山を登りて戻り来よ - ikarugaブログ

坂バカ・ikarugaの自転車日記。山岳ロングや1000km、1200kmブルベが大好きです。2019年からブルベを始めSR認定達成。2020年はThe PEAKS ROUND6 熱海2 ド変態増し9時間30分で時間内完走達成、BRM919 中部1000km 67時間24分で完走達成。2021年はRM424 岡山1200km 85時間34分で完走達成。

平谷峠

5月5日(金)は平谷峠に行ってきました~!f:id:ikarugasan:20170508071617j:imageここは長野県平谷町にある標高1160mの峠。

写真のように絶景が見られます!

 

長野県といっても、愛知、岐阜とのほぼ県境にあるため、春日井からでも往復自走で200km以内で走ることができます。

 

平谷峠に行くのは今回が初めて。

走行距離300km、累積標高7000mアップという頭のおかしなルートを引いていたら、ルートの途中に平谷峠を見つけ、絶景が見られると知ったので今回ここへ行くことにしました。

(その頭のおかしなライドは、多分そのうち決行します・・・多分。)

 

今回の参加者はリンさん。ご一緒するのは先日のピークス以来です!

再びよろしくお願いしますm(_ _)m

 

さて、集合は瀬戸しなのに6:30集合。

自分は4:00に起床して5:30頃家を出て、瀬戸しなのには6:15頃到着。思ったよりも早くついてしまった・・・。f:id:ikarugasan:20170508072426j:imageホイールはピークスを境にレーシング3から久しぶりのレッドウインドに変更してきています。

今回は山岳ライドですが、「そんなの関係ねぇ」と言わんばかりのディープリムです。

 

待っていると6:30頃リンさん到着。f:id:ikarugasan:20170508072808j:image

補給は不要とのことなので早速出発します(^o^)/f:id:ikarugasan:20170508072902j:image

まずは雨沢峠。TTはもちろんしない・・・が、ゆっくりも走らない。というか走らせてくれない(笑)

リンさんがそこそこの負荷で先行して登っていきます。f:id:ikarugasan:20170508073102j:imageこれはリンさんにとっては余裕のペースなのか…??(いきなりこれはキツイ・・・(゜Д゜;;))

少し距離が開くが、得意のゾンビ走(またの名をマイペース走)で峠の終盤にてリンさんに追いつく。

そして雨沢峠ゴールです~ f:id:ikarugasan:20170508073336j:imageノンストップで通過。

ガンガン進みます。

アップダウンもそこそこの負荷で走行。こ、このペースで突き進むの…??(.;゚;:益:;゚;.)

狛犬も通り過ぎ、いつもなら止まるサークルKも今回はスルー。

その代わり、サークルKを超えたあたりからは補給を開始します。

もちろん、走りながら!!

ピークスで培った、走りながら食べる技術。

今この技術がひそかにマイブームになってます(笑)

この技術を極めれば、何よりもライドの圧倒的な時間短縮につながります。

また、いつか来るであろうピークスリベンジのために、今から特訓をするのです(´∀`*)

 

というワケで、瀬戸しなので待っていた間にコンビニで買っておいたおにぎりを背中のポケットから取り出して食べ始めます。

メロディ橋のあたりからはペースを落として、補給に専念させてもらいます…(汗)

 

そうして補給が完了し、ノンストップで走り続けます。

日本大正村に到着し、トイレ休憩。 f:id:ikarugasan:20170508074055j:imageせっかく大正村に止まったが、コンビニがすぐ近くにあるようだったので、そちらの方へと移動。

コンビニではカロリーを補給するために止まったのではなく、走りながら食べる補給食を補充するために止まります(笑)

そういうワケで、買った補給食を背中のポケットに突っ込んだらすぐさま出発~(o^^o)

 

ここからのルートは、いつものようにR363で行くつもりだったが、マップを見てみると県道33号線でショートカットできそうだったため、そちらへ進むことに。

ここを進むとどうやらR257にぶち当たって卵料理で有名ならんらんのところに出るみたいです。

こんな感じの道を進みます。もちろん、先程買った補給食を食べながら。f:id:ikarugasan:20170508074240j:imagef:id:ikarugasan:20170508074255j:image

しばらく行くと県道ならではの峠道が早速ご登場だ・・・。f:id:ikarugasan:20170508202755j:imageこの坂、軽く10%くらいに達してます。ヤッパリコウデナクッチャ( ̄▽ ̄)

峠の頂上に到達し、ダウンヒルが始まる。

下っていたら1名だけサイクリストとすれ違った。

誰かが登っているということは、やっぱりいい峠だという証拠だな・・・(笑)

そして峠を下りきってR257に出て、気持ちのいい道を走ります。f:id:ikarugasan:20170508203003j:image

目印となる青い看板発見!f:id:ikarugasan:20170508203226j:imageここを右折してR418を進み、長野県を目指します。

天気も景色も気温も最高!!f:id:ikarugasan:20170508203411j:image車の通りも少なく、めちゃくちゃ快適です!!

イエイ(*^^)vf:id:ikarugasan:20170508203548j:image

ん!?どっちだ!?f:id:ikarugasan:20170508203631j:imageピークスで幾度となく苦しめられたコースミス。

もう二度とあんな悲劇は起こしたくないため、止まって慎重にコースを確認します(笑)

コースを確認した結果、どうやら左で合っている模様。

分岐を左折してさらに奥へと進みます。

道中~♪f:id:ikarugasan:20170508203907j:imagef:id:ikarugasan:20170508203944j:imagef:id:ikarugasan:20170508204001j:image

道中は途中から道幅が狭くなっており、対向車に注意が必要です。

この道中でも走りながら補給します。

走りながら補給ができるレベルにまで技術が身についた自分たち。走りながらアレコレする技術を極めるには、あとは・・・放尿ができるようになるだけ!

「それはダメだって(笑)」

・・・そんな下らない話をしながら山道を進みます。

トンネルが出てきた。 f:id:ikarugasan:20170508204024j:imageこのトンネル、長いし若干登っている(汗)

唯一の救いは車がほとんど来ないということぐらいか・・・f:id:ikarugasan:20170509072410j:image

トンネルを抜けてしばらく進むと、長野県に入りました!\(^o^)/f:id:ikarugasan:20170509072527j:imagef:id:ikarugasan:20170509072555j:image

さらに山道を進んでいきますが、足がそろそろ限界近い・・・(×_×)

走りながら食べるということは、足を止めることなくずっと回し続けるということでもある。

これは結構ツラいものがある・・・。

しかし、これを続けていけば耐性が付いてさらに早く走れるようになるはず!

そう信じて休むことなく回し続けます。f:id:ikarugasan:20170509073014j:image

登り続けていると、開けた場所に出ました。f:id:ikarugasan:20170509073112j:image

これは、予定していた道の駅の近くまで来ている証拠!

十字路を左折したら、道の駅 信州平谷に到着!f:id:ikarugasan:20170509073442j:imagef:id:ikarugasan:20170509073657j:image

ここから平谷峠までは約6km、高低差200m。おそらく雨沢峠を1本登るよりも早く到着することだろう(;´^_^`)

一応念のため、軽食を食べてから出発します。f:id:ikarugasan:20170509073907j:image五平餅(ごまだれ)です♪

食べ終えたら平谷峠目指して出発。

標高900m(現在地点)のところから標高1100mのところまで登ります。

最初は予想通り平坦ばかり。ホントに峠なのか疑いたくなるレベル。

セグメントが設定されていたため、ペースを上げて突き進むが、足が限界に達して途中から回らなくなり、リンさんに置いていかれます・・・(×_×)

最後の方は峠らしく9%くらいの坂が続きました。距離はたかが知れていますが・・・。

そしてゴール!リンさんが撮ってくれていました。f:id:ikarugasan:20170509074342j:imagef:id:ikarugasan:20170509074658j:image

ということで平谷峠!!f:id:ikarugasan:20170509074720j:image

リンさん曰く絶景なんて見れませんよ?とのこと。

そんなはずはないが・・・先へ進んでみましょうということで少し先へ行ってみる。

やっぱりありました!絶景ポイント!f:id:ikarugasan:20170509074851j:image

そして到着です♪f:id:ikarugasan:20170509074938j:image

おおおっ!なかなかいい景色!f:id:ikarugasan:20170509211515j:image

しかし木が邪魔していて少し見えづらい。

少し下った先にいい感じの場所があったため、そちらへと移動してみます。

すると、目の前に素晴らしい絶景が広がります・・・・・・!!f:id:ikarugasan:20170509211620j:image

おおおおおおっ!!!!!f:id:ikarugasan:20170509211732j:image

なんてスゴイ景色なんだ!!!

今日来て大正解でした。やっぱり峠はサイコーです♪

恒例となった撮影会タイムが始まります。

まずはリンさん\(^o^)/f:id:ikarugasan:20170509211908j:image

そしていつもの。f:id:ikarugasan:20170509211957j:image

最後にセルフィーして終了(笑)f:id:ikarugasan:20170509212024j:image

いやぁ気持ちよかった。

神坂峠よりかは圧倒的に難易度が低く、往復200km以内という手頃な距離(?)で来られるので、今後も練習コースの中に取り入れていきたいですね~。

さて、そろそろ帰路につきます。

帰り際に最後の絶景ショット!f:id:ikarugasan:20170509212323j:imagef:id:ikarugasan:20170509212336j:imageまたいつか来ます!絶対!

帰りは楽チンなダウンヒル~。

お昼ご飯を食べるため、再び先ほどの道の駅 信州平谷へ。 f:id:ikarugasan:20170509212444j:image

何件か食事ができる場所があったが、人の少なそうな端っこにある食事処で昼飯にします(´∀`*)f:id:ikarugasan:20170509212506j:image

ちなみに時刻は12:00。早朝スタート&走りながら補給をしてきたおかげで、めちゃくちゃ時間が早いです(笑)

お店に入ってメニューを注文し、お互い何を選んだのか教え合うと・・・

なんと、偶然にも全く同じ唐揚げ定食でしたΣ(゚ロ゚;)
f:id:ikarugasan:20170509212657j:image

・・・あれっ?前にもこんな事があったような・・・??

(それはピークスの翌日・・・愛知に帰って来た時のことでした。

2人でラーメン屋に入り、たまたま頼んだメニューが全く同じだったことが全ての始まりでした(笑))

そしてここの唐揚げ、花の木で食べられる唐揚げみたいに美味しいです♪(´∀`*)

 

昼飯を食べ終えたら道の駅を出発。

帰りは同じ道じゃつまらないということで、R153から矢作ダムを目指すことにします。

こっちのルートからでも矢作ダムにたどり着くことができるようなので。

今日は走ったことのない道をどんどん開拓していきますよ~(o^^o)b

緩い登りを終えてロングダウンヒル開始!f:id:ikarugasan:20170510074011j:image

レッドウインドで高速域を走るととても気持ちいいです♪

ただ、ちょっとの横風でもモロに食らうため、下りは意外とふらついて安定しません(><)

ワイドなリムなら横風にも結構強いと聞きますが、いかんせんレッドウインドはワイドリムが流行る前に出たモデルなのでワイドバージョンが存在せず、細いリムしかありません。

やっぱりディープリムはワイドじゃないとダメだなぁ・・・と、レッドウインドを買ってから少し思ったのでした。

その代わり、ワイドじゃない分リムが軽量になるため、ヒルクライムでは細いリムの方に部があるといえます。

とはいえ、ディープリムでヒルクライムなんてそもそもの相性が悪いんですけどね・・・(;´^_^`)

 

ダウンヒルを続け、R153から細い県道に入ります。

ここもなかなか気持ちいい道でした(^^)/f:id:ikarugasan:20170510073350j:imagef:id:ikarugasan:20170510073631j:imagef:id:ikarugasan:20170510073655j:image

R257に出て矢作ダムへと続く赤い橋まで来ました。f:id:ikarugasan:20170510074905j:image

湖沿いの気持ちいい道に出ます!f:id:ikarugasan:20170510220822j:image

すると、どんどんペースアップ・・・。

あっあれっ?そんなとばさなくても大丈夫ですよー?(^_^;)

ここでちぎれるのもなんだかカッコ悪いので、意地を張って死ぬ気で食らいつくことにします(笑)

アップダウン、そしてカーブが連続して続く激しい道を爆走。

下りカーブは苦手なので、カーブが出てくる度に引き離されては差を詰める・・・ということを繰り返していた・・・(;´Д`)

そして、ダムのゴールが見えてきた瞬間、最後の力を振り絞ってスプリント開始!!

