山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

定光寺~雨沢峠、三国山サイクリング(ビワイチ1週間前ライド)

どうもどうも、
ikarugaです。

3/8日曜日、この日は今年一番の暑さ!
春の陽気を感じさせる最高17℃と最低7℃です。

こんな日には、自転車に乗ってサイクリングに出かけざるを得ない。(サイクリング行きたいだけです(笑))

前回のブログでも書いた2つの新アイテム(タイヤとクリーム)を試したいという気持ちもあった。

さて、今回走ったコースはというと、
定光寺→雨沢峠→三国山→帰宅というルート。
午後から家でやりたいことがあるのであまり長い時間この日は走らないこととする。(主にチェーン、スプロケットのお掃除です♪)

土曜日の夜、タイヤ交換に伴って変えたインナーチューブ(新品)に空気をしっかりと入れ(ここ重要!!)、準備を済ませたあと、布団に入り、深い眠りに落ちていった。

・・・その夜、奇妙な夢を見た。
「朝起きて、早速自転車に乗ろうとしたら、片方のタイヤ(どちらかは忘れた)の空気が抜けており、ペシャンコになっていた!」という恐ろしい夢を・・・。

日曜日の朝、あまりの恐怖に目が覚めた。

「今のはいったい・・・。夢・・・だよな??」

夢なのだから現実で空気が抜けてるなんてことはありえない。

しかし、どうも不安になり、真っ先に自分の目で確かめにいってみることにした。

「よかった、いつもどおりじゃん!」

見た目は確かに空気を入れた前日のそれと同じ状態のように見えた。と、思った矢先に・・・実際に触ってみると・・・

やわらか~い\(^o^)/

なななななんと!

空気が抜けてペシャンコになっているではないか!!

まさか、夢が現実になる日が来ようとは・・・夢にも思わなかった(笑)(笑)

と、と、とりあえず落ち着いて原因を探る。

インナーチューブはリムとタイヤに挟まってることなんてないし、タイヤがリムからはみ出ているなんてこともない。現実的に考えて、前の日に空気を入れて次の日の朝空気が無くなるということは、少しずつ空気が抜けていっているのか・・・?と考えられる。つまりスローパンクというパンクのことだ。
試しに、空気をいつもどおりの空気圧までいれて様子をみてみる。
とくに、プシューという音や、空気が急激に抜けることはなく、正常な状態そのものだった。
とりあえずは、走れなくはなさそうだから、走りながら様子を見ることにした。

※夢が恐ろしかったというのはウソですが、空気が抜ける夢を見たのは本当ですよ!いつもみたいに写真撮りたかったのですが、夢の中だったので撮れませんでした・・・すみませんm(_ _)m(笑)

とんだハプニングが朝から起きているがとりあえずスタート。
走りだして漕いでると、時々不規則に小さな音でプシュープシューとフロントのタイヤあたりから聞こえてくる。
まさか・・・とは思うが、このときはチェーンのこすれる音だということにして勝手にごまかしておいた。このときは。

順調に定光寺駅付近へ。

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例の廃墟。クレーン車?が停めてあったけど、取り壊されないのかな?それはそれで寂しいが。
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いつも気にせず通り過ぎてます(小さい頃この廃墟の存在を知ってママチャリでここまできて実物を見たときは衝撃でした(当時は既に廃墟(^_^;)))

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有名な定光寺の15%激坂を登ります。
相変わらず驚異の登り坂ですね・・・。道路の丸いゴツゴツも相まって、かなり進みづらいです・・・。

まあ、距離自体は大したことないのですぐに突破。

ここでひとつ、自分の愛車情報。
ギアについてですが、クランクはコンパクトクランクの34-50t、スプロケットは11-25tの8速で、完成車に付属していたものを今でもずっと使っています。
このスプロケ、自分が貧脚なのが一番の問題なのですが 登り坂がきたときインナーローにしても自分の足では未だに踏めません(^_^;)

ケイデンスが がくっと さがった!」

になります(^_^;)(^_^;)

歯数の間隔は25-23-21-19・・・というように2t刻みなので平地では非常に扱いやすいスプロケとなっております。平地大好き。(坂にはめっぽう弱い!貧脚の自分だけがそう思ってることですけどね!

愛車のことを少しだけ話したところで、いつもの記事に戻ります(^-^)/

定光寺を突破したあとは、多治見方面へ下ります。
程よい長さの下りを超えると、お気に入りの田舎の美しい風景が!

