3月9日㈯は人生初ブルベ、BRM309 中部200kmに参戦し、無事完走してきました!
今回は初めてのブルベ参戦になるので、色々解説していきながら記事を書いていきます。
まずは参加までの流れから。
ブルベに参加するには、ほかのロングライドイベントと同じようにスポーツエントリーで対象の主催団体(今回はAR中部。ちなみにARはオダックスランドヌールの略)の出たいブルベ(BRMナントカってやつ)に申し込みすればOK。
エントリー費はAJ会員だと1700円、非会員だと2200円。
私の場合、非会員なので2200円でした。
見てわかるとおり、普通のロングライドイベントよりも参加費が圧倒的に安く、これもブルベに参加しやすいポイントだと個人的に思います。
参加するにあたって、必須装備が何点かあります。
これらの装備がないとブルベに参加することはできません。
・ヘルメット
・反射ベスト
・ベル
・前照灯
・尾灯
これらは認定距離200km・300kmまでの装備規定であり、認定距離400km・600kmともなると上記に加えて前照灯2灯とヘルメット尾灯が必須装備となってます。
ブルベ当日の出走前には車検があるので、これらの装備漏れがあると出走できないため注意です。
反射ベストは持ってなかったので新規で買いました。R250の反射ベストです。
後ろがそこまで長くなく、着たままでも背中のポケットが隠れることなく使えるためこれを選びました。
他は持っている(ベルはノグ、ライトはキャットアイのボルト400・ボルト1600、尾灯はキャットアイとかの色々含めて3つ)ので特段準備は不要でした。
一応今回の装備紹介ですが、こんな感じで行きました。サドルはファブリックのセル、ホイールは最近前後輪が揃った手組の斑鳩2号(前後で驚異の1280gになりました)、ライトはいずれ前照灯2灯になることを踏まえてボルト400とボルト1600の2灯体制、ライトの影に隠れて写ってませんがベルのノグも付いています。
ブルベは主催者が引いたルート(キューシートといいます)通りに走ってチェックポイントを回り、完走を目指すのですが、キューシートは開催一週間前か二週間前くらいに公開されるため、自分でGPSナビに入れたり、キューシートを印刷して運用したりしなければいけません。
ちなみにこれが今回のキューシート。曲がる交差点名、距離などが細かく記されています。これを読み取り、自分で地図に落とし込んでいくのです。
主催団体によってはルートラボを公開してくれたりする場合もあるようですが、AR中部ではそのようなサービス(?)はなく、今回は自分でGPSナビに落とし込みました。(ルート作成はシグマのアプリを使っているのですが、距離が長くなると尋常じゃないくらいデータが重くなるため、今回は3つに分けてルートを作成しました)
そうして事前の準備が整ったらいよいよブルベ当日を迎えます。
スタート場所はいつもおなじみ道の駅瀬戸しなの。
スタート時刻はエントリーの際に6:00もしくは7:00が選べましたが、早い時間の方がいいので6:00にしました。(※どちらも制限時間は13時間で変わりません)
会場まではトランポや輪行もOKですが、私の場合すぐ近く(片道19kmくらい)なので自走していきました。
朝は3:40起床、食パン1斤(約1000kcal)を食べて5:00に家を出る。
5:40くらいに瀬戸しなの到着。
先にデイリーへ寄って走り出したあとに食べる補給食を買っておきます。
ブルベ当日の瀬戸しなのは反射ベストを着たブルベライダーだらけで、普段とは違う光景でびっくりしましたΣ(゚Д゚)
瀬戸しなのが会場といっても、ブルベの会場は奥にある駐車場なので、まずはそこへ向かいます。
5:45くらいに到着、と同時にブルベライダーさんたちがなにやら移動を開始……。
どうやらブリーフィングが始まったようです。
ブリーフィングとは、スタート15分前くらいに行われる、主催者による走行時の注意事項等の説明のことです。
気をつけないといけない交差点、チェックポイントのチェック方法など、聞き逃し厳禁の重要事項が伝えられます。
本当は車検を終えてからブリーフィングですが、既に始まっていたので先にブリーフィングを聞きました。
と、ここでなんとなく見覚えのあるジャージの方を発見。
もしや、、、と思い、声をかけてみると、やっぱりそうでした!毎年GF東濃でお会いしているチームペダルモンスター(通称ペダモン)のKさんでした!
まさかここでお会いできるとは思ってませんでした、久しぶりだったので話に花を咲かせます。
そしてそのあと、元々一緒に参加予定だったリンさんとも合流し、色々と盛り上がります。
ブリーフィング後は車検を実施。
装着しているライトが点灯するか、ベルは鳴るか等をチェックしてもらいます。
車検がOKなら、事前にホームページで印刷しておいた申込書(承諾書)と引き換えに、当日使用するブルベカードを受け取ります。
ブルベカードはチェックポイントの通過サインを貰ったりするときに使うため、失くさないようにしたいところです。
時刻は6:00を迎え、いよいよ200kmの旅がスタートします!
初めは道の駅を左折で出て、いきなり下りから始まります。
この日は真冬の晴れた日と同等の気温予報で、朝は超寒いです(T_T)
途中にあった電光掲示板表示はマイナス1℃…(ちょうど隠れてしまいました)
ブルベは一斉スタートなので、走り出した直後の信号交差点ではブルベライダーによる渋滞が発生します。
これはどうしようもないことなので、ひたすら待つのみです。
ルート的には瀬戸しなのの前の道を下ったら定光寺方面へ登り、15%の激坂を下って愛岐道路で多治見へと進むルートになってます。
まずは県道207の登りにさしかかります。
あまりにも寒いので、ここでアップがてらリンさんとともに高強度でぶっとばして体を温めることにしました。
途中で先にスタートしていたKさんも合流し、そのまま高速で定光寺を通過。
ちなみに今回は200kmなので、胃を心配する必要はなく、普段通りの強度で走っても問題ありません(^o^;) (もちろん300km以上ではブルベペースで走行して胃を守ることを最優先に走りますが…)
多治見市〜可児市を走行中。まだこのあたりも参加者が連なってることが多いです。
そしてしばらく走って約46km地点の第一PC(フランス語のpoint de controleの略だそうです)、ファミリーマート武儀下之保店に到着です。(8:07)
46km地点と言ってますが瀬戸しなのまでの自走分19kmがあるので実質65km地点の感覚です。
ここでのPCのチェック方法は朝のブリーフィングのときの話によると、スタッフによるサインもしくはコンビニレシートでOKとなっています。
せっかくなのでスタッフにサインをもらい、レシートも回収保管しておくことにしました。
今回はタイムを狙っているわけではないので、普通に止まって補給していきます。(300km以上ともなると、コンビニでの停止は補給休憩と走りながら食べる補給食の購入だけだと思います。)
休憩を終え、先ほど走ってきた時と同じようにリンさんとKさんの3人で出発します!
完走記(2/2)につづく!