その結果、ダムへは先にゴール。意地で踏み倒しました・・・・。

ゴールまでずっと後ろについていたので、このスプリントに勝ちも負けもありません。ただのトレーニングです(;´^_^`)

記念写真~。f:id:ikarugasan:20170510221734j:image

そしてスプリントの反動で疲れ果てているところをリンさんに撮られる(笑)f:id:ikarugasan:20170510221840j:image「もう足が動かないよ・・・」

そんなあなたにCCD(笑)f:id:ikarugasan:20170510221921j:imageピークスで1つだけ余ったので、持参してきました(o^^o)

そうなんです、実はピークスでは持参してきた全てのジェル系補給食を使うことなくリタイアしたのです・・・。いってみれば抱え落ちみたいなことをしてしまったのです。

ピークスを振り返ってみると、補給食を全て消費していれば完走できたか?と言われると、おそらくできなかったでしょう・・・。

補給食以上に、コースミスのダメージがデカかったのです。あの時点で既に首の皮一枚繋がった状態で走り続けていたというわけです(`д´;)

 

本題に戻りますが、カロリーが切れかけてきたので小渡サークルKまで下ります。

リンさんはダウンヒル大好きな様子なので先を譲ります。

自分はゆっくりダウンヒル・・・。f:id:ikarugasan:20170511065702j:imagef:id:ikarugasan:20170511070011j:image

少し行ったところでリンさんが待っててくれていました(о´∀`о)f:id:ikarugasan:20170511065810j:image

そしてハンガーノックでふらつきながらもなんとか小渡サークルKに到着。f:id:ikarugasan:20170511065746j:image

結構ヤバイ状態なので急いで補給します。

食べたものがエネルギーに変換されるまでの間が一番ツライ。

毎回、「こんなところで何してんだろう・・・」って気持ちになります(T_T)

 

補給やトイレ等を済まして、とりあえず走り出します。

ここからは矢作川沿いをずっと下っていくだけ。

いつもなら爆走して一瞬のうちに藤岡に着いてしまうのだが、今回は少し違っていた・・・。

 

「あれ?力が入らない・・・?」

 

 カロリーはさっき補給したはずなのに、力が出ない。

 

「まだ消化されてないだけかな?少し様子を見てみよう・・・。」

 

そうしてしばらくの間様子を見ていたが、一向に回復する気配がない。

 

そういえば、さっき食べたものがまだお腹の中にタプンタプンと溜まっているような感覚がある。

これはもしや・・・食べ物がまだ消化できていないのではなかろうか(;´Д`)

 

普段ならとっくにエネルギーに変換されていてもおかしくないくらい時間が経っているが、未だに消化が進んでいないのである・・・。

もしかしたら、今まで走りながら補給を行ってきたせいで、胃に負担がかかり、胃に血液が回らなくなってしまったのかも!?Σ(゚д゚;)

 

こんな経験、今まで自転車に乗ってきた中でほとんどありません。

 

とりあえず消化されない限りは力が出ないため、とてもゆっくりのペースで矢作川沿いを走ります。

県道33号線までたどり着いて、緩やかな登りが始まる。f:id:ikarugasan:20170511204749j:image

ここでも全く踏めず、速度がたまに1桁に達する(笑)

ホントにヤバイです。

 

が、ようやくここにきて小渡サークルKで食べたおにぎりがエネルギーに変換されたのか、突然力が溢れ出てきます!!

なんだこれは!!踏める、踏めるぞおお!!

 

こうして調子に乗ってペースを上げてヒルクライム

 

だが、しばらくすると、なぜか急にエネルギーが尽きて、再びヘロヘロモードに移行する・・・。

今日のカラダ、ホントにおかしいです(`д´;)

 

なんとか藤岡のファミマに到着し、ちょっと休憩を入れる。

すごく気持ちが悪い・・・。

なんだろう、この感覚・・・。

こんな事、ライド中にあまり経験したことがない・・・(;´Д`)

 

とりあえず何か食べないとラストの戸越峠は登れないので最後の希望を摂取する。f:id:ikarugasan:20170511205519j:image吸収の早いチョコ系の補給食。さすがにこれならすぐエネルギーに変換されるだろう!

 

そうして復活することを信じて再び出発。

リンさんの方はまだまだ余裕があるらしく、戸越峠に差し掛かるとダッシュしていきました・・・(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170511205642j:image

戸越は史上最遅のペースで登る。

登り続けること数十分・・・

苦しみながらもなんとか戸越を登りきることができた。f:id:ikarugasan:20170511205748j:image

ダウンヒルして雨沢方面との分岐点でリンさんと別れてこれにて解散です。お疲れ様でした!

自分は一旦瀬戸しなのへ戻り、ポケットに入っていた補給食の余り(おにぎり×1)を頬張って一息つく。

 

ちょっと休んだら再びヘロヘロモードで帰路について、なんとか無事帰宅できました。

 

 

今回は胃で苦しめられるという、過去にあまり例がないライドとなりました(;´^_^`)

普段から走りながら食べるという補給方法は行っておらず、カラダがついていけなかったのだと思います。

(食べながら足を回すということは、足にも胃にも血液が必要となり、消化に必要な血液が足りなくなるのだと思われます…)

しかし、これを繰り返すことでカラダは順応し、いつかは効率よく走れるようになるのではないかと思っています。

走りながら食べるスキル、今後も積極的に取り入れて技術を磨いていきたいですね!

それでは、また!!

 

《今回の記録》

走行距離・・・185.82
走行時間・・・8:05:40
平均速度・・・22.96
最高速度・・・66.41
平均ケイデンス・・・79
最大ケイデンス・・・139
平均パワー・・・105
最大パワー・・・405
平均心拍・・・149
最大心拍・・・191
累積標高・・・2745
最高標高・・・1163
最大勾配・・・11

 

 

再来週5/21(日)は佐渡ロングライド!!!

前回参加したのは2015年。実に2年ぶりの参加です!!

チョー楽しみ\(^o^)/

The PEAKS ROUND3 当日編2/2 【ノースルート編】

この記事は前回(サウスルート編)からの続きになります!f:id:ikarugasan:20170503184901j:image

 

<前回までのあらすじ>

サウスルートを制限時間ギリギリでクリアし、なんとかノースルートへと進む権利を得たikaruga一行。

厳しいコースによって足はかなり消耗し、制限時間もコースミスのせいで全く余裕が無い状態。

果たして7時間以内にノースルートを走りきり、無事帰ってくることはできるのだろうか!?

 

 

さてさて、かんぽの宿を10:00頃出発し、ノースルートがスタートです!

まずは熱海峠を目指して走ります。

ここは前日に車で来た時に通っており、その凄まじい急勾配にかなり警戒していた場所です。

とりあえず登り始め、序盤は9%くらいの坂がずっと続く。

 

ずっと続く・・・・・・・・・ずっと・・・・・・・・・・・・。

 

さらに途中から勾配が上がり始め、13%の坂がずっと続く・・・・・・・・・ずっと・・・・・・つづ・・・・・・・・・・・・・・・つづ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

なんだここは!!勾配が全然下がらないぞ!!

 

看板とかの情報によると、13%6km続くらしい。・・・いきなりヤバすぎる!!!!!!!!!!

 

時々休むダンシングを織り交ぜながら登る。

・・・これ、休むダンシングが使えてなければ絶対に足をついていただろうな・・・((((;゚Д゚)))))))

 

6km13%の坂を終え、ようやく勾配が緩んできたところでちょっとペースを落とし、補給タイムに入ります。

背中のポケットからいつものグミを取り出して、登りながら補給して回復です。

先ほど勾配が緩んだと言ったが、それでも9%くらいはある。

13%をひたすら登っていた自分らにとって、9%というのは緩やかな優しい坂なのである・・・。

 

補給を終え、ペースを戻して登っていると、リンさんが遅れ始める!f:id:ikarugasan:20170503185047j:imageどうやらカロリー不足で低血糖に陥ってしまったみたい(><)

かんぽの宿で食べた量に差があったからかも?

 

ノースルート最初に出てくる悪夢のような坂を登っていると、ついに熱海峠のゴールが見えてきた!f:id:ikarugasan:20170503201339j:image

こうして熱海峠を登りきり、下りに差し掛かります。

 

(ノースルートのチェックポイントは必ずしも順番通りに回らなければならないというルールではないが、とりあえず振られた番号順に回っていきます。)

 

長~いダウンヒル

見たところ距離がひたすら長いだけで、勾配はキツく無さそう。

勾配がキツくないと分かっただけで物凄い安心感です(笑)

 

下りきってチェックポイントのサークルKへと到着!f:id:ikarugasan:20170504183621j:image制限時間に余裕がないため、ここでもテキパキと行動して最低限の補給だけ済ませ、走りながら食べる分を買ったら出発します。

もちろん、チェックポイントの証となるレシートも忘れずに受け取ります。

 

片手におにぎりを持ったまま、コンビニを出発!(走りながら食べる気満々)

この登りは勾配が緩いと分かっているので、補給するチャンスと捉え、存分に補給をしながら登っていきます。f:id:ikarugasan:20170504184127j:image(おにぎり片手にヒルクライム。ちなみに2個目。)

 

走りながらの補給はペースが早いと呼吸が乱れて食べづらくなるため、少しペースを落として補給します。これがいいかどうかは分かりませんが。

 

おにぎりを2個補給し、しばらく登っていると、途中から力がみなぎってくる感覚が・・・!!

どうやら補給したおにぎりの効果が早速表れ始めたようです。

これならいいペースで登れそうだ!

 

ここで思ったことがひとつ。

やはり、走りながら補給という行為は、立ち止まって補給するよりも圧倒的に時間効率が良さそうですね。

カロリーが充填できて足も復活できるこの補給方法・・・クセになりそうです(笑)

 

いいペースで登っていると、リンさんが再び遅れ始めます(><)f:id:ikarugasan:20170504184726j:image(バックを撮影。遠くに姿が見えます・・・)

ハンガーノックに苦しめられている様子。補給はマジで大事です……

自分はいいペース(心拍80%付近)を維持したまま次のエイド目指して独走。f:id:ikarugasan:20170506211448j:image

ここは勾配がキツくなかったため、激坂に苦しめられることなく再び熱海峠へと戻ってきます。f:id:ikarugasan:20170506211419j:image

後ろを振り返ってリンさんを撮る\(^o^)/f:id:ikarugasan:20170506212510j:imageこの時の自分は、自分でもよく分からないくらい元気でした。

 

リンさんと合流して少し走ると、十国峠のエイドステーションらしき場所(?)が見えてきました。f:id:ikarugasan:20170506213319j:image

と同時に、左手に絶景が広がります!!f:id:ikarugasan:20170506213053j:image駿河湾が見えますね、素晴らしいです(´∀`*)

レストハウスに着いたはいいが肝心なエイドステーションが見当たらず、少しウロウロしていると、ようやく十国峠エイドを見つけて到着!

リンさんがかなりヤバそうな感じだったため「とにかくバナナを!」と促し、自分もバナナを補給。

さらにバナナ1本分をエイドのスタッフから頂きました♪f:id:ikarugasan:20170506213458j:imageこれを背中のポケットに差しておけば安心だね!!(笑)

そして、実はまだ復活するための補給食をこんなに隠し持ってたりします(笑)f:id:ikarugasan:20170506221039j:imageアミノバイタル パーフェクトエネルギー2本とグリコ CCD2本です。

これらはなるべく最後まで取っておくつもりでいます。

まだ飲みませんが、そろそろ使い時が来るかも・・・。

 

スタッフの方と色々話をしていると、ここから先はサウスルートのような激坂はもう無いよ!と励まされ、少し元気が出てきます。

スタッフの方からエールを貰い、そろそろエイドを出発します!

 

こんな感じの道を進みます。f:id:ikarugasan:20170506221649j:image先ほど聞いたとおり、かなり勾配の緩い坂が続きます。

ノースルートはサウスルートと比べて激坂が少ないイメージですね!(序盤に出てきた熱海峠を除けば…)

 

そしてしばらく緩い坂を走り続けていると、箱根峠エイドへ到着!f:id:ikarugasan:20170506222351j:image

先ほどの十国峠エイドではバナナしか食べておらず、しっかりとカロリーが補給できていなかったためか、若干カロリー切れに陥っていたのでエイドで色々食べ、持参してきた補給食の一つもここで食べることにします。f:id:ikarugasan:20170506223355j:image

ここらで、エイドにいた他の参加者たちから「この時点でもう絶対間に合わないな」とか「制限時間以内の完走は諦めよう」といった声が聞こえてくる。

コースの回り方は何通りもあり、ここにいる時点でどこまでチェックポイントを回ったかは知らないが・・・もう諦める人がいるのだな・・・・と、他の参加者たちの声を聞いて心の中で思っていた。

 

自分も、今からゴールまでの時間を算出するとかなり危ういという事はなんとなく勘づいてはいた。

 

だが!!

 

それだけでは諦める理由にはならない!

 

「────諦めるにはまだ早い!」

 

内なる何かが自分に語りかけてくる。

 

そう、まだ諦めてはいけない。

 

周りがどうあれ、まだまだ足掻いてみせる!!

 

リンさんにまだ戦う意志が残っているかを確認し、当たり前だという頼もしい一言が返ってくる。

 

よっしゃ!!!こうなったら坂バカ魂、見せてやる!!!
 

時刻は12:50。

ここからは5.5km下って5.5kmの登り(305mアップ)と、24.5km下って24.5kmの登り(930m+120mアップ)がある。それらを走破し、16:00頃までにここに戻ってくることができれば、あとはゴールまで全て下り(16km)のためなんとか間に合うだろう。(コースの最後にはまだ1km12%という激坂があるんですけどね^^;)

 

こうしてエイドを出発し、まずは5.5kmのダウンヒルに挑む!

