山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

ツールド中津川(膝痛完全に治りました)

10/25㈰はGTBCコッシーさんによる個人企画ライド、ツールド中津川へ参加してきました。f:id:ikarugasan:20201026084834j:image写真は今回先導して下さったFさん。先導ありがとうございました!m(_ _)m

 

定員20名で募集があったので参加することにしました。

9月は過酷な連戦が続いていたので、少しでも癒しをを求めて参加したという経緯もあります…(^_^;) (それとたくさんの知り合いが参加するということも参加のきっかけでした)

 

 

 

ではさっそくレポート…といきたいところですが、その前に中部1000km以降患っていた右膝の痛みについて触れておきます。

そもそもこの右膝の痛みは中部1000kmの途中でお尻の痛みをかばって走っていたがために、変なペダリングとなってしまって、それ以降引き足の時にひねるような悪い癖がついてしまい、とっくに1000kmの疲れが抜けきったあとでも自転車に乗るたびに毎回右膝に痛みが伴っていたというものです。

 

症状としては右膝の外側で炎症が起きており(体の感覚で話してるので正確にはよく分からんですが…)、痛みの部位からしてほぼ間違いなく腸脛靭帯炎だと思われる。

昔左膝で腸脛靭帯炎になった時はまず体の構造を勉強して、腸脛靭帯炎が起こる原理を理解し、次に原因を試行錯誤して探っていって最終的に踏み方が悪いという答えにたどり着き、完全完治へと至りました。

今回もそれを適応して、完治に向けて痛みが起こる原因を探ることにしました。

 

ずっと安静にしていれば自然治癒力で膝の痛みは勝手に消えていきますが、完全に膝の痛みが消えたあと通勤のたった2kmを走っただけでもジワジワと右膝が削れている感触(違和感)があったため、原因は乗り過ぎではなく回し方にあるとすぐに確信しました。

 

10/12にフレッシュをDNSした代わりに笠置山へライドした際も、回し方が悪かったせいでジワジワと痛みが蓄積し、道中は激痛で本当に止まりかけるくらいのスピードでしか走れませんでした。

しかし笠置山自体は試しに踏み方をTTモード切り替え、高強度で走ってみるとあら不思議!なぜか痛みが一切出ずに最後まで登ることができました。

とはいえその後の帰り道では再び痛みが出たり出なかったりでなかなか安定せず、完全な原因究明には至りませんでした。

ただ、この笠置山ライドを通して判明したことがひとつだけありました

それは、やはり踏み方次第で痛みが出なくなるということです。

これでますます踏み方に原因があるだろうと確信しました。

 

そして今回のツールド中津川・・・・ではなく、その前日に近所の山を軽くライドする機会がありました。(乗った理由は激務でほぼ2週間一切乗れてなかったことから、軽負荷でもいいからちょっとでも乗りたかったという思いがあった)f:id:ikarugasan:20201026092035j:image

ルートは雨沢峠〜潮見の森〜三国山といういつものお庭コース。

しかし、このライドでも踏み方は全然改善せず、最初の雨沢峠でいきなりジワジワ右膝が削られ、ズキズキ痛みが走る。やばい。

どうも回していると引き足のタイミングでズキッと来る。

やっぱり引き足の時に無意識にひねったりしてるのが原因なのかな…と色々考えながらそのまま潮見の森を登る。

ペースはゆっくりだったが、潮見の森の10%超えの激坂区間では激坂を登るペダリング(つま先をシューズ先端に当て続け、斜め前上に押すというもの)が体にすっかり染み付いているおかげなのか、痛みが全く出ないタイミングがあり、コレだッ!!!と思い感覚を研ぎ澄ませて全身の意識を足先一点に集中させ、痛みが出ないペダリングを維持できるよう心がけました。

しかし勾配が緩んでくるとその意識もむなしくまた痛みが出てきてしまい、なかなか安定しませんでした。

でもなぜか雨沢峠の時よりかは痛みが出ることなく、潮見の森を登り切ることができました。

これは、改善まであと一歩のところまで来ているのかな・・・・!?

