山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

新サイコン【SIGMA ROX10.0】登場!

新サイコン買いました!

SIGMA ROX10.0です!!f:id:ikarugasan:20161225200841j:image

1年と3ヶ月前くらいに全く同じようなタイトルの記事を書いた気がしないでもないですが・・・(笑)

新しいサイコンを買いました。

今まではSIGMA ROX9.1を使っていましたが、色々とあってROX10.0を買うことにしました。なんだかグレードアップしたみたいな感じですね。

 

まず初めに、SIGMA ROX9.1を1年と3ヶ月使ってきた感想。

ROX9.1は並行輸入品で19000円くらいで買えた。(定価だと約40000円)

しかし、並行輸入品だからか、色々と納得のいかない不具合が発生していたのだ。(当然といえば当然?なのかもしれないが。)

 

〈 不具合その1〉

たまに心拍がフリーズしたり、有り得ない数値になる。

心拍が132bpmと表示され、今日はやけに心拍低いなぁ~・・・と思っていたら、コレ表示が固まってるだけじゃん!(笑)

・・・というような場面が何回もあった。

そして、160bpm付近を維持していたと思ったら突然198bpmになったり(時には210bpmを超えることも)とにかく落ち着きのないサイコンでした。

 

〈不具合その2〉

バックライト機能があるにも関わらず、オンにしていても使い物にならない。

機能としては、バックライトをオンにした後、いずれかのボタンを押すと5秒間バックライトが点灯するというもの。この点灯時間は変更することができない。

夜間走行時などに重宝するバックライトだが、いずれかのボタンを押さないと点灯しません。しかも、たった5秒間。

数値を見たい時に毎回ボタンを押さないといけないというイライラ感はハンパじゃないです。

 

そして、稀にバックライトが常時点灯状態になることがあります。

この常時点灯状態は取説にも書いていない、裏技のようなワザ。運がいい時にしかなりません。

 

「常時点灯状態なんて、メッチャ便利じゃん!!」

 

と思ったそこのアナタ。

それは大間違いなんですよ~(;´ω`)

何が大間違いなのかというと、常時点灯状態になるとセンサーからのデータを拾わなくなり、表示がすべて0になります(笑)

せっかく素晴らしい裏技があるというのに、まったく使い物にならないのです\(^o^)/

 

〈不具合その3〉

強力なLEDライトが隣にあると、時々サイコンとして機能しなくなる。

LEDライトの光に弱いのか、ライトを付けていると時々数値が0になります(バックライト付けてなくても)

原因不明、確率としては50%くらい。

 

・・・他にも不具合?はありますが、細かい事を挙げるとキリがないので、この辺にしときます(;´^_^`)

 

ダメな点をたくさん挙げましたが、良いところもたくさんあるんですよ。

速度・ケイデンス・心拍の三点セットはもちろん、高度や勾配が測れるのは嬉しいです。

各トランスミッターのバッテリー(ボタン電池のCR2032)が残り少ないと、サイコン本体に表示が出て電池を交換して下さい!と教えてくれる機能も素晴らしい。

 

この機能のまま心拍等が安定して表示してくれさえすれば、ずっと使い続けていたであろう好印象のサイコンでした。

 

まあ、やっぱり最低限の機能は安心かつ安定して使いたいということから、新サイコン購入を決めました。

 

 

・・・ということで、新たなサイコン選びが始まったのですが、新しく買うからにはある条件を満たすものを選ぶことにしました。

そのある条件とは、ROX9.1にもあった三点セット+高度・勾配計測機能をもつサイコンで、なおかつGPSナビゲーション機能がついているサイコンを条件としました。

なぜGPSサイコンなのかというと、来年にザ・ピークスを走るにあたって、絶対に必要だと思ったからです。

 

基本ガーミンさえあれば何でもできるとの事なので、買っちゃえば何も困らないですが人と被るのがいかんせん好きではないので候補からは外れました(;´^_^`)

他にも色々調べ、結局最後に残ったのが今回買ったシグマ ROX10.0だったのです。

 

どっちにしようか最後まで迷っていたサイコンがあります。

それがレザイン スーパーGPS。

最近発表されたばかりのお手頃価格なGPSサイコンです。 

なぜレザインではなくシグマにしたのかというと、ROX10にはパワー計測機能がついており、ANT規格のパワーメーターさえあれば実際のパワーを計測することができるのです!

ROX10にはそんな将来的も秘めており、レザインはやめてシグマを購入するに至ったのでした。

 

購入は海外通販のBIKE24。ドイツの通販サイトです。

選んだ理由は、信頼できる海外通販サイトの中で最も安かったから。

12/9に注文して、12/21に届きました。日数としては12日。

実はWiglle以外の海外通販サイトを使うのは初めてであり、初めて外国語オンリーの通販サイトで買い物をしました(笑)

(Wiglleは日本語対応ですがBIKE24は日本語非対応です)

自分英語はてんでダメですが、海外通販サイトを紹介している「自転車パーツの海外通販情報局」様のサイトを参考にしました。

こちらのサイトを参考にすれば、外国語オンリーの海外通販サイトでも問題なく利用することができます。

(住所の書き方とか、色々日本語と違うところがあるのでこれが無かったら絶対に買えませんでした(;´^_^`))

 

さてさて、早速中身を確認していきましょう!