下りは怖いが(安全に)全速力で突っ込んでいく。

 

そして下った先にある山中城跡チェックポイントに到着し、チェックを受ける。

トイレもあったので用を足し、登りのために先ほど十国峠エイドで貰ったバナナ1本をここで補給することに。f:id:ikarugasan:20170506233252j:image

食べ終えたらエイドを出発し、再び登りへ。

左手に駿河湾愛鷹山が見える・・・。  f:id:ikarugasan:20170506233445j:image愛鷹山の向こう側には富士山が見えるはずだが、遮られていて見えない。

 

さあ登る。できる限りペースを上げて踏んでいく。

 

「ブゥンブゥン」

 

・・・・・・・・・・・・

 

「ブゥゥゥゥゥン」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「ブブブブブブン」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

必死こいて登っている最中、大量のバイク乗りが真横を通り過ぎていきます。

この騒音攻撃には精神的にかなりやられました・・・(TдT)

 

そしてなんとか5.5kmを登りきり、再び箱根峠エイドへたどり着きます。

パンに持参してきたハチミツをかけて口に頬張り、エイドを出発。

 

・・・時間がない。

 

ここからの計算だと、24.5km先にある最終チェックポイントに2:30にはたどり着かないと、箱根峠エイドに16:00に戻ってくることは不可能だ。

 

ちなみにコースプロフィールでいうと、今ココ。f:id:ikarugasan:20170507080839j:image

まだ大観山というコース上最も距離があって怖ーい峠が控えています。^^;

 

箱根峠からは大観山までちょっと登りさえすれば、あとは下りだけ!

しかし、その「ちょっと」が恐ろしく長かった・・・(×_×)

しかも、カロリー切れの兆候が見え始めます・・・。さすがにパン1個だけでは少なかったか。

 

大観山のダウンヒルに差し掛かる。

ここでは素晴らしい絶景が見られたのですが、そんなもの撮ってる余裕などなく、読者の皆さまに景色をお伝えできなくて申し訳無かったです(`;ω;´)

 

そして、この下りでは再びバイク乗りたちの襲撃に遭います(><)

ここは別名椿ラインとも呼ばれ、走り屋にとって聖地のような場所らしいのです。

通りで上からも下からも暴走してる車両が多いワケです・・・。

 

リンさんはダウンヒル・・・特に荒れた路面でのダウンヒルが得意かつ大好きなようで、すごい速度でとばしていました。スゴすぎです・・・。

自分は雨沢峠で落車して以来、ダウンヒルがかなり下手になっているので足を引っ張ってしまいます・・・。(赤メリダに乗っていた頃はそれなりにダウンヒルが得意な方でした。今思えばかなり危なっかしく思いますが・・・)

 

こうして大観山を下り終えるが、長いダウンヒルだったためikarugaのカロリーはカラッポに(×_×)

ショボイ坂ですら踏めなくなってしまっていたので、パーフェクトエネルギーを1本使い、体を復活させる。

 

そしてちょっと街中を走って最後のチェックポイント兼エイドステーションへと到達!f:id:ikarugasan:20170507100125j:image

これで全てのチェックカードが揃いました!f:id:ikarugasan:20170507100147j:image

あとはかんぽの宿へ帰るだけだ!

時刻は・・・・・・14:50・・・。f:id:ikarugasan:20170507100450j:imageそんな・・・!!これでは間に合わないぞ!

 

元々のプランでは14:30頃までにここにたどり着ければなんとかギリギリ間に合いそうな感じではあったのだが、20分も遅れて到着したとなると・・・これは厳しいかもしれない。

さらに追い討ちをかけるかの如く、残ったカロリーはゼロで、少しでも補給をしないととてもじゃないが走れる状態ではない。

ここまでの走行距離は137kmと4100mアップ。既に足は疲労困憊。

ゴールまでの距離としては24.5km(930m+120mアップ)+16km(ほとんどがダウンヒルでゴールの手前1kmだけ12%の登りで75mアップ)=40.5km。

そこに残された時間は2時間10分・・・。

 

これは・・・ムリだ・・・(×_×)

 

ここまで常に気を張り詰めて走ってきたが、もう間に合わないと分かった時点で一気に気が抜け、脱力モードに移行する。

 

終わった・・・オレたちのピークスはこれで終わってしまったんだ・・・。

 

完全に闘志が燃え尽きた。

 

とりあえずカロリーが尽きて危険な状態なのでエイドのおにぎりを食べる。

 

あ~あ・・・もう間に合わないのかぁ・・・。

 

ちなみにここで解説を入れますが、本大会は制限時間に間に合わなかった場合はリタイア扱いとなりますが、リタイアした者は自力でスタート地点まで帰ってこなければなりません。

ロングライドイベント等でよく見かける「回収車」という制度はなく、全て自分の責任でコースを走らなければならないのです。

これは大会規約にも記載されており、参加者はそれに同意した上で大会に参加しています。

そのため、大会関係者側に助けを求めるのはNGというわけなのです。(メカトラ等でどうしても走行不可といった場合は助けてくれるかもしれませんが。)

 

なお、スタート地点であるかんぽの宿は17:00が制限時間の関門で、17:30からは閉鎖となっていました。

17:30以降はスタート地点に帰ってきても、スタッフは撤収しており、もしかしたら戻ってきても無意味?なのかもしれません。(ここは詳しいことは分かりません、あくまで推測です)

そのため、17:30に間に合わなそうであればそのまま宿へ帰ることにします。

 

エイドにいた他の参加者の方も、もう間に合わないと分かっていたのか、大観山は登らずにこのまま反対方向の小田原方面へと帰ると言っておりました(;´^_^`)

 

自分らは大観山を登らなければ宿には帰れないので、このままコースを進みます。(来た道を戻ります)

 

さて、最低限走ることができる分のカロリーを補給したら、24.5kmのヒルクライムを始めます。

 

登り始めてからも少しだけおにぎりを食べながら走ります。

 

おにぎりを食べ終えて本格的に登り始めますが、サウスルートの序盤から負荷をかけすぎて登っていたため、呼吸が物凄く苦しい。

心拍を上げると呼吸が苦しくなり、心拍が上げられなくなる。(MAXの70%以上でかなり苦しい)

当たり前のように足も終わっていて、全然足が回らない。

胃の中には水で流し込んだおにぎりや大量に食べたバナナの水分によってタポタポに。

酷使してきた胃は内臓疲労し、血液が十分に回らず消化不良を起こしている。

かなり気持ちが悪い……

 

こんな状態でそもそも宿まで帰ることができるのか…?と真剣に疑問を抱き始める。

体に力が入らず、絶望的な状況に追い込まれる。

まさに極限状態・・・。

 

とりあえず足を止めずに回し続ければ、いつかはゴールに着くはずと信じ、ひたすら登る。

リンさんが横から撮ってくれていた。f:id:ikarugasan:20170507121810j:image撮られていたことすら気づかなかった、絶賛極限状態中。

 

長くて辛いヒルクライムを1時間30分以上かけて終え、少しのダウンヒル。標高は900m以上あり、物凄く寒い。

物凄く寒いが、「寒い」と口に出す元気すら残っていない。

あまりの疲れのせいで、寒いと感じることすらどうでもよくなってくる。なんという極限状態。

 

そして再び120m登って箱根峠へと向かう。

箱根峠手前にある小屋みたいなところでトイレ休憩。ついでに念のためグミ1袋を食べるが、ここでもとにかく辛かった。

一番何が辛かったかというと、胃もたれによる気持ちが悪さがずっと残っていたことでした・・・(×_×)

 

そして箱根峠エイドがあった場所(過去形)にたどり着くが、時刻は17:20頃。

既にテントを片付けて撤収しており、人影すら無かった。何か怖い・・・。

 

しかーし!!

 

ここまで戻って来れたということは、宿までは全て下り!!

これなら本当に帰れそうだ!!

宿への帰還が現実的なものとなってきて、突如希望が湧いてくる。

 

箱根峠から熱海峠までは9.5kmの道のり。あまり記憶にないが、勾配の緩い坂しか無かったような気がする。

そして熱海峠まで来たら、6km13%の恐ろしい激坂を下った先に暖かい宿が待っている!!!!

 

宿に帰ってからのことを2人で考え、「まず暖かい風呂に入る!」とか「コンビニで弁当を買って暖かい部屋で食べる!」とか楽しいことを考えていると、なんだかおかしなくらい元気が出てきてテンションが上がってきます!!!

 

「うおおおおお!!!!!」

「帰ってやるぞおおおお!!!」

 

・・・日が沈みかけた峠道で2人で叫んでいたのでした・・・(笑)

 

そうして箱根峠→熱海峠間を走る。

思っていたよりも下り基調で、40km/h巡航が開始し、これならさらに早く帰れそうだ!!

 

そして熱海峠に到着し、激坂ダウンヒル開始。

相変わらずおぞましいくらいの急勾配でした・・・。

途中で1回止まり、握力の休憩を挟んでダウンヒル再開。

 

そうして熱海の街中へと戻ってきて、ついに・・・ついに!!

念願の宿へと帰ってきましたー!!!

 

制限時間内の完走は達成できませんでしたが、単純な完走だけなら果たすことができました!!

 

大観山を登っている最中、「コレ帰れないんじゃないか・・・?」と思えるくらい、完走が絶望的な状態だったため、こうして完走できたことを大変嬉しく思います!

宿にたどり着いた瞬間は、なんというか・・・感情が込み上げてきたような、そんな感じになりました(笑)

 

さてさて、完走した時刻は18:11。f:id:ikarugasan:20170507132801j:imageということは、ゴールタイムは12時間11分でした。

制限時間にはあと約1時間足りないという結果に。

 

そしてそして、気になる累積標高の値はというと・・・!

5228m!自己最高記録更新です!f:id:ikarugasan:20170507132832j:image

初めて5000mも登りました!これはメチャメチャ嬉しいです(*´∀`*)

この調子でいつか6000mにも挑戦する・・・かも!?

 

とりあえず、自転車を車に入れて、部屋に戻って暖かい風呂です。

 

風呂に入ったらコンビニで弁当を買って、部屋に戻って夕食。

一緒に夕食を食べて今回の反省会をします。

 

やはり、序盤のコースミスが何よりも痛かったですね。

あれが無ければ、足がそこまで削られずに済んだし、時間的余裕も生まれて完走できていたかもしれませんね。

ラストの大観山は今回かなりスローペースで登ったが、ミスコース無しの状態で登っていたら制限時間内の完走はいけてたかも?と色々振り返ります。

とにかく恐ろしかったのは、サウスルートのラストとノースルートの序盤に出てくる激坂でした…

熱海峠の6km13%はマジでトラウマです(;´^_^`)

また機会があったら、今度はいつものメンバーで同じコースを挑戦してみたいですね、というような感じで反省会終了。

 

ちなみに夕食は箸が全然進みませんでした!(笑)

 

そうして就寝。時間は20:30くらいだったかな・・・。あまりの疲れに寝付くのは一瞬です(笑)

 

 

────翌日4/24(月) 。

 

この日は休暇を取っているので安心して起きることができます。

起きたのは5:50・・・。

寝た時間が早すぎて、起きる時間が早まったようだ。

朝食は7:00から無料サービスとのことだったので時間になって食べにいくが、そこには食パンしか置かれていなかった・・・(゜Д゜;;)

リンさんは食パンだけでも良さげだったが自分は全然足りないので朝食を買いにコンビニへ。

おにぎりやらゼリーやら色々買って食べて、朝の支度を済ませて宿を出る。

 

帰りはトラウマとなった熱海峠の激坂を少し通ってから沼津の方へ抜け、(得意の)伊豆縦貫道から高速に乗って愛知へと帰ります。f:id:ikarugasan:20170507140643j:image

高速に乗ってる最中は、またしてもパーツトークの嵐が・・・(^_^;)

グリスの種類とか、話が止まりませんでした(笑)

 

愛知へと帰ってきて、昼からカミハギサイクルに寄ります。

と、その前にお昼ご飯です。f:id:ikarugasan:20170507140625j:image

超ハードなライドの翌日は物凄いお腹が減るのでたくさん食べます。

唐揚げランチ(おかかのふりかけ)と醤油ラーメン(あっさり)を注文。

すると、偶然にもリンさんと注文内容が一致する(笑)f:id:ikarugasan:20170507140706j:imageこれには驚きました・・・(;´^_^`)

お昼ご飯を食べ終えたらカミハギサイクルに寄り、佐渡ロングライドツアーの料金を払ってパーツを色々物色。

その後はレンタカーをジャパレンに返却して解散です。

 

3日間お疲れ様でしたー!!\(^o^)/

 

【The PEAKS ROUND3の記録】

走行距離・・・178.70
走行時間・・・9:51:11
平均速度・・・18.14(低い!)
最高速度・・・70.67
平均ケイデンス・・・66(低い!!)
最大ケイデンス・・・148(多分チガウ)
平均パワー・・・124
最大パワー・・・420
平均心拍・・・146
最大心拍・・・191
累積標高・・・5228(過去最高記録!)
最高標高・・・964
最大勾配・・・16

 

 

今年9月3日(日)にThe PEAKS ROUND4(194km、6000mアップ)が奥多摩の方で開催されるそうです・・・が、多分出ません。

というか正確には仕事の都合で出れません。

リベンジのチャンスだったんですけどネー。

6000mはまたいつか挑戦します。またいつか・・・

 

(追記)

今回のThe PEAKS ROUND3の完走率です。f:id:ikarugasan:20170507152128j:image今回はすこぶる悪かったようです。

特にサウスルートでは自分と同じようにコースミスに苦しめられた方が多かったと聞きます。

4割の完走率なら、今回間に合わなかったのも多少納得がいく・・・そんな気がします(汗)

The PEAKS ROUND3 当日編1/2 【サウスルート編】

(この記事は前日編からの続きになります。)

いよいよピークス当日がやってきました!!f:id:ikarugasan:20170427224528j:image

 

前日は20:30くらいに就寝。

今回も今までと同じように翌日が楽しみすぎて寝れない病が発症するかのように見えたが、なんと発症することなくすんなり眠りにつくことができました!