 

・・・・というのはただの思い込みだったようで・・・

 

最後の三国山では初めは痛みなくイケそうな気がしていたものの、徐々にズキズキと痛みが走り始め・・・

ついにはその痛みが頂点に達し、ズキィーッ!っと来た瞬間「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」と山の中で絶叫し、完全停止してしまいました(-_-;)

(ちなみにこれは嘘偽りなく書いてます(^_^;)

その時一緒に走っていたshiさんが証人です…(笑))

 

この痛みはやばすぎるということで三国山を登るのは諦め、途中でUターンして下って瀬戸しなのでお昼ごはんを食べたあと、おとなしく帰宅しました(この時の走行距離84km・1530mアップ)

 

こんな状態でツールド中津川(約100km・2100mアップ)なんて走れる訳がない。

いや、そもそも今日走ってなかったとしても翌日のツールド中津川で同じような状況になり、絶対に迷惑をかけることとなってしまう。

 

これは・・・・無理だ・・・・。

明日は素直にDNSしよう・・・。

やっぱり今は安静にすることが大切なんだ・・・。

 

グループラインにもストラバにも明日はDNSしますと書き込んだあと、部屋の中でひとつの静寂が流れる。

 

・・・・・・・。

 

・・・でもやっぱり走りたい。

 

この日のために今週仕事を頑張ってきたんだし、みんなと会って色んな話をして、一緒に走るのをとにかくすごく楽しみにしてきた。

9月の激闘を終えてこのタイミングでみんなとツールド中津川を走れるのは、「今」しかない。

多分今回のツールド中津川をDNSしたら、一生後悔するだろう………。

幸いにも膝の痛みは走る距離が短かったおかげなのか、そこまでひどくはない…。

ひどいときは階段の上り下りができなくなるが、今回はそこまでではないし……。

こんなことを言ったら駄々をこねる子供と同じなのかもしれないけれど、やっぱりみんなと走りたい!!

 

こうしてストラバとグループラインに書いたDNS宣言をすぐに削除し(数人には見つかっていた(笑)(^_^;))、送迎を依頼していたFさんにも「DNSします」と伝えていたがすぐに取り消して「やっぱり行きます」と伝え、参加することを決意しました。

 

だが、参加を決意した以上、なんとしてでも膝痛の原因となっているペダリングの悪い癖を克服しなければならない。

克服できなければ、今回の三国山での状況からしてツールド中津川の走破は不可能だ。

全ては明日の自分にかかっている……。

 

 

 

こうして夜、布団に入る。

しかしなかなか寝付けず22:10過ぎ?くらいに就寝。

 

朝は3:40に起床。

そのまま支度して予定通り4:40に家を出発。

送迎を依頼しているFさんとは5:40に多治見駅南のセブンイレブンに集合の約束をした。

そこまでは26kmくらいなので、大体1時間あれば付ける見込み。…まぁ、いつも通り走れればだが(^_^;)

 

走り始めはやはり昨日と全く変わってなくて、少しずつズキズキくる。

引き足の時に毎回やってくる、膝が削れてる感触(違和感)も昨日と変化がない。

左膝で腸脛靭帯炎を克服した時のように、昨日からずっと内股ペダリングを意識して内側荷重にしていたけれど、全然治る気配がない。

 

くそっ・・・痛い・・・・。

やっぱり走るべきじゃなかったかな・・・。

膝が痛いまま走っても自分だけが楽しめず、苦しい思いをするだけなのに・・・。

 

負の感情が次々と出てくるが、みんなに会えるという事を考えるとやっぱりここで諦めるわけにはいかないという気持ちになる。

 

・・・よし!

ここはなんとしてでも膝痛の原因を排除しなければ!

どうせ家で安静にして膝痛が治ったとしても、痛みの原因となっているペダリング時の悪い癖が直らなければ、またすぐ自転車に乗るたび痛みが出るのだから!

結局は膝痛の原因を排除するためには走るしかないんだーー!!!!

 

しかも痛みが出ている間はある意味治すチャンスでもある!