まずは本体。f:id:ikarugasan:20161226072911j:image

そして各トランスミッター。f:id:ikarugasan:20161226074233j:image

その他もろもろ。f:id:ikarugasan:20161226074301j:image

主要機器たちを並べてみます。f:id:ikarugasan:20161226074328j:image

サイコン本体はなかなか厚みのあるフォルムです。f:id:ikarugasan:20161226074610j:image

充電式なのでUSB端子を介して充電します。f:id:ikarugasan:20161226202520j:image

 

・・・ん?

 

シグマのサイコンは、データセンターという専用ソフトウェアで自身のデータを確認することができるのですが、それをインストールするためのCD-ROMが入っていない。

箱の中どこを探しても見つからない。

 

これは・・・してやられましたな(#^ω^)

 

初めて海外通販でハマりました。

とりあえずデータセンターがインストールできないとナビゲーション機能が使えない。

なのでデータセンターを手に入れるための手段を頭フル回転させて考える。

海外通販サイトに問い合せて送ってもらってもいいけど、時間がかかるしそもそも英語に自信がない・・・(できないことはないかもしれないが)

シグマ ROX10を使っている人にCD-ROMを借りるか・・・?だが、使っている人など周りに聞いたことがない。

だったら、ROX9.1の時に使っていたデータセンターをバージョンアップすればいいのでは!?(ROX10とROX9.1で同じデータセンターですが、バージョンの違いがあるのです)

そう思い、バージョンアップを試してみるが・・・最新のバージョンはありませんと突っぱねられ失敗に終わる。

くそう・・・だが、このまま諦めてたまるもんか!

必死に探して、とうとうシグマのホームページ(海外サイト)にたどり着く。

ホームページには、データセンターの最新バージョンが配信されているのか、downloadボタンが設置されている。

「コレだ・・・!!」

料金が発生しないか事前に色々調べてみるが、それらしい表記はどこにもない。

たぶん大丈夫だろう・・・と、おそるおそるdownloadボタンを押下。

無事ダウンロードが完了し、セットアップが始まり何の問題もなくインストールが完了する。

そして、怖いほどスムーズに進んで無事データセンターを立ち上げることができました。

・・・が、ここでまた問題発生。

前に使っていたROX9.1は認識されるが新しく買ったROX10が何故か認識されない。

取説にも新しく接続するサイコンは自動的に判断してデータが作られると書いてあるのだが、全くもって反応しない。

正直これで半日くらい潰された。

最終手段の別PCにデータセンターをインストールする方法でROX10は無事認識されてうまくいきました。(ROX9.1の過去データはコチラには一切なし)

色々家族事情があるのですが、最終手段で別PCを使いました。ホントはやりたくなかったけど。

でも、とりあえずコレでデータセンター問題は無事解決。

データセンターとROX10をつなぎ、真っ先にサイコンのファームウェアを実施。

ROX10を買ってみたというブロガーさんの記事に、真っ先にファームウェアを実施しないとナビゲーション機能を使うと謎のフリーズが起きると書いてあったので真っ先にやります。

そうしてファームウェアも完了。これでサイコンを使うための下準備が終わった。

その日のうちにテストライドまで行きたかったが、日が暮れてしまったので断念。次のライドの時に試そう。

 

この日の翌日はライド予定があるため、早速使い方を覚えるために、夜のうちに予習しておく。

取説を読みながらポチポチやっていると、なんとか操作に慣れてきました。

ROX10はANT+という通信規格を採用しており、センサーからデータを拾うにはペアリングをする必要があるそうだ。

ペアリングとは、言ってみれば簡単なセンサー設定のようなもの。

サイコン本体とそのセンサーで手を繋ぎますよって感じの行為です。

そして、ペアリングをスピード、ケイデンス、心拍と実施していき、スピードと心拍はうまくペアリングできた。

 

・・・が、ここでまたしても問題発生。

 

ケイデンスとのペアリングが何度やってもうまくいきません。

え?え!?不良品!?

ネットの海を泳いでいると、ケイデンストランスミッターとのペアリングだけうまくいかなかった的な事が書かれた記事を見た記憶がある。

これは初期不良のひとつなのかもしれない。

またしても困ってしまった。

海外通販サイトに問い合わせて、送ってもらうか・・・?でもそれは英語のカベが・・・(以下略

 

とりあえずケイデンスならそこまで重要としていないので様子見としよう。

もしかしたら明日になればペアリングできるようになっているかもしれないし。

 

そんな感じで、ドタバタの新サイコン1日目が終わったのでした。

 

・・・つづく。

 

 

 

 

(今回文章ばかりでゴメンナサイ!!

そして海外通販の洗礼を初めて味わったのでした・・・Ⅲorz)

 

ちなみに〇〇〇〇〇〇はこのサイコンの事ではありません。

そろそろブログにも登場するはずですので楽しみにしててください(^-^)/