山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

またしても根ノ上高原ライド


そういえば、このブログも始めてから一年が経ちました。

やっと一年。ようやく一年。

最初の頃は不定期更新だったけれど、今では週刊誌と化しています(笑)

何も無い限りは今後もどんどん書いていきますので当ブログを今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m


さて、2月27日(土曜日)。
この日は、meishi-noさんと根ノ上高原へ行ってきました。(また根ノ上か!(笑))

4月には伊吹山ヒルクライムレースが控えているので、そろそろ本気で登る練習をしなくては、と思い決行しました。

最近カミハギで3本に乗った際、ズルッといったせいで、やけに走りが安定しなくなり、おまけにヒルクライムも全盛期(去年の10月ごろかな?)の頃と比べて、だいぶ登れなくなってしまいました。
というか、登り方を忘れた^^;

その証拠として、今年に入って未だに雨沢が20分切れていないのです・・・(><)

2代目が復活して、ホイールも当時より明らかに強化されたレーシング3を使っているにも関わらず、タイムが伸びません・・・。
なんというか、途中からパワーダウンしてる感がすごい。

何でここまで登れなくなってしまったのかというと・・・・・・
多分、ずっと平地練しかしてなかったから^^;

いや、ヒルクライムは平地でも鍛えられるという情報から、冬場は平地を走ることにしたんです。したんですよ。^^;
しかし、自分大変不器用なもので、平地練がヒルクライムにうまく結びつかなかったのです・・・。

不器用な自分には、ヒルクライムにはヒルクライムでトレーニング、という形が最も合っているんだと思います。
(人それぞれ、自分に適したものというのは違いますからね・・・)


・・・話がそれましたが、今回は8:30に瀬戸しなの集合。

の予定でしたが、早く着きそうというmeishi-noさんからの連絡を受け、8:00ごろに瀬戸しなのに到着します。

朝のエネルギー補給をしていると、meishi-noさん登場。

おはようございます!

サイコンの不具合の話とかで盛り上がり(?)、8:30に瀬戸しなのを出発。


さっそく雨沢峠。

ヒルクライムレースの為に、今回も猛アタックです。

最初の平坦では34km/hまで上昇、今までにない速度でとばしていく。

・・・しかしそれは、単なるとばしすぎだったらしく、自警団を超えて凍結防止区間に入ってからは一気にパワーダウン。

初めから後ろにベッタリだったmeishi-noさんにも置いていかれ、全力でダラダラと登る。(至って真面目なんですが、序盤飛ばしすぎたせいで足がもう動きません・・・)

最終的なタイムは20:14。
またもや20分が切れない。
むしろ落ちている(笑)

meishi-noさんは抜いていった後独走して19分半で登ったんだとか^^;


・・・・上々とはいえない結果に不安が募る。
あの頃のような走りができれば・・・(><)
栄光の20分切りを果たしたあの頃に・・・!(笑)

でも、玉当たり調整をしてタイヤを替えたレーシング3は、潜在能力でいうとレーシングクアトロよりも確実に上。
ホイール自体の数値データもそうですが、何より
一踏みした時の「加速感」が全然違う。

全盛期の頃、SPD-SLに替えたりしてタイムをどんどん伸ばしていったわけですが、タイムが伸びた時には、実は毎回この「加速感」が上がっていました。

フィーリングの話なので個人差があり、なんとも言えないところですが、今のレーシング3ならベストタイムの19:17を大きく上回り、18分代に飛び込めそうな、そんな「加速感」があるのです。

(「加速感」といっているだけで、わかりやすくいうと踏んだ分だけガンガン進んでいく、そんな感覚のことです。別の言葉だと、剛性感ともいうんだと思います。・・・たぶんレーゼロなんか履いたら最強なんだろうなぁ・・・(*´`*))

ちなみに、クアトロも剛性がなかなか凄い。完成車付属ホイールのレーシングスポーツと比べると、全然違います。
重量があっても、ガンガン登っていきますよ。

基本的にリムハイトが高いほど、剛性が高くなります。
なので、レーシング3はクアトロよりも剛性面では劣っているような・・・そんな気がします。(あくまで気がするだけ。。。)
でもでも、重量面ではレーシング3が勝っているから、やっぱり結局のところ登りではレーシング3の方が早いはずなのです。



・・・またまた話がそれてしまいました。
(ホイールの話になると、つい・・・^^;)

雨沢をクリアし、体が冷えてはいけないのですぐにスタートする。

アップダウンを乗り越え、狛犬
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いろんな方々のブログでよく見かけるアレです。

