1月24日。
カーボンハンドル買いました。
TNI カーボン スーパーシャローバーというハンドルです。
後ろから。
固定部分はΦ31.8mmです。そしてよく見るとステム部分のみザラザラした表面処理になってます。
STIの金具が取り付けられる部分も同じくザラザラ処理されてます。
重さはなんと……
185g!!超軽いです。
なぜ購入したのかというと、以下の理由があります。(上から優先順位あり)
①カーボンハンドルによる振動吸収性能UPをしたかったから。
②軽量化。
③カーボンハンドルを試してみたかったから。
一番の目的はブルベ等の超長距離用です。
カーボンハンドルは独特のしなりによって地面からの衝撃を吸収し、手の疲れが軽減されると言われています。
今回はそれがお目当てで買いました。
第二に軽量化。
超長距離での相棒・MERIDA RIDE4000には完成車時代からの重いアルミハンドルが取り付けられています。
これを軽量なカーボンハンドルに交換すれば、大きな軽量化の恩恵を受けることができるからです。
ちなみに中華の方に取り付ければ効果大のようにも思いますが、元から軽量な中華にはカーボンハンドルによる軽量化の効果は薄く(もちろん意味がないわけではありませんが)、恩恵の大きいMERIDA RIDE4000用に今回は購入しています。
第三は、私の中でいつかは試してみたい自転車パーツNo.1だったので…買ってみちゃいました(^_^;)
今回はTNIのスーパーシャローバーというカーボンハンドルを買ったわけですが、なぜこれを選んだかについて書いておきます。
最初はとりあえずカーボンハンドルなら何でも良いという考えで色々調べていたのですが、当然といえば当然ですがカーボンハンドルはとにかく高価です。
3〜5万円は当たり前のようで、ハンドルにちょっとそこまでのお金はかけられませんでした。(過去にビッグプーリーとか買っておいてよくそんな事wo)
そこで、我らの中華カーボンハンドルが選択肢に挙がりました。
Amaz0nで探せば、3000円前後で超軽量なカーボンハンドルが簡単に手に入ります。
値段が値段なので、すぐさま手が出そうになります。
しかしです・・・
ハンドルは命を預ける部位。品質が確かではない中華カーボンハンドルは、個人的には妥協できるものではありませんでした。
中華カーボンハンドルを購入したという記事を色々調べていくと、かなりの確率で破損したという話が出てきます…。
普通に使う分には問題ないが、バイクを倒してしまっただけでハンドルにクラックが入っただとか、破損しただの割れただの、調べれば調べるほど信用できなくなっていきました(^_^;)
こうして中華カーボンハンドルは候補から除外されました。
せめて、2万円以内で買うことができればイイのになぁ…‥
そう思い、ワーノレドサイクノレでカーボンハンドルを手当たり次第に探してみることにしました。
こうして見つけたのが今回のTNI………ではなく、トライゴンという聞いたことのないメーカーのカーボンハンドルでした!!
一応トライゴンについて調べてみると、有名ブランドのOEMも手掛ける台湾のメーカーとのことでした。
ハンドルの値段は2万円前後、重量も220g前後で、なかなかいい感じです。
……が、調べても調べても購入したという記事やインプレ記事が全然出てきません。
知名度が無さ過ぎる所為でしょうか……。
これでは信頼できるかどうかの判断自体がつきません(^_^;)
とりあえず、再びワールドサイクルでカーボンハンドル探しを続けます。
こうして見つけたのが、今回購入に至ったTNIのカーボンハンドルというわけです!
TNIなら安心だ!というくらい、個人的には絶大な信頼を寄せています。(もしかしたらただの過信かもしれません…)
値段も定価で22000円くらい、割引されて19000円くらいで購入できました。
購入の決め手となったのはその圧倒的な軽さ。
公称値が184g(400mm)で、せっかく買うなら200gを切る軽さがいいなということで、コレに決めました。
ちなみに購入したのは400mmサイズで、実測重量は上にも書いたとおり185gでした。400mmにした理由は元々付いていたハンドルと同じサイズだからです。
……余談ですが、ハンドル選びの際、KCNCのSCフォースというハンドルも候補の一つに入っていました。
こちらのハンドルは400mmで約210g、値段も約15000円で買えてしまうという凄まじい性能を誇るハンドルなのですが……
このハンドル、スカンジウムでできておりまして、どちらかというとアルミ合金の部類に入るらしく、軽量化でいえばまさにコレ一択といっても良い性能だったのですが、今回の目的はカーボンハンドルを使って振動吸収性能UPがやりたかったため、カーボンではないという点で候補から外れました(-_-;)
値段と重量のコスパ全体で見ればかなり安い方なので、中華用であればピッタリ合うかもとは思っています。(もしかしたら無意識のうちにどこかで購入しているかもしれません(笑))
購入してから少し日が経った2月3日、ようやくハンドル交換しました。
バーテープを剥がしてSTIレバーを外します。ワイヤー類も抜き取らないといけないかなー…と思っていましたが、通したままで作業できました。
ただ、張った状態だと危険なのでアジャストボルトを完全に締め込み、ワイヤーテンションを全てゼロにして作業しました。
作業途中の写真。
ぷら〜ん。
古いアルミハンドル、CONTROLTECH ONE 400mmの重量測定です。318gあります。超重いです。
ハンドル交換だけで133gも軽量化することができました。
新ハンドルを取り付けました。
ツヤツヤなところがイケメンです。
バーテープも巻いて、ワイヤーテンションも調整し直して、作業終了です。
翌日の2月4日も休みだったので、さっそくテストするため走りに行きました。(よく見るとメイシーノさんが写っています。)
それ以降も何度かライドし、カーボンハンドルに変えたことでどれほど効果があるのか試してみました。
以下簡単に感じたこと。
カーボンハンドルに変えて乗った瞬間、即座に違いが分かりました。
アルミハンドルにはなかった独特のしなりがあり、地面の衝撃があるとハンドルが歪んで折れそうになる感覚があり(実際は全然そんなことありませんが)、最初はなかなかに恐怖でした(^_^;)
一度感覚に慣れると、確かに振動吸収されてる感覚があり、手への衝撃が若干緩和された感じがあります。
まだ300km超えのライドをしてないので、どれくらい恩恵があるのかは不明ですが・・・少なくとも前のアルミハンドルの時よりかはロングが楽になっている。。。ように思います。そうだと信じたい。そうじゃないと困る。そうであってくれ。頼む。そうであってくださいお願いします。
そんなわけで、カーボンハンドルを導入したというお話でした。
おしまいおしまい。