BRM919 中部1000 当日編 1/3からの続きです。
朝は謎の寒さによって5:28に起床。
5:30に目覚ましをセットしていたため、まさかこんなタイミングでメザマシナルマエニオキールが発動するとは(^_^;)
起きたらとりあえず歯を磨いてクリームを塗り、すぐに支度を済ませて6:00過ぎくらいにチェックアウトする。
朝飯はホテルを出たあと、どっか適当なコンビニで済ます予定でいたからだ。
チェックアウトを済ませ、外に置いてあったバイクに持っていた予備のチェーンオイルをさしてから出発。
1日目でチェーンオイルが流れ落ちた訳ではないが(雨も降らなかったし)、シャリシャリという乾いた音が少々気になっていたため、少しでも駆動抵抗を下げて楽に走れるよう、本当に念の為のオイルさしです。
ホテルを出発してちょっと行ったところにあるファミマ柏崎松波店に立ち寄り、朝飯をいただきまーーす!!(9/20 6:31)
この日は1日目の反省で、色んな物を積極的に食べることにしました。
おにぎり連打ではやっぱり体が味を受け付けなくなるので…。(でも一応飲み込みさえすればエネルギーに変換される模様。)
そういえば今回初めてブルベで宿を取り、初めて3時間の仮眠を取ってみましたが、3時間寝るだけですごいスッキリします!!
仮眠を取らずに次の日を迎えると大体頭がずっとボーッとしていて、なんだか頭の中がパッとしない事になるのですが今回はそれがありません。
これは今後も積極的に「3時間仮眠」を取り入れていくのが良さそうですね!!
あと、ダメージを負っていた内臓も睡眠を取ったことによってすっかり良くなりました。
朝飯を食べ終え、走り出したのは結局7:30くらいになってしまった。
まぁでも、でもでもでもそんなの関係ねぇ♪のノリで走り出していく。
この日はいきなり曇天。
パッとしないけど、気温は寒くも暑くもない、ちょうどいい感じ。
そして・・・・ケツが恐ろしいほど痛い(T.T)
1日目の序盤は三船さんに無理してついていったせいでケツに結構なダメージが入り、200km超えたあたりから実は既にケツが痛くなり始めていました。
そして一気に370kmを走り終え、こうして2日目を迎えているのだが……
サドルに触れる坐骨の部分の皮膚がパンパンに腫れており、サドルに座っただけで激痛が走るという、自転車に乗る上では致命的な状態になっているのです(-_-;)
いきなりこれはヤバい。
座るだけで痛すぎて、まともにペダリングできない。
これは去年の静岡の600kmブルベで習得した「無」を早々に使わざるを得ない。いやマジで(-_-;)
とりあえず走り出して、まずはPC4のセブンイレブン新潟信濃町店を目指す。
ここは14:00までという通過制限時間が設定されており、それまでに通過しなくてはなりません。
そして今の位置からPC4のセブンイレブンまではなんと70kmもある。
つまり14:00までに70km走ってセブンイレブンにたどり着かないと失格になってしまう。
しかしこれも想定済み。
ド平坦70kmなんて、ド平坦100kmがおよそ5時間弱で走りきれることを考えると宿を6:00に出発しても8:00に出発しても正直余裕!
なのでこの通過制限時間に関しては全く心配しておりません。(ただ念の為、制限時間が設けられていることだけ知っておかないと、万が一の場合は大変なことになるから制限時間があるということを把握するようにだけはしている)
また、この通過制限時間が設けられていることから、大方の参加者は一泊せずに一気にPC4まで走り切る作戦に出ることが予想されます。
つまり、自分が宿で仮眠している間、結構な数の参加者に抜かれることになるかなと思っています。
裏を返すと、この先何人くらい参加者が前を走っているのだろうか、とワクワクしてる面もあります!
そういうわけで、ド平坦70kmの爆走開始!!
「無」を発動させ、ケツの痛みを無視してエアロポジションで高強度で走り続けます。
あ、いくら「無」を発動し続けたとしても、本当に痛みがなくなっているわけではなく、しばらくするとケツがどんどん燃えるように痛くなってくるので、定期的にケツを浮かして一定時間冷却する必要があります(^_^;)
たまたま赤信号で止まったところで偶然海が見え、遠くの方に目をやると・・・
おおおおぉっ!!!佐渡島が見えるっ!!!
2015年と2017年の佐渡ロングライドに参加したことのある私にとって、佐渡島は思い入れの深い場所となっています。
そんな場所が海の向こう側に見えたら、テンション上がらないはずないじゃないですかっ!!!!\(^o^)/
引き続き爆走していると、早速前方に2名の参加者を発見し、挨拶しがてら追い抜いていきます!
あれ?!もしかして今のはペダモンのAさんだった…!?
確証が持てなかったので、そのまま先へ行ってしまいました…もしAさんだったら、そのまま行ってしまってごめんなさい…m(_ _)m
柏崎刈羽原子力発電所の前も通過。
通り際に入口を横目に見ましたが、厳重に警備されていてどう見てもおっかない雰囲気(^_^;)
写真撮影も禁止とか書いてあったので、本当に素通りします。
トンネルを抜けたら、道の先に日本海がっ!!
