。

それでは!

通勤車 8速→11速化へ!

7月から転勤となり、前の職場では禁止だった自転車通勤がついに解禁となりました。

今までは電車通勤でしたが、家から駅までの約2kmの間は赤メリダに乗っていました。今度からは家から職場までの約9km(片道)を毎日赤メリダで走ることになります。

一部のパーツ類が2014年春に完成車で買った当初のままであり、けっこう劣化していたりするのでこの機にパーツ交換することにしました。

これが今の赤メリダの姿。f:id:ikarugasan:20180702121933j:image

今ついているのは主に2300系のコンポ。クラリスというグレード名がつく前のバージョンです。

 

大まかなパーツはこんな感じ。
ブレーキ。f:id:ikarugasan:20180704195253j:imageRIDE4000完成車についてたメリダオリジナルブレーキを赤メリダに移植してました。効きは正直全然期待できませんので交換します。

STIレバー。f:id:ikarugasan:20180704195456j:imageST-2300。昔のシマノのいわゆる「触角」タイプのシフトレバーです。※今は全てのグレードが非触角タイプで統一されてます。

ちなみにシフトアップのレバーがカンパみたいにブラケットに手をかけた時の親指の位置にあります。

FSAのクランク。f:id:ikarugasan:20180704200013j:image

スクエアテーパーBB。f:id:ikarugasan:20180704200203j:image外す工具(コッタレス抜き)を持ってなかったのでリンさんに借りました。

フロントディレイラーf:id:ikarugasan:20180704200605j:imageよく見るとバンドタイプではなくアダプタを噛ませた直付けタイプでした。(※知らない人のためにも、フロントディレイラーにはバンドタイプと直付けタイプの2種類あります。)

リアディレイラーf:id:ikarugasan:20180704200845j:image触るとガタがありました。早く交換しておかないとヤバかったです(^_^;)

スプロケット。13-26tの8速です。f:id:ikarugasan:20180704195440j:image

以上、既存パーツ紹介でした。 

8速なので、最新のR2000系(今のクラリス)に交換しようと考えていましたが、家に11速パーツがいくつか転がっており、もしかしたら11速化した方が安く済むのでは!?と考え、必要部品を洗い出して交換にかかる費用を比較してみたところ、8速で交換しても11速化しても値段がほとんど変わらないことが判明。(ちなみにお値段約28000円…)

どうせ交換するなら11速化した方がオトクだろうということで11速化しました。

替えたパーツはSTIレバー・バーテープ・シフトワイヤ・ブレーキワイヤ・ブレーキ・クランク・BB・フロントディレイラ・リアディレイラ・チェーン・スプロケット

これらを全て自分で交換しました。

やはり自分でアレコレすると構造が分かるようになるし、何より楽しいですね。

 

それぞれのパーツの交換方法についてはあまりにも長くなるため今回解説は省略します。

その代わり、途中で撮った写真をぺたぺた貼りながら、ざっくりと作業の説明を書いていこうと思います。

 

さっそく作業開始。f:id:ikarugasan:20180703120930j:image

作業の流れとしては、

(1)ペダル外し

(2)クランク外し

(3)BB外し

(4)チェーン外し

(5)フロントディレイラ外し

(6)リアディレイラ外し

(7)バーテープ外し

(8)シフトワイヤ(前後)外し

(9)ブレーキワイヤ(前後)外し

(10)STIレバー外し

(11)ブレーキ外し

(12)スプロケット交換

(13)BB取り付け

(14)クランク取り付け

(15)ペダル取り付け

(16)フロントディレイラ取り付け

(17)リアディレイラ取り付け

(18)チェーン取り付け

(19)STIレバー取り付け

(20)シフトワイヤ(前後)通し

(21)ブレーキワイヤ(前後)通し

(22)ブレーキ調整

(23)フロントディレイラ調整

(24)リアディレイラ調整

(25)バーテープ取り付け

という流れで作業しました。(必ずしもこの流れ通りじゃないとできないといったことはありません。あくまで流れとして考えた場合です。中には並行してやったりもあります。)