リンさんが言っていた「寝るときは全てを忘れて眠りにつく」という言葉がかなり参考になったかも。

 

朝は3:40に起床。

前日にコンビニで買っておいたおにぎり3個を食べて支度をして5:00、宿を出発!f:id:ikarugasan:20170427225059j:image

早朝に少し雨が降っていたせいか、路面は少し濡れていた。

リンさんと共に山の上にあるスタート地点目指して走ります。f:id:ikarugasan:20170427225135j:image写真の左上の方に見えるのがかんぽの宿です。

前日編でも紹介したように、山の上にあるスタート地点には1km12%の激坂を登らなければたどり着けません。f:id:ikarugasan:20170427225303j:imagef:id:ikarugasan:20170428073832j:image
心拍が一気に上がり、いきなり足が削られます。

ピークスはスタート前から容赦ありません。ピークスハンパないね。

 

そうしてスタート地点であるかんぽの宿に到着!f:id:ikarugasan:20170427230339j:image

一番最初のスタート(6:00スタート)のため、まだまだ人が集まっていません。

 

かんぽの宿に着いたら、まずはバイクチェックを受けます。f:id:ikarugasan:20170427230307j:image

このバイクチェックは、大会規定に記載された通りの装備がバイクに備わっているかどうかをスタッフの方がチェックするというもので、規定通りの装備(ライト、ベル等)が備わっていなければ出走することができません。

ベルは特に忘れがちなので要注意ですね。

(実際にベルを忘れたって言ってた人がいたなぁ・・・)

 

写真の左はノースルート、右はサウスルートのスタート待ちの列なのですが、自分らのサウスルートはまだ誰も並んでおらず、一番先頭に並ぶことに成功する(笑)f:id:ikarugasan:20170427225922j:imagef:id:ikarugasan:20170427230219j:image

スタートまではまだ時間があるのでぶらぶらします。

相模湾はいい景色。f:id:ikarugasan:20170427230900j:image

待ってたら人数が増えてきた。f:id:ikarugasan:20170428072046j:image

そういえばフロントタイヤはパナのレースAからコンチのウルトラスポーツ2に変えてきてます。f:id:ikarugasan:20170428072341j:imageここ1ヶ月でパンクが多発していたので今日だけ赤メリダのタイヤと入れ替えました。

リアはグランプリ4000s2です。

 

スタート待ちの間、制限時間内に間に合うかかなり不安になる・・・(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170428073551j:image

最初のサウスルートは51km、1734mアップで、これを4時間以内にクリアしないと先へは進めない。f:id:ikarugasan:20170502213442j:imagef:id:ikarugasan:20170502213427j:image

正直この制限時間は少し厳しめに設定されているような気がしていた。本当に間に合うかなぁ・・・。

 

さて、いよいよスタート時間が迫ってきました。

ノースルートとサウスルート、交互に数名ずつスタートするようです。

スタート待ち中。スタッフの方が撮ってくれました♪f:id:ikarugasan:20170428072647j:image

そして、スタートの時間となり特にカウントダウン等はなくいきなりスタート~!!

ノースルートの最初の数名がスタートしたら、サウスルートの先頭に並んでいる自分らもスタートです(^-^)/
f:id:ikarugasan:20170428072755j:image

 

ということでザ ピークス 地獄のデスライドが幕を開けました!!

 

とりあえずガンガン登っていきます。f:id:ikarugasan:20170428073347j:imageペース配分としては、昨年9月に走った乗鞍センチュリーチャリティーライドの時のようなペース配分で走ろうと考えている。

心拍にすると大体85%付近を目安に走ります。

 

いきなり後ろから抜かれますが、当たり前のようにスルー。どんな時でもマイペースが大事です。

 

初めはデスライドの幕開けということで正直浮かれていた。

余裕をぶっこいて、相模湾の綺麗な景色をパシャパシャと撮りながら走っていた。

 

 

そう、いきなりピークスの洗礼を食らうことになるとも知らずに・・・

 

 

心拍80%程度の負荷で走り、下りに差し掛かったところでさきほど後ろから抜いていった数名に追いつき、急勾配をダウンヒルします。

 

しばらく下り続けるが、サイコンのGPSナビが先の道を表示していないことに気づき、キューシートを作ってきているリンさんに「道合ってますよね!」と聞き、「合ってます」と返ってきたのでやっぱり問題ないんだな、と安心してダウンヒルを続ける。

 

そこそこ下ったところで前を走っていた数名が急に立ち止まり、コースを確認し始めたが、自分らはこの道で合っていると確信していたため、お構い無しにそのまま下り続けます。

 

こうして長かった急勾配の坂を下りきると、正面に海が出てきました。f:id:ikarugasan:20170428221028j:image・・・ん?・・・何かここ、コース間違ってないか・・・??

 

止まってGPSサイコンに目を向けると、下り中に見た時と全く同じように、先の道が表示されていなかった。

先の道が表示されていなかったのは、ただ単にコースの読み込みが遅いとばかり思っていたが、ナビゲーションマップを縮小して見てみると、本来のコースから大きく外れていたことが判明。どうやらそのせいで先の道が表示されていなかったようである。

 

・・・ということは、つまり・・・・・・・・・(  ˙-˙  )

 

まずい!!!コースアウトしてる!!!!∑∑(´Д`;)

 

ピークスがスタートし、さあやるぞ!と意気込んで山を登っていたら、奈落の底までダウンヒルしてしまったようです(笑) 

まさかいきなりピークスの洗礼を食らうことになるとは・・・。ピークス恐るべし。

 

大会が終わったあとにコースミスした場所を解析してみましたが、ミスしたのはこの場所。f:id:ikarugasan:20170429184318j:imageミスした距離は片道2km、往復で4km。高低差は約220mだった。

どこで間違えたのかというと、どうやらこの分岐でミスしたらしい。
f:id:ikarugasan:20170429184516j:imagef:id:ikarugasan:20170429184537j:image間違えたのはこの下りの途中。

前の3人についていくことしか考えていなかったため、コースミスしていることに全く気付かなかったのだと思われる。

 

さて、下った道を慌てて登り始めるが、そこは13%はあろう激坂。それを2kmも下ってしまっているため、簡単には元のコースに復帰できない・・・。

 

時間を大幅にロスしているため、かなり焦る。

「こんなところで終わってたまるか!」

そんな気持ちになり、心拍を90%以上にまで上昇させ、高負荷で登っていく。

 

そしてやっとこさ本来のコースへと復帰。

時間は大体30分くらいロスしただろうか・・・。

時間だけでなく、足も大幅に削られてしまった。

こんなんで4800mが登れるのか・・・?とかなり不安になる。

 

 

凄まじい急勾配を下り(相変わらず激坂しかない)、舞台は海沿いの平坦な道へと移り変わる。f:id:ikarugasan:20170430071326j:image貴重な平坦のため、リンさんとローテーションして足を温存。

 

しかしすぐに登りに差し掛かり、平坦が終了。

それも9%を超える激坂。

 

なぜこれほどまでに激坂しか出てこないのだろうか。

そりゃあ簡単な話だ。

今までに走ったことのある最高獲得標高のライドが200km・4200mアップ(往復自走神坂峠の時)だとしたら、このピークスでは160km・4800mアップでこちらの方が距離は短い代わりに獲得標高が上回っている。

距離が短いコースで獲得標高を上回るには、単純に坂の勾配が上がれば上回ることができる。勾配がキツくなれば、距離あたりの獲得標高の比率が高まるからだ。

つまり何が言いたいのかというと、ピークスではコースの中に勾配のキツい激坂がたくさん盛り込まれているということである。

 

ただでさえ激坂に弱くてすぐに足が終わるというのに、こんなコース本当に走りきれるのか・・・??とかなり本気で不安な気持ちになる。

 

色々考えていても仕方ないため、とりあえず今は登ることだけに専念する。

 

なかなかのペースで登っているため、前を走る参加者に追いつくことがある。

追いつく度に、この大会に挑む仲間という感じがしてきて、なんだか元気が出てくる。

「(ようし、頑張って登ろう!まずは遅れた分を取り戻さないとな・・・。)」

 

そう思い、ペースを上げてとにかくヒルクライム

 

亀石峠という峠を登る。f:id:ikarugasan:20170430121304j:image

隣にはリンさん。f:id:ikarugasan:20170430121336j:image(隠れてしまっているけど(;´^_^`))

今回はリンさんと共にゴールを目指します。

一人で走るよりも、本当に心強いです・・・!!

 

そうして亀石峠を登りきり、途中2回くらい道を間違えながらも(何回間違えるんだ(T_T))、なんとか最初のエイドステーション、亀石エイドに到着。f:id:ikarugasan:20170430154402j:imageエイドステーションは全然人がいません。

とにかく制限時間が厳しいので、エイドに留まる人が少なく、必要な分だけ補給したらすぐに出発する人が大多数のようです。

気になる補給食はバナナ、オレンジ、ポテチ、おにぎり、パン、塩タブ、スポドリ、水など・・・とても充実してます。f:id:ikarugasan:20170430154439j:imageピークスではどのエイドでも同じ補給食が出てきて、一人当たりの制限がなくほぼ無限に補給できます。

そして、エイドステーションが結構な頻度で出てくるため、補給食には困らないのもポイントですね。

この亀石エイドもスタートしてから16km地点にあり(コースミスしているので自分らは+4kmですが(汗))、カロリーが切れる前に補給することができます。

 

とりあえず、コースミスした分を回復させなければすぐに走れなくなる。

そう考え、補給食の王様・バナナを2本頂く。

 

時間に余裕がないため、用が済んだらとにかく早く出発することを心がける。

そうしてエイドを出て伊東方面へと進む。f:id:ikarugasan:20170430155612j:imageここから先は6.5km、高低差410mのダウンヒル

ダウンヒルした先にはコンビニがあり、そこで買い物をしてチェックポイントの証となるレシートを手に入れたら、下ってきた道を登り返し、またこの亀石エイドへと戻ってきます。

 

とにかく時間がないのでとばせるところは(安全に)かっとばして高速ダウンヒル

リンさんが早すぎて追いつけなかったナァ・・・(;´Д`)

 

下っていると、登ってくる参加者の数に驚かされた。

自分らは先頭でスタートしたはずだが、コースミスしている間に物凄い数の参加者に先を行かれてしまったようだ。

おそらくだが、自分らはサウスルート組の中でもかなり後ろの方にいることだろう・・・。

 

長いダウンヒルを終えてコンビニ到着!f:id:ikarugasan:20170501072356j:image

グミを補給して、レシートも手に入れて、すぐに出発!

 

さて・・・そろそろ本気を出すか!!

 

ここからは6.5km、410mのヒルクライム

雨沢峠と同じような感じのコースプロフィールで、登った後にエイドステーションが待っている。

これほどいい環境ならば、本気を出してダメージを負っても補給してすぐに回復することができるはず!

そうして心拍のリミッターを解除し、全力ヒルクライム開始!

 

前を走るたくさんの参加者に食らいつくつもりで登ります。

しかし、足が少し重い・・・。

コースミスした激坂や先ほどの亀石峠で大分削られてしまったようだ。

だが!足が重いなどと言ってられない。とにかく早く山を制することだけを考えてひたすらクライム。

 

登っていると、途中から足が軽くなり、力が湧き出てくる感覚があった。

これは・・・先ほど亀石エイドで食べたバナナ効果か!?

乳酸処理され、軽やかに足が回ります。

 

ここで、ピークスの攻略法を見出す。

峠を下る前に補給をして、下っている最中に食べたものを消化させ、登り始めるのと同時にエネルギーが出るように調整すればどんな坂でも乗り越えることができるのではないだろうか!?

峠を登った後は大体エイドステーションが出てくる配置となっているため、峠でどれだけ削られてもすぐに復活することができる。

温存作戦も通用しない激坂でどうせ足が死ぬのなら、負荷をかけて山を早く登り、頂上のエイドで補給して足を復活させ、また負荷をかけて山を早く登って次のエイドで復活・・・これを繰り返せばピークスはクリアできるのではないだろうか!?

 

こうしてピークスに希望が見えてきて、少しだけテンションとモチベーションが上がった。

多少余裕も生まれ、写真をパシャリ♪f:id:ikarugasan:20170501203811j:image

峠の後半は少し補給を入れます。f:id:ikarugasan:20170501203956j:image口にしているもの……何かわかりますか?

正解はハチミツです(о´∀`о)(笑)

 

こうして補給も交えて登っていきます。

そうそう、今回は制限時間が厳しいということで、走りながら補給する術を編み出しました・・・というか身につけました。

止まって補給するよりも、走りながら補給した方が圧倒的に時間効率がいいのです。

 

そしてようやく亀石エイドまで戻ってきました!f:id:ikarugasan:20170501204517j:image死んだ足をすぐさま復活させるため、最初にバナナを摂取します(;´^_^`)

(このあともう1本頂きました・・・。)

 

その後は急いでエイドを出発し、次のチェックポイントとなるコンビニを目指してダウンヒルします。

次のコンビニまでは下りオンリーなので亀石エイドで補給せずに下る人も多くいました。

 

カーブの比較的少ない直線でのダウンヒルだったので物凄い速度で(安全に)爆走。

 

そうしてコンビニ到着、急いでいたので写真は無し。

持っていたグミを補給し、消費した分を新たに買ってレシートを入手。

レシートを手に入れたらすぐに出発します。

制限時間は・・・まだなんとか間に合いそうな感じはする。急げ~!!