なぜなら痛みが引いてる時にペダリングを改善するよりも、痛みが出ているときにペダリングを改善した方が「あ、こうやってペダリングすれば痛みが出ないんだな」というのが目に見えて(というか膝の痛みで)分かるからだ。

その痛みの出ないペダリングさえ見つけられれば、こちらの勝ち。

あとはそのペダリングをずっと意識し続けてていれば自然と痛みは出なくなる…はず。(前回の左膝で腸脛靭帯炎が発症した時がまさにそうだった)

 

こうして感覚を研ぎ澄ませ、脳と全身の神経・意識を100%フル稼働させてどうやってペダリングしたら痛みが出ないのか、走りながらひたすら考え実際に試す。

すると、志段味を走ってるあたりで「引き足の時に右の足の甲の内側でシューズを押しつつ引き上げる」と右膝が削られる感触(違和感)がない事を発見した。

 

おぉ……!?もしやこれが正確の回し方か…!?

 

その後も「引き足の時に足の甲の内側に荷重するペダリング」をし続け、定光寺横の愛岐道路を走って合流場所の多治見駅南のセブンイレブンを目指して走る。

しかしペースが遅すぎたせいで少し遅刻しそうだったため、15分遅れますの連絡を途中で入れる。

そして愛岐道路を終えて多治見市街地へ。

 

この時点でもう完全に膝の痛みは出なくなっていた。

……よし、イケる。

そう確信した瞬間でした(^_^;)

 

5:55頃、セブンイレブンに着いてFさんと合流。

当然膝の痛みを心配する声がかかりましたが、カクカクシカジカで…と説明すると、なんとか納得(?)していただけました(^_^;)

ただ、痛みが出ない回し方はまだ発見したばかりであり、今回のツールド中津川を走破できるかどうかはまた同じ回し方ができるかどうかにかかってます…的な事も告げておきました。

 

そうしてツールド中津川スタート地点である岐阜県中津川市付知総合事務所へ7:30頃到着。

もうすでに何名か着いていました。

今回初めてお会いする方、久しぶりに会う方から久しぶりじゃない方まで、いろんな方とご挨拶できました\(^o^)/

 

主催者のコッシーさんもやってきて、スタート前の出欠確認が行われる。

他の人はみんな本名で呼ばれていたのに、自分だけ普通に「いかるがくん」と呼ばれ、頭の中で一人ツッコミを入れていた。(笑)

そしてスタート前の記念撮影。f:id:ikarugasan:20201026122006j:imageちなみにこの変なポーズは陸上短距離のクラウチングスタートの姿勢。(今から走り出すぜ的な意味で)

 

スタート時間の8:00になってスタート。

先導はFさんがやってくださいます。ありがとうございますm(_ _)m

でもいきなり少しペースが早く、早くも隣にいた参加者の方が苦しそうでした…大丈夫なんでしょうか(^_^;)?

自分もいきなり心拍176bpm(88%)くらいいってたので、最近全く走れてなくて急上昇しているのもあるかもしれないが、いきなりの高負荷で心拍アゲアゲの状態になってました(^^;)

 

膝痛の方は、走り出すまで実は物凄く不安だったのですが、今朝定光寺付近を走っている最中に掴んだペダリングの感覚をなんとか維持できているおかげで、とりあえず回してても膝の痛みはでなさそうです。

よし………これなら走れる!!!!!!走れるぞ!!!!!!!!!!!

 

そんなことを考えながら付知峡までの登坂。f:id:ikarugasan:20201026113137j:image基本9%とかが多いです。さすがは中津川…!!

 

付知峡に着いてみんなで記念撮影しようとしてたらとある一人の参加者が登ってくる!!

ここでメイシーノさんの登場だ!!

スタートの時に遅れますと連絡があり、あとから追いかけてきていたようですが、ついに追いついたみたいです。

 

写真撮影も終わって来た道を下り、二ッ森山へと続く長い林道を走る。

ここの林道はかなりの量の落ち葉・落石・枝・栗爆弾が落ちており、非常に危険な状態だったため、可児BGのSさんと私で先陣を切ってスピードをコントロール&大声で注意喚起しながらゆっくりと下ったりアップダウンをこなしていきました。

 

そしてしばらく走り、教授さんの講演会のところにも寄りつつ、山を登っていると二ッ森山の入口に突入してエイドステーション前のヒルクライムがスタート!!

ペースはフリーでいいとのことなので、もちろん徐々にペースを上げていきます。(後ろの方から「ブログで見たやつだ!!」といった声が聞こえてきたけどナンの事かな…??(^_^;))

本気で走るつもりはなかったけど、最大のライバルであるメイシーノさんがバチバチとしたオーラを放ちながら後方から一気に上がってきたため、自分も負けじとさらに強度を上げてパワー全開で登る!!