バイクは普通に後輪に取り付けるメンテナンススタンドをセットした状態でパーツ交換しました。

本当は専用のメンテスタンド(目線の高さにフレームを固定するやつ)があった方がやりやすいと思いますが、持ってないので無しでやりました。結果的には特に問題なくパーツ交換することが出来ました。

 

さっそく作業に入り、ペダルを外しますが・・・固すぎてびくともしない(*ノД`*)・゚・。

何度チャレンジしてもダメ。

仕方ないのでショップの方に依頼して外してもらいました…。

BBも有り得ないくらい固い。f:id:ikarugasan:20180704202138j:image

左は外せたものの、右がいくらバカ力をかけても緩みません。

うーん、なんとしてでも自力で外したい・・・。

結局ゴムハンマーをホームセンターで買ってきて何度か殴ったら外すことが出来ました。f:id:ikarugasan:20180704205051j:image緩んだ瞬間がめちゃくちゃ嬉しかった…(笑)

中はかなり汚かったので綺麗に拭きます。f:id:ikarugasan:20180704205147j:image

ピカピカ。f:id:ikarugasan:20180704205238j:image

リアディレイラー周りのステーも真っ黒だったのでこれを機にピカピカにしました。f:id:ikarugasan:20180704205400j:image実はよく見るとキャリア取付用の穴が空いてます。これもエントリーモデルの特権?

こうして土日の2日間かけ、パーツ交換作業が完了しました!f:id:ikarugasan:20180704205614j:image

 

今回変わったパーツはこんな感じ。

左シフトレバー・・・ST-6800(アルテグラ)

右シフトレバー・・・ST-5800(105)

バーテープ・・・スパカズ スーパースティッキークッシュ(黒単色)

ブレーキ・・・BR-5800(105)

シフトワイヤ・・・オプティスリック

ブレーキワイヤ・・・SIL-TEC

BB・・・SM-BBR60(105・アルテグラ)

クランク・・・RS500(シマノ ノーグレード品) 50-34t

フロントディレイラ・・・FD-6800(アルテグラ)

リアディレイラ・・・RD-5800(105)

チェーン・・・CN-HG601(105)

スプロケット・・・CS-5800(105) 11-25t

 

・・・見てわかる通り、グレードがめちゃくちゃに入り乱れてます(^_^;)

目的が「とにかく安く済ませ、今あるものを使って11速化する」だったのでこんな感じになってしまいました。

アルテグラを通勤車に導入したのはちょっともったいない感がありますが、RIDE4000に付け替えてRIDE4000の105を通勤車に持ってくるほどの時間的余裕がありませんでした(^_^;)(ほんとに作業が終わったのが日曜日の夜9時頃という(笑))

通勤車なので一部ケチってます。例えばワイヤー類とかチェーンとか…。

ちなみにブレーキ(105)はRIDE4000から持ってきました。

では今のRIDE4000には何のブレーキが付いているのか?

まさか、ノーブレーキ!?

いえいえ、そんな訳ありません。

今のRIDE4000には、コレが付いてます。f:id:ikarugasan:20180704212836j:imageそう、BR-R8000です!!

初のR8000系導入です。

通勤車のブレーキを買うくらいだったら、105以上のブレーキを新しく買ってRIDE4000に付け、元々ついてた105のブレーキを通勤車に付け替えようと考えたのです。

そういう訳で、こっそりRIDE4000のブレーキを新アルテ化しました。

もう一つ、RIDE4000で交換したパーツがあります。

それは何かというとBBです。f:id:ikarugasan:20180704213148j:image

実は前の神坂峠ライドから、クランクにトルクをかけるとチッチッチッ・・・と異音を放つようになりました。

今までは鳴っていなかったことから、明らかにおかしいと思い自分でバラして点検してみたところ、BBにどうやら原因があることを突き止め、今回交換に至った次第です。

ちなみにこちらのBBも鬼のように固くて外れず、泣きたくなりました。f:id:ikarugasan:20180704213407j:image

元々付いてたBBは一昔前のホローテック2用BBなので、アダプタ無しで工具がそのまま付きます。f:id:ikarugasan:20180704213431j:image

