腸脛靭帯炎を治すため、日々ネットサーフィンを続けているが、復活の糸口となる情報を得た。
それは何かというと、姿勢である。
・・・・・・前にも同じようなキーワードを耳にしたような気がするが、決して気の所為ではない。
確かに以前整体へ行き、腸脛靭帯炎になった原因が日常生活の中での姿勢であると整体師に診断してもらっていた。
そして、それ以降正しい姿勢を意識し続け、痛みをしっかりと無くすことができた。
・・・のだが、いざ自転車に乗ってみるとやはり痛みが出てしまい、結局また逆戻りというパターンがしばらく続いていた。
痛みが再発するということは、痛みの根本の原因が解決していないからであり、私はそれをまだ解決できていない。
今まで色々試してきて、どれもなかなかうまくいかない日々が続いていたが、ふと今まで試してきたことについて振り返る時間があった。
その中で、最初に治すためのヒントとして整体師から教えてもらった姿勢というキーワードが引っかかった。
何かを察したかのように、姿勢について改めて調べ直していたところ、ついに復活の糸口となりえる情報を掴んだ・・・というわけなのである。
その情報は2つあり、
まず一つ目は、今まで「正しい姿勢」というのを正しく理解していなかったということ。
「正しい姿勢」と思っていた姿勢が実は本来の効果を発揮する姿勢ではなく、中途半端な状態の姿勢だった。
本来の効果を発揮する正しい姿勢・・・つまり、「真の正しい姿勢」について今回知ることができた。
二つ目は、「真の正しい姿勢」を維持したまま自転車に乗れば、腸脛靭帯炎は起こらないのではないかということ。
とりあえず、まずはこの「真の正しい姿勢」から解説していきます。
今まで正しい姿勢とは、背筋をピンと伸ばし、キレイな姿勢を維持すればいいものとばかり思っていた。
だが、それは半分正解で半分不正解だった。
本来、正しい姿勢で得られる効果というのは、腸脛靭帯を張った状態から緩めた状態に移行することで、こすれるという現象が起こらなくなり、腸脛靭帯炎が発生しなくなるというもの。
この効果を得るには、背筋を伸ばすだけでは駄目であり、とても重要な部分を意識していないと意味がない。
その重要な部分こそ、骨盤の角度である。
腸脛靭帯は骨盤近くにある大腿筋膜張筋から伸びている。
この時、骨盤が丸まって(後傾して)いると、背筋を伸ばしていても結局腸脛靭帯は伸びたままなので、結局こすれることになる。
逆に骨盤を立たせる(前傾させる)と腸脛靭帯を緩ませることができ、こすれあうことがなくなる。
これが「真の正しい姿勢」のメカニズムである。
・・・「真の」ってカッコつけてますけど、要は自分が最初から正しく理解してなかったってだけの話です(´∀`;;トホホ…
分かりやすい画像をネットで見つけたので、説明のために載せます。
「正常な骨盤の位置」こそ、今まさに「真の正しい姿勢」として説明していた、骨盤が前傾している状態のことです。
この状態になると、腸脛靭帯が緩み、こすれあうことがなくなります。(と思われる)
逆に、真ん中の「骨盤が後傾の悪い位置」だと、書いてある通り骨盤が後傾し、腸脛靭帯が伸びてこすれあう可能性が高まります。
この「真の正しい姿勢」を理解したところで、今度はこれを自転車のフォームに適応できないかと私は考えた。
腸脛靭帯が緩んだ状態のままペダリングすれば、こすれて炎症が起きることはなくなるはずだろうと、そういう理論です。
となると、自転車を乗る時は骨盤を前傾させて乗る乗り方となる。
ちなみに私は今まで後傾させて乗る乗り方(いわゆる猫背乗り)ばかりしていたので、腸脛靭帯炎になったのも納得がいきます。
おじぎ乗りの基本は、サドルを下げてステムを伸ばす。
そして、骨盤を前傾させて乗るので背筋、大臀筋、ハムストリングスを使いやすくなる。
自分が今までやってきた骨盤後傾の猫背乗りでは、大腿四頭筋が使いやすく、ハムストリングスが使いにくい。意識すれば、ハムも使えないこともないが、大腿四頭筋を動員する比率がやはり多いため、筋肉が長く持たない。
そんな悩みも、おじぎ乗りをすれば解消される。
つまり、膝の痛みがなくなって、前よりも筋肉が長持ちできてさらに早く走れるようになる!
まさにいいことづくしですね。
・・・って、まだおじぎ乗りができるようになった訳では無いし、そもそも膝の痛みが治ってすらいませんけどね(^_^;)
次のライドで、早速試してみよう。
さあ、吉と出るか凶と出るか・・・
とにかく新しいことに挑戦するのは楽しみで仕方がない。
続く。