気持ちいい海沿いの道に出ました。
走っているとまたもう一人参加者を前方に発見し、挨拶しがてら追い抜いていきます。
左手に見えてる佐渡島も定期的にチラ見しつつ爆走。
よく見ると佐渡島の上の方の空だけ青空になってるのもポイント高い。こういう景色本当に好きです!
ある程度走るとカロリーが切れてきた・・・。
勢いで「無」を発動していたものの、パワーを発揮して踏めなくなった途端にケツの痛みも大爆発を引き起こしそうなくらい痛む。いや、正確にはもう既に大爆発を引き起こしている(-_-;)
と、とりあえずさっき買っておいた焼きそばパンを背中から取り出し、走りながら補給する。
焼きそばパンは食べたかった食べ物なので、少しだけ食欲が出た。ソースがイイね…!
しかし、ケツは相変わらず強烈に痛い。
カロリーが復活していない間だと、なおさら踏めなくて痛い。
さっきと比べて一気にペースも落ち、なかなか苦しい状況が続く……。
…と、ここで偶然加藤和樹さんの「EASY GO」(リボーンのOP)を思い出し、突然脳内再生が始まる。
EASY GOで行こうぜ〜♪♪
まだ見ぬ世界へ〜♪♪
また倒れても〜動き出すMY HEART〜止まらない♪♪
明日へ向かって〜♪♪
自分のPACEで〜♪♪
I WANNA GO AND FIND MYSELF〜一度だけのCHANCE〜♪
・・・これは2009年の歌だけれど、歌詞の良さも相まって個人的に今でも聴いてるくらい好きな歌。
脳内再生するだけでもホントに力が出る。
悩んで悩み抜いて〜自分見つければいい〜♪♪
振り返らずに〜信じた道を進めよ〜始まるのは今〜♪♪
いつか必ず………
たどり着ける……さ!!!!
誰も知らない〜君だけの夢〜抱きしめて♪♪
明日へ向かって〜
自分のPACEで!!
I WANNA GO AND FIND MYSELF〜
一度だけのCHANCE………
つかみとれ!!!!
あーーーホント良い歌詞。
この歌こういうブルベとかの過酷な競技にホントピッタリだわ・・・。
ここまでで400km近く走破してきたけれども、ゴールまではまだあと600kmくらいある。
とてつもなく長く遠いゴールだが、走り続けていればいつかは必ずゴールにたどり着ける・・・はず!
なんか知らんけど…めっちゃ元気出たーーー!!!!
よし!まだまだここから頑張ろう!!自分のペースで!!
(あもし良かったらYouTubeとかで聴いてみて下さい。少なくとも私は聴くとメッチャ元気出ます!!)
そういうわけで好きな音楽を脳内再生して気力を回復させ、先へと進んでいく。
なんとかカロリーは復活したものの、今度は足自体が終わっていて全然踏めなくなってしまっているようだ。
足がない状態でいきなりノンストップ70kmをやっているようなもんだからな……こうなる事は覚悟していたが、さすがに踏めないとそもそものペースが上げられないから辛い。
ただ、無駄に補給食は背中にあってカロリー切れの心配だけは要らなそうなのが唯一の救いか…。
のろのろと走っていると、後ろから高速でかっとばしていく参加者がいらっしゃいました。
新城幸也限定リアクトに乗っているあの人は……!!中部のブルベで何度か見たことがあるぞ!!
今回のブルベにも出ていたのですね・・・!
(そしてこの後衝撃の事実が判明するとともに奇跡が起こったり起こらなかったり……)
そんなことを思いながらちょっと追いかけようとするが速度差がありすぎて全然追いつけない。
というか今のノロノロ状態では追うことすら叶わず、もう姿が見えなくなってしまった。
くっ・・・だがまだまだ!
今はとにかく頑張って走らなきゃいけない時なんだ!!
何かよくわからないけど力が出てきてペースアップ。
辛い時間を乗り越え、自分にもようやく流れが来たようだ!!
うおーー!佐渡島、さっきまで左奥に見えていたのにもう左後ろに見える!そして見る角度が変わったから島の山の形も変わった!!
ブルベの参加者ではない一般サイクリストの方々もどんどん追い越し、ひたすら爆走していると、宿からの70kmを走り切ってついに454km地点にあるPC4 セブンイレブン新潟信濃町店に到着!(9:50)
そしてこのセブンイレブンに何やら見覚えのある参加者が休憩している・・・って、あーーーーー!!!!
yamaさん!!!!\(^o^)/
まさかここで追いつくことになろうとは!!
久しぶりに再会できてめちゃくちゃ嬉しいです!(TuT)
話を聞くとちょうど休憩を終えてここを出発するところだったようです。
なるほど!まだまだここから頑張ってください!
お互い励まし合ったあと、もう一人一緒にいた方と先に出発されていきました。
自分も補給食を買って休憩タイムに入ります。
ここまで足が死んでたので疲労回復の食べ物をめっちゃ食べていきます。
セブンイレブンについたとき、実はさっきのyamaさん達以外にもさきほど抜かされた新城幸也限定リアクトに乗る方のバイクも置いてあり、ここのPCでその方と一緒になりました。
せっかくの機会なので、中部によく出られてますよね、と声をかけさせていただきました。
色々会話したあと、自分は早めに補給を終えて先にセブンイレブンを出発させていただきました。
お互い頑張りましょう!と声をかけてセブンイレブンをあとにします。
ここからはようやくコースの折り返しとなります。
ルート的には新潟市からずーーーっと南下し、長野県軽井沢町までの約300kmを一気に走ります。
まずは市街地区間を進んでいく。
と、ここで交差点の角でパンク修理をしている人を発見………あれっ??yamaさん?!