 

高負荷で再びヒルクライム。しかしさすがに足も疲れてきたのか、今までのような勢いが無い。

が、気合いで登りきってダウンヒル開始。f:id:ikarugasan:20170501205354j:image山伏峠という場所だった。

 

下る途中でエイドステーションを発見、再びバナナを頂いてすぐさまダウンヒル再開。

 

ダウンヒルの途中で紛らわしい分岐点が出てきて、またしても道を間違え、時間と足をロス(><)

しかも、そこも今までの例に漏れず12%くらいの激坂だったので復帰するのにかなり苦戦する。もう泣きたい。

 

なんとか下りきって先ほどの海沿いの平坦区間へ突入。

 

すぐに平坦が終わり、再び登り始める。

そろそろグミを補給しようかな…と、背中からグミを取り出すが、封が開けられないの図(笑)f:id:ikarugasan:20170502070035j:image

登っていたら、どんどん勾配がキツくなってきたのでグミは諦め、登りに専念することに。

 

・・・!?f:id:ikarugasan:20170502205121j:image急勾配出現!!

これは・・・今までの激坂とはワケが違う・・・!

15%くらいはあろうその激坂は、サウスルートでコースミスに苦しみ、ボロボロになった参加者を蹴落とすのに十分過ぎる勾配だった。

 

制限時間もそろそろやばい・・・!

本気で登らねば、間に合わなくなるぞ!!

 

リンさんはまだ足が余っているようだったので先行して登っていきます。

自分はシッティングで確実に激坂を登っていく。

前を見ると、自転車を押して歩く参加者もかなり見受けられた。

 

おそらくここを登れなければ、足切りになるだろうな・・・。

足、どうか持ってくれ・・・!!

そう願いながら全力で登る。

 

サウスルート最後のチェックポイントでリンさんが待っていてくれて、写真を撮られる。f:id:ikarugasan:20170502210847j:imageこの時マジで限界近かったです。。。

 

チェックポイントでチェックを受け、あとはスタート地点であるかんぽの宿へ戻るだけ!!

だが、時刻は9:30:!!

足切り時間まで残りは30分しかない!!

 

すぐさま出発し、かんぽの宿目指してとにかく全力で爆走。

距離的には間に合うんだろうけど、制限時間がギリギリなため、めちゃくちゃ焦る。

 

そして9:46、かんぽの宿へ到着!!f:id:ikarugasan:20170502212738j:image

なんとか足切り14分前にかんぽの宿へ滑り込むことができたようです!!f:id:ikarugasan:20170502210729j:imageふー、危なかったぁー・・・・・。

 

かなり足を使ってしまったので、もう既に満身創痍の状態・・・(;´Д`)

まだここからノースルートの112km、3107mを走らなければならないというのに・・・orz

(この時ピ-クスヤバイ・・・ピ-クスヤバイ・・・とひたすら心の中で思っていました(笑))

 

とりあえず足を復活させるためにバナナをたくさん補給。

かんぽの宿でカレー、豚汁が食べられるとのことだったので、豚汁+αのごまおにぎりをいただきます。
f:id:ikarugasan:20170502212656j:image

補給を終えて、トイレも済ませたらいざ出発。

 

ここからはノースルートを走ります。

コースプロフィールは112km、3107mアップ。これを7時間以内に走破して帰ってこなければなりません。

 

果たしてikarugaたちはノースルートを制し、無事制限時間以内に完走することができたのだろうか!?!?

 

次回【ノースルート編】に続く!!f:id:ikarugasan:20170502213642j:imagef:id:ikarugasan:20170502213827j:imagef:id:ikarugasan:20170502213815j:imagef:id:ikarugasan:20170502214014j:imagef:id:ikarugasan:20170502213949j:image


The PEAKS ROUND3 前日編

4月23日は待ちに待ったザ ピークスに行ってきました!f:id:ikarugasan:20170425072138j:image

今回はその前日編。

濃厚な当日編を早く書きたいのでなるべくサラッといきます(;´^_^`)

(・・・とかいっておいて結局は長くなってしまうんですけどね(笑))

 

まずはこの大会の紹介から。

このザ ピークスという大会は普通のロングライドイベントでは物足りない人のために作られた、完走できるかどうかも怪しい日本最強最悪と言われるイベントです。

その最大の特徴は獲得標高にあります。

走行距離が160km程度なのに対し、獲得標高が5000m近くあるのが最大の特徴。

大会には相当な坂バカしか集まらないんだそうな。

 

タイトルにROUND3とありますが、これは大会が3回目の開催なのを示しています。

ROUND1は美ヶ原、ROUND2は赤城山、そして今回のROUND3は熱海で開催されています。

毎回開催場所が違うんですね~。

 

今回のコースプロフィールとしては、ピークス史上最も易しい走行距離163km、獲得標高4841m。(といっても4000m超えてる時点で既にハンパないですが・・・)

これを11時間以内に走破しなければなりません。

 

ピークス史上最も易しいといっても、非常にミスコースしやすく設定されていたり、制限時間が少々厳しめだったりと、色々バランス調整?が取られている模様です。

 

どんな風にミスコースしやすいのかというと、例えばこんな道があるとします。f:id:ikarugasan:20170426211133j:image通常通りでいけば真っ直ぐ(赤色の線)走っていきたくなるところですが、ピークスの場合だと一時停止の道の方へと入っていかなければなりません。(水色の線)f:id:ikarugasan:20170426211155j:image

これはほんの一例ですが、コース上にこういった悪質な曲がり角がいくつも設定されているのです。

 

コースの曲がり角などは一切案内表示がありません。なのでコースを覚えなければならず、正しい道と誤った道を見極める力も必要となってきます。

大会趣旨が自力でコースを走破するということに重きを置いているため、どちらかというとブルベに近い大会となっていますね。

 

今回走るコースマップはこちら!f:id:ikarugasan:20170425201104j:imagef:id:ikarugasan:20170425201114j:imageノースルートとサウスルート、二つのコースに別れているのが分かりますね。

この二つのコース、最終的にはどちらのコースも走破しなければなりませんが、なんとエントリーの際にどちらのコースからスタートするのか選択することができます。

 

自分はサウスルートからのスタートを選びました。(上の写真の赤い方)

選んだ理由は、サウスルートスタートだとノースルートのラストにとてつもない峠が控えているようだったので(笑)

いやぁ、最後の試練という感じがしてこういうの好きなんですよ。

サウスルートを選んだ理由は、ただそれだけです。

 

コースマップを見るとわかるかと思いますが。チェックポイントがいくつかあり、各チェックポイントでチェックを受けなければなりません。

また、サウスルートからノースルートへ突入する際には(その逆も然り)スタート地点を通るのですが、通る際にも制限時間が設けられており、サウスルートの場合は4時間以内、ノースルートの場合は7時間以内にスタート地点に帰ってこなければ先へと進めません。

チェックポイントを取り逃した場合も先へは進めないようです。

 

ピークスは死ぬほど過酷な大会であるにも関わらず過去の完走率は7、8割とそこそこ高く(しかも毎回雨だったんだそうな)、山が走れる強者ばかり集まってくるから完走率が高かったんだとか、制限時間がそこまで厳しくなかったんだとか、色々完走率が高かった理由があったようです。

 

さて、今回もその例に当てはまるのだろうか・・・・・・??!?

 

 

以上、大会の説明終了。

 

さて、そろそろ前日での出来事を振り返っていきます。

 

今回はリンさんと2人で参加することになったため、9:00にジャパレンに集合。

ワンボックスの軽で2台トランポを今回初めて試してみます。f:id:ikarugasan:20170426073534j:image

とりあえず自転車を積んで、このあと自宅へ戻ってハイエーストランポの時のようにダンボールを間に挟んでうまく固定しようと試みてみました。が、あまりうまく固定できず、リンさんが持ってきてくれたロープを使うことで2台の固定が完了しました。 f:id:ikarugasan:20170426073813j:image

前から見た図。f:id:ikarugasan:20170426074437j:image倒れそうで全然倒れません。

 

コンビニで食べ物を買ったら春日井インターから東名~新東名高速を走って熱海を目指します。f:id:ikarugasan:20170426074902j:image

高速の移動中はリンさんとパーツトークが止まりません。どうやら火をつけてしまったみたい・・・?

時刻も気がついたら知らない間に11:00→12:00に(笑)

1時間もの間、無我夢中でベアリングについて語りあっていました。なんてマニアックな・・・Σ(゚д゚;)

途中のサービスエリアでお昼ご飯♪f:id:ikarugasan:20170426074849j:image

休憩したら再び出発。

そろそろ富士山が見えるポイント(去年富士ヒルへ行った時に教わった)に差し掛かる・・・が、この日は雲に覆われて何も見えず(><)f:id:ikarugasan:20170426075119j:image

その後は予定通り長泉沼津から伊豆縦貫道へ突入するが、降りる場所を失敗し、同じところを行ったり来たり・・・(笑)f:id:ikarugasan:20170426075244j:image

そんなこんなで山を一つ越えて熱海へと到着。f:id:ikarugasan:20170426200200j:image

まずは受付会場となっているかんぽの宿へ行きます。

ピークスの旗が!f:id:ikarugasan:20170426200135j:imageここで間違いなさそうです。

ということで14:20、かんぽの宿へ到着。f:id:ikarugasan:20170426200324j:image

中に入って受付をしようとしたが受付は15:00からの模様。

受付が始まるまでぶらぶらしてます。

かんぽの宿は山の上にあるので相模湾の綺麗な景色が拝めます。f:id:ikarugasan:20170426200815j:image

外で待っていると大会スタッフの方に話しかけられ、今回のコース設定の話やROUND4の貴重な情報を入手する。

なんでも今年9月開催予定のROUND4は奥多摩で開催されるとのこと。

それ以外は不明でした。

制限時間次第ではROUND4への参加も考えています・・・(笑)

そして参加者たちを外で待たせてはいけないという運営スタッフの配慮(?)から、15:00前に受付を始めてくれました。

受付の列。f:id:ikarugasan:20170426201135j:image

受付を完了してゼッケンプレートをもらい、かんぽの宿へは泊まる人以外車を長く停めてはいけないため、これから自分らの泊まる宿へと向かいます。

熱海駅の近くにあるホテルの駐車場に車を停め、宿からスタート地点までどれくらいかかるのか確認しておきたかったのでこれから試走がてらかんぽの宿まで走ることに。

こうして走り始めるが・・・熱海に来て驚いたことがまずひとつある。

 

それは・・・坂しかないということであるッ!!!

 

温泉で有名な観光地。山の斜面に作られているためか、道が急な坂しかありません。

 

熱海駅の近くにあるホテルからスタート地点のかんぽの宿までは走行距離2.7km、高低差は約130mあります。

 

スタート地点であるかんぽの宿はなぜか山の上にあるため、スタート地点に行くには山を登らなければいけません。

 

しかも、宿までの約1kmの間はなんと12%もの急勾配が続く激坂になってます。

 

スタート地点へ行くためには激坂を登らなければならないのです。

 

・・・それを知ってスタート前からピークスは始まっている・・・そう感じたのでした(笑)

ピークスハンパないね。

 

激坂を超えてかんぽの宿到着。f:id:ikarugasan:20170426201355j:image所要時間は迷子になったのも含めて20分くらいだった。

 

スタート地点までのルートはこれで確認できた。

ここからは少し先の道へ行ってみることに。

 

そうして先の道へ進むが、どこも急な登り坂か下り坂しかない。

 

熱海っぽいところに来た。f:id:ikarugasan:20170427072242j:imageリゾート地って感じがしていいですね。

 

その後は宿へと戻るが、携帯に一つの電話が・・・。

 

「ピークスのスタッフですが・・・」

 

え??

 

「ゼッケンプレートを間違えて渡してしまったため、正しいゼッケンプレートを取りに来てほしい。」

 

なんじゃそりゃ(;´^_^`)

どうやらサウスとノース、誤って逆のゼッケンプレートを渡していた模様。 f:id:ikarugasan:20170427072837j:image本来ならSのところが、Nになってました。

ちなみに2人とも間違っていました(笑)

 

車で取りに行き、正しいゼッケンプレートを受け取って宿へと戻ります。

 

夕ご飯までの間、受付でもらったコースマップとグーグルマップを照らし合わせてコースをチェック。f:id:ikarugasan:20170427073652j:image

 

チェックしてたら18:00といういい時間になったので外で夕ご飯。

 

熱海駅の近くを歩いて飯屋を探すが意外とどこもしまっている・・・

なんとか見つけてここにします。f:id:ikarugasan:20170427073322j:image

少し高いけど、美味い料理でした。f:id:ikarugasan:20170427073927j:imageただ、質よりも量の方が欲しかったな(><)

 

宿へ戻って明日の準備。

 

部屋の風呂に入って、あとは寝るだけ。

 

寝るだけといっても、簡単なことではない。

楽しみにしていたイベントの前日というのは毎回寝るのに苦労していた。

今回もその例に漏れず、絶対に眠りにつけないだろうなぁ・・・。

 

そう思い、半ば諦めモードで布団に入る。

ちなみに就寝時刻は20:40くらいだったかな。

 

(。-_-。)zzz

 

 

さて、次回はいよいよザ ピークス当日編!