やばい!戦闘民族の血がたぎる!!うおおおお!!

さらにメイシーノさん以外にもまえケンさん、GTBCのiさんも上がってきて二ッ森山は4人でのバチバチライドとなった。

一緒に爆走して登っていったが、みんな超早くて、自分はほぼ2週間ぶりで全然乗れてないから付いていけるわけがない…。

こうして徐々に3人に引き離され始め、もう諦めよう…

・・・・と思っていたけど、なぜか呼吸が整っていて、足もなぜかまだまだ残っており、3人との間に開いた距離は案外簡単に詰められそうだったので、再びパワーを上昇させて差を詰めて3人に追いつく。

あれっ、なんでこんなに踏めるんだろう…そもそも乗れてない事に加えて膝痛に苦しんで間もないはずなのに(-_-;)

自分でも正直よく分からなかったが、ペダリングの感覚(大臀筋とかの感覚)がかなり良かったのは間違いない。

もしかしたら9月のピークス熱海、中部1000kmをクリアしてきた過程で大臀筋を発動させる方法や高強度の時の踏み方を意識的にいつでも使えるようになったのかもしれない。

 

そんな感じで高強度で登っていくが、自分以外の3人はゴール地点がどこなのかピンときていない様子…。

これはゴールが大体どのへんにあるか知っている自分が一番有利なのでは…!?

ゴールがどこか分からないからなのか、「映え」のジェットコースター区間では誰も先頭に出ず謎の沈黙のまま下りに差し掛かる(笑)

ちなみに「映え」とはココの事↓f:id:ikarugasan:20201026130805j:image

そしてGTBCのiさんとディープリムで下りが有利なまえケンさんが一気にスピードを上げて登っていき、それを追従する形で超フルパワーで全力で追いかける!!

最後はなんか2人を追い抜いてそのまま下ってエイドに一番乗りで到着。

あとから知ったけど二ッ森山のセグメントゴールはさっきのジェットコースターのところだったかもしれない……そしてそれを知らずに無駄にエイドのある展望台のところまで一人で飛ばしてきてしまった(^^;)

ということで二ッ森山エイドステーション。f:id:ikarugasan:20201026113251j:image

さきほどのサイヤ人4人で仲良く補給します。f:id:ikarugasan:20201026113340j:imageエイドでは協賛の中津川のお店のお菓子などが振る舞われました。

中津川のサイダーでカンパーイ!f:id:ikarugasan:20201026113357j:image

休憩してたら本日参加予定だったけどスタートに間に合わなかったおかやんさんが追いついてきました!

これはまた楽しくなりそうですね(^o^)

 

休憩中は色々とおしゃべりをしてみなさんとの交流を楽しみました。

ブルベはこれより過酷な大会がほぼないところも魅力でー!!って熱く語り始めたらドン引きされた。アレオカシィナァ(笑)

 

そして二ッ森山でぶっ飛ばしすぎて胃袋に致命傷が入り、さっきから提供されたお菓子がなかなか食べられない…(^_^;)

それでも食べないと走れないのでなんとか頑張って食べる。

あ、味はどれもサイコーに美味しかったです!!おもてなしありがとうございました!

そしてこのタイミングでライド後半に備え、得意の胃薬を飲んでおきました(^_^;)

 

休憩が終わったら長い下り。

笠置山の周辺の道に出ました。f:id:ikarugasan:20201026113442j:imageこの辺はすごく走りやすくてすごい好きです。

その後はお昼ごはん地点のくりくりの里へ。

12:30から1時間休憩と言われ、正直驚きを隠せなかった(笑)

理由は最近ブルベとピークスで、時間短縮のため最速補給・最速休憩しかやっていなかったので・・・こんなにのんびりと休憩してもいいのかと思えてきて、なんだか妙に嬉しかったです(笑)

 

しかしお昼ごはんとはいったものの、胃袋がまだ若干胃もたれ気味で飯を食べられる自信が無かったので、やや量の少なめのうどん単品だけ食べることに。f:id:ikarugasan:20201026113514j:image