小休憩をしたら、R363をどんどん進みます。

お次は日本大正村
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ちょうど良いところに休めそうなところがあったので、入って軽く休憩です。
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五平餅を頼んだが、せんべいまで出してくれた。
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このせんべいは黒にんにくせんべい。
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ほどよい辛さ(?)がクセになります。

アツアツの五平餅。
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(相変わらず熱さに弱いので食べれない・・・)

その後、店長さんと色々雑談を交わし、店を出る。

アイコウフーズさん(お店の名前)、
また利用させてもらいます(^^)b


店を出た後、まだまだR363は続き、途中でコンビニ休憩を済ませて、いよいよ根ノ上の6kmもの登りに差し掛かる!

(全力走だったので写真ナシです、
すみませんm(_ _)m)

序盤からそこそこのペースで登っていく。
一応、meishi-noさんには遅かったら先に行ってもいいよと伝えておく。
(雨沢のようになるかもわからないので。。)


根ノ上高原の坂の特徴、ヒルクライマーの心をへし折る直線坂はmeishi-noさんも応えていたみたい。


終盤に近づくにつれ、ペースをどんどん上げていく。(我ながらヒドイ・・・??)

meishi-noさんも遅れることなくついてくる。

途中、何度か小アタックをするがちぎれない。

コースは森の中へ、少しずつだがゴールは近づいてきている。


さらにペースを上げ、心拍は190bpmを軽く超えて超高負荷の域に達する。

速度も尋常じゃないくらい出てる。


・・・!

この時感じた。
今の自分のこの走りは、おそらく雨沢を19分で登りきるときの走りだ。

どうやらmeishi-noさんとの激闘のおかげで、眠っていたフォームがよみがえったらしい。



やはり・・・。
人は極限まで追い込まれると、急激に成長することができるようだ。

19分を切る走りができるようになったのも、神坂峠へ行って限界ギリギリまで追い込まれたおかげだ。

今回も、根ノ上高原を信じられない負荷で登ったおかげで、眠っていた何かを目覚めさせてくれたようだ。


というわけで超ハイペースでヒルクライムし、お互い最後まで1歩も譲らず、ラストはダンシングバトルとなり同時にフィニッシュ!

お互い限界ギリギリで、凄まじいバトルでした。
そして、メチャキツイ(笑)
息ゼエゼエですよ。

お互い同時でしたが、実際にはmeishi-noさんの方が上だったと思います。
と、いうのもmeishi-noさんは根ノ上高原の登りが初めて。
ゴールまでの距離がわからず、いつとびだしてよいか、ゴールまでどのペースでいけばいいのかわからなかったからである。
ゴールが近づいてきていることは、ikarugaのペースを見て判断していたというが、初見の状態ではそれが最善の策だったと思われる・・・。
後ろに張り付いている間、おそらく余力を残して出方を伺っていたんだろうなぁ・・・(((  °ω°  ;)))オォコワイコワイ


そんな訳で、ゴール後はキャンプ場の方へ進んでいき、保古の湖へ到着。
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今回は凍ってませんでした。
おかしいな、1月くらいに行った時は凍ってたのに・・・(笑)

ちょっと霞んでますが、
ここから綺麗な景色が見えます。
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大変疲れたので恵那山荘で昼飯!!
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親子丼大盛り。ガッツリ食べてバッチリ回復。
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お昼休みタイムは、ポジション、フォーム、峠のタイムアタックなど、いろんな話で盛り上がる・・・(笑)
(しかも自分たち2人しかいない食堂で(笑)←こうして書くと恥ずかしかったりする。)

恵那山荘では宿泊もすることができ、夏に泊まって1人合宿でもやろうかな、とか考えたりしてました(笑)



十分休憩を済ませたら、来た道のR363を下ります。

下ハンでいつものように下る。

下っている最中、なんとなくハンドリングに違和感が・・・

・・・!?