パンクでしたか…ドンマイです(×_×;)
どんどん進んで川の堤防道路とかを走る。
信濃川!
信濃川って日本で一番長い川だったような…!?むかし小学校の社会の教科書に書いてあった気がする。
その後も普通の町中や幹線道路、田舎道を淡々と走って駒を進めていく。
なっがい直線道路です。長すぎて走る気力が湧きません(^_^;)
そしてずーーーーっと行った正面の奥の方に山が点々と存在するのが見えます。
今日はあの山の向こう側まで行くのかなぁ……。
広大な大地を走っていると、本当に旅をしているような感じがして個人的には好きです。
橋を渡る。
ずーーーっと南下し、50kmくらい走ってやっぱり全然力が入らないことから、またしてもコンビニへピットイン。(ローソン三条西中店 12:30)
うーん・・・全然力が入らない。
そもそも筋肉が破壊し尽くされている状態がずっと続いているせいなのか、いつものように踏めない……。
よし、ここはタンパク質のある補給食を食べて一旦回復を図ろう!
ということでローソンのからあげクンを食べて一旦体制を立て直すことにした。
休んでいると、地元の自転車乗りの方(どちらかというと旅系の方)から声をかけられました。
ブルベに参加中であり、ここまでの経路とこれから向かう道について説明すると、当然ですがすごい驚かれていました。
しかも、「ブルベって本で読んだことはあるけど、実際にブルベをやってる反射ベストを着た人を見るのは初めて」的な事を言われ、すごく嬉しかったです!
この先の三国峠についての情報もいただきました。初見なので助かりました、ありがとうございました!
補給していると先ほどの新城幸也限定リアクトの方が追いつき、コンビニへピットイン。(これ以降限定リアクトさんと呼ぶことにします)
また会えましたね!みたいな会話で、お互い良い刺激を与え合う。
そして補給を終えたので先に出発。
凄まじいケツの痛みに耐えながら、ひたすら走る。
でも痛いのはサドルに乗っかる瞬間だけで、一度座ってしまえば案外痛くないかも……!?
ハッ!?もしやこれは「無」の上位互換スキル「無の境地」を習得してしまったのかも!?
「無の境地」は痛みを無視して走り続ける「無」とは違い、痛みそのものを感じなくなる、まるで悟りを開いたかのようなスキル。
これはヤバいスキルを手にしてしまったようだ……でも真面目に言うと自分のお尻は本当に大丈夫なのだろうかと心配になってくる……。
大会が終わった頃にはケツがポロッと取れてるんじゃないだろうか……(-_-;)
その後もひたすら走り続ける。
それにしても今日は前日のダメージも相まって全然ペースが上がらない・・・。
このままの状態で走り続けて370kmを予定通り18時間で走れるのだろうか……。
いや、正直なところ最初の70kmを走った感触では絶対ムリのような気はしていた。
ならば、せめて20時間をかけて走り切る事にしよう・・・。
20時間かけて走り切れれば、宿に着くのは次の日の深夜2:00頃となる。
これならまだまだ当初立てた計画の範囲内だ。
よし!タイムを稼ぐためにも、まだまだ頑張って走ろう!
そういうわけで気合を入れ直し、久しぶりに爆走再開。
先ほど食べたものが少し消化吸収された事もあって足が少しだけ軽くなっており、結構な勢いで踏みまくる。
うおおおーー!!!イケるぜーー!!!!
そんな感じで20kmくらい爆走するが、またしてもカロリーが切れ始めてペースダウン・・・。
ヤベェ・・・全然踏めねえ・・・・。
とりあえず踏めなさ過ぎてやばいので途中自販機に立ち寄ってアクエリアスまるまる一本グビッと飲み干す。
よし、これで少しは回復するだろう…。
こうして走行再開。
そういえばここまで走ってきて、とある法則があることを発見した。
せっかく足が回復したとしても、高出力を発揮してしまうとどうやらすぐに足を使い切ってしまうようだ・・・。
既に足がバキバキの状態ではわずかに足が回復したとしても、その力をすぐに使ってしまっていてはまたすぐ足がバキバキの状態に戻ってしまう…そんなような気がする。
ちなみにこのバキバキの状態というのは具体的にどんな状態かというと、分かりやすく例えれば乗鞍とか神坂峠とかの超級山岳を登り切った時みたいに踏む足が全く無いまさにあんな感じの状態の事です(^_^;)
今日は朝からずっとその状態で走り続けているのですよ……ホントヤバ過ぎです(-_-;)
これはバキバキの状態から一旦足を回復させ、その状態からさらにプラスで回復を入れる必要がありそうだ。
この日は最後の100kmにキツい山岳コースが待っているんだし、回復させるのに多少時間がかかって宿に着くのが遅くなったとしても、登る足がある状態でキツい山岳コースに挑んだ方が精神的にも肉体的にも絶対に楽だろう。
…………よし、こうなったら山岳コースに差し掛かるまでは思いっきり低負荷の回復走で走って足を回復させ、復活させるのに専念しよう
そういうわけで一気にペースを落とし、回復走開始。
低負荷高回転で足をなるべく回しまくって血行を良くして乳酸を処理する。
途中の景色。遠くの方に一つだけぽっかりととんがった山が見える!
