4月23日は待ちに待ったザ ピークスに行ってきました!
今回はその前日編。
濃厚な当日編を早く書きたいのでなるべくサラッといきます(;´^_^`)
(・・・とかいっておいて結局は長くなってしまうんですけどね(笑))
まずはこの大会の紹介から。
このザ ピークスという大会は普通のロングライドイベントでは物足りない人のために作られた、完走できるかどうかも怪しい日本最強最悪と言われるイベントです。
その最大の特徴は獲得標高にあります。
走行距離が160km程度なのに対し、獲得標高が5000m近くあるのが最大の特徴。
大会には相当な坂バカしか集まらないんだそうな。
タイトルにROUND3とありますが、これは大会が3回目の開催なのを示しています。
ROUND1は美ヶ原、ROUND2は赤城山、そして今回のROUND3は熱海で開催されています。
毎回開催場所が違うんですね~。
今回のコースプロフィールとしては、ピークス史上最も易しい走行距離163km、獲得標高4841m。(といっても4000m超えてる時点で既にハンパないですが・・・)
これを11時間以内に走破しなければなりません。
ピークス史上最も易しいといっても、非常にミスコースしやすく設定されていたり、制限時間が少々厳しめだったりと、色々バランス調整?が取られている模様です。
どんな風にミスコースしやすいのかというと、例えばこんな道があるとします。通常通りでいけば真っ直ぐ(赤色の線)走っていきたくなるところですが、ピークスの場合だと一時停止の道の方へと入っていかなければなりません。(水色の線)
これはほんの一例ですが、コース上にこういった悪質な曲がり角がいくつも設定されているのです。
コースの曲がり角などは一切案内表示がありません。なのでコースを覚えなければならず、正しい道と誤った道を見極める力も必要となってきます。
大会趣旨が自力でコースを走破するということに重きを置いているため、どちらかというとブルベに近い大会となっていますね。
今回走るコースマップはこちら!ノースルートとサウスルート、二つのコースに別れているのが分かりますね。
この二つのコース、最終的にはどちらのコースも走破しなければなりませんが、なんとエントリーの際にどちらのコースからスタートするのか選択することができます。
自分はサウスルートからのスタートを選びました。(上の写真の赤い方)
選んだ理由は、サウスルートスタートだとノースルートのラストにとてつもない峠が控えているようだったので(笑)
いやぁ、最後の試練という感じがしてこういうの好きなんですよ。
サウスルートを選んだ理由は、ただそれだけです。
コースマップを見るとわかるかと思いますが。チェックポイントがいくつかあり、各チェックポイントでチェックを受けなければなりません。
また、サウスルートからノースルートへ突入する際には(その逆も然り)スタート地点を通るのですが、通る際にも制限時間が設けられており、サウスルートの場合は4時間以内、ノースルートの場合は7時間以内にスタート地点に帰ってこなければ先へと進めません。
チェックポイントを取り逃した場合も先へは進めないようです。
ピークスは死ぬほど過酷な大会であるにも関わらず過去の完走率は7、8割とそこそこ高く(しかも毎回雨だったんだそうな)、山が走れる強者ばかり集まってくるから完走率が高かったんだとか、制限時間がそこまで厳しくなかったんだとか、色々完走率が高かった理由があったようです。
さて、今回もその例に当てはまるのだろうか・・・・・・??!?
以上、大会の説明終了。
さて、そろそろ前日での出来事を振り返っていきます。
今回はリンさんと2人で参加することになったため、9:00にジャパレンに集合。
ワンボックスの軽で2台トランポを今回初めて試してみます。
とりあえず自転車を積んで、このあと自宅へ戻ってハイエーストランポの時のようにダンボールを間に挟んでうまく固定しようと試みてみました。が、あまりうまく固定できず、リンさんが持ってきてくれたロープを使うことで2台の固定が完了しました。
前から見た図。倒れそうで全然倒れません。
コンビニで食べ物を買ったら春日井インターから東名~新東名高速を走って熱海を目指します。
高速の移動中はリンさんとパーツトークが止まりません。どうやら火をつけてしまったみたい・・・?