下の写真は新しいBBを取り付ける際のものですが、今のホローテック2用BBは一回り小さいサイズになっており、アダプタがないと回せない構造になってるみたいです。そのため、アダプタがまさに付いているという状態の写真になります。(アダプタ自体は今回買ったSM-BBR60というBBの中に同梱してました。)f:id:ikarugasan:20180704213607j:image

古いBBですが、左は良さげですが右のベアリングを回してみると明らかにヤバイと感じるゴリゴリ感がありました。f:id:ikarugasan:20180704213945j:image今回取り替えて正解でした。よくこんな状態で今まで走ってきたなぁとつくづく思います…。(ちなみに完成車を買って22000km以上走ってきて、一度もBB交換していません。まさに今回のは寿命でした(^_^;))

 

そんな感じでRIDE4000もちゃっかり復活&パワーアップしました。

これから通勤車で平日に毎日トレーニングができそうなので楽しみです。(ブログを書いてる時点では既に6回ジテツウしてますけどね(^_^;))

 

 

ここで、ブログ更新頻度低下のお知らせ。

今までブログはスマホを使い、通勤電車の中でポチポチ書いていたのですが、自転車通勤となった事でブログを書く時間が減るため、更新頻度が減ります。もしくは、ボリュームがいつもより薄くなります。多分。

ブログを楽しみにしていただいてる方には申し訳ないですが、どうかご了承くださいm(_ _)m

 

それでは!

 

 

 

 

最後に一言。

ペダルとBBはトラウマ!!!!

死にまくり・・・往復自走神坂峠

6/25(月) は休み。なのでピークスに向けての練習という事で神坂峠へ行ってきました!
f:id:ikarugasan:20180626073449j:image

神坂峠へ行くのはこれで今年3回目。1年の間にここまで行くのは過去最多です。下手したら二ノ瀬より行ってるかも・・・?

 

6/30(土)にもとものりさんらと神坂峠へ行く予定ですが、天気が少し怪しいので行ける時に行っておこう、ということで今回行っておきました。ピークスの練習が雨でできずに本番を迎える・・・なんて事になったら危険ですからね(^_^;)

もちろん週末天気が良くなって、2週連続神坂峠になったとしても全然構わないと思ってます。練習時間は多ければ多いほどいいですからね!

 

ということで、朝4:15にスタート。

ちょっとでも坂耐性を付けるために定光寺の激坂から行くことにします。(4:41)f:id:ikarugasan:20180626074522j:image

雨沢峠クリア。(5:37)f:id:ikarugasan:20180626174716j:image前日に雨沢TTを1本走っており、翌日の今日は足の調子が上がるはずなのだが、今回はあまり調子が良くなかった。

ペダリングにおいても大臀筋があまり使えてないような、そんな感覚だった。

363のアップダウンを走るが、湿気のせいなのか汗のせいなのかよく分からないが、途中からサイコンの気圧センサがおかしくなってしまった・・・f:id:ikarugasan:20180626175010j:imageこれ、6%くらいの坂を登ってるのですが、-4%と表示されるのです(^_^;)

そのせいで、獲得高度も全く増えない。それどころか、どんどん下がっていってる。

頑張って登っているというのに、その記録が残らないのは精神的にキツイ。

坂バカとして高度が拾えなくなるというのは、致命的な事なのである…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

狛犬の近くにあるファミマに到着。(6:19)f:id:ikarugasan:20180626175510j:image

コンビニにて、サイコンの気圧センサの口のところが汗で水没していることに気がつき、息をハアーッとかけて乾かしてみたり、電源をリセットしたりと色々試してみる。

コンビニでの休憩は必要最小限に抑え、走りながら食べる補給食の購入とトイレ休憩のみ行った。

コンビニでの用事を済ませたら再スタート。

サイコンの方はというと・・・結局何も変わらなかった(><)

根ノ上高原へと続く登りにさしかかる。(7:29)f:id:ikarugasan:20180626175640j:image

いつもなら6~7%が表示される坂だが、-8%に…f:id:ikarugasan:20180626180401j:image

坂を登ったり下ったりする際、勾配表示が毎回同じような動きをするので、おそらく汗が気圧センサの穴を塞いたことで、高度を検知する基準(零点)がずれたんじゃないかなあと推測。たぶん今日はもう使い物にならないだろう・・・。