あれはもしかして……蓼科山?!
もしそうだったとしたらあんなに遠くに、あんなに先に蓼科があるのか……。
あれ?でもよく考えたらその手前(直線上)に渋峠のある白根山とか浅間山があるなー……もしかしたら見えてる山はそっちかも?
いずれにせよ、自分がすごい遠くまで来ているのだと改めて実感した瞬間だった。
ひたすら走ってR17に出た。
ここからキューシート上では一つの区間だけだというのに100kmも走る超クレイジーな区間……(-_-;)道に迷う心配がないのはありがたいが、次に曲がる交差点までクッソ長い(100kmだから5〜6時間以上は軽くかかる)ということを考えると本当に気が滅入る…(-_-;)
でも先のことを考えていたってげんなりするだけだから、今はひたすら無心で走り続けるのみ。
先のことは考えず、目の前の道をひたすら走る、ただそれだけなんだ。
さっきのコンビニから50kmちょい走り、いい具合に補給食が切れて足も疲れてきたのでコンビニへピットイン。(ローソン川口中山店 15:23)バナナを食べたり、フルーツゼリーを食べたり、揚げたイカリングを食べたり。
思いっきり疲労回復してタンパク質、脂質を摂取できるものを食べていきました。
すべてはこの先に待ち構えるキツい山岳コースに備え、足をチャージしておくためだ・・・!!
コンビニ休憩中、これから来るであろう辛い時間に備え、Twitterでつぶやいておきました。
中部1000km
— ikaruga@Iさんの中の人 (@ikaruga_1735853) 2020年9月20日
現在540km地点、軽井沢の宿の手前の100kmが強烈な坂らしいので誰か一緒に登ってくれる人もしくは応援してくれる人募集😂
足がバキバキで踏めなさ過ぎて全然ペース上げられないしケツは朝から限界突破🤣
これはいける気がしない(白目)でもタイム的にはくっそ余裕あるっていう… pic.twitter.com/26wQyIXrx6
先につぶやいておき、辛くなったらスマホを開いてみんなのコメントを読み、元気をもらう作戦です…(^_^;)
(そしてみなさんいつもコメントありがとうございました!!!!)
我ながら他人頼みのとんでもない作戦…。
でも、ちょっとは他の人を頼っても良い…ですよね??
そんな感じで再スタート。
ずっと回復走ペースで走る。
走ってても全然キツくなく、補給食がどんどん消化吸収されて体が元気になっていくからどんどんテンションが上がって楽しくなってくる(笑)
南魚沼市突入!(16:22)
知らない土地の景色を見ながら、ブルベを楽しむ。
気分はルンルン♪
だいぶ来た。さっきよりも山が近づいてきてる……。
いよいよ山岳コースに突入するのか………。
と、その前に最後のコンビニ休憩。さっきのコンビニからは41kmくらい走った。(ローソン南魚沼関店 17:42)
特に深い意味は無いがこっち側の写真も撮っておこう(^^;)
ここまで一切足を使わず回復走に徹してきた事により、おそらく足はかなり回復してきただろうが、まだまだ足を回復させるためにバナナ、フルーツゼリーを食べてさらなる回復を試みる!(笑)
あ、ちなみに今日は前日のように全然高負荷で踏んでいないので胃袋はまだ大丈夫そうです。
でも少し疲れてきた感覚があったので、万全を期すためにもここで2日目初となる胃薬を服用。
今まで持ってた胃薬が切れていたのでここのコンビニで買ったやつを飲んだが、今までのは錠剤タイプだったのに対し今回買ったのは粉末タイプで、まるで罰ゲームでも受けてるような感覚だった(-_-;) (当方粉薬が大の苦手であります…。でもこれを飲んで胃袋が良くなるのなら、いくらでも飲んでやります!!それくらい胃袋に対する意識は高い(笑))
ここまでで217km(トータル約590km・上昇量は不明だがトータル5000mアップ?くらい)。時刻は18時手前、もう日が落ちて暗くなり始めているというのに、軽井沢にある宿まではまだあと約150km・約3500mアップ?も残っているのです……。
あぁ、なんという絶望感……。
全然いける気がしないけど、とりあえず走らないと始まらないから走り始めることにする。
まだひたすらR17を走るだけの区間が続いているが、次の曲がる交差点まではあと49kmというところまで来た。
しかし、その49kmは凄まじい山岳コースになっているから走破するには軽く3時間はかかるだろう…(-_-;)
しかもそれを走り終えたあとにまだ約100km の山岳コースが残ってるっていう()
ヤバすぎて言葉が見つからないけど、とりあえず走る。
っていうか次の日の深夜2:00までに宿にたどり着けるのかコレ(^_^;)
150kmの山岳コースってだけでも今の状態では軽く9時間はかかるんじゃないだろうか…
今の時刻は18時くらいで、その9時間後は27時…つまり深夜3:00か。
うーん、これはどう考えても厳しいなぁ・・・・・(-_-;)
走り始めたらすぐに日没となり辺りは一面闇に包まれた。
そしてさっきまでは無かった登りがいきなり始まる。
登坂車線もポンポン出てきて、本格的な登りが始まったことを告げているようだ。
登っていると、足の感触がさっきまでと全然違うことに気づく。
おおぉ・・・・これは・・・・・!!!