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ここの景色、かなり気に入ってます。
人里離れた、隠れた田舎って感じがして。(独特の良く分からない表現ですみません(笑))

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少し行ったところの分岐点で右に行き、山の中へ。
この山道のわきを流れる川、蛇ヶ洞川には、日本の天然記念生物、オオサンショウウオくんが住んでいるそうです。なんでも、瀬戸市の小学校がたびたび見つけているんだとか。

山道を登っていき、また新たに分岐点へ。

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↑の写真の、左の道へ行きます。

道なりに進み、信号のある交差点を右折し、坂を下って一気に雨沢峠のふもとへ。
雨沢峠のコースにくると、さすが、サイクリストとかなりの確率ですれ違います。さっそく、スタートのバス停で、TTの開始待ちをしている人が。
かるーくあいさつして通り過ぎる。
のちに、この人に抜かれることになるとはこのとき思いもしなかった。(まあ、心の片隅では絶対抜かれると思っていましたがねえ(笑))

さあ、雨沢峠を登っていく。
ム・・・後ろから何やらサイクリストの気配を感じる・・・

そう、バス停でスタート待ちをしていた方だった。

どうやら自分に張り付いているようだ。

先に行かせようかな・・・とかも考えたがちょっとここは頑張って引いてみる。意地を張るンだよ!

負けたくない!しかし、機材に圧倒的なハンデがあり(私の自転車は重機ですよ)、なおかつこの頼りない足と踏めないスプロケの時点で、勝機はない・・・だがしかし、トレーニングということでインナーローでケイデンスを珍しく高く保ち、頑張って引っ張っていく。
いつもより速いペースで登り、なるべく心拍が上がらず、さらに呼吸も乱れないよう冷静さを保ってペダルを漕ぐ。というか正確には回す。
やはりというべきか、全くちぎれることなくついてくる。そりゃもうべったり。

雨沢峠最大の勾配を誇る消防署前?に差し掛かったあたりで、自分の限界が訪れ、ペースが落ちてとうとう抜かれてしまった。
やっぱり早い人は早いですね。あの坂をスイスイっと登っていくのだもの。見た目は少し年代を感じさせる雰囲気のローディさんでした。自分のペースでは不満があったかもしれませんが、あれが限界なのです(^_^;)
またどこかで出会ったらよろしくお願いします♪

さて、適度な負荷をかけながら、ようやく雨沢峠ゴールへ。

ここでいつものようにパシャリしたかったのですが、ハプニング発生!!

デジカメくんの充電がゼロに!

オーマイガッ!・・・仕方ないですがスマホで撮影することとします。なぜ仕方ないかって?それはスマホを普段落としすぎてレンズを壊し、ピントずれが起きたことによって高画質の写真がとれなくなったからです!

まあ、ほんと予備ぐらいの気持ちで使います。一応ここからの写真はスマホ撮影です。画質が悪いですけどご了承下さい(^_^;)

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登りきったところでなにやらフロントのタイヤに違和感が・・・。

触ってみると、なんと

空気が半分くらい抜けてフニャフニャに!\(^o^)/

なぜ!?やはり朝のスローパンクは嘘じゃなかったみたいだ・・・。
とりあえず、応急処置として、携帯ポンプでシュコシュコとエアーを地道に入れる。時間はかかるが、一応対応がこれで可能だ。
帰宅したらスローパンクの原因を突き止めなければ。

タイヤに空気をいれたら、雨沢峠の先へ行かず、少し来た道を戻って三国山の入口へ。

この入口は冬季閉鎖で、門がしまってあったのですが、本日は気温が高いし、門が開いてて登山OKな様子。
ここも適度な負荷でとりあえず登っていく。ケイデンスについては突っ込まないでネ。

あれ・・・こんな勾配キツかったっけ・・・

そうか、バス停にいたローディさんと、雨沢峠の途中で奮闘したんやったな・・・それが今かなりキているようだ・・・

めちゃくちゃ進まない登れない(^^;)今にも止まりそう(^^;)
なんとか気力だけで落車しないよう踏ん張って登る。

そして、頂上へ。
て〜んぼ~うだぁーい!

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いやぁ、相変わらずここの景色には感動させられる。

また、三国山には近いうちに来ます。三国山、まっててね!

さぁーて、三国山&雨沢峠名物、ながーい下りだぁ〜!