根ノ上高原終了。(8:01)f:id:ikarugasan:20180627072654j:image

激坂を下ってR19を少し走る。f:id:ikarugasan:20180627072831j:image

いつもの神坂峠前最後のファミマへ。(8:30)f:id:ikarugasan:20180627072927j:image

初めて買ってみたけどあまり好みの味ではなかった・・・(^_^;)f:id:ikarugasan:20180627073050j:image

最小限の用事だけ済ませたら再びスタート。f:id:ikarugasan:20180627073148j:image

サイコンはもうダメだ、完全に気圧センサがおかしくなってる!f:id:ikarugasan:20180627073345j:image

高度を表示させる意味がまるで無いので、心拍だけを表示させて走りました。f:id:ikarugasan:20180627073431j:image

そんなこんなで走ってると神坂峠の入口へ。(9:14)f:id:ikarugasan:20180627073621j:image

そして神坂峠スタート。

前からずっと思っていたことがあるのですが、一度でいいから神坂峠を楽に登りきりたいです。

今回は徹底的に心拍を抑え、ゆっくり登って楽に登りきることだけを考えて走ることにします。

序盤の8~9%の坂では155bpm、ちょっと勾配が緩んだ6%くらいのところでは145bpm付近で走る。

と、ここにきてボトルの水がピンチに。

しかし問題はない。なぜかというと、途中に自販機があるからです!

峠を登る途中に福祉施設があり、実はそこに自販機が置いてあります。

ここを右に曲がる。f:id:ikarugasan:20180627073648j:image

すると施設の入口のところに自販機があります。f:id:ikarugasan:20180627074504j:image

おそらく峠が始まってからゴールまでの間で、唯一自販機が置いてある場所だと思われます。

ここで飲み物を満タンまでチャージし、万全な状態で峠を登ります。

ということでヒルクライム再開。f:id:ikarugasan:20180627074731j:image

土砂崩れ防止の柵?f:id:ikarugasan:20180627074756j:image

まだ一部の道は穴ボコで強烈に走りにくい区間がありますが、2年くらい前と比べたら大分舗装されて走りやすくなってます。危険なグレーチングも無くなったし、ちょっとずつ改善していってるようです。f:id:ikarugasan:20180627075057j:image

9~10%区間に突入しました。

もちろんインナーローの34t*28tで登ってます。f:id:ikarugasan:20180627075137j:imageちなみにケイデンスは40~50くらい。

GW1000kmチャレンジの効果でペダリングが強化されており、低いケイデンスでも効率よく回せているので疲れにくいような気がする。(これは気のせいだと後に知ることになる)

腰も以前GWに神坂峠を登った際は死ぬほど痛くなりましたが、今ではヒルクライム時のフォームを改善し、腰を入れて登るようになってからは痛みが出なくなりました。

ヒルクライムで腰が痛くなる原因は、踏む度に腰も一緒に曲げているせいで、腰に負担がかかっているからだと思ってます。なので腰を入れて曲げないようにすれば痛くならないという寸法。(必ずしも合ってるとは限りませんが…)

どんどん登ります。後ろは絶景。f:id:ikarugasan:20180627121200j:image

10%とずっと格闘していると、低い心拍にもかかわらずなぜか筋肉が限界を迎え始める・・・。

心拍数を抑えていたとしても、結局は重い負荷を足にかけ続ける運動をしているので、いずれは筋肉も限界が訪れる・・・ということなのだろうか。
楽に登りきろうと挑んだ神坂峠でしたが、また今回も死ぬほどキツくなるのは避けられなさそうです……f:id:ikarugasan:20180627121238j:image

とにかく頑張る・・・f:id:ikarugasan:20180627213227j:imagef:id:ikarugasan:20180627213322j:imagef:id:ikarugasan:20180627213345j:image

すごい景色!f:id:ikarugasan:20180627213420j:imagef:id:ikarugasan:20180627213446j:image
ラスト!f:id:ikarugasan:20180627213523j:imagef:id:ikarugasan:20180627213619j:image

