山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

3台目の新車購入

突然ですが、新車買いました!

 

3台目となる新車はメリダ リアクトでもなければメリダ スクルトゥーラでもない・・・まさかの中華カーボンフレーム(FM066)です(^o^;)f:id:ikarugasan:20181218071739j:image

もちろん色々経緯があって中華カーボンになりました。

ちょっとだけその経緯について紹介します。

 

そもそも新車といいつつも、このバイクはある方にお安く譲っていただいたものです。

自分自身、前から中華カーボンフレーム自体に興味があったかといわれればそうではなく、特にほしかったとかもありませんでした。

ではなぜ買ったのかと言われたら・・・圧倒的な性能を誇る(フレーム単体で公称値わずか780g)にも関わらず、信じられないくらい安い値段で売ってくれるという話を聞いたので、これは逃す手はないと思い、即購入相談を持ちかけたのが始まりでした。

 

買うと決めたはいいものの、そもそも中華カーボンフレームの存在自体に詳しくなく、世間一般から見るとなんだか怪しいし、品質上本当に大丈夫なんだろうか…と不安になるのが中華カーボンに対する私の第一印象でした。

なので詳しい方にこのFM066というフレームについて色々聞きました。

するとなんとなくこのフレームに関することが分かってきました。

まず、中華カーボンには白中華と黒中華のニ種類があり、今回のFM066は白中華の部類に入るということ。

そもそも白中華と黒中華ってなんぞや??って感じだと思うので、簡単に解説を…。(自分もそこまで詳しいわけではないので、ご了承を…。間違っていたらすみません。)

 

【白中華】

中国でODM生産されたフレームのこと。ODMとは、工場が自社で設計・デザインを行い生産されたフレームをメーカーがまるごと買い取って自ブランドとして売ることをいうんだそうな。

高い品質がないとメーカーに買い取ってもらうことはできないので、白中華なら間違いなく問題はないといえます。

 

【黒中華】

安全・品質基準を満たない、コピー品や粗悪品の中華フレーム。世間一般でいうところのあまりいいイメージのない中華カーボンがこれにあたる。

 

これらのことを整理すると、FM066は白中華であり、ブランドのロゴが付いていないだけの品質上全く問題のないフレーム…という位置づけになるわけです。

ちなみにこのフレーム、某UCIコンチネンタルチームの監督が自ブランドとして塗装して30万くらいで売られていたという割と有名な話もあります・・・(^o^;)

 

そんなこんなで、このフレームならば乗っても問題ないだろうと判断し、購入を決めました。

 

ちなみに車輪(前後)、ペダル以外の付属パーツはそのままいただけるとのことだったので一緒に譲ってもらいました。

車輪とペダルは付いてこなかったため、RIDE4000に付いていたものをそのまま載せ替えています。

 

これで3台目のバイクとなり、今まで乗っていたRIDE4000の出番は減ることになりそうですが、RIDE4000についてはエンデュランスロードの力を活かし、今後はブルベ専用機にしようかと考えています。

基本的に250km前後までは中華カーボン、300km以上の超長距離ライドではRIDE4000・・・みたいな感じの使い分けができたらいいなと思ってます。

ちなみに初代相棒の赤メリダは今も現役バリバリの通勤車として活躍中です。

3台を使い分けるなんて、すごい贅沢な気もしますけどね・・・(笑)

 

お次は気になる中華カーボンFM066のパーツ紹介といきたいところですか、まずはじめに総重量を測定してみようと思います。

バイクの重量を測定できるはかりを今まで持っていなかったため、新車用にと新しく買いました。f:id:ikarugasan:20181218215642j:imageどうせ10kg以内のバイクしか測定しないことは分かっていたので、最大目盛10kg仕様のはかりです。仮にもし10kgを超えていたら、もちろん測定不能になります…(-_-;)

分かりやすく、普段走る状態(前後ライトあり、サイコンあり、ボトルケージあり、ボトル水MAXあり、ツールボトル・携帯ポンプあり、サドルバッグなしでホイールは手組の斑鳩1号ホイールを履かせた状態)で測定しました。

その結果・・・・

 

RIDE4000:9.3kg

中華カーボン:7.0kg

 

となりました!中華カーボン圧倒的すぎる(@_@;)

手で持ってみても明らかに軽いです。

人差し指1本で軽々と持ち上げるアレも簡単にできてしまうので、気分が少しうっとりしてしまいます。。。(笑)

 

お次はいよいよパーツ紹介です。

とりあえず一覧にするとこんな感じです。

 

フレーム:FM066(FLYBIKE製) 52サイズ

フォーク:Deda - Surf Ud カーボン 1-1/2"

ハンドル:Deda Zero100 420mm

ステム:Deda Zero100 90mm

シートポスト:Deda superleggero RS

サドル:SELLE SMP HELL

STIレバー:DURA ACE ST-9001

クランク:DURA ACE FC-9000 50-34t 172.5mm

ペダル:DURA ACE PD-9000

スプロケット:105 CS-5800 11-28t 

フロントディレイラー:DURA ACE FD-9000

リアディレイラー:DURA ACE RD-9000 SS

ブレーキキャリパー:ULTEGRA BR-6800

チェーン:DURA ACE CN-HG901-11

ホイール:斑鳩1号(手組)

タイヤ:Continental Ultra Sport Ⅱ 23C

 

ほとんどのパーツが頭文字Dになってます!(^o^;

コンポはブレーキのみアルテグラで、あとはほとんど最高級のデュラエース

一世代前とはいえ、その性能は申し分ないです。

 

スプロケットは11-28tになってますが、これはチェーンの長さが11-28t用で既に決まっていたのがその理由です。

私としては11-32tをメインに使うと決めているので、そのうちチェーンとスプロケットとリアディレイラーを交換する予定でいます。

 

実はフォークだけ平坦用のエアロ仕様に交換していて、重量アップに貢献してるんだそうな。

・・・その状態のくせにピッタリ7kgと、圧倒的すぎるバイク重量になってます。(さらにいえば決戦仕様に不要品を取り外せば、まだまだいくらでも軽くできるという…)

 

ロゴのFLYBIKEというのは、中国の工場の名前?らしいです。f:id:ikarugasan:20181219123402j:image(そして、もともとは何も書いていない真っ黒なフレームだったのですが、実はすべてカッティングステッカーであとから貼っているという衝撃の事実…)

 

とりあえず、今後はこのバイクをメインに乗っていこうと思っています。

インプレはまた次回の記事にします。

 

おわり