高速で下りていく。

途中、雨沢峠に挑むかなりの数のサイクリストたちとすれ違った。この日は天気も珍しく快晴で気温も高いから、本当にサイクリストが多かった。
おそらくイベント以外で1日の間に出会ったサイクリストはこの日が最多であろう。

どんどん下って、下って、道の駅瀬戸しなの、中水野駅を超えて一気に春日井市へ。

そして帰宅。
とりあえずフィニッシュラインのパーツクリーナーでチェーンを掃除し、スプロケットも最近変速にムラが出てきたので歯の間の汚れを取って掃除する。
チェーンの汚れと油を綺麗に拭き取り、次回のビワイチライドに向けてフィニッシュラインの雨用(wet)オイルをコマひとつひとつに垂らし、軽く拭いてチェーンを回して掃除&準備完了!
wetオイルなのはとうぜビワイチライドは雨だろうという勝手な予想と長い距離走るためにはオイル切れを防がないといけないという意味で使用しました。
ビワイチに晴れはあまり期待しておりませぬ(笑)
晴れだったらラッキー♪程度に思っています。

あと、スローパンクが気になったのでフロントタイヤを外し、インナーチューブを取り出す。
一応バケツに組んだ水の中に入れてスローパンク箇所の特定はしたが、いかんせん穴が小さく原因と考えられる穴からは空気がほんのわずかしかでてきませんでした。

じゃあなぜ、スローパンクしたか?という疑問を解決するために、タイヤや、リムの状態を確認した。
すると、リムテープに原因がどうやらあるらしいことを突き止めた。
このリムテープも、完成車購入から一年が経過する。
リムテープ交換時期は一年なので、ちょうど劣化するであろう時期にあたるので原因と考えられなくもなかった。
リムテープにどんな原因があったかというと、
やはり定番のリムテープが劣化によってズレていき、スポーク穴がむき出してなっていたり、リムテープに謎のしこり?塊のようなものができていた。
そのうちリムテープも変えないとリアルにパンクが多発するからなー・・・
購入し次第、リムテープ交換しようと思います。
インナーチューブは、とりあえずまた新しいのをつけて様子見。
これでスローパンクが起こらなければこの状態でビワイチライドに臨むだろう。
(肝心な参考の写真がなくて、、すみませーん!!)



とまあ、こんな感じで一週間前ライドを終えたのであった。
次回はびわ湖一周ロングライド2015の完走報告(レポート)の予定です。
お楽しみに!(完走報告とか言っときながら完走できませんでしたー!にならないようにがんばります(笑))

- 今日の記録 -
RTM・・・2:50:44
AVG・・・20.5
MAX・・・59.9
DST・・・58.41
CAL・・・1983 85



・・・書いたあとに気づいたんですが、前回のブログで話をしたシャモアクリームとビットリア ルビノ プロ3の感想言ってませんでしたね(笑)(笑)

シャモアクリームはすごいです!ヒリヒリとした痛みが全くありませんでした。距離が短かったからと言う理由だけかもしれませんが、これはビワイチライドでかなり期待できそうです。
新タイヤですが、25cから23cに変えた感想としては、
平地や上りではあまり早くなった感じはありませんでした。まさに気持ち早くなっただけ、というように、感じました(自分は鈍感なだけかも)
しかし、下りでは23cの加速力を体感することができました。すぐに、速度が上がってくれて、楽しいです♪そのぶん危険になりますが(^_^;)
乗り心地は、気持ち少しよくなったかな?というレベルです。ほとんどかわりませんね(^_^;)
といったところです。

よくホイールを変えた時にタイヤとチューブも、交換するという話が挙がりますが、それをやると確かに大きく強化されて速く走ることはできますがタイヤのみの場合の比較ができない気がするのです。自分は完成車付属の鉄下駄ホイール・アレックスリムR450を使ってますが、変える予定はないです(笑)
タイヤだけ変えて、このまま行こうと思います。たしかに重いしもっさりしてて加速は他のロードバイクより大幅に劣りますが、これに乗ってトレーニングを積んでいざ軽くて走るバイクに乗ったとき、より速く走れるようになると思うからです。
個人的な意見ですけど、そういったワケがあってこの鉄下駄ホイールを使っています(笑)
また、このバイクはのちに通勤用自転車へと進化する予定ですけど、それはまた別のお話・・・。

今日はここまでです。
では、また(^-^)/