山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

腸脛靭帯炎完治・・・!?

2/12(月)は膝の痛みを確認するため、たて輪まで走ってきました!

2月の頭に整体へ行った後、姿勢を正すことを意識して生活していると、痛みが徐々に収まっていった。

それからさらに数日空け、完全に痛みが無い状態で試しに走り、乗っても痛みが出ないかどうかを確認します。

 

まずは、お店に着くまでの間。

最初は痛みが出るんじゃないかとかなりビビりながら慎重にペダルを回す。

しばらく乗ってみたが、微かな痛みはあるものの、以前のような大きな痛みはなかった。

状態としては確実に前より良くなっている様子。(そりゃあ自転車に乗ってないわけですから・・・)

 

そして、たて輪に到着。f:id:ikarugasan:20180213074912j:image開店と同時にお店に入ります(^_^;)

お店では今のクリート位置を見てもらえたので、ローラーに乗ってペダリングをチェックしてもらいます。

その道の人(プロ)に自分のペダリングを見てもらうのは人生初です。

ちょっと緊張しましたが、色々とためになる意見をいただけました。

 

まずは、アンクリングについて。

アンクリングとは、ペダリングの最中にかかとを上下させる動作のことを言います。

自分はこれがスゴイ。

どうスゴイかっていったら、物凄くアンクリングしてます。

 

アンクリングすると、ふくらはぎといった余計な筋肉を使うため、アンクリングしないペダリングに比べて疲れやすくなるといいます。

極論をいえばアンクリングせずに一定の角度を保ったペダリングができると一番いいのですが、人によっては多少はアンクリングしてしまうとのこと。

 

んで、自分の場合はどうすべきなのかというと、アンクリングしていても結構回せている(つまりその回し方が染み付いている)ため、無理にアンクリングを直す必要は無いとのこと。

ただし、引き出しのひとつとして、アンクリングをしないペダリングもできるようになった方がいいねと言われました。

確かに筋肉を使い分け、より長持ちさせるという意味では効果的だと自分も思います。

 

あとは、ペダリング中のかかとのひねり具合を見てもらいました。

膝が痛くなった一番の原因はここにあるようで、普段から遊びが一切無い赤クリートを使用しているため、ちょっとのひねりが生ずるだけでも何千回(何万?)と繰り返されるペダリングによって膝に負担がかかるそうです。

チェックのやり方としては、靴裏にマーカーで線を引いて、どれくらいかかとがひねっているかを見てもらいました。

まずは痛みの出てない右足から。

右はかかとがほんの少しだけひねってましたが、ひねり幅が許容範囲内だったため痛みが全く出なかったようです。

そして問題の左足へ。

左は・・・やはり右よりもひねりが酷かった。

足を引き上げる際に無意識のうちにかかとをバイク側にひねるクセがあるようで、これが膝の外側に負担をかけていたようです。

対策として、足が内股気味になるように(つまりかかとがつま先よりも外側に出るように)クリート位置を調整してもらいました。

この状態で回してみると、確かに今までのような膝の外側に負担がかかってる感じがありませんでした。

 

ポジション面では、下死点と大腿骨の付け根で寸法を測ってもらい、適正と思われるサドル高へと調整をしてもらいました。

調整後はもともとのサドル高よりも高くなり、少し違和感がありました。

 

フレームサイズか自分の身長に対して明らかに小さいことも突っ込まれました。(これは前から自覚していましたが…)

適正長さにするなら、ステムをさらに伸ばすべきなんだとか。

今までが100mmのステムを使ってましたが、適正で合わせようとするなら20mm伸ばした120mmを使うのが適正だそうです。

指摘された通り窮屈感は前からありましたがそこまで気にならなかったのでずっと同じポジションで乗ってきましたが、もう少しステムが長かったら・・・と思うと、確かに楽になりそうな気はするので、今後ステム長に関しても検討してみようと思います。

 

とりあえずクリート位置を調整しサドル高を前よりも高くしたので、試しに30分くらい外を走ってみてほしいと言われ、外を自由にブラブラ。

 

しばらく乗ってみるとやっぱりサドルは少し高い感覚があった。

クリート位置はある程度走ってみても痛みが出る気配がなかったので、これで良いかも?という感じです。

 

30分ほど適当に走って再びたて輪へ戻り、クリート位置はそのままで、サドル高だけ少し下げてもらいました。(それでも今まで使っていたサドル高よりも少し高いのですが)

 

しばらくこの状態で乗ってみて、痛みが完全に出なければラッキー、出たらまた相談・・・という感じでこの日のお悩み相談は終了。

 

そして、帰路につく・・・が、途中からなんだかジワジワと痛みが・・・。

この痛みは今までのような腸脛靭帯炎の痛みではなく、膝の中央部分(正面の皿の部分?)からの痛みだった。

次第にその痛みは大きくなり、ついには踏めないくらいの激痛へと進展してしまった。

途中で止まって少し休み、クリート位置をちょっと見直してみる。

お店で調整してもらったクリート位置だと、膝の外側には確かに負担がかからないが、内股気味で回すことになるため、違う場所に負担がかかる可能性があった。

今回のケースはまさにそれだと思われる。。。

踏めないのはさすがにヤバイので、仕方なくクリート位置を修正し、元の真っ直ぐな位置へと戻しました。

 

こうしてなんとか家へとたどり着き、この日の確認ライドは終了。

帰った後とその翌日は膝の曲げ伸ばしをする度に激痛が走ったのは言うまでもない・・・。

 

 

 

しっかりと膝を休め、ようやく走り出せたと思ったら再び膝が爆発。 また一からやり直しか・・・という気持ちになり、帰宅した後は精神的にかなり応えました。

 

 

 

・・・しかし、その翌日以降、驚くことに膝の痛みがみるみるうちに消えていき、2/15(木)の時点で痛みはキレイさっぱり無くなっていた( ゚д゚)

今まであった腸脛靭帯炎のような膝の外側で起こる痛みもほとんど無い。

一体どういうことだってばよ・・・。

 

 

とりあえず、2/17(土)に走っても痛みが出ないかどうかを確かめてみよう。

 

そういうわけで、次回に続く。