お楽しみに。f:id:ikarugasan:20170427075700j:imagef:id:ikarugasan:20170427075722j:imagef:id:ikarugasan:20170427075813j:image

ikarugaの長ーい1日(神坂峠ライド)

4/15(土)はピークスの1週間前ということで、往復自走神坂峠を走ってきました。f:id:ikarugasan:20170416095715j:image

タイトルの長ーい1日とは、たくさんの事が1日の間にあったという意味で書いています。

今回はそのたくさんの出来事について書き記していきます・・・。

 

今回の同行者はゆけさん。

なんでも往復自走神坂峠に挑戦してみたかったんだとか。

超ハードなライドになることが予想されますが、一緒に頑張って走りきりましょう。

 

この日は天気予報が午後から雨。

ピークスが雨になったとしても大丈夫なように、雨天走行の練習という意味も兼ねてライドを決行しました。

(後にこれが大変な事態になるとは思ってもみなかったが・・・。)

 

さて、朝は5:30に瀬戸しなのへ行く途中にあるファミマで集合。

春日井の高蔵寺のあたりを走っていると、前方にゆけさんらしき赤いサイクリストの姿を捉えた。

分岐で違うところへ曲がっていったが、中水野の交差点で再びゆけさんらしき赤いサイクリストを発見。f:id:ikarugasan:20170416100246j:image南の方へ走っていってしまったが、そっちは集合場所じゃないような・・・??

一応、LINEでコースアウトしたかも?的な連絡を入れて、ファミマに向かいます。

(バイクを見て間違いなくゆけさんだと確信したので連絡を入れました(;´^_^`))

 

そしてファミマに到着。ちょうど同じタイミングで南の方からゆけさんがやってきました。

どうやら引いたコース通りに走っていたらこの道だったみたいです、失礼しました(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170416100708j:image

午後からは雨ですが、午前中は晴れてます。それも、雨が降るとは到底思えないような晴れっぷり。

本当に雨なんて降らないんじゃないのかー?(フラグ)

 

トイレとか済ませたら早速出発。

朝日がとてもきれいです。f:id:ikarugasan:20170417072445j:image

雨沢峠がスタート。心拍80%は以下に抑えて登ります。f:id:ikarugasan:20170417072736j:image

ゆけさんが後ろから撮ってくれます♪f:id:ikarugasan:20170417073041j:image

ゴールです。f:id:ikarugasan:20170417072914j:image

アップダウンをこなして、狛犬も通り過ぎて・・・f:id:ikarugasan:20170417073211j:image

ファミマ(元サークルK)で休憩!f:id:ikarugasan:20170417073147j:image険しい道のりなのでこまめに補給を入れていきます。

補給をしたら出発。

日本大正村も通り過ぎて明智のサークルKでまたもや休憩。f:id:ikarugasan:20170417073515j:image

まだまだ元気なゆけさん。f:id:ikarugasan:20170417215648j:image

再出発し、岩村の地へ来ました。f:id:ikarugasan:20170417215741j:image恵那山は雲にかかって見えない。この時点で神坂峠の絶景は期待できないでしょう(;´^_^`)

 

途中のデイリーでまた補給。次の補給は神坂峠入口のところまで無いのでしっかり食べていきます。

 

食べ終えて補給食もしっかり買ったらまた出発。  

 

ここの交差点は左へ。f:id:ikarugasan:20170417220151j:image

曲がって少し進むといつもの気持ちのいい場所に出ます。f:id:ikarugasan:20170417220251j:image天気が良ければもっと最高なんですけどね(;´∀`)

根ノ上高原ヒルクライム中。f:id:ikarugasan:20170417220506j:imageここも雨沢峠と同じようにマイペースで登ります。

そして特に問題なくクリアー。f:id:ikarugasan:20170417220623j:image

ここから激坂を下ります。f:id:ikarugasan:20170417220744j:image12%という威圧的な看板!

下るとここをまた登ってこなくちゃならないため、ゲンナリします・・・(´-`)

恵那山。雲がかかってます。f:id:ikarugasan:20170417220913j:image一年前に来た時はとても爽やかな天気だったのでキレイな景色が見れたけど、今回はイマイチ(><)

長い下りを走ってR19へ出て、危ない国道を少し走り、県道7号線の角にあるファミマで神坂峠前最後の補給をします。f:id:ikarugasan:20170417221018j:image

ここまではとりあえず雨には降られなかった。

しかし、根ノ上高原を下っている時、遠くの方の空は真っ暗になっていたので、直に雨に降られるだろうなぁ・・・

補給を終えたら、いよいよ神坂峠のスタート地点へと向かいます。f:id:ikarugasan:20170418072403j:image

赤い橋。中央自動車道です。f:id:ikarugasan:20170418072541j:image

その後、少し登って神坂峠スタート地点へと到着!f:id:ikarugasan:20170418072756j:image

今日は登る前にこれを飲んでいきます。f:id:ikarugasan:20170418073121j:imageアミノバイタル パーフェクトエネルギー!!

これを飲むとパワーが継続的に出せるようになるといいます。

神坂峠ではその勾配のキツさから、いつも後半でたれてしまうのですが、これを飲んで効果の程を試してみようと思います。

パーフェクトエネルギーはピークスでも導入するつもりで、今回はその効果を確かめる目的も兼ねております。

さてさて、準備が整ったら早速神坂峠がスタート!f:id:ikarugasan:20170418073656j:image

・・・登り始めたのと同じタイミングで、雨が降り始めてきた(;´Д`)

まあ、元から雨は覚悟していたので雨などお構い無しにライドを続行して峠を登ります(;´^_^`)

本格的に降り出してきて、背中が冷たくなってきたため、この時のために持参してきたレインウェアを着ます。

ゆけさんが前を走る。その後ろで追走です。f:id:ikarugasan:20170418074100j:image

勾配がキツくなってきて、9~10%が永遠と続きます。

ここで、パーフェクトエネルギーの効果が表れているのか、全然へこたれることなくパワーが発揮できます。これは素晴らしい!

 

・・・だがしかし、標高1100m地点で突然大きな残雪が目の前に現れる!f:id:ikarugasan:20170418074815j:image

アイスバーンもあり、このまま進むと危険なため、安全を優先してここで引き返すことにします(>_<)

 

神坂峠は標高1500mの峠。頂上まではあと400mというところでした。

残念ですが、仕方ありません。

サイコンでは1161m地点でした。f:id:ikarugasan:20170418205810j:imageちなみにずっと雨が続いているのでハンドル周りはビシャビシャに濡れています(T_T)

・・・と、気がついたらゆけさんが雪だるまを製作していました!f:id:ikarugasan:20170418210033j:imageこんな寒いのに、しかもシャビシャビの雪でよく作れましたね(笑)

・・・最後は悔しさを表現していたのか、どこかに放り投げていましたけど(;´^_^`)

 

さて、ここからは下山です。

 

既に雨で濡れているため、下る時の風によって一気に冷やされます。これは寒い(+_+)

気がついたら雨もかなり強くなっているし・・・。

 

全身ずぶ濡れになりながらなんとか神坂峠を脱出。

ゆけさんも下山完了したようです。f:id:ikarugasan:20170419072838j:image

近くになんとか雨宿りできる所があったのでそこへ退避し、少しだけ落ち着く。

しかし、ここにいてもしょうがないのでとりあえずR19のところにあるファミマまで戻ることに。(どうせずぶ濡れなんだし・・・)

 

下りはとにかく寒い!!雨で濡れた状態のダウンヒルはとにかくツラかったです(T_T)

 

なんとかファミマに到着。f:id:ikarugasan:20170419073355j:imageとりあえずお昼ご飯を食べて、それから帰る手段を考えることにする。

 

外を見てたら雨の中R19を行くサイクリストがいましたΣ(゚д゚;)f:id:ikarugasan:20170419073615j:image自分らと同じく、そこまで降らないと思ってロングに出かけたサイクリストなのかな・・・。

 

さて、これからどうやって帰るか。

どうせびしょ濡れなんだし、雨の中帰ればいいではないかと安易に考えていたが、外は5mmという本格的な雨が降っている模様。f:id:ikarugasan:20170419073939j:image

さらに、想像以上に濡れた体が冷える。

こんな状態で雨の中帰るなど、無謀としか言いようがない・・・。

 

輪行袋を持ってきていれば、近くに中央線が通っているのでそこから輪行で簡単に帰れるのだが、今日はお互い輪行袋を持ってきていない(+_+)

 

車を呼んで帰る手段も考えるが、2人と2台は乗らないため無理とのこと。

 

これは・・・マジメに帰れないのではなかろうか(;´^_^`)

今となって、ようやくとてもヤバイ状況になっていることに気づくのであった・・・。

 

しかしながら、雨雲レーダーを見てみると幸いにも今から(現在時刻13:20)20分後くらいに晴れ出すようなので、20分待ってから走り出すことに。

 

 

そうして寒さに耐え続けること20分・・・・・・

 

 

雨雲レーダー通り、厚い雲に切れ目が見えてきました!!f:id:ikarugasan:20170419193301j:image

これなら走れるかも!? 

強く降り続いていた雨も少しずつ止んできて、なんとか走れる状態にまで天候が回復。

 

よし……いける!!

 

意を決して外に出て、ライドを再開します。f:id:ikarugasan:20170419193217j:image外は猛烈な寒さでした(T_T)

この寒さ、昨年末に行ったまんま亭ライドを思い出します・・・(寒さは個人的にトラウマです)

 

走っていると、青空も出てきて、本当に天気が回復してきたっ!!f:id:ikarugasan:20170419193952j:image

・・・正直、雨をなめてました。

多少降ったって走れるだろうとたかをくくり、実際にライドに出たらこのザマです。

ちょっとでも本格的な雨に降られたら、体の冷えや寒さで走れなくなる。もちろん雨対策をしっかりしていなかったというのもあるが。

レース(やイベント)は雨でもあるとはいうものの、こんなんじゃ本番でも走れる訳がありません・・・。

 

そして今回の出来事を通して、晴れの時のライドの素晴らしさを改めて実感しました・・・。

いつも晴れの時しか走っていないから、晴れのありがたみが今まで分からなかったみたいです。

 

今度は雨の時でも走れるよう、今回の経験を生かしてしっかりと雨対策をして走ろうと決意したのでした。

 

さてさて、R19を少し走ってR363まで戻り、根ノ上高原の激坂へと向かいます。f:id:ikarugasan:20170420072411j:image

雨は止んでいるし、走っているとかなり暑くなってきたのでレインウェアを脱ぎます。f:id:ikarugasan:20170420072502j:image・・・あらゆるシーンをゆけさんに撮られます(笑)

最後の関門、根ノ上高原の激坂を登坂開始。f:id:ikarugasan:20170420072616j:image

相変わらず勾配がエグいです。

しかし諦めません。とにかく踏み続けます。

 

最後の方はカロリーが切れかけていたのか、少したれながらもなんとかクリアー!f:id:ikarugasan:20170420072916j:image

ゆけさんもすぐに来て激坂をクリア!f:id:ikarugasan:20170420073013j:image12%の看板を指差して、まだまだ(?)元気なようです!

 

そしてダウンヒルが始まるが、これまたかなり冷えるので少し下ったところでレインウェアを再び着ます。

また、カロリーがかなりヤバくなってきたため、この時のために持ってきた秘密兵器「HACHIMITSU」を食します(笑)
f:id:ikarugasan:20170420073609j:imageん~!!甘すぎる!!(笑)

実はこのはちみつ、ピークス対策で用意していたのです。ピンチの時に食べることによって、一時的にカロリーを復活させてライドを継続させるのが目的。

今回はそのテストということで持ってきたのですが・・・さすがに生で口の中に放り込むとドロドロで食べづらいですね(;´^_^`)

しかしはちみつはチョコレートとかと同じ単糖類の食べ物。理論上はすぐにエネルギーに代わり、ピンチの時に役立つはずなのです。

 

そんな訳で、はちみつを口の中に流し込んだら根ノ上高原ダウンヒル再開。

直線坂を気持ちよく下っていきます♪

 

下り終えたら再びアップダウンに差し掛かるが、登りでは全然力が入らない・・・。

カロリーがまだ足りていないようなので、走りながらもはちみつを補給(笑)f:id:ikarugasan:20170420074210j:image

しかしなぜこれほどまでにカロリー切れが起こるのだろうか?

考えられる原因としては、ファミマでお昼ご飯を食べたあと、20分間ずっと寒さで震え続けてせいだろう。

寒いと体温を維持するために、いつも以上にカロリーを消費してしまうのです。

そのせいで、知らない間にカロリーが尽きていたのだと思われる。

 

・・・ホントに力が入らないため、ゆけさんに置いていかれます。f:id:ikarugasan:20170420074956j:imageそして、天気が物凄く回復しております(о´∀`о)

陽も差してきて、今までの天気が嘘のようです。

坂のゴールでゆけさんに撮られる。f:id:ikarugasan:20170420201349j:imageカロリーがナーイ!!

坂を下って、帰りに寄ろうとしていたパン屋さん・kitto!はなんと完売でした(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170420201452j:image

とりあえずコンビニまではすぐなので、そのままアップダウンを進みます。

もちろん坂は激遅(;´^_^`)

はちみつを食べてもカロリーが回復することはありませんでした。単純に摂取量が少なすぎただけかも。(生で大量に摂取するのは少し難易度が高いですね(笑))

 

なんとかコンビニにたどり着いてたっぷりと補給していきます。

同時に、ベッタベタになったシューズ関係を脱いで乾かします(笑)f:id:ikarugasan:20170420201813j:imageずっとベタベタのままは気持ち悪いですからね。

補給はおにぎり3個とバナナ1本、グミ1袋を補給。(あと補給にはちみつをかけて食べました)

これだけ食べればかなりの距離が走れることでしょう!