足が復活したぁーーーーっっっ!!!!
朝からの足のバキバキ感は消えていないが、力を入れてもそれを阻むものがなく、足がスイスイ回る。
ヤバい!これはスゴイ!足がバキバキになってても復活ってするんだ!
同じバキバキでも、踏めるバキバキと踏めないバキバキがある。
今はまさに踏めるバキバキの時!!!
これはいけるぞーーーーっ!!!!!
といってもあまりにもとばしていってしまうと、せっかくチャージした足がすぐに尽きてしまうだろうから、今回はそれを恐れてあえてちょっと抑えて登りました。
車通りも減ってきて、ライトを消せば辺り一面暗闇の世界になる峠道をひたすら孤独に登っていく。
ずっと1人だし寂しいなぁー……。
でもとりあえず今は宿を目指してひたすら走り続ける。
ずっと登っているとトンネルが出てきた。
トンネルの中はなぜか1.5車線くらいしかない狭い道・・・。
しかも路面はまあまあ最悪……。
きれいな路面は端にある白線の上しかなく、そこをピンポイントで走らないとそれ以外はすべてガタガタ道になってて、そんなとこ走ろうものならケツに連続打撃がクリティカルヒットしてあっという間にHP0だ……(-_-;)
そんな事を考えながら微妙に登り坂になってる長い長いトンネルを走る。
トンネルを抜けたら下り坂になっていた。
寒さがヤバいのでレインウェアを着て下りに備える。
さらにここで下に付けてたGVOLT70のライトが電池切れの合図を示していたので(電池切れが近づくとスイッチボタンが赤く点灯する)、ハンドルに付けていたVOLT1600との入れ替え作業を行う。
と、なんかアレコレやってたら後方から誰かがやってくる気配がした。
振り向くとそこには・・・・・・・
おおおおおおおおおおお!!!!
限定リアクトさん!!!!!
まさかこんなところで合流するとは!!!!
ずっと峠道を1人で登り、心細かった状態が続いていた中でまさかの同じブルベの仲間と合流するなんて・・・・・
これほどテンションが上がった場面は他にありません!!
当然一緒に行きましょうとなり、一緒にダウンヒル開始!
過酷な山岳地帯だったこともあり、ここで誰かと走れるのは心強過ぎる!!
少し下ったらまたすぐに登りが始まった。
2人で喋りながらヒルクライム。
話を聞くと噂の三国峠まではまだまだ坂があるようだ…。
でも今は2人、なんでもやれそうな気がする!!
しばらく登ると再びトンネルが!!(20:44)
でもここはまだナンチャラ峠(教えてもらったけどもう忘れてしまった…)で、三国峠はまだ先らしい……。
トンネルを超えて少し行ったらスキー場に出た。(20:25)ここは街灯や建物が多く、ちょっと町にみたいになっていた。
ほう、苗場という地域なのか・・・覚えておこう。
その後も補給食を食べつつ登坂車線のある坂を登っていると、再びトンネルが!!ここが噂の三国峠とのこと!よし、これで今度こそ登り坂は終了らしい!
トンネルを抜けたら・・・・・
群馬県!!!(20:49)
いやぁー、すごいとこまで来たなぁ(^^;)という気持ちでいっぱいです。
レインウェアはずっと着っぱなしだったのでそのまま下りに差し掛かる。
しかし、レインウェアを着たまま登っていたせいでそこそこ暑く、汗をかいてしまっていた。
そのせいで汗冷えしてしまい、下りでは結構辛い寒さが襲いかかる……(-_-;)
そこへ本格的なカーブの多いグネグネの峠道……手も超疲れてきたし、ヤバい……。
限定リアクトさんはダウンヒルに自信があるようでかっとんでいってしまいました(^_^;)
私は最近ダウンヒルは乗車感覚がダメダメで、夜の山ということもあって超スローペースで下ります……(T_T)
完全に足を止めて下っていたせいで体は冷え切り、とにかく辛い状態が続く……。
それでもなんとか下り続け、限定リアクトさんと三国峠を下ったら寄っていこうと話していたコンビニ(ローソン群馬赤谷湖畔店)へピットインする。
あああぁぁぁ…………寒すぎる………(T_T)
震えが止まらない…………。
と、と、と、とりあえず・・・・何か暖かいものを食べなければ・・・・。
そういうわけでシーフードヌードルを買って食べる。
このタイミングでのシーフードヌードルは神!!!!
体は暖まるし、サイコーに美味しいっ!!!
休憩中、限定リアクトさんと色々話をしました。
せっかくなのでストラバとTwitterもフォローさせていただきました。ありがとうございます!