一番最初に注文したのに食べ終わったのは一番最後だった……。

それだけ胃袋がダメージを受けていたということである(^_^;)

 

お昼ごはん休憩が終わったら馬籠宿方面へと走る。

途中、いい景色のところをコッシーさんが案内してくれました(^^)f:id:ikarugasan:20201026113645j:image

そしてやっちーさんもなんか紹介してくれた(笑)f:id:ikarugasan:20201026141935j:image木?に顔のようなものが彫られている…(笑)

 

そのあと落合のファミマへ寄って、馬籠宿までのヒルクライムスタート!!f:id:ikarugasan:20201026142122j:image

待ってましたと言わんばかりに自分を含めた4人のサイヤ人がとびだしていく。

最初に仕掛けた時に力を使い過ぎてしまい、少々失速。

一人、また一人と抜かれていき、結局3人に抜かれてしまって全然ついていけない(-_-;)

後ろからおかやんさんも上がってきて、抜かれてしまった。

・・・が、おかやんさんのペースならついていけたので諦めずについていく。

そして発射台に使わせてもらって(すみません…)3人を追いかけ、4着フィニッシュ。

みんな強すぎる。。。

しかもGTBCのiさんに至ってはなんとここが通勤経路なんだそうな。……そういうのを衝撃発言と言うのですよ(笑)

 

みんな着いたら折り返して、道の駅 付知花街道を目指します。

Fさんを先頭に、向かい風の中県道3号線を走ります。

自分らは追い込みまくってるせいか、Fさんのペースについていくので必死です(-_-;)

ちょっとマジで余裕がない・・・。

 

そして登りが始まり、クライマーのみなさん出番ですよとFさんから声がかかる。

でも誰も出ない・・・。

とりあえずそのままの隊列で進んでいき、平坦になったあたりでメイシーノさんがやっぱりとびだしていく!!

当然逃がすものかと大臀筋の超パワーを利用してついていく。

iさん、まえケンさんもやっぱりついてきてカウンターも勃発し強度がえらいことに(^_^;)

しかし大臀筋がある限り、超パワーが長時間維持できるのでなんとか付いていける。

メイシーノさんの連続攻撃にも全部耐えられた。

しかしiさんがとにかく強い。。。

本気の本気で追うが、少しずつ距離が開いていく。

あまりにも踏みすぎて、右のハムストリングスが一瞬ピキッとなりかけた(-_-;)

そしてそのまままえケンさん、メイシーノさんにも抜かれ、結局3人に敗北……もうこれ以上追い上げる力は残っていない(T_T)

メイシーノさんはあれだけ踏んでいて遅れていたから、もうダメたと思ってたのに・・・まだまだそんな踏む力が残ってたのか……!?!?!?

この体力バカーーー!!!!!(このセリフを言うのは4年くらい前に自走御嶽山に行った帰り道以来(笑))

 

橋を超え、登りに差し掛かるが遠くの方でメイシーノさんとiさんでめっちゃガヤガヤしてるのが聞こえる(笑)

メイシーノさんが後ろからiさんを精神攻撃してるんだろうなぁ・・・すごい強度なのに騒がしい光景も珍しい(笑)

そんなことを考えながら先頭集団を後方から眺めてました(^_^;)

 

峠?のピークが終わり、距離が開きすぎた事を考慮して峠を下ったすぐのところでみんなを待つことにした。

まえケンさんはUターンして集団に戻っていかれました。

3人でここまでのキツ楽しいを共有し、盛大に盛り上がります。f:id:ikarugasan:20201026144149j:image

久しぶりに全力を出すことができて、自分を含めてみんな生き生きとしています🥰

限界まで追い込んで最高のキツ楽しいを味わえるのは、立派な戦闘民族の証ですよね!

 

とりあえずみんなが来るのを待つ。

Fさんの集団が通り過ぎて、ちぎれたメンバーたちも通り過ぎて、最後尾にいるはずのコッシーさんを待ちますが、待っても待っても全然来る気配がありません。

おかしいなぁ・・・もしかして気づかない間にもう行っちゃってたのかな??

もしそうだとしたら今から3人で全力で追いかければ、かなり遠く離れたFさんの集団のところに追いつけるかもしれない!

 

そんなことを提案し、ここから3人で集団を追いかけることとなり、超本気の追走がスタート!!!