 

補給を終えたら出発。

 

帰りは若干下り基調のため、少し速度を上げて爆走。

 

日本大正村に着いて、ちょっと休憩。f:id:ikarugasan:20170420202612j:imageなんだかお腹の調子が優れないのでトイレへ駆け込む。

用を足して戻ってくるが、やっぱり調子があまりよろしくない。

ゆけさんからメイタンを貰って頑張ってみる。f:id:ikarugasan:20170421070630j:image(ありがとうございます!)

初めてメイタンを食べましたが、黒糖の凄い味がしました(;´^_^`)

 

休憩を終えて出発。f:id:ikarugasan:20170421070859j:image

ヒルクライムで力を使いすぎたせいで、カロリーがあったとしても足が終わっていて全然登れません。

余裕で置いていかれて、坂のゴールから撮られます(笑)f:id:ikarugasan:20170421071038j:imagef:id:ikarugasan:20170421071129j:imageこれこそが自分の弱点、筋持久力に乏しいという点である・・・。

 

その後もアップダウンを走行。

途中からメイタンの効果が出てきたのか、終わっていた足が復活し、いいペースで山が登れるようになりました!

これなら早くに雨沢峠まで抜けられそうだ!

 

そうしていいペースで走っていると、ハンドリングに謎の違和感を感じ始める・・・。

 

何かがおかしい。気のせいかもしれないが。

緊急停止し、バイクをチェックしてみると・・・・・・

 

スローパンクしていた!!(;`Д´)

 

またしてもパンクです。

フロントタイヤがブヨブヨの状態になっていました。

 

パンクはこの1ヶ月で3回目。

菰野ヒルクライム伊吹山ヒルクライムと続いて今回のパンクです。どんだけパンクするねん・・・。

(しかしゆけさんに聞くとさらに凄い記録を持っていて、自分の1ヶ月に3回なんて可愛く聞こえてきます(笑))

パンク修理。鬱だ・・・。f:id:ikarugasan:20170421071342j:image

しかも、先ほどのメイタン効果も切れてきて、一気に血糖値が下がることによって体に力が入らなくなる・・・。

とりあえず持っていたミニつぶあんぱんを食べながら携帯ポンプで空気を入れます。

 

・・・と、ここで救世主が現れる・・・!

 

 

???「ポンプ貸しましょうか?」

 

 

えっ??誰っ??( ¯ _ ¯ )?

 

 突如そこに現れたのは車に乗ったイケメンの兄ちゃんでした。f:id:ikarugasan:20170421072742j:image

その兄ちゃんは、車にMTBを積んでいて、見ず知らずの自分にフロアポンプを貸してくださったのです!Σ(゚д゚;)f:id:ikarugasan:20170421122904j:image

なんて優しい方なんでしょう!

おかげさまで一瞬で空気を入れることが出来ました。ありがとうございましたm(_ _)m

 

パンク修理を終えたら、ポンプを車に積んで颯爽と帰っていきました。

 

なんて心温まる出来事なんでしょう・・・!

こういうことをされると、自分も困っている人を見かけたら声をかけて助けてあげなくちゃと思います。

 

そうしてライドを再開します。

 

雨沢峠のダウンヒルに差し掛かるが既に真っ暗闇で先が見えない。

しかし、次にどんなにカーブが出てくるか完璧に覚えているため、暗闇でも全く怖くありません。

怖くないと感じている時点で危険なのかもしれませんが、確実に曲がることのできる安全な速度で峠を下っていきます。

 

ダウンヒルを終えて瀬戸しなので一旦休憩。f:id:ikarugasan:20170421214434j:image

やっぱり瀬戸しなのの向かいにあるデイリーへ。f:id:ikarugasan:20170421214621j:image(^-^)b

現在時刻は19:45。すっかり遅くなってしまいました。

 

デイリーを出発して帰路につき、途中で夕食を食べましょう、ということでなか卯へ。f:id:ikarugasan:20170421214717j:image往復自走ビワイチで300km走った後、ここでリンさんと食べたのをよく覚えています。

 
さっきのデイリーで食べすぎたため、少量の飯で済まします(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170421214857j:image

ここは24時間営業しているようなので、今後も超ロングを走った時などに活用しようと思います♪

 

そして無事帰宅。

 

めでたしめでたし!

 

【この日の記録】

走行距離・・・199.23
走行時間・・・9:00:45
平均速度・・・22.11
最高速度・・・69.76
平均ケイデンス・・・78
最大ケイデンス・・・134
平均パワー・・・115
最大パワー・・・305
平均心拍・・・149
最大心拍・・・182
累積標高・・・3753
最高標高・・・1162
最大勾配・・・12

 

【いよいよザ ピークス!】

明日から二泊三日 静岡 熱海の旅が始まります!

制限時間11時間、走行距離160km、累積標高4800mの難コースをikarugaは無事クリアすることができるのだろうか!?

次回もお楽しみに!

一瞬で終わった伊吹山ヒルクライム2017

4月9日(日)は伊吹山ヒルクライムへ行ってきました!f:id:ikarugasan:20170409230902j:image

菰野ヒルクライムに続いて今季2戦目のヒルクライムレースになります。

 

朝は4:30に起床。

去年と同じように5:40過ぎに家を出た。

会場には6:30頃到着。f:id:ikarugasan:20170409185635j:image

若干晴れ間も見える。これは天気回復するかな??

 

駐車場に着いたらまずは受付を済ませます。f:id:ikarugasan:20170409185717j:image

ゼッケンと計測チップを受け取り、ジャージとフォークに取り付けます。

 

計測チップがちゃんと反応するかどうかテストする装置が去年は置いてあったのですが、今年は廃止されたようです。なぜ??

(スタッフの方に聞いたら今年はありませんと言われました・・・。)

 

スタート時刻は去年と全く同じ9:35。

9:30にエキスパートクラスがスタートし、その5分後に自分のいるカテゴリがスタートです。

 

移動開始場所への集合時刻は8:45なので、それまでの間はローラーでアップとか補給とかして準備をします。

 

ローラーでアップ中。f:id:ikarugasan:20170409190623j:image

アップをしていると、なんだか天気が悪くなってきて、雨が降ったり止んだり・・・。

雨だけは勘弁してほしいなぁ・・・。

 

ローラーを終えて事前に買っておいたオニギリでカロリーをチャージ。

 

そうして8:30過ぎくらいに移動開始場所へと向かいます。

 

移動開始場所到着。雨降ってて寒いし、スゴイ人混み・・・f:id:ikarugasan:20170409191716j:image

男子Aとフェミニンのクラスしか移動開始してはいけないというアナウンスが流れるので、男子Aのカテゴリの自分は人混みをかき分けてさっさと移動開始します。

 

スタート地点である伊吹山ドライブウェイ料金所までの間は公道を走る。

公道を走る・・・のだが、走行は歩道。砂利も多く、パンクが怖い。雨だからなおさらである。

 

料金所の手前まで着くと、頂上行きのトラックが待機しています。f:id:ikarugasan:20170409192055j:image

頂上に送る荷物をトラックに積んだら、いよいよレースのスタート地点である料金所へ。

 

料金所には仮設トイレが設置してあり、レース前最後の軽量化ができるのでありがたい。

 

ここの桜、シーズンの始まりを告げるようで結構好き。f:id:ikarugasan:20170409202830j:image

 

9:30になり、エキスパートクラスがスタート。

いよいよ、自分の番が近づいてきます。

 

ゲートのところまで移動し、いよいよスタート1分前。f:id:ikarugasan:20170409203244j:image

何を血迷ったのか、先頭に並んでしまった。f:id:ikarugasan:20170409203340j:image

最初はどうせバシバシ抜かされるため、レースが始まったら左端に逃げてマイペースで登っていこう・・・と、作戦を立てる。

 

 

スタート10秒前・・・・・・・・・

 

 

いよいよ・・・始まる!!

 

 

伊吹山ドライブウェイヒルクライム、スタート!!

 

計測はスタートした所からほんの数十メートル進んだところから始まります。

 

計測開始ラインを通過するのと同時にサイコンのログを起動。

さあ、いよいよ自分との戦いが始まった!

 

手信号で合図を出し、作戦通り左端に逃げる。

そして、得意のマイペース走開始。

 

スタートしていきなり出てくる8~9%坂を落ち着いた速度で登る。

周りの人たちは相変わらずとんでもないペースで登っていきます。

 

と、ここでふとフロントタイヤから異音がしていることに気づく。

 

車輪の回転と同調して周期的に異音がするから、落ち葉か何かがタイヤにこびり付いたのかな?と最初は思っていた。

 

気になるから早く剥がれないかなー・・・と思っていたが、その音は次第に大きくなっていき、プシューという悪魔のささやきと共にフロントタイヤがガタン、ガタンと軽快なリズムを刻み始める。

 

これは・・・・・・もしかして・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

パンクした!!f:id:ikarugasan:20170409214855j:image

パンク修理セットは頂上行きの荷物の中に入れてしまい、頂上まで行かなければパンクを直すことはできない。

ということはつまり・・・リタイアせざるを得ない状況になってしまった。

 

・・・こうして、伊吹山ドライブウェイヒルクライム終了!!

 

は、早すぎる!!!!

まだスタートしてから800mしか走っていない。

全行程は10.7kmあるから、全体の1割も走ることなくレースが終わってしまった。

なんという悲劇。ついてなさすぎですね(笑)

 

・・・ちなみに記事のタイトルにある「一瞬で終わった」とは、この事を示していました(;´^_^`)

 

とりあえず、 反対車線に逃げて先ほどのスタート地点を目指して歩き始めます。

 

少し行くと、道路脇にスタッフが2名立っていたため、パンク!と伝え、そばに駆け寄ります。

パンクを修理すれば、また最初から計測し直せるけどどうする?的な事を聞かれたが、修理セットが頂上にあるんじゃどうしようもないためリタイアする旨を伝える。

 

しばらくしたら回収車が来るらしく、それに乗って頂上まで行ってねと案内され、回収車を待つことに。

 

待っている間、スタッフの方とパンクの話やロードレーサーの話について盛り上がる。

そして、登ってくる選手を一緒に応援します。f:id:ikarugasan:20170409215547j:imageスタッフの方たちとのやり取りは、パンクの事を忘れさせてくれる楽しいひとときでした。(笑)

 

しばらくすると、上から女性の選手の方が歩いて降りてくる。

どうやらこの方もパンクの様子。仲間(?)ができました(;´^_^`)

 

回収車が来て、2人のバイクを乗せ、自分らも乗車して頂上へと向かいます。

 

回収車に乗るなんて初めて。なんて貴重な経験なんだろう(笑)

 

登っていると、自分ら以外にもパンクでリタイアとなった方が次々と現れ、回収車に乗せていきます。

 

回収車の車内はどんよりした空気というよりかは、回収車に乗るという貴重な経験やパンクでリタイアしたという共通の話題があるため、比較的にぎやかな雰囲気でした(笑)

 

車内から選手たちを応援。f:id:ikarugasan:20170409220044j:imageいつもと違う景色でのレース観戦もなかなか楽しいものでした(笑)

 

最終的に自分を含め6人の選手とバイクを乗せ、頂上に到着。時刻は10:47。f:id:ikarugasan:20170409220808j:imageこの車に乗ってきました。

 

下山はもうすぐ始まるらしく、上の写真の左上にも下山待ちの列ができているのが分かります。

 

自分の荷物を受け取り、すぐさまパンク修理に取り掛かる。

 

コイツだ。f:id:ikarugasan:20170409222954j:image

チューブの場所をタイヤと照らし合わせ、どこで貫通したのかを探す。

そして発見。
f:id:ikarugasan:20170409223017j:imagef:id:ikarugasan:20170409223027j:image原因は既に取り除かれていて分からなかったが、おそらく鋭利な小石を踏んだのだと思われる。

間違っても2週間前の菰野の時のようなパンクではない。(笑)

 

再発防止のために応急処置としてテープを重ね貼りしておく。f:id:ikarugasan:20170409223328j:image効果はあまり期待できないがないよりかはマシだろう。たぶん。

 

チューブを交換したら携帯ポンプでひたすら空気を入れ続ける。f:id:ikarugasan:20170409223525j:image

そして修理完了。一応直った。これで下山ができる。

 

それにしてもすごい濃霧。f:id:ikarugasan:20170409223653j:image先が見えないということは、かなり危険な下山になりそうだ。

 

11:50頃、下山が再開され、波に乗って下山開始。

 

下る途中でチャリダーのおおやようこさんにお会いした。

乗鞍センチュリーライドの時の・・・と言ったら思い出してくださいました。(正直嬉しかったです(笑))

ジャージ修理の件ではお世話になりました、そしてこれからも頑張って下さい、と伝えて先に下ります。

 

ダウンヒルを終え、計測チップを返却して最低限の記念写真だけ撮ったら、これにて帰ります。f:id:ikarugasan:20170409223820j:image

リザルト?ナニソレオイシイノ?って状態なので、人だかりのできているリザルトコーナーは完全スルー。

 

車に戻って着替えを済ませ、やるせない気持ちのまま帰路につき、無事帰宅したのでした・・・・・・。

 

伊吹山ヒルクライム 記録】

走行距離・・・0.85km(850mしか走ってない…)
走行時間・・・0:04:24(4分でレースが終わった…)
平均速度・・・11.70km/h
最高速度・・・27.89km/h
平均ケイデンス・・・91
最大ケイデンス・・・107
平均パワー・・・208
最大パワー・・・335
平均心拍・・・152
最大心拍・・・170
累積標高・・・36
最高標高・・・137
最大勾配・・・8

 

 

と、ブルーな感じで記事を書き終えてしまいましたが、いつまでもクヨクヨなどしていられません!