そして会話の中で、たまたまこんな質問をしました。
「今年の中部200にも出てたんですか?」
すると雪じゃない方に出ていた、とのこと。・・・ということは自分と同じ日曜日の方かな?
(・・・・・ん?そういえばあの時スタートしてすぐの矢作川沿いを一緒にぶっとばしていた人とよく似ているような・・・)
「あれっ、もしかして中部200の最初の時、一緒に走ってた方ですか?」
「あーそうです!」
・・・おおおおおおおおお!?
限定リアクトさんがまさかあの時一緒に走ってた人だったとは!!!!(^_^;)
つまり、私の今年の中部200のブログで登場した緑メリダさん=限定リアクトさんだったというわけです🤣🤣
いやぁ、すごい・・・こんな形で再会するとは(笑)
…そんな感じで休憩中は一時期すごい盛り上がっていました(笑)(^_^;)
あと私のブログも前から読んでくださっていたということで、本当にありがとうございます!!m(_ _)m
限定リアクトさんはここのコンビニで仮眠してから行くとのことだったので、ここでお別れして自分は先に行くことになりました。
また明日?どこかで会いましょう!!
ということで出発。
R17の100km区間がようやく終わりを迎え、お次は県道53号へと進んでいく。
曲がったらいきなり結構な登り坂が始まる。
しかも車は一切通らず、街灯がないせいでライトを消せば完全に真っ暗となってしまうような峠道。
ふっふっふ・・・ついにこの時が来た!!!
今こそアレを使う時!!!
さぁ、スマホで大音量で音楽を流しながらヒルクライムだぜぇ〜〜〜〜!!!
実は今回(というか少し前々から)夜の山を登る際、熊などの危険動物と遭遇するリスクを少しでも減らすため、スマホへ音楽を入れてきているのだ!!
それを大音量で流しながらヒルクライム。
こうすることで自分の存在をなるべく早く周囲の動物に知らせることができたり、良い気分転換になったりで深夜の山を走る上ではいいことづくしなのです。(もちろん住宅街や民家のある場所ではやりませんが…)
そんな感じでルンルンでヒルクライム♪足もさっきシーフードヌードルを食べたおかげで再び復活しており、良い状態をキープできている。
このまま一気に走り抜けてやるー!!
今このへん。
そういえば宿までようやく90kmを切った。
残りの距離が2桁になるだけで、あと少しって感じになって頑張れる。
例えるなら、ボス戦でようやくボスのHPがあと少しのところまで来たって感じだ。
アップダウンをこなしていたら急勾配のダウンヒルが始まる。
当然車通りの無い峠道なので動物と遭遇する可能性が非常に高かったため、超低速でダウンヒル。
ホントにキツい勾配だったなぁ……あれは登りたくない。(今は)
そんな感じで下りきったら中之条町という町に出た。
突然街灯のついた商店街みたいな雰囲気となり、景色の移り変わりが面白い。
そして宿まではあと65kmくらいのところまできた。
だんだんと今日のゴールが近づいてきている!
あと少しってなってくるとちょっとずつ頑張る気力が湧いてくる。
よし、もう少しだ!頑張るぞ!
ただ、このまま行ってしまうとこの先一切コンビニが出てこなくなることから、一旦近くにあるコンビニ(セブンイレブン群馬吾妻原町店)に寄ることにした。
安定のバナナやフルーツゼリーを補給する。
そして一気に約65kmを走り切るため、ここで魚肉ソーセージを一気に3本平らげた。
一度にたくさんのカロリーをチャージし、勝負に出る作戦だ。(でもまあこれだけ食べても多分カロリー持たないと思うけど…(-_-;))
ちなみに胃袋の方はかなり元気。初日のときと違って全然高強度で踏んでいないし、先ほど粉末状の胃薬を飲んだおかげで元気ハツラツだ。(本当にいつも以上に胃袋は元気だった。もしかして粉末状の胃薬の方が効果あったりするのか?)
こうしてコンビニ出発。
走り始めは食べたものを消化させる必要があることから超低速でゆっくり走る。
榛名山という文字を生まれて初めて生で見たかも!すごい!(9/21 0:21)有名なハルヒルの開催場所の近くを通ってるんだなぁ…。たぶん。
R406を南下し、登り坂が始まる。
ここでも音楽をかけまくってヒルクライム。
最初の方は胃をいたわってゆっくり登っていたが、徐々に食べ物(主に魚肉ソーセージ)が消化されてエネルギーへと変換されていき、どんどん力がみなぎってきてさっきよりも強度を上げて爆走!!
めちゃくちゃ登れるッ!!早いッ!!楽しいッ!!!!
少々興奮気味に坂道を登り、坂が終わって下りに入る。
下りの途中で県道33号線へと入って再びヒルクライム開始。
ここも高強度で爆走していった。
なんか無駄に勾配がキツかったが、今の自分にとっては格好の標的……!!
激坂を高強度で美味しくいただきました\(^o^)/
でも途中からさすがに疲れてきたので少しだけ強度を落として走行。
それでもかなりのペースで飛ばしていったが。
誰もいない峠道なのでここで大音量で音楽を流しながら登る。
いやぁ〜〜〜楽しいッ!!♪♪♪♪
峠がようやく終わったと思ったら実はまだまだ登りがあって、久しぶりに終わる終わる詐欺に遭う(^_^;)
ひたすら登ってたら今度こそ峠が終わったようで、再び危険な深夜のダウンヒルが始まる。
超低速でグネグネの峠道を下っていると、カーブを曲がったタイミングで2頭の野犬?と遭遇!!