そしてゴール。今回もなんとか登りきれました。(10:44)f:id:ikarugasan:20180627213752j:imagef:id:ikarugasan:20180627213816j:image

セグメントとしてはここがゴールですが、南アルプスが拝める絶景ポイントはこの先のT字路を右折し、少し走ったところになります。

神坂峠に来る時自分はいつもそこまで行ってるので、今回もそこまで進みます。

ここがそのT字路。右折します。f:id:ikarugasan:20180627214018j:image

道なりに進む・・・f:id:ikarugasan:20180627214245j:image

到着!
f:id:ikarugasan:20180628073514j:imagef:id:ikarugasan:20180628073540j:image

今日は若干霞んでました。f:id:ikarugasan:20180628073606j:imagef:id:ikarugasan:20180628073640j:image
とりあえずちょっと休憩。

背中に入れていたハリボーとおにぎりとエナジージェルを補給します。

今回はちょびちょびグミを食べながら峠を登っていたので呼吸が苦しくなるような事はありませんでした。(前回の教訓が活かされました)

ギヤ比的な問題で筋肉は限界を迎えましたが、それでも一応低心拍で登りきったため、今まで登った中で今回が一番疲れていませんでした。(それでもかなりキツかったのは間違いないですが…。)

休んだら来た道を戻って下山します。

山岳コースでのベストな補給タイミングは山を登りきった直後だと自分は思ってます。

登頂直後に補給すれば、下山している間に食べ物を消化でき、次再び登り始める際に登るためのエネルギーが蓄えられた状態となるからです。(あと、下山は必然的に低負荷となるので胃に血液が足りなくなるということもない。)

登り始めるのと同時にエネルギーに変換されれば効率よく走れるというもの。ピークスの本番でもそれを意識して走ろうと思ってます。

そんな感じで下山。

ふもとのファミマまで戻ってきました。(11:56)f:id:ikarugasan:20180628074234j:image

必要なものだけ買ったら出発。

次は根ノ上高原へと続くR363の登り返し。

神坂峠同様、数々のトラウマがあるため登る際は毎回覚悟が要ります(^_^;)

中津川沿いを走る。f:id:ikarugasan:20180628074417j:image

激坂はもう目の前です。f:id:ikarugasan:20180628074527j:image

坂の直前に自販機があるので、エナジージムを補給し、足の調子を調える…。(12:36)f:id:ikarugasan:20180628074641j:image(俗に言うエナジータイム…)

そしてスタート。

やっぱりキツイ。神坂峠でのダメージが残っててマジで踏めない。f:id:ikarugasan:20180628075705j:image

今日は全然強度を上げてないのに、ここまで踏めないのは明らかに普通じゃないような気がする・・・。

今にも止まりそうになるが、気合いで踏ん張りなんとか進んでいく。

そしてズタボロになりながらもなんとかゴール!(13:04)f:id:ikarugasan:20180628075800j:image看板が見えた時の安心感ハンパない。

ダウンヒルして363のアップダウンを走るが、足がやはりおかしい。

全くといっていいほど踏めない。こういう時はコレで回復を図る!f:id:ikarugasan:20180628075821j:image

飲んだけどもパッと良くはならなかった。

というか、足がだるいのに加えて少しクラクラしてきた。

危険な香りが漂ってきたので、近くにあったファミマ(山岡駅前)に急いで駆け込む。(14:00)f:id:ikarugasan:20180628121726j:image

若干呼吸が苦しくなっている…先ほどの根ノ上高原の激坂でヤラレタのかもしれない。

少し補給を疎かにして走っていたので、おそらくそれが原因だろう。

腹が減り、血糖値が下がっている状態で補給せずに無理して走るとこうやって呼吸が苦しくなる。

さきほど神坂峠でもやっていたように、激坂であってもしっかり補給をしながら登るべきだった・・・。(少しくらいなら大丈夫だろうとタカをくくっていたのが間違いだった。。。)

