山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

BRM714 あおばスーパー400麦草 準備編

今回は7月14日㈰に走ったBRM714 あおばスーパー400麦草という400kmブルベの準備編になります。

当日のコース概要、装備紹介などをしていきます。

 

まず、今回のブルベについて。

今回のブルベはVCR横浜あおばという神奈川県にあるクラブが主催しているブルベになります。

スタート地点はもちろん関東で、コースによって色々変わるようですが、今回の場合だと東京都稲城市にある大丸公園という場所がスタート地点になっていました。

そして、特筆すべき点としては、他のクラブが主催するブルベとは違い、とにかくたくさんの峠が登場する過酷なコース設定のブルベを開催しているのが最大の特徴だそうです。(一応普通のブルベも開催しているようです)

過酷なコース設定の場合、タイトルに「スーパー」と付きます。

今回のブルベがまさにこれに該当し、タイトルを見てみると分かるように、「スーパー」が入っています。

この過酷さは尋常じゃないらしく、ブルベ界隈ではかなり有名なようです。

どれだけ過酷なのかというと、「アオバヒドイ」というハッシュタグが作られるほどなんだとか・・・(^_^;)

 

そんな過酷な今回のコースプロフィールとしては、こんな感じになっています!

https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=086e83a7b0decf5c5533f0e16ab75a5e

f:id:ikarugasan:20190731123030j:image

順番に山王峠→山伏峠→志賀坂峠→ぶどう峠→麦草峠鳥坂峠を越える超山岳コースとなっていて、コース全体の合計上昇高度としては6000mを超えるんだとか!(どこかの中部でもそんなコースがあった気がせんでもない)

関東の峠ばかりなので、ほとんど行ったことのない峠しかありません。

この中で唯一麦草峠だけは行ったことがありますが、その時(ピークスが台風で中止になった時)は茅野市側から登っており、今回走る佐久穂町側の登りは初めて登ることになります。

とまあ、言ってみれば実質ほとんど初見ということになります(^_^;)

 

当日は4:00から受付開始となり、4:30にブリーフィング、5:00にスタートとなっています。

400kmブルベなので制限時間は27時間。朝5:00にスタートして、次の日の朝8:00までにゴールすれば完走扱いとなります。

 

以上でブルベコースの紹介を終わります。

 

お次は装備紹介です。

今回の天気としては、大雨の予報となっています。f:id:ikarugasan:20190731185719j:image

スタートする時間帯からかなり強い雨が降るみたいです。

1時間毎の予報を見ても、日中は降水量が少し減るものの止むことはなく、夜になるとまたさらに降り出しそうな感じもあります。

かなりヤバイです。

DNSという3文字もチラッと頭の中に浮かびました。

しかし、雨で毎回DNSをしていたら、いつまでたっても認定を手に入れることはできません。

そうなると、いつまでもSRが達成できないということにもなります。

色々考え、前々から一度でも大雨ブルベは経験しておくべき(しておきたかった)という思いがあったことから、ここは果敢に挑戦することを選びました。

SRを達成するために残された最後の認定が大雨で過酷な山岳400kmブルベになるとは・・・まさに最後の試練にふさわしいですね(笑)

 

そんな最後の試練を走るための今回の装備としては、こんな感じになっております!f:id:ikarugasan:20190731123004j:image

パッと見で、すぐに出てくる言葉があるかと思います。

そう、物凄い身軽です。

大容量サドルバッグ・・・いや、そもそもサドルバッグ自体付けてきていません。

理由はもちろん軽量化のため。

以前600kmを走った時に聞いた話で、速い人は荷物を全然付けておらず、「付けると重くなって山が速く登れなくなる」というのが印象に残っていたため、もともと自分も重いバイクで山を登ることが嫌いということもあって今回は外してきています。

すべては過酷な山岳コースを楽に、快適にクリアするためです。

雨具はどうするのかと言われたら、スタートの時点では着ていて、要らなくなったらサイクルウェアの中に入れるだけです。

サイクルウェアの中というのは、背中のポケットの事ではなく、本当にウェアの中にしまい込みます。(うなじの部分とか、へその部分とか(笑))

こうすることで、雨具をしまうためのバッグを装備する必要がなくなり、軽量化につながるという訳です。

ちなみに今回用意した雨具というのは、モンベルのレインウェアとパールイズミのレインパンツ、これら2つのことです。

シューズカバーは特に何もせず、ビニール袋をシューズと靴下との間に履いて足首のところを輪ゴムで止めて走りました。

大雨の中ではいくら対策してもどうせ浸水するため、外側は丸裸にしてビニール袋だけ履いて中を守るという寸法です。

まあ、ビニール袋を履いたとしてもどのみち中が蒸れるせいで自分の汗によってプールになっちゃうんですけどね(^_^;)

あとは、レインウェアを着て走ることになるので背中に入れた補給食が食べづらくなると思い、補給食用にトップチューブを付けてみました。

普段は全く付けて走ったことがないので、試験的な運用という意味も兼ねてます。(結果的にはトップチューブバッグは自分には全く合わないことがあとから分かりましたが(TT))

緊急時の輪行袋ももちろん持ってきています。

シートステー下にあるボトルケージの中に、ビニール袋に包んだ状態で突っ込んであります。

ダウンチューブ下にはボトルケージを増設し、ツール缶を入れてます。

この部分は前輪からの水跳ねがハンパなく、無対策では確実にツール缶の中に浸水するだろうと判断したため、防水対策としてビニールテープをねじ込み面に巻いてみました。f:id:ikarugasan:20190731123016j:image本当はシールテープが理想的ですが持ってなかったのでビニールテープで代用です。

これでフタを締めてみると、なかなか強固な感じに締まり、スキマがなくなります。多分。

 

こんな感じの装備で、大雨の400kmを走りました。

とりあえず装備紹介は以上です。

 

次回はいよいよブルベ当日のお話になります。

それでは!