当然速度を落としていたので衝突することなく無事回避。
やはり超低速で下っていて正解でした。
その後も一切気を緩める事なく超低速でダウンヒル。
ずっと下ったらまたちょっと登りが始まって、その先にあるトンネルを越えて交差点を右折したらR18に出る。(2:41)宿のある軽井沢までは残り30kmを切った。軽井沢の文字も青い看板で見られたし、あと少しだぁーー!!!!
しかしやっぱりカロリーが切れてきて補給食も尽きたので、最後にコンビニへピットイン。(ローソン松井田バイパス店 2:57)
もう3時か・・・このままだと宿に着くのは4時半くらいになっちゃうなぁ・・・。
意外と時間がかかってしまったがしょうがない。
チェックインが遅れることは既に三国峠を下ったところにあるローソンで連絡済みだから、遅れること自体に関してはそこまで問題ではないが・・・チェックアウトが10:00のため、遅れれば遅れるほど仮眠時間が確保できなくなる可能性が出てくるからちょっと焦る…。
でも30kmくらいならバナナとフルーツゼリーだけで多分行けるよな!と思い、それだけ食べてさっさとコンビニを出発。
こうして本日最後の戦いに挑む。
最後は碓氷峠(うすいとうげ)という、名前だけなら聞いたことあるけどどんなところかよく知らない峠が待ち構えている。
そして、予習してた時から思ってたんだけど・・・
ここ絶対ヤバいとこだろ!!(T_T)R18を西に進むのだが、なにこの超連続カーブ…。
しかも標高図もここだけ思いっきりガンと上がってる。
多分平均9%くらいはあるんじゃないかな……。
最後の最後でこれを登らなければならないのだ…。
厳しい戦いになるのは覚悟していたが・・・ここを越えれば宿はもう目の前!!
ここまで来たら・・・もうやるしかない!!!
深夜3:00を過ぎ、そろそろ体も満身創痍の状態に近づきつつある中で、碓氷峠の登りがいよいよ始まる!!
いきなり9%くらいから峠がスタート。
ふん・・・こんなところ、高強度でさっさと登り切ってやるわ!!
序盤からすごい勢いで突入し、爆登りする。
うおぉぉ!!!やってやんよぉぉぉ!!!!
しかし登っても登っても全然終わる気配がなく、サイコンのナビも連続カーブが次々と表示されてちょっと最後まで高強度が続かない気がしたので少しペースを落とし、温存ペースで登ることに。
追い越していく車やトラックのテールランプが暗闇の中へと消えていくが・・・そのテールランプを目で追っていくと上の方へと消えていき、まだまだこの先勾配のキツそうな坂が続いていることが分かる。
これがまた精神的にきてヤバい・・・。
しかも、負荷をかけて登っていると疲れのせいなのか眠気のせいなのか、頭がフラフラしてくる………。
なんだこれ・・・ホントにフラフラするぞ(-_-;)
しかしなんとか走れないことはなかったので、走ることに精神を集中させ、頭の中でフラフラするのを頑張ってこらえる。
登っても登っても、連続カーブは全然終わらない。
ま・・・・まだ終わらないのか・・・・・。
もう深夜4:00を回っているぞ・・・このまま行ったら、一体何時に宿にたどり着けるんだ・・・。
時間的にも少しずつ追われ始め、焦りの表情が見え始める中、ここに来てまさかのカロリーが切れ始める・・・(-_-;)
ここでカロリー切れはまずい!!
すぐに峠が終わるだろうと思って補給食は何も背中に入れてきていないし、ここまで登ってきて今更後戻りなんてできるはずがない。
くそう、ここまで来たらもうなんとしてでも登り切るしかないぞ!!
登り続けていたことでみるみるうちに標高も上がり、体に当たる空気がかなり冷たく普通に寒い。
寒さももう耐えられないレベルだったので、途中で止まってレインウェアを着て登った。
延々と続く連続カーブをサイコンのナビで見ていたら気がおかしくなりそうだったので、あえてナビ画面から違う画面へと変更して走る。
ヤバいヤバいヤバいヤバい・・・。
カロリーは最後まで持つのか・・・・?
このまま宿にたどり着けるのか・・・?
たどり着いたとしても何時になるんだ・・・?
様々な負の感情が目まぐるしく頭の中で渦巻いているが、今はとにかく早く登り切る事だけに全力を注ぐ。
必死に・・・必死に。
頭はずっとフラフラしてるけど・・・とにかく走らなきゃ・・・。
何度も左カーブ右カーブ、同じ景色が繰り返される。
まだ終わらないのかまだ終わらないのか・・・次こそは終わったか!?今度こそ終わったか!?
そんな思考をずっと繰り返し、ずっと登り続ける・・・・・・・・。
そして・・・・・ついに・・・・・・!!
碓氷峠クリアーーーー!!!!(4:41)
やっと終わったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!