とりあえず胃に優しいものを食べて休む。f:id:ikarugasan:20180628200945j:image

少し休んだら出発。ほんの少しだけ楽になったけど、まだ足の筋肉は異常なくらい疲れていて、呼吸も苦しいまま。

ここからはいくら遅くてもいいので、とにかく頑張ってペダルを回す。

大正村を超えて少し走ると狛犬のところまでは下りになってるので少し楽だった。

狛犬からはアップダウンが続くいつものお馴染みの道。次にどんな坂が出てくるか分かっているので気持ちは楽だが、今の状態ではかなりキツいことには変わりない。

アップダウンに備え、狛犬の自販機でエナジータイムにしていると通りかかったオッチャンに声をかけられて少しだけ元気が出た。

さあ、頑張って走ろう・・・。

こうしてアップダウンをこなし、なんとか裏雨沢までたどり着く。f:id:ikarugasan:20180628201052j:image

この時点で15:47、距離は191.86km。(合計高度は気圧センサが狂っていたはずなのになぜか正確にとれていて4084mだった)f:id:ikarugasan:20180628201959j:image

ピークスでは距離193kmの約5200mアップのコースを12時間30分以内に走りきることになる。

今回は本番よりも合計高度は少し少ないものの、本番とほぼ同じ距離(191km)でかかった時間が11時間32分。(スタートは4:15、191km走破した時点で15:47)

途中で死んで失速しまくってこのタイムなので、これならピークス本番はおそらく大丈夫だと思われる。(一時は本当にどうなることかと思いましたが・・・)

裏雨沢を下っていつもの道まで戻ってきますが、ここでもカロリー摂取を少し省いてしまい、ハンガーノック寸前になってしまった…

呼吸がさらに苦しくなり、かなりやばいのでコカ・コーラ500mlを飲む。f:id:ikarugasan:20180629072903j:image

ゲップで胃の中のよく分からないものを吐き出すことにより、ほんの少しだけ楽になった。

その後はいつもの帰り道をハンガーノック寸前の状態のまま走って帰宅。

帰宅した頃には生命の危機を感じるほど弱ってしまい、すぐに座り込む・・・。

とにかく何か食べなければ・・・と思い、回復に最適のアミノバイタルゴールドを飲む。

飲むだけで一苦労だったが、飲んだらかなり良くなりました。

その日はすぐに寝て、翌日は恐ろしいほどの疲れを残したまま仕事に行きました・・・(^_^;)

(朝が一番ヤバかったけど昼になったら意外と回復していました。)

 

オシマイ。

 

【記録】

走行距離・・・216.00
走行時間・・・10:39:53
平均速度・・・20.25
最高速度・・・74.03
平均ケイデンス・・・68
最大ケイデンス・・・112
平均パワー・・・134
最大パワー・・・940(?)
平均心拍・・・135
最大心拍・・・165
累積標高・・・4242(ストラバでは絶対違うけど5637になってた)
下山高度・・・-999(神坂峠を下ったらカンストしてた)
最高標高・・・844(実際は1500mちょい。ちなみにストラバでは12594mになってた。もうすぐで成層圏に届きそうな勢いだ!)
最大勾配・・・39(??)
キツさレベル・・・6

 

【振り返り】

久しぶりに補給に失敗したライドだった。

200kmのライド自体久しぶりだったこともあり、バイクコントロールや補給の仕方など、全体的に下手になっていた。

やはり胃も久しぶりに走りながら補給をするといつもよりダメージが大きく、胃もたれになりやすい。

ただ、一度でもこうして負荷をかければ次回からは耐性がついて楽に走れるようになる。

今回のライドは正直いってかなり失敗したライドでしたが、次からは本調子で走れるのは間違いないはず。なので結果的には良かったと思う。

ピークスまであと2週間(この記事を書いてる時点ではあと1週間)。

あとは体調を調えて、ベストコンディションで挑むだけ・・・。

 

あと、神坂峠は34t*28tじゃ全然足りない。

この峠を楽に登りきるにはリア32tくらいは絶対に要ると思う。本気で導入を考えさせられたライドでした(^_^;)

(ちなみに9月のピークス ラウンド6(熱海)では、前回の反省から真面目に32tで挑もうと考えてます。あの激坂はまさに地獄です…)