2週間後には、デスライド、ザ ピークスが控えているのです。

 

気持ちを切り替え、このやるせない気持ちはピークスで爆発させて鬱憤を晴らしてやりましょう!

 

という訳で、来週4/15(土)は往復自走神坂峠(200km・4000mアップ)へ行ってきます(^-^)/

 

おしまい!

2017年 初二ノ瀬ライド!

4月2日(日)は今年初となる二ノ瀬峠へ行ってきました!f:id:ikarugasan:20170402182139j:image

伊吹山ヒルクライムの1週間前だからか、二ノ瀬峠はいつも以上に自転車乗りで賑わっておりました(;´^_^`)

 

今回のメンバーはかんぢさんとメイシーノさん。もともとは、読者の方やほかの方も参加する予定でしたが、都合が合わず断念・・・。

結局いつもの顔ぶれでのライドとなりました(笑)

 

7:30に庄内緑地の堤防でかんぢさんと合流。

メイシーノさんとは東海大橋のミニストップで8:30~9:00に合流予定です。

 

7:00頃家を出て7:40くらいに庄内緑地に到着。10分遅刻、すみません!f:id:ikarugasan:20170403071117j:imageいつものように撮ってくれました(^-^)/

 

さぁ出発です。

 

いつも二ノ瀬へ行く時の道を通ります。

毎回同じ道を通っているので、ナビがなくてもどこで曲がるかなど完璧に把握しております(笑)

 

稲沢のあたりまでくると、あとは二ノ瀬スタート地点まで一本道のため、かんぢさんとローテーション。f:id:ikarugasan:20170403071834j:image

 

そしてちょうど9:00頃、東海大橋のミニストップに到着。

メイシーノさんは30分前に着いていた模様・・・(;´^_^`)

 

もともとはメイシーノさんはリトルワールドのレースへ出たあとこちらへ来る予定だったそうですが、そうすると帰るのが遅くなってしまうため、レースは出ずにこちらのライドを優先して来ていただいたようです。

気をつかってもらって嬉しいです!

 

30分くらい補給してそろそろ出発!f:id:ikarugasan:20170403072120j:image・・・また顔半分切れてます(;´^_^`)

 

東海大橋渡り中~。f:id:ikarugasan:20170403072855j:image

伊吹山f:id:ikarugasan:20170403073011j:image

お次は揖斐川の橋。f:id:ikarugasan:20170403073230j:image調べたらここ、福岡大橋というらしい。

 

そうして二ノ瀬スタート地点到着!f:id:ikarugasan:20170403073518j:image伊吹山ヒルクライムの1週間前だからか、すごい数の自転車乗りです。

 

レース形式で出走して競おうとメイシーノさんがいうが、ヒルクライムレースに向けて個人TT形式で走りたいと伝え、拒否します・・・スミマセン!m(_ _)m

 

というわけでメイシーノさん、かんぢさん、自分の順で出走します。

 

メイシーノさんがスタートし、かんぢさんも数分後にスタート。f:id:ikarugasan:20170403073851j:image

自分も2~3分経ったらスタート!

 

先日の菰野ヒルクライムのおかげで一気に調子が良くなり、ベストタイム更新への期待がかかります。

 

序盤はとばさないようかなり抑えて走行。

中盤あたりからジワジワと出力を上げていく。

呼吸も整っているため、比較的楽なペースでした。

 

ラストのカーブに差し掛かろうとしたところで、メイシーノさんが下ってくるのを発見する。

おそらくは写真を撮りに来たのだろうな・・・(笑)

 

しかし峠の最終局面では最大出力で登っているため、そうそう追いつかれることはありませんよ・・・!(^o^)

 

カーブを終えて勾配が緩むところでギヤを何枚か上げ、スプリント開始!!

 

ゴール地点ではかんぢさんがカメラを構えて撮ってくれていました♪f:id:ikarugasan:20170403195429j:imagef:id:ikarugasan:20170403195452j:image

そしてゴール!

 

タイムは・・・22:34!

ストラバだと実際の計測より20秒ほど早くなるため、実質22:14といったところか。

ベストタイムからは1分ほど遅れた今回の結果ですが、今回は正直なところ、まだ余裕がありました。

思うに、ペースアップをかけるのが遅すぎたような感じでした。

 

ペース配分、やはり難しいですね。

力を出し過ぎてオーバーペースになったり、うまく力を引き出せなくて余らせたり・・・

ですが力を余らせてこのタイムということは、うまくハマればベストタイムを更新できる可能性があるともとれます。

ヒルクライムシーズンが始まった今、一気に調子を上げていきたいところですね~。

 

さて、ゴールしてしばらくするとメイシーノさんが再び(?)ゴール。f:id:ikarugasan:20170403195749j:image

・・・しかし何やら様子がおかしい。

 

え?足つった?

 

まさかなぁ。演技でしょう?

 

最初はそう思っていたが、本当に痛そうだったので、すぐに助けにいきます(;´^_^`) (最初は信じられなくてスミマセン…)f:id:ikarugasan:20170404070905j:imageメイシーノさんって足つるんですねー・・・。知りませんでした。

メイシーノさんも一応普通の人間だということがこれで証明されましたね!(笑)

 

ということで3人がゴールし、一旦休憩。f:id:ikarugasan:20170404071203j:imageゴール地点もすごい人です。ここまで賑わっている二ノ瀬は今までに見たことがありません。

・・・至るところから「伊吹山」というキーワードが聞こえてくるのは気のせい??(笑)

 

休憩を終えて、最後に記念写真を撮ろうとしたところで、アンカーに乗った見覚えのあるサイクリストを目にする・・・。

 

人違いだったら恥ずかしいな、と思いながらおそるおそる声をかけてみると・・・!!

 

やはり!!以前カミハギのサタデーライドで一緒だった方でした!(^o^)

向こうの方も自分のことを覚えててくれていたようです!

なんという偶然!すごく嬉しいです♪ 

 

ちょうど良いタイミングだったため、シャッターをお願いします!

 

そうして取れた記念の1枚がこちら♪f:id:ikarugasan:20170404072012j:imageバッチリ決まってますね!

さらにもう1枚!f:id:ikarugasan:20170404072101j:imageセンスありますねぇ~(^-^)b

 

またどこかで会いましょう~とお礼を言い、二ノ瀬を三重県側へと下ります。f:id:ikarugasan:20170404072339j:image

だいぶ下の方まで下ると、絶景が目の前に広がります♪f:id:ikarugasan:20170404072501j:image素晴らしいですね!いつかのAACRを思い出します。

 

気持ちの良いダウンヒルを終え、自販機休憩。

 

飛び出し坊や・・・ならぬ、飛び出しガール(?)がいたのでメイシーノさんがそのポーズを真似します(笑)f:id:ikarugasan:20170404072709j:image

これは負けていられない、自分もチャレンジ!!f:id:ikarugasan:20170404072902j:image(飛び出しポーズというよりかはマリオジャンプの形になってしまった(;´^_^`)

陸上をやっていたクセが染み付いているようだ・・・。)

 

・・・お遊びはこの辺にして、そろそろ出発します。(笑)

 

大変気持ち良い景色の中を駆け抜けます♪f:id:ikarugasan:20170404202944j:imagef:id:ikarugasan:20170404203246j:image天気は良いし気温もそこまで寒くないのでサイコーです!

AACRがアルプスあづみのセンチュリーライドなら、こちらはMICRかな!?(三重県いなべ市センチュリーライド(笑))

 

走っていると、予定していた次なる絶景ポイントに到着!f:id:ikarugasan:20170404203227j:imageここは川原農村公園という場所らしいです。

ポーズありがとうございます!f:id:ikarugasan:20170404203536j:image

自分はいつものをします!f:id:ikarugasan:20170404203736j:image

景色を堪能したらそろそろ出発。

 

アップダウンでアタック合戦が始まります・・・が、最後の方はまるでついていけない。

 

国道365に出ます。

 

トラックが前を走り、下りなのでちょうど同じような速度帯になる。

そのせいで、半分カーぺーサー(トラックぺーサー)のような状態になっておりました・・・。

 

超高速で爆走し、予定していたお昼ご飯の場所、ひまわり畑に到着!f:id:ikarugasan:20170404203911j:image信じられない負荷で走り続けて足がかなりヤバイです(;´^_^`)

しっかり食べて回復しなければ・・・。

 

このお店、前に来た時は定食だった気がしますが、食べ放題に変わっていました。 f:id:ikarugasan:20170405071534j:image好きなだけいただきます!

中でもうどんが美味しかったなぁ・・・。(メイシーノさんは6玉くらい食べていたような・・・(笑))

 

補給を終えて再出発。 f:id:ikarugasan:20170405072153j:image

さっきの食事中、この先に多良峡という名所があるという話をしたため、せっかくなのでそこへ寄ることに。

 

林道のような道に入ると、謎のダンシング合戦が始まります。

自分らは先に腰を下ろすが、かんぢさんは絶好調なのか、後ろを振り返ることなくどんどん進んでいってしまいます・・・。f:id:ikarugasan:20170405072347j:imageこうなってしまうと、もう誰にも止められません。たぶん。

多良峡も通り過ぎてしまったため、一応写真だけ撮ってから追いかけます(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170405072928j:image下に見える橋のところがそうです。

 

少し先へ進むと、かんぢさんが待っておりました。f:id:ikarugasan:20170405073041j:image待っていた時のポーズがすごくカッコよかったのですぐさまカメラに収めました(笑)

夏とかにこういう所に来ると、きっと気持ちいいんだろうなぁ~。f:id:ikarugasan:20170405120648j:image

こうして再び走り始めます。

次の補給地点であるみつばちの郷までは約10kmほど。

10kmなんてすぐに到着するし、何より食べたばっかでお腹があまり減っていなかったので、ちょっと運動をして消化しなければ・・・!

・・・というような話になり、ここからかなりの高強度で走ることに(;´^_^`)f:id:ikarugasan:20170405120940j:image

しかもかなりの追い風が吹いているため、軽く50km/hオーバーでの巡航が始まります(笑)

・・・といっても強度が高すぎてほとんどただのちぎりあいになっていましたが。(;´^_^`)

 

自分は早々にたれて2人に置いていかれます(笑)f:id:ikarugasan:20170405121440j:imageマジで早すぎるゼ・・・orz

 

そんなこんなで、みつばちの郷へ到着!f:id:ikarugasan:20170405121543j:image

ここでははちみつが練り込んであるソフトクリームが食べられます。f:id:ikarugasan:20170405121622j:image

ただでさえ練り込んであるのに、そこへさらにはちみつをかけて味を楽しむこともできます♪f:id:ikarugasan:20170405121719j:image

ちなみにかけ放題なのでいろんな味のはちみつを堪能することができます(笑)f:id:ikarugasan:20170405121734j:image

はちみつは大好物なので、大満足でした!(^o^)/

 

ここからは帰路につきます。f:id:ikarugasan:20170405190329j:image

年明けの時には激混みだったおちょぼさんも通り過ぎ・・・f:id:ikarugasan:20170405190350j:image

愛知に入って木曽川堤防についたところでメイシーノさんと別れます。

ありがとうございました~(^-^)/

 

かんぢさんと自分は来た道を戻る形で帰路につきます。

 

足がやばかったですが、追い風なのが唯一の救いでした(;´^_^`)

 

庄内川堤防を少し走り、松河戸の交差点でかんぢさんとも解散

ありがとうございました!

 

自分は庄内川堤防を軽く流して帰ります。f:id:ikarugasan:20170405190622j:image

そうして無事帰宅です。

 

めでたしめでたし。

 

 【今回の記録】

走行距離・・・133.93
走行時間・・・5:00:48
平均速度・・・26.72
最高速度・・・62.46
平均ケイデンス・・・85
最大ケイデンス・・・127
平均パワー・・・126
最大パワー・・・760
平均心拍・・・155
最大心拍・・・194
累積標高・・・901
最高標高・・・422
最大勾配・・・9

 

【二ノ瀬峠の記録】
走行距離・・・6.28
走行時間・・・22:34
平均速度・・・16.71
最高速度・・・37.60
平均ケイデンス・・・90
最大ケイデンス・・・121
平均パワー・・・208
最大パワー・・・415
平均心拍・・・183
最大心拍・・・194
累積標高・・・202
最高標高・・・415
最大勾配・・・9

 

4/9(日)は伊吹山ドライブウェイヒルクライム

しかしながら、残雪による短縮コース決定と雨予報というダブルパンチがかなり痛いところです。

 

とりあえずは出場すると思いますが、もしかしたらDNSするかも・・・(;´^_^`)

 

というわけで、来週もお楽しみに。

 

ちなみに伊吹山の次の週の休みは往復自走神坂峠で200kmと4000mアップを走る予定。

その次の週はザ ピークス決戦の日になります。(ピークスは160kmで4800mアップ)

その次の週の土日は仕事なので休みは無し。

その次の週の休みはGWになりますが、GWのどこかでピークスをも超える超絶デスライドを計画中。(笑)

コースプロフィールを聞くと、きっとピークスが可愛く見えてきます。

 

そんな訳で、次回もお楽しみに。