県境の写真も本当は撮る余裕が微塵も無かったが、今この瞬間しか撮ることができない事を考えると頑張って撮る気になれた😂👍
ここからダウンヒル開始。
でも軽井沢側はそもそもの標高が高い地域だから、全然勾配はキツくなく、緩い坂のダウンヒルがずっと続くだけでした(ここも事前に予習していた標高図通りだった)
超寒い下りに凍え、震えながらずっと下る。
もうカロリーが無いけど、足を止めたら完全に冷え切るので無理やりでも足を回して体を燃焼させる。
カロリーが切れた状態で無理に踏むと体へのダメージがいつも以上に大きく残ってしまうが、今はあまりの寒さにそんなこと言っている場合じゃなかった。
宿まではあと12kmくらい・・・。
ほとんど下りだし、エアロポジションでかっとばせばすぐ着くかなと思っていたけれど、カロリー切れも相まって全然早く着かない・・・。
ヤバい、やっぱりカロリー切れだと力が入らない!
とりあえず何か食べる物を探さないと・・・もしくは飲み物でもいいから、自販機でカロリーを摂取しないと・・・。
しかしなぜか自販機は全然周囲に見当たらず、偶然途中でセブンイレブンがあったもののお店に入ったらまだ開店していないと言われてしまい、結局なにもカロリーを得ることができないまま宿までの距離を消化していく状況に・・・。
こうして空腹の中走っていると、突如右膝に激痛がッ!!
イテッッ!?!?
回すたびに膝の外側に激痛が走る・・。
この症状はまさか、腸脛靭帯炎!?
過去に左膝でなら腸脛靭帯炎になったことがあるが、今回の右膝に関しては生まれて初めて発症したぞ・・・。
なぜこんなタイミングで・・・ハッ!?
もしや、碓氷峠を時間に追われて必死に登っていたことで、ペダリングがおかしくなっていたのか!?
あと考えられる原因としては、毎回走り始めの際は既に限界突破を迎えたお尻をかばうをようにしてペダリングしていたから、それが毎回変なペダリングになっていたことで膝にダメージが蓄積していったのかも…(-_-;)
ヤバい、炎症が起きてるせいで回すたびに痛みが走る…。
……しかーーし!!!!
過去に左膝の腸脛靭帯炎を一度克服している私にとって、腸脛靭帯炎など敵ではない!!
炎症をいま治す事はできないけど、これ以上炎症を悪化させないようにすることはできる。
腸脛靭帯炎の原理はペダリング時に外側に踏むと腸脛靭帯がこすれて炎症が起きる訳だから、こすれないように内側に踏めば問題ない。
こうして内側に踏むペダリングでカロリーが尽きた中、ひたすら走り続ける。
・・・よしよし、この踏み方ならばやはりこれ以上痛みが出ることはないようだ。
突然の腸脛靭帯炎でDNFも一瞬脳裏をよぎったが・・・これならいけるぞ!!!!
そういうわけでひたすら走ってたら、なんと夜が明け始めてしまった…(^_^;)(5:12)気温は14℃あるっぽいけど、ずっと下りで冷え切ってて超寒い(T_T)
そんなこんなで宿のすぐ手前にある通過チェックポイントのセブンイレブン西軽井沢店に到着!(5:26)
宿はもうすぐ目の前なので、食べ物だけ買ったらすぐに出発。
そして寒い下りの2kmを進み、ようやく約740km地点にある事前予約していたホテルルートインコート軽井沢へ着いたーーー!!!(5:31)結局着いたのは夜明けの5:30となってしまった…(^_^;)
そして碓氷峠がまた一つ私の中のトラウマ峠に無事認定されました…(笑)
チェックインの際に碓氷峠を登ってきたこととかここまでの経緯とか色々話して手続きを済ませ、ようやく部屋に入る。
部屋に入ったら、寒すぎてずっと体が震えてたので速攻でお風呂に入って体を温める。
あぁーー!!サイコーーにあったかああああい!!
なんやかんやして寝る体制となったのは6:20くらいになってしまった。
できれば3時間仮眠したかったけど、チェックアウトは10:00だし、あまり余裕がない。
到着も予定よりかなり遅れてしまった事から、ここで3時間も寝ていたら最後の完走時間にもちょっと響きそうだったので、ここはあえて1時間削った2時間の仮眠を取ることにした。(6:30→8:30まで寝ることに。)
ということで目覚ましを8:30にセットして、おやすみなさぁい……(-_-)zzz
中部1000km、限界突破!!!!!!
— ikaruga@Iさんの中の人 (@ikaruga_1735853) 2020年9月20日
5:30に740km地点のホテルルートイン軽井沢に到着…
ペースが上がらす結局オールナイトしてしまった。
碓氷峠マジでヤバかった…本当にヤバかった。
カロリーも切れ、超寒い中、意識がフラつく中、よく登れた🤣
じゃあ今から適当な時間寝ます🤗
出発は8時過ぎくらいかな? pic.twitter.com/QXpreKTTnZ
当日編 3/3に続く!
※2020/10/12追記
碓氷峠と思っていた場所、実は入山峠という場所だったことが判明しました…。
どちらも国道18号線で、最終的には同じ道に合流するのですが、キューシートには「左折してバイパスへは行かない」としっかり書いてあり、予習していた事前から完全にルートを勘違いしていました…orz