後ろから車が来てないことをちゃんと確認して、効率よく先頭交代して凄まじい速さで爆走していく。

R256に出て、相変わらず半端ないくらいの強度で走る。

もう自分も今出せる最高最大出力を発揮し続け、超超超フルパワーで踏んでいっている。

特にiさんのパワーは本当に凄まじく、明らかに自分とメイシーノさんよりも力が上だ。

だが、負けるものかあああああああああ!!!

大臀筋を通し、上体のひねりを足先まで連動動作で伝達させて自分史上ほぼ最高効率のペダリングで全開で走る!!!!

おおおおおおおおおっ!!!!!!!!

そして途中で先頭交代したタイミングで、なにやら悲鳴のようなものが聞こえた。

 

「待ってぇーーーーー!!!!!!!!」

 

その悲鳴を聞いたあと、一緒に走っているのはiさんと自分の2人だけとなっていた。

・・・メイシーノさんがちぎれたーー!?!?

平坦でメイシーノさんがちぎられるって、信じられない・・・!!

でも後ろを振り向くと遥か彼方にいるのが分かった。

でももうこっちも限界寸前・・・!!

メイシーノさんには悪いけど、自分はこのままiさんと一緒に行くことにしまっす・・・(-_-;)

 

2人で爆走していると途中で集団からちぎれたメンバーが走っているのを発見。

おかやんさんもいたのを発見したけどもうマジで付いていくだけで一杯一杯だったから声をかける余裕など微塵も無かった()

 

そして先頭がiさんへと代わり、全力で付いていくがもう限界でついていけないことを告げる(-_-;)(-_-;)

しばらく自分が先頭だったが、徐々にターゲットとして追いかけていたFさんの集団が見えてきて、「集団が見えてきたー!」と2人で歓喜

iさんが再び先頭となり、後ろに張り付いて全力で追いかける。

超超超超超フルパワーでついていくが、それ以上にiさんの引きのパワーが強く、こんなにも全力で後ろを走っているのに徐々に引き離されてしまった・・・。

iさんホントに強すぎです(-_-;)

 

こうして道の駅 付知花街道へと到着し、おもてなしのお味噌汁と唐揚げが提供されました!

結構胃にきそうな唐揚げではありますが、二ッ森山で胃薬を飲んでおいたおかげで今は食欲旺盛!

めちゃめちゃ胃袋が元気になっているので今ならいくらでも食べられます!(実際におかわりOKだったお味噌汁は当然おかわりをいただいていきました!)

そしてここでも戦闘民族トークで盛り上がり、さっきのメイシーノさんの「待ってー!」とか、「キツ楽しい」といった話に花が咲きまくり…いや咲き乱れてました。

 

補給を終えたらあとは数キロ走ってゴールの総合事務所へたどり着くのみ。f:id:ikarugasan:20201026115954j:image

最後は河川敷の道で今日の思い出とか昔の思い出とかをメイシーノさんと振り返りながら走り、ついに・・・・・

 

ゴーーーール!!!!!

 

みなさんお疲れ様でした!

最大の目標だった参加者全員無事完走が達成されました!

危険な林道もありましたが誰も落車することなく走り終えられて本当に良かった良かった!

 

最後はまたみんなで記念撮影♪f:id:ikarugasan:20201026120532j:image

本当に楽しかったです!

おもてなしも素晴らしく、元々中津川好きでしたが坂下の初めて見た景色は今でも印象に残ってて、ますます中津川が好きになりましたー!

本格的なツールド中津川イベント開催の際は何かお力になれたらと思います!

みなさまありがとうございました!!

 

 

 

その後はFさんに土岐まで車で送っていただき、自走で名古屋へ帰りました。

おなじみナイトランです。f:id:ikarugasan:20201026152521j:image

そいえば物凄く心配していた膝の痛みの方はというと、当日いくら走っても痛くなさすぎてもう完全に無縁の存在となりました。

ただし、踏み方がまた戻ってしまうと痛みが出るようになる可能性があるのでここ数週間は今回覚えたペダリングを意識するのを忘れないよう気をつけたいと思います。

 

帰りは膝痛から開放された喜びから、暗闇の中定光寺を登ってから帰宅しました。

 

めでたしめでたし。