ハンドルが高速で左右に振れてる・・・(゜Д゜)

一体なぜ!?
今までにこんなこと起きたことがない。
下りの猛スピードの最中だったので、凄まじい恐怖を感じ、ブレーキをかけて停車。

前輪を外してすぐさまチェック。
異常は・・・見つからなかった。
写真は・・・見逃してくれなかった(笑)
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特に振れているわけでもなく、かといってパンクをしているわけでもない。
前輪は至って正常だった。

異常が見つからず、このままではらちがあかないのでとりあえず様子を見ながらそのまま下ることにした。



やはり、下ハンで60km/hを超えると、ハンドルが左右に高速で振れる。
まるで何かに共振しているかのように。

全くもって、原因不明です。
そして、メチャ怖いです(゜Д゜)

危険なので、ゆっくり下ります・・・が、meishi-noさんはエアロポジションでガーッといってしまいました^^;

絶対に落車だけは避けるため、自分はゆっくり、ゆっくりと。

下りで落車なんて、全く笑えない。
落車したら、身体にも機材にも大きな怪我を負ってしばらく乗れないばかりか、せっかく練習で身についた筋力やテクニックが水の泡となってしまう。



〈ハンドルが振れる謎の現象の正体〉
帰宅した後、この謎の現象について調べてみました。

どうやらこの現象はシミー現象というらしく、60km/hをこえるような高速走行下において、ガタガタの路面を走った時の反動によって引き起こされる現象らしい。

原因としては、フォークやホイールの剛性不足だったり、タイヤの摩耗だったり、色々あるようだ。

また、特徴の一つとしてハンドルに強くしがみつくほど、ハンドルの振れは大きくなるらしい。

これは推測だが、今回シミー現象が起きた原因としては、ハンドルに強くしがみついていた(力んでいた)ことが原因だったと思われる。

以前、3本ローラーをズルッといってしまったことによる恐怖心(トラウマ)が植え付けられてからというもの、確かにハンドルを強く握る(力んでいた)傾向があったのだ。

・・・今じゃ、3本に乗るんじゃなかったと後悔している自分がいます^^;
あんな事するんじゃなかった、と(笑)


3本に乗る前のいつもの状態に戻るには、しばらくひたすら長い距離を走って感覚を取り戻すしかない。

これは自分でやってしまったことなので仕方ない、そして良い経験になった。
(こんなことでこんな走りに影響が出るということは、落車なんてしたらもう乗れなくなるかも・・・?)




というわけで、昔はジェットコースターだったが今では恐怖のダウンヒルとなってしまった根ノ上高原のR363下りを走り終え、お次は道の駅おばあちゃん市を目指します。

おばあちゃん市までは、若干の下りと平坦路。

トラウマを消し去る為、全力で踏んでいきます。

35km/h前後のペースでとばしていき、一気におばあちゃん市へ。 
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名物のひとつ、日本一の水車。

道の駅で小休憩して、隣の小里川ダムへ訪れ、ダムの迫力を堪能して、また下る。

橋も下って今度は登り。

狛犬目指して登ります。

途中、下った橋が見えます。
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のんびりと登って、サークルK、狛犬を通り過ぎる。
ダラダラとR363のアップダウンも超えて雨沢峠を下り、その後瀬戸しなのをパスして帰宅しました。

〈今日の記録〉
走行距離・・・148.82
走行時間・・・6:28:54
平均速度・・・22.96
最高速度・・・67.54
平均ケイデンス・・・90
平均心拍・・・151
最高心拍・・・195
累積標高・・・2408(最近2000m越えが多い。良いことだ・・・)
獲得標高・・・957(根ノ上高原)
最大斜度・・・11

〈2月28日(日曜日)〉
ライドの翌日は定光寺まで行って回復走。
基本的に土日両方天気が良ければ、土曜日追い込みライドをして日曜日回復走をすることが多いです。

秘境(?)とよくいわれる、定光寺の城嶺橋。
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今回はAVGは10km/h代と、
回復走兼超ゆるポタライドです(笑)

これの2倍の勾配はある激坂(裏明○山)を制しているので、定光寺坂ももう怖くない。
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梅かな?
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展望台の景色です。
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15℃くらいだったかな?この日は本当に暖かかった。

あまりに心地よくて、ベンチで30分くらいまったりしてました(笑)(しかも1人で・・・^^;)

十分ぬくぬくしたら、下って帰宅しました。

〈次回のライド〉
次回は3月5日土曜日!
コースはまたまた木曽川堤防と背割堤を走ろうかなと考えてます。
ビワイチライドが翌々週に迫ってきているので、ビワイチの平地爆走・・・・・・ではなく、平地走行の準備段階というわけですね。

そんな全力でカッとばさず、30km/h程度でのんびりいくつもりなのでもし走りたいようでしたら気軽にどうぞです。




最後におまけ。
(日本大正村~根ノ上高原までの道中です)


あと、書き忘れてた^^;
グランフォンド東濃2016、グランフォンドコースでエントリー完了しました!!
イベント参加される方々、当日は宜しくお願いします!!m(_ _)m