先日パックスサイクルで購入した手組リム、AR30Wでフロントだけ組みました。
組んだのは1/31㈪。
久々の手組だったので手順を忘れかけてましたが、最初さえ乗り越えればあとは同じパターンなので簡単に組めました。
今回は使わなくなった斑鳩3号のスポークを使って組むので、まずは3号をばらします。
ばらしたら別で買ってあった新品のノバハブにスポークを通して仮組み・・・・・していく前に、リムの大事な重量測定をします。
どうかな〜?
出ました!475gです。
公称値は460gなので、これははずれ個体だったか・・・?
ちなみにフロント(20H)もリア(24Hお布施)も同じ重さでした。
気を取り直してさっそく組んでいきます。
久しぶりなので、ほぼ忘れかけています。
とりあえず適当に規則通りハブにスポークを全部通して・・・・あっ、左落としとか右落としをしないとバルブまたぎになって失敗するんだっけ(^_^;)
組み始めてから肝心なことを思い出します。
今回のフロントの組み方は4本組みイタリアンなので、左落としします。(意味不明だがどうにかして理解したいという方はのむラボ様のブログを閲覧すると理解できるようになります多分!)
左落としで最初のスポークの基準を決め、あとはすべてのスポークを規則通りハブに挿入します。
全部入れれたらリムへの仮組み。
ハブの形式が見える位置を決めてバルブ横に4本分仮組みできれば、完成したも同然です。(↓こんなふう)この4つができれば、あとは全部同じパターンで組むだけなので簡単です。
そんな感じで残りのスポークをリムに通せば仮組み完成!!
仮組みができたらすべてのニップルを回してスポークテンションを上げ、縦振れ横振れを取ってセンターも出していきます。
あと重要なのがスポークテンションの均一化。
なるべく高い数値と低い数値が近い数値になるよう、テンションをバランスよく調整していきます。
手組ホイールのブログ記事をよく読んでいるのですが、そこには手組ホイールでテンションの均一化が一番大事と書かれており、これについては必ずしも正しいかどうかは分かりませんが、少なくとも私は確かにそのブログ記事に書いてある通りテンションをなるべくバランスよくしておかないと振れが出やすくなるなぁと納得したので自分も重要だと考えるようになりました。
組み終えたら最後にニップルホールを塞ぐためのベロプラグを取り付けて、斑鳩5号のフロントが完成ー!
重さは650gでした。
本来はデローザ用の手組ホイールとして作ったのですが(だからデローザに合うレッドをあえて選んだ)せっかくなのでCAAD12に履かせてみます。
うわあ・・・なんだか赤の主張が激しいなあ。
あんまりない配色だからか、なんかルック車(なんちゃってロードともいう)みたいだぁ・・・ルック車。
まあ、なにはともあれこれで手組ホイール一本目が完成。
リアは後日暇なときにやります。
あと、一緒に買ったリム、TNI al22w(24Hお布施)の重量も測ってみます。
・・・え?
公称値445gでまぁまぁ軽いじゃん!と思ってこれを選んだというのに・・・まさかの474g(473g?)もあるじゃまいか(^_^;)
リムハイト30mmのワイドリムar30w-r(買ったパックスサイクルのリム)が475gなのだから、474gもあるこのリムハイト22mmのワイドリムal22wって存在意義なくないか…??
思ったより重くてちょっとショックでした……まあオフセットリムでなおかつ値段が安かったからいいんだけども。
今回組んだフロントホイールを履かせて通勤往復4kmを早速2/1㈫に走ってみました。
その感想としては、走り出してすぐに分かったのだがラジアル組みから4本組みになったことで前からの振動吸収がなんかえらい良くなった!!!
乗り心地が素直に良い。
欲しかった横剛性もクロス組みのおかげで十分出てて、すごい安定して走れる。
今までの手組でもワイドリムだったことで乗り心地が良かったが、さらに良くなったように思います。
これでますますロングが快適に!楽しくなりそう!!
……以上、現場から中継でお送りしました。
そんな感じで冬が終わる前に手組をまた組みまくりますよー!
おわり。