時刻も気がついたら知らない間に11:00→12:00に(笑)
1時間もの間、無我夢中でベアリングについて語りあっていました。なんてマニアックな・・・Σ(゚д゚;)
途中のサービスエリアでお昼ご飯♪
休憩したら再び出発。
そろそろ富士山が見えるポイント(去年富士ヒルへ行った時に教わった)に差し掛かる・・・が、この日は雲に覆われて何も見えず(><)
その後は予定通り長泉沼津から伊豆縦貫道へ突入するが、降りる場所を失敗し、同じところを行ったり来たり・・・(笑)
そんなこんなで山を一つ越えて熱海へと到着。
まずは受付会場となっているかんぽの宿へ行きます。
ピークスの旗が!ここで間違いなさそうです。
ということで14:20、かんぽの宿へ到着。
中に入って受付をしようとしたが受付は15:00からの模様。
受付が始まるまでぶらぶらしてます。
外で待っていると大会スタッフの方に話しかけられ、今回のコース設定の話やROUND4の貴重な情報を入手する。
なんでも今年9月開催予定のROUND4は奥多摩で開催されるとのこと。
それ以外は不明でした。
制限時間次第ではROUND4への参加も考えています・・・(笑)
そして参加者たちを外で待たせてはいけないという運営スタッフの配慮(?)から、15:00前に受付を始めてくれました。
受付の列。
受付を完了してゼッケンプレートをもらい、かんぽの宿へは泊まる人以外車を長く停めてはいけないため、これから自分らの泊まる宿へと向かいます。
熱海駅の近くにあるホテルの駐車場に車を停め、宿からスタート地点までどれくらいかかるのか確認しておきたかったのでこれから試走がてらかんぽの宿まで走ることに。
こうして走り始めるが・・・熱海に来て驚いたことがまずひとつある。
それは・・・坂しかないということであるッ!!!
温泉で有名な観光地。山の斜面に作られているためか、道が急な坂しかありません。
熱海駅の近くにあるホテルからスタート地点のかんぽの宿までは走行距離2.7km、高低差は約130mあります。
スタート地点であるかんぽの宿はなぜか山の上にあるため、スタート地点に行くには山を登らなければいけません。
しかも、宿までの約1kmの間はなんと12%もの急勾配が続く激坂になってます。
スタート地点へ行くためには激坂を登らなければならないのです。
・・・それを知ってスタート前からピークスは始まっている・・・そう感じたのでした(笑)
ピークスハンパないね。
激坂を超えてかんぽの宿到着。所要時間は迷子になったのも含めて20分くらいだった。
スタート地点までのルートはこれで確認できた。
ここからは少し先の道へ行ってみることに。
そうして先の道へ進むが、どこも急な登り坂か下り坂しかない。
熱海っぽいところに来た。リゾート地って感じがしていいですね。
その後は宿へと戻るが、携帯に一つの電話が・・・。
「ピークスのスタッフですが・・・」
え??
「ゼッケンプレートを間違えて渡してしまったため、正しいゼッケンプレートを取りに来てほしい。」
なんじゃそりゃ(;´^_^`)
どうやらサウスとノース、誤って逆のゼッケンプレートを渡していた模様。 本来ならSのところが、Nになってました。
ちなみに2人とも間違っていました(笑)
車で取りに行き、正しいゼッケンプレートを受け取って宿へと戻ります。
夕ご飯までの間、受付でもらったコースマップとグーグルマップを照らし合わせてコースをチェック。
チェックしてたら18:00といういい時間になったので外で夕ご飯。
熱海駅の近くを歩いて飯屋を探すが意外とどこもしまっている・・・
なんとか見つけてここにします。
少し高いけど、美味い料理でした。ただ、質よりも量の方が欲しかったな(><)
宿へ戻って明日の準備。
部屋の風呂に入って、あとは寝るだけ。
寝るだけといっても、簡単なことではない。
楽しみにしていたイベントの前日というのは毎回寝るのに苦労していた。
今回もその例に漏れず、絶対に眠りにつけないだろうなぁ・・・。
そう思い、半ば諦めモードで布団に入る。
ちなみに就寝時刻は20:40くらいだったかな。
(。-_-。)zzz
さて、次回はいよいよザ ピークス当日